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『地球さいごのオバケ』

◎北杜夫『地球さいごのオバケ』河出書房新社・メルヘンの森(85)
 ネット注文した本が届きました(→この記事参照)。注文したのは7日で、翌日には発送連絡あり。意外に時間がかかりましたが、届けばオーケーです。
 絵本の割には文字数が多いですが、絵本は絵本。あっという間に読み終わりました。
 ああ、これはいいですね。良質のショートショートを読んだような気持ちになりました。どことなく星新一「ネコ」を想起させるような……。
 思い返せば高校生のころ、北杜夫は遠藤周作、星新一、筒井康隆とともに、クラスで人気のある作家でした。私は、遠藤周作にはさほどはまりませんでしたが、ほかの3人の本はかなり読みました。北杜夫で特に好きだったのは『さびしい王様』『高みの見物』といったあたり。タイトルを書いているだけでも懐かしさが込み上げてきます。
地球さいごのオバケ.jpg

【追記】
 大判の本が並んでいる棚に収めました。うちの本棚のなかではショートショート率が低いような……。
書棚.JPG
 ついでにもう1枚、大判の棚――というか、カラーボックスの写真を。こちらもショートショート率はそう高くはないです。
書棚2.JPG
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