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『現代漫画7 小島功集』

◎鶴見俊輔・佐藤忠男・北杜夫編集『現代漫画7 小島功集』筑摩書房(69)
 表紙に「2コマテレビ」「秀作一枚漫画集」なんてのも収録されていると書かれています。
 そんなのを目にしたら買ってしまいます。それでなくとも小島功は好きですし。
小島功集.jpg
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映画『死霊のはらわた』


 そんなこんなで、今夜、オリジナル版『死霊のはらわた』を観ようと思っています。いやもう、この映画、本当に大好き!(→この記事参照)
 ダンボールから取り出してきたDVDを眺めていて、ん? このDVD、吹き替えがないのか、と思いました。昔は何がなんでも字幕だったのですが、いまは軟弱になり果てました。字幕しかないものは字幕で観ますけれど、吹き替えがあるなら、絶対に吹き替え!!!
 調べてみますと、吹き替えの収録されているDVDもあります。
 借りてきて、それを観よう!
 と即決。ひょいと出かけ、借りてきました。
 今夜、観ます。
 ちなみに、うちには『死霊のはらわた』3部作のDVDがありますが、吹き替えが収録されているのは『死霊のはらわたⅢ』だけです。
死霊のはらわた.jpg 死霊のはらわた2.jpg 死霊のはらわたⅢ.jpg
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『エイトマン』

◎末松正博/原案:平井和正・桑田二郎『エイトマン』発売:徳間書店/発行:コミックギャラリー・MANGA BOYS COMICS SPECIAL(95)
 存在を知ったのは先日です。
 え? こんな本があるの? 読みたーい!
 ちょくちょく書いていますように、私は『エイトマン』が大好き。知ってしまったら、我慢できません。ネット古書店に注文してしまいました。
 もうすぐ『曹操孟徳正伝』を読み終わるので、そのあとに読みます。
エイトマン.jpg
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映画『キラーソファ』


 昨夜は『死霊のはらわた』(オリジナル版)を観ようと思っていて(→この記事のコメント欄参照)、ダンボールからDVDを発掘済みなのですが、予定変更、『キラーソファ』を観ることにしました。2019年のニュージーランド映画です。ふと気づけば、一昨日観た『ブレインデッド』もニュージーランド映画でした。2日続けてニュージーランド映画を観るなんて珍しいと思います。
 いやあ、ホラー映画ではいろんな無生物が人に襲いかかってきますね。トマト、コンドーム、クルマ、人形、家、ケーキ(ムサカ)、雪だるま、ドーナツ……。で、今回はソファですか。なんでもありですな(笑)。
 映画に限らず、無生物が人を襲う話はたくさんあって、私もいくつか書いています。コタツとかカツラとか……。ほかにもあると思いますが、にわかには思い出せません。
 それはともかく。
 何を隠そう、私はこの手の話が大好物。『キラーソファ』なんて、タイトルを見ただけでテンションが上がります。ただ、この手の話は当たり外れが大きく……今回は……ちょっと期待外れだったかな。残念。

 昨夜、というようなことを書こうと思っていたのですが、猛烈な睡魔に襲われ、撃沈してしまいました。そういう日もあります。
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映画『ブレインデッド』

 昨日、久しぶりにスプラッタ映画を観て(→この記事)、ふと、そういえばまだ『ブレインデッド』を観てないや、と思いました。1992年のニュージーランド映画。
 そのアメリカ編集版『デッド・アライブ』を観ていたので、それで満足してしまったのか、せっかくソフトを入手したのに先送り。結局、これまで観ないで過ごしてきてしまったのです。
 やはりこれはオリジナルを観ておかないといけないでしょう。
 ということで、VHS『ブレインデッド』と、ついでにDVD『デッド・アライブ ブレインデッド 米国編集版』を取り出してきました。え~と。オリジナルは104分、アメリカ編集版は96分ですか。なるほど。
 今日はもう遅いので、明日にでも観ます。
ブレインデッド.jpg デッドアライブ.jpg

【追記】2月25日
 リバーシブル・ジャケットということに気がつきました。
 どちらもいい感じですが、私は左のほうが好きです。
ジャケット(表).png ジャケット(裏).png
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映画『海底47m 古代マヤの死の迷宮』


 映画『海底47m 古代マヤの死の迷宮』を観ました。2019年のイギリス・アメリカ合作映画です。
『海底47m』は面白かったですねえ。『海底47m 古代マヤの死の迷宮』なんてタイトルの映画があり、監督が同じとなれば、観るしかありません。
 前作の続き? とも思いましたが、設定も登場人物も共通点はなし。どちらも海底でサメに襲われる話ではありますが。
 前作は檻のなかで身動きが取れない状態でした。それに対して、今作は海底古代遺跡のなか。迷路のような遺跡ですから、ある程度は制限されるものの自由に動き回ることができます。ようやく海上に出て、船を発見。助かったと思ったら……。
 前作のような目新しさこそありませんけれど、盛り上げ方やサメの見せ方がうまく、充分に楽しめました。このシリーズ(?)、要チェックです。
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映画『ヤミー』


 映画『ヤミー』を観ました。2019年のベルギー作品。
 ゾンビ映画です。昔からゾンビ映画は大好きで、それこそ浴びるように観ていました。さすがに食傷し、ここのところご無沙汰していますが、この『ヤミー』、かなり変なゾンビ映画という噂を聞きまして、となれば観なくてはなりません。
 美容整形外科病院を舞台に、グロとシモネタ、そしてギャグが融合したシュールな世界が展開されます。登場人物ほとんどすべての思考パターンが、変! 要するに、頭おかしい。何が起きるのか、まったく先が読めません。その挙げ句、まさかこんな救われない結末を迎えるとは……。
 いやあ、とんでもない映画でした。スプラッタ映画の楽しさが横溢。結末はちょっと勘弁してほしいですが、それまでは楽しかったです。
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賞味期限

 あ、賞味期限間近だ。――と気がつきました。>アマビエ飴
アマビエ飴.jpg
 昨年6月8日の記事に――
>賞味期限は来年2月なので、時間はたっぷりあります。賞味期限が来るまでにコロナが終息しているといいな。
 と書きましたが、まだまだ先は見えません。いまは緊急事態宣言のお陰で収束傾向にありますけれど、解除されたら、また……。
 まあ私は、緊急事態宣言が続こうが解除されようが、いまの生活パターンは変えないつもりです。感染させられるのも感染させるのも真っ平ですから。
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映画『タイガーハンター 水滸外伝』

 中国の三大奇書といえば『三国志』『水滸伝』『西遊記』。ここのところ『三国志』一辺倒ですが、『水滸伝』も『西遊記』も大好きです。
 ということで、今夜は久しぶりに『水滸伝』映画を観ました。

『タイガーハンター 水滸外伝』――2020年の中国映画です。
 かの有名な武松の虎退治エピソードを大幅に、大幅すぎるくらい大幅にアレンジしたアクション時代劇。
 武松は酔拳の使い手で、なんと加速装置を備えています。――なわけはないのですが、そう見えます(笑)。とにかく、異様に強い(酒にも格闘にも)。
 冒頭、三娘の酒場というから、お、扈三娘(←大好き)が出てくるのかと思いきや、ぜんぜん違う人だし、虎退治も中途半端(殺さず、因果を含めて放免する)だし、終盤には虎(武松に命を助けられた)VS虎(悪の手先)の戦いが始まるし……。で、最後には虎を従えて去っていきます。いやはや、ここまでくると、もはや虎退治云々は添え物ですね。
 虎のCG感がすさまじく、そこは残念でしたが、まあ、この映画のなかでは些細なことです。武松と虎の大暴れ、堪能しました。もっとも、『水滸伝』映画を観た気分にはなりませんでしたが。
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TVドラマ『日本怪談劇場』

 DVD『日本怪談劇場 怪談 耳なし芳一』をゲット。『日本怪談劇場』全11巻が揃いました。
『日本怪談劇場』は1970年に放送されたTVドラマです。全13回。
 全13回なのになぜ全11巻かというと、「怪談 牡丹灯籠」と「四谷怪談」は前後編で、ほかはDVD1枚に1話ですが、例外的に2話が収められているからです。
 元はといえば、かなり前――どこかでどれかを見かけて、なんとなく購入。観てみたらなかなか面白く、では揃えてしまおうかなと思った次第。意外に時間がかかりましたが、揃えられてよかったです。 
 このDVD、半分以上は観たと思いますけれど、何を観て何を観ていないのか定かではありません。
 気が向いたら、適当に観ていこうと思っています。
日本怪談劇場.jpg
 同系統のTVドラマ『怪奇十三夜』(1971年放送)はだいぶ前に揃えました。こちらも、何を観て何を観ていないのか……。私の記憶力、腐りきっています。悲しくなるほど。
怪奇十三夜.jpg
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『いちばんここに似合う人』ほか

◎高橋成悟『掌編笑説 ブラックユーモアの世界』文芸社(17)
 ショートショート28編収録。
◎桃戸ハル編著『5分後に思わず涙。 青い星の小さな出来事』学研プラス(17)
 30編収録。児童書の、こういった本は見かけて気が向くと買います。『5分後に思わず涙。』シリーズ全2冊(なのかな?)、揃いました。右の書影は桃戸ハル編著『5分後に思わず涙。 世界が赤らむ、その瞬間に』学研プラス(17)です。こちらも30編収録。
ブラックユーモアの世界.jpg 5分後に思わず涙。青い星の小さな出来事.jpg 5分後に思わず涙。世界が赤らむ、その瞬間に.jpg
◎ミランダ・ジュライ『いちばんここに似合う人』新潮クレスト・ブックス(10)
 なんとなく気になって手に取り、カバー袖を見たら――
>水が一滴もない土地で、老人たちに洗面器一つで水泳を教えようとする娘(「水泳チーム」)。英国のウィリアム王子をめぐる妄想で頭がはちきれそうな中年女(「マジェスティ」)。会ったこともない友人の妹に、本気で恋焦がれる老人(「妹」)―。孤独な魂たちが束の間放つ生の火花を、切なく鮮やかに写し取る、16の物語。カンヌ映画祭で新人賞を受賞した女性監督による、初めての小説集。フランク・オコナー国際短篇賞受賞作。
 わ。面白そう。しかも、短い作品(10ページ以内)もちらほら。買うしかありません。
◎山崎圭司+岡本敦史+別冊映画秘宝編集部・編『怖い、映画』洋泉社MOOK・別冊映画秘宝(18)
 こんなの大好きです。
いちばんここに似合う人.jpg 怖い、映画.jpg
 いやそれにしても今日は暖かかったです。明日はもっと暖かいとか。
 このまま春になってほしいけれど、また寒くなるんでしょうね。
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眉村卓の文庫本

 以前、星新一の文庫本を1箇所に集めました(→この記事)。
 今回、眉村卓の文庫本をば。
 角川文庫に関しては、全冊を収集し終わった際、ずらりと書棚に並べて撮影しました(→この記事)。今回は、それ以外の文庫です。
眉村卓・文庫(角川文庫以外).jpg
 星新一については、ショートショートの研究&収集を始めた際、すべての著作を集めようと決心し、それはおおむね達成しました。持っていないのは限定版『花とひみつ』、それと大活字本だけだと思います。文庫本は完集。当然、数が多いです。
 対して眉村卓は、もちろん大好きな作家ですから昔から買っていますが、網羅的・系統的ではなく、気が向いたものを適当に……という感じです(もちろん、ショートショート集以外)。にもかかわらず、角川文庫だけで50冊(+異装本、改題本など)、それ以外の文庫が70冊あまり。この数は、なかなかのものではないかと思います。例によって、同じタイトルもたくさん(苦笑)。文庫のみならず単行本や新書も持っている本もあるわけですから、われながら呆れます。
 おっと。下段右端の1冊は眉村卓「著」ではありません。
◎脚本:半澤律子/ノベライズ:百瀬しのぶ『僕と妻の1778の物語』角川文庫(10)
 映画『僕と妻の1778の物語』のノベライズです。角川文庫全冊を撮影した写真(→上記リンク先)にはいっていないので、ここに並べてみました(→表紙はこの記事に)。
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映画『影狩り』

 というわけで、さっそく『影狩り』を観ました。1972年の東宝映画です。
 石原裕次郎が十兵衛役ということで、ちょっとイメージが違うのでは? という懸念があったのですが、意外にもさして違和感はありませんでした。
 映画自体も面白く、満足。いやあ、面白い面白い。娯楽映画はこうでなくちゃね。
 気になるのは、どのエピソードが原作になっているのか、ということです。読んだ覚えはありますが、記憶だけでそれを特定することはできません。何年か前、マンガを読んで間もないころでしたら、容易に見当がついたと思いますが、いまとなっては……。(5年前はこんな感じでした)
 東宝映画『影狩り』全2作。2作目『影狩り ほえろ大砲』は4月発売予定とのこと。
 楽しみです。
影狩り.jpg
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『超短編! 大どんでん返し』ほか

 新刊を買いました。
◎小学館文庫編集部編『超短編! 大どんでん返し』小学館文庫(21)
 2000字の小説30編。
◎あいはらまひろ『20行目で「あっ!」とおどろく 原稿用紙1枚の物語』KADOKAWA・カドカワ読書タイム(20)
 昨年6月発売の本です。ちょっと前に存在に気づき、書店に取り寄せを依頼してありました。
 タイトルの通り、原稿用紙1枚の小説が50編。
◎目代雄一『ショートショートの小箱3 開けてもいい玉手箱』書肆侃侃房(21)
 36編収録。『ショートショートの小箱 森の美術館』はこちら。『ショートショートの小箱2 切手の贈り物』はこちら
超短編!大どんでん返し.jpg 原稿用紙1枚の物語.jpg 開けてもいい玉手箱.jpg
◎『石原裕次郎シアター94 影狩り』朝日新聞出版(21)
 このブログにもちょくちょく書いていますように、私は『影狩り』が大好き! その映画化作品。ものすごく観たかったです。
石原裕次郎シアター94.jpg
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映画『パンデミック・ハウス』


 古い映画ばかり観ていましたが、今夜は久しぶりに新しい映画を観ました。『パンデミック・ハウス』――2020年のアメリカ映画です。
 コロナによって暴動が多発し、住民全員が強制隔離されます。感染していようがいまいが関係なく、家から出ることは禁止。外出すると、巡回中の警官に射殺されます。そんな政策をとっておきながら、一切の補償はなし。食糧の供給もありません。電話も通じなくなります。――って、現実のコロナと乖離しすぎ! というか、設定むちゃくちゃ。
 たまたま、とある家で映画の撮影をしていたクルーも例外ではありません。感染が疑われるメンバーがいる。そうこうしているうちに、だんだん食糧が乏しくなっていく。――極限状態に置かれた一行のパニックが描かれるわけですが、もはやコロナ関係なし。性格の悪い登場人物たちが、いや~な行動を取りまくるという、ただただ気分の悪くなる映画でした。
 観ないほうがよかったな。でも、観ないと、それはわからないわけだし……。
 ふう。
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「Hard SF Laboratory」205号

 石原藤夫さんより、「Hard SF Laboratory」205号をお送りいただきました。いつもありがとうございます。
 ついに205号。――「宇宙塵」の最終号である204号を超えました! 快挙であり偉業であり、心よりお祝いを申し上げます。
 記念号ということで、多くの方から祝辞が寄せられています。読みますと、石原さんの素晴らしさが、なお一層強く感じられます。
 石原さん、お疲れさまでした。本当にありがとうございます。――といっても、これで終わってしまうわけではありません。なんと言っても、石原さんのパワーは底知れずですから。
 私もまた何か書かせていただこうと思っています。どうぞよろしくお願いいたします。
「Hard SF Laboratory」が末長く続きますように。
HSFL-205.jpg
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叫ぶ!!アマビエちゃん ミニ

 所用で外出。こんなガチャを見かけては、回さずにはいられません。
ガチャ.JPG
 こんなんが出ました。おお、これはいいですね(嬉)。どうやらこの1種だけらしく、ガチャに入れる意味がよくわかりませんが。
叫ぶアマビエちゃん.JPG
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〈世界ユーモア文学選〉

 筑摩書房の〈世界ユーモア文学全集(全18巻)〉は日本ショートショート出版史において重要な存在と考えていて(→この記事参照)、ショートショートの研究を始めた初期に全巻を揃えました。重要な存在ですから、その再編集版である〈世界ユーモア文学選(全10巻)〉、さらにはその新装版である〈世界ユーモア文庫(全10巻)〉も揃えたいと思っています(→この記事ほか参照)が、残念ながらまだ途中です。
 本日、エーリヒ・ケストナー、ハインリヒ・シュペール『雪の中の三人男/ガス屋クニッテル』筑摩書房・世界ユーモア文学選(69)を入手。〈世界ユーモア文学選〉の8冊目。残りは2冊となりました。
雪の中の三人男/ガス屋クニッテル.jpg
 ちなみに〈世界ユーモア文庫〉は残り1冊です。
 どちらも、のんびりと探求していこうと思っています。
 以下、うちの書棚です。
世界ユーモア文学選・世界ユーモア文庫.JPG
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『幻想と怪奇5 アメリカン・ゴシック』

『幻想と怪奇5 アメリカン・ゴシック』新紀元社(21)を編集部よりお送りいただきました。いつもありがとうございます。
「E・A・ポーをめぐる二百年」――まさに原点ですね。ざっと目を通しただけですが、いい特集と思います。
幻想と怪奇5.jpg
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山野浩一の短編集

 山野浩一『ザ・クライム』冬樹社(78)を買いました。
 これで山野浩一の短編集完集だと思います。以下にリストを挙げます。もし抜けがありましたら、ご教示をお願いします。

『X電車で行こう』新書館(65)*7編収録。
『鳥はいまどこを飛ぶか』ハヤカワSFシリーズ(71)*15編収録。
『X電車で行こう』ハヤカワJA文庫(73)*7編収録。新書館版と同じ。
X電車で行こう.jpg 鳥はいまどこを飛ぶか(ハヤカワSFシリーズ).jpg X電車で行こう(ハヤカワJA文庫).jpg
『鳥はいまどこを飛ぶか』ハヤカワ文庫JA(75)*11編収録。ハヤカワSFシリーズ版から4編割愛。
『殺人者の空』仮面社(76)*6編収録。
『ザ・クライム』冬樹社(78)*6編収録。
鳥はいまどこを飛ぶか(ハヤカワ文庫JA).jpg 殺人者の空.jpg ザ・クライム.jpg
『レヴォリューション』NW-SF社(83)*9編収録。
『鳥はいまどこを飛ぶか 山野浩一傑作選Ⅰ』創元SF文庫(11)*10編収録。
『殺人者の空 山野浩一傑作選Ⅱ』創元SF文庫(11)*9編収録。
レヴォリューション.jpg 鳥はいまどこを飛ぶか(創元SF文庫).jpg 殺人者の空(創元SF文庫).jpg
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映画『西遊記』

 今月前半は、コスミック出版のDVDボックスに収録されている古~い洋画を続けざまに観ていました。面白いんですが、いささか飽きてきた感もなきにしもあらず。
 今夜は趣向を変えて、やはり古~い映画ですけれど洋画ではなく、邦画を観ることにしました。『西遊記』――1952年の大映映画です。こちらはコスミック出版ではなくて、デアゴスティーニのDVDマガジン「大映特撮映画DVDコレクション」。
 三蔵法師が天竺への旅に出たところから物語は始まります。悟空、悟浄、八戒を弟子にし、金角・銀角の魔手から逃れ……。牛魔王の奸計にハマって、悟空を破門にする三蔵。八戒と悟浄を連れて向かう先には火焰山が行く手を阻んでいます。牛魔王、羅刹女から芭蕉扇を手に入れ、窮地を脱したところでエンディング。旅はまだまだ続く、って感じですね。
 有名なエピソードが盛り込まれた、『西遊記』のダイジェストといった趣の映画でした。八戒を花菱アチャコ、悟浄を杉狂児と、コメディアンが演じていることもあり、全編を通して、ほのぼのとした雰囲気が漂っています。大映の『西遊記』は三部作とか。残る2作も機会があれば観たいと思います。
西遊記.jpg
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Rare Piano Music Vol.8 - Yui Morishita

 森下一仁さんのブログ「惑星ダルの日常」を読みに行きましたら、昨夜(2月14日)の記事に――
> 昨夜は午後8時からネットでライブ配信された息子のピアノ演奏を聞いていました。
> 福間洸太朗プロデュース「レア・ピアノ・ミュージック」第8回。ふだんあまり耳にすることのない楽曲を名器ベヒシュタインで演奏するというコンサート。
 へえ。一般の人も聴けるのかしらん。――とリンク先をクリックしました。

 心地よい調べに聴き入っております。
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アイデア

 昨夜、布団のなかでうとうとしていて、ショートショートのアイデアが浮かびました。
 これがなかなか面白くて、ひねくり回す必要もなく、すぐに作品化できそう。こういう場合、たいていは「覚えておいて、明日起きたら書こう」となって寝てしまい、翌朝起きたら、「昨夜、いいアイデアを思いついたんだよな。なんだったかな。う~~ん。思い出せない」となってしまうのが常套パターンです。これまで、何回後悔したことか。メモしないとダメとわかっていても、睡魔の誘惑には勝てず……。
 昨夜は一念発起。起き出して居間に行き、アイデアをメモしました。←偉いっ。
 起床して、先ほどからそのメモをもとにプロットを考え始めました。昨夜、うとうとのなかでは、簡単にプロットができあがりそうな感覚だったのですが、いやこれが、意外に難しい。矛盾点が生じ、それをうまく解消できないんですね。
 呻吟することと10分あまり(←短い!)、ま、いっか。解決法を思いつくまで、放っておこう。――と、メモ・ホルダーに放りこみました。
 同様の放置作品、すっごく溜まってしまいましたねえ。いくつかは、性根を入れて考えれば完成させられると思うのですが、発表する当てもないし……。
「SFハガジン」をリスタートしようかな、なんてことも考えております。同人誌(何かと手間がかかる)ではなく、個人誌(気楽に出せる)として。
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『ペックスばんざい』

帯.jpg
◎手塚治虫『ペックスばんざい』実業之日本社・Holiday Comics(70)
「ペックスばんざい」は大好きな短編のひとつです。馬鹿馬鹿しい傑作。この作品がタイトルになっている本、持っていないような気がする。それに帯の惹句――「最新傑作集」にして「七大長編漫画」? なんじゃ、それ。
 ということで、買ってしまいました。
 収録されているのは短編が7編です。記憶はおぼろげなれど、すべて読んだことがあるような……。
 本棚を眺めて、『フースケ』奇想天外文庫(76)、『すっぽん物語』奇想天外文庫(76)、この2冊で『ペックスばんざい』収録作すべてを読めるとわかりました。私が最初に読んだのも、この奇想天外文庫版だったと思います。たぶん大学生のころ。懐かし~~。
ペックスばんざい.jpg フースケ.jpg すっぽん物語.jpg
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「よみがえった改心」

「よみがえった改心」といえば、オー・ヘンリーの代表作のひとつです。超有名な「最後の一葉」「賢者の贈り物」は別格として、それに次ぐぐらい知られていると思います。
 いま、ふと気がつきました。

 よみがえった改心
 よみがえったかいしん

 なんだか嬉しくなっております。
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『地球さいごのオバケ』

◎北杜夫『地球さいごのオバケ』河出書房新社・メルヘンの森(85)
 ネット注文した本が届きました(→この記事参照)。注文したのは7日で、翌日には発送連絡あり。意外に時間がかかりましたが、届けばオーケーです。
 絵本の割には文字数が多いですが、絵本は絵本。あっという間に読み終わりました。
 ああ、これはいいですね。良質のショートショートを読んだような気持ちになりました。どことなく星新一「ネコ」を想起させるような……。
 思い返せば高校生のころ、北杜夫は遠藤周作、星新一、筒井康隆とともに、クラスで人気のある作家でした。私は、遠藤周作にはさほどはまりませんでしたが、ほかの3人の本はかなり読みました。北杜夫で特に好きだったのは『さびしい王様』『高みの見物』といったあたり。タイトルを書いているだけでも懐かしさが込み上げてきます。
地球さいごのオバケ.jpg

【追記】
 大判の本が並んでいる棚に収めました。うちの本棚のなかではショートショート率が低いような……。
書棚.JPG
 ついでにもう1枚、大判の棚――というか、カラーボックスの写真を。こちらもショートショート率はそう高くはないです。
書棚2.JPG
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映画『海底の大金塊』

 今月2日に始めた「コスミック出版のDVDボックスから特に観たい映画を観ていく」は、昨夜の『ガンガ・ディン』で最低限の目標は達成しました。
 クラシック映画、もう少し観たい気分なので、今夜からは、やはりコスミック出版のDVDボックスから気になる映画を観ていこうと思います。

 まずは、昨日に引き続きDVDボックス『密林の黄金』から『海底の大金塊』です。1953年のアメリカ作品。
 全然知らない映画なのですが、
>ジャマイカを訪れたサルベージのプロ二人組。大金塊を積載して難破した船の捜索を請負うが、船が沈没した場所は250年前に住民と共に海に沈んだ呪われた海底都市の只中だった!
 おお、面白そうではないですか。
 感想は今夜、観終わってからコメント欄に。
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映画『ガンガ・ディン』


 今夜はDVDボックス『密林の黄金』より、映画『ガンガ・ディン』を観ました。1939年のアメリカ作品。
『インディ・ジョーンズ 魔宮の伝説』に影響を与えた映画と知り、これは観なくては! と買ってはみたものの、手許にあれば安心してしまうという悪い癖が出て、半年以上も放置していました。
 やたら強い兵士3人組と水運び人ガンガ・ディンの、殺人邪教集団との戦いを描く冒険譚。適度にユーモアを交えつつ物語は進行します。アクションとユーモアのバランスがいいですね。好きなタイプの映画です。
『インディ・ジョーンズ 魔宮の伝説』に影響を与えたとか、(まあ、影響を感じますけれど)観ているうちにどうでもよくなります。『インディ・ジョーンズ』関係なく、面白い映画でした。

【追記】2月12日
 原作はラドヤード・キップリングの詩「ガンガ・ディン」とのこと。読んでみたくて検索しますと、『キップリング詩集』岩波文庫(36)に収録されているようですが、現在は品切れ。プレミアがついていて、手を出しづらい古書価になっています。
 原文は見つけました(→ここ)。自動翻訳にかけてみましたが、いまひとつ……。
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映画『血の復讐』

 今夜もDVDボックス『無敵の剣士たち』より、映画『血の復讐』を観ました。1953年のアメリカ作品です。
 舞台は1832年のパリ。主人公はロバート・ダンテス――エドモン・ダンテス(モンテ・クリスト伯)の息子です。軟派を絵に描いたような男で、父親とはずいぶん違います。映画はいきなりロバートと人妻の逢い引きシーンから始まるんですから、何をかいわんや。
 で、父親(モンテ・クリスト伯)は病弱で心臓が弱いという……。シャトー・ディフで14年間も耐えたエドモン・ダンテスが病弱!! いったい何がどうして、そんな情けないことになってしまったのでしょうか。
 こんな自分が近くにいては父親に心労をかけることになる。それは健康によろしくない。――ロバートはパリを離れ、モンテ・クリスト島の屋敷へ行くことにします。
 そんなロバートをつけ狙うのは、モンテ・クリスト家に恨みを抱く悪人たち(ダングラール、フェルナンetc)。色仕掛けに、ころっと引っかかるロバート。無実の罪を着せられ、採石場の重労働刑に服することになる。
 お約束の脱走。ロバートの逆襲が始まる。すったもんだ、すったもんだの末、ハッピーエンド。――なのですが、73分という尺は短すぎますね。特に採掘場から脱走したあとは、あれよあれよと終わってしまいます。
 楽しく観終えましたが、爽快感はあまりなく、ちょっと物足りないです。
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映画『新モンテ・クリスト』


 DVDボックス『無敵の剣士たち』より、映画『新モンテ・クリスト』を観ました。1946年のアメリカ映画。
 物語は1868年、初代モンテ・クリスト伯(エドモン・ダンテス)が歿して20年後から始まります。主人公は同姓同名のエドモン・ダンテス。初代モンテ・クリスト伯の甥の息子です。
 偉大な大伯父モンテ・クリスト伯の莫大な遺産を受け継ごうとした矢先、3悪人の奸計(遺産乗っ取り)によって脱獄囚に仕立て上げられ、流刑地(デビルズ島)に送られます。しかし(ペストに罹ったふりをして)脱獄に成功。デビルズ島で出会った仲間(役者で、変装は、するのもさせるのもお手のもの)の協力を得て復讐が始まるという――まさに本家を彷彿させるストーリーです。初登場時のダンテスは軽薄かつ軟派な若者にしか見えませんでしたが、幾多の試練が彼を大きく成長させます。
 86分という短さゆえ物足りなさはありますが、『モンテ・クリスト伯』の魅力がぎゅっと凝縮されています。悪人に自らの正体を明かして復讐を遂げるシーン、そしてエンディングの爽快感は、これぞ『モンテ・クリスト伯』!
 充分に楽しませてもらいました。
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