SSブログ

『共謀綺談』ほか

 所用で外出。足を延ばして行きつけの書店に寄りました。
◎フアン・ホセ・アレオラ『共謀綺談』松籟社(18)
 28編収録。知らない作家ですが、いや、知らない作家だからこそ、これは買わなければ。
◎吉田悠軌『一行怪談(二)』PHP文芸文庫(18)
『一行怪談』(→この記事)の続編。これは買います。
共謀綺談.jpg 一行怪談(二).jpg
コメント(0) 

『午前零時の男 他三編』

午前零時の男.jpg 盛林堂書房さまより紅東一『午前零時の男 他三編』盛林堂ミステリアス文庫(18)を送っていただきました。ありがとうございます。
 まずは装幀ですね。もどき文庫好きにはたまりません。アッパレ!
 作者は潮寒二の別名とのこと。へえ。興味津々。こういう復刻作業は本当に貴重と思います。もひとつ、アッパレ!
 近いうちに書肆盛林堂サイト(→ここ)で通販が始まると思います。お待ちくださいませ。
コメント(0) 

『54字の物語』

 氏田雄介『意味がわかるとゾクゾクする超短編小説 54字の物語』PHP研究所(18)を買いました。ちょうど54字(9字×6行)で終わる小説が90編収録されています。面白い試みですね。
 帯に大きく書かれている「この物語の意味、わかりますか?」には、馬鹿にされているように感じ、ちょっぴりむかむか。もちろん、すれっからしのショートショートじじいに向けられた言葉ではないと承知していますけれど(笑)。
 ちなみに、この表紙に載っている作品、私が高校1年のとき(1973年)に書いたショートショートの亜流と言ってもいいような内容です。もちろん、盗作とかそういうことを言っているわけではありません。
 もう一点。裏表紙に書かれている「他人事」に「たにんごと」というルビが振られていることが気になりました。「他人事」は「ひとごと」と読みます。「たにんごと」ではありません。私もそうでしたが、読書によって漢字の知識を得る子どもは非常に多いと思います。子ども向けの本だけに、こういうところには細心の注意を払ってほしいものです。
 せっかく面白い試みなのに、つまらない瑕疵があり、ものすごく残念です。
54字の物語.jpg
コメント(0) 

『飯テロ』『恋テロ』

◎富士見L文庫編集部編『飯テロ 真夜中に読めない20人の美味しい物語』富士見L文庫(17)
◎富士見L文庫編集部編『恋テロ 真夜中に読みたい20人のトキメク物語』富士見L文庫(17)
 ふとしたきっかけで存在を知り、さっそく購入しました。小説&コミックの混淆アンソロジーです。ショートショートと言える長さの小説も多数。
飯テロ.jpg 恋テロ.jpg
コメント(0) 

アニメ『冒険ガボテン島』

 しばらく前から、子どものころに読んだマンガ、観ていたアニメが懐かしくて仕方がなくなっています。そういったものの多くが復刻され、容易に読む・観ることができる時代になりました。
 久松文雄『冒険ガボテン島』もそのひとつです。特にアニメには思い切りハマりましたねえ。ウィキペディアによりますと、アニメの放送は1967年4月4日~12月26日。私が小学4年生のときです。

 いやもう、ほんとに大好き。マンガはだいぶ前に読みました(→この記事参照)が、それでは飽き足らず、アニメのDVDボックスを買ってしまいました。右の画像は扶桑社文庫(全2巻。1996年)。
冒険ガボテン島(DVD).jpg 冒険ガボテン島.jpg
 観たいDVDがどんどん溜まっていきます。いつ観られるかわかりませんが、買っておけば安心。本と同じです。
 ガボッテンガボッテンガボッテン♫

コメント(1) 

『創造外科』ほか

 北原尚彦さんに代理購入をお願いしてあった本が届きました。北原さん、いつもありがとうございます。
◎『創造外科 現代イタリアSF短編集』イタリアSF友の会(18)
◎江戸門晴美『神風隊長 恐怖の火星鉄仮面』TDSF(08)
◎二階堂正宏『サイレントマンガ シーッ』二階堂プロダクション(90)
 これだけ古本。ヒトコマ、二コマ、四コママンガがどっさり収録されています。サイレントマンガというサブタイトルの通り、セリフも効果音も一切なし。
創造外科.jpg 恐怖の火星鉄仮面.jpg シーッ.jpg
コメント(0) 

アニメ『ジャングル・ブック2』


 映画『ジャングル・ブック』(2016年)を観たくなってレンタルショップへ行ったのですが、運悪くレンタル中。まさか借りられないとは思っていなかったので、がっかりです。
 代替措置として、以前に録画したアニメ『ジャングル・ブック2』(2003年)を観ることにしました。『ジャングル・ブック』(1967年)の続編です。
 ひと言――放っておかず、もっと早く観ればよかった。
コメント(0) 

最高気温

 これは記録しておきたい。
気温.jpg
 正確には39.5度だったそうです。>名古屋
 35度とか36度とか聞くと、「涼しそう」と思ってしまう、今日このごろ。
コメント(0) 

「青春アドベンチャー」

 NHK-FM「青春アドベンチャー」のラジオドラマ『BANANA FISH PART3』が昨日、最終回を迎えました。これで完結とのこと。あらすじを読むと面白そうで、ぜひ聴きたいと思いますが、15分×10回×3=450分(7時間半)。う~~~~む。
 今年放送されたドラマを振り返ってみました。

月下花伝 時の橋を駆けて
獅子の城★
毒見師イレーナ★
ハリネズミの願い
世界の終わりの魔法使い
カーミラ★
時砂の王
メゾン・ド・関ケ原★
王妃の帰還
鷲の歌★
蒼のファンファーレ
BANANA FISH
夜露姫★
BANANA FISH PART2
さよなら、田中さん★
BANANA FISH PART3

 ★印が聴いたドラマです。半分くらいは聴いているかと思っていましたが、半分以下でした。残念。
 ちなみに、一番面白かったのは、ちょっと迷うけれど、『毒見師イレーナ』かな。
コメント(1) 

『意味が分かると怖い話』ほか

 昨日から名古屋古書会館で即売会が始まりました。昨日までと比べると、今日は涼しそう? と思って自転車に飛び乗ったのですが、いやいやいやいや、甘かったです。
 新刊書店で涼み、古書会館で涼み、ファミレスで涼み、古本屋で涼み古本屋で涼み古本屋で涼み古本屋で涼み、新刊書店で涼み、スーパーで涼み、ブックオフで涼んで帰宅しました。ふひ~~~。
◎藤白圭『意味が分かると怖い話』河出書房新社(18)
 帯に「1分で読めるショートショート69編収録」と書かれています。買います。
 新刊購入はこの1冊だけ。あとは古本です。
◎内田庶『ねじれた時間』文化出版局・ポケットメイツ(81)
 帯が欲しくて、買っちゃいました。「ジュブナイルSFショートショート集」「ショート・ショート47編 短編4編収録」なんて書かれているんですもん。
◎ichida『漫画 日本霊異記』メディアファクトリー新書(13)
意味が分かると怖い話.jpg ねじれた時間.jpg 漫画日本霊異記.jpg
◎水田静子『世にも奇妙な物語 ドラマノベライズ 終わらない悪夢編』集英社みらい文庫(17)
 TVドラマ『世にも奇妙な物語』のノベライズ。へえ、児童書でも出ていたとは知りませんでした。調べてみたところ、ほかにも2冊出ているようです。買わなきゃ。
◎原作・棟明郎、漫画・一峰大二『宇宙人マッハ【完全版】(上下)』マンガショップ(07)
 先日、アップルBOXクリエートの1、2巻(92、93)を買いました。面白く読んでいたのですが、とんでもなく中途半端なところで終了。続きが気になっていました。マンガショップ版には最後まで収録されていると思います。
世にも奇妙な物語.jpg 宇宙人マッハ・上下.jpg
◎小沢さとる『サブマリン707』秋田コミックス・セレクト(85)
 先日、『青の6号』(→この記事)を読み、『サブマリン707』が恋しくなりました。懐かしいなあ。
◎「話の特集」1973年3月号
 表紙に山野浩一のショートショート「自殺の翌日」が掲載。
◎「文藝春秋 漫画讀本」1964年8月号
 特集=怪談でいこう。
サブマリン707.jpg 話の特集.jpg 漫画讀本.jpg
コメント(2) 

映画『魔性の囁き ~悪夢と幻想の四章~』


 映画『魔性の囁き ~悪夢と幻想の四章~』を観ました。1986年のアメリカ映画。サブタイトルからも察せられるように4話から成るオムニバス作品です。内容はスプラッタ・ホラー。
 こういったオムニバス映画は、映画というよりTVドラマを観る感覚で楽しむのが正解ですね。で、半分が面白ければ大満足。この映画は、前半の2話はいささか退屈でしたが、後半の2話はかなり私好みでした。そして、4つの物語が終わったあとには……。
 心地よくエンドロールを見ることができました。
 あ。主演(と言っていいのか)はヴィンセント・プライスです。おおっ!
魔性の囁き.jpg
コメント(0) 

「SFハガジン」第103号

 あっついなあ。あっついときには怪談だよなあ。あんまり得意じゃないけど、たまには怪談ショートショートに挑戦してみようかな。
 ということで、アイデアを練ること数十分。書いてみたのですが、ぜ~~~んぜん怖くならない。いや、ネタ元(今回、とある作品に材を取っているのです)は怖いんですよ。にもかかわらず、私の手にかかると……。
 せっかく書いたので、ハガジンに掲載することにしました。それも新鮮なうちに。――ということで、「SFハガジン」第103号、発行しちゃいました。
 もう、今日のうちに発送してしまいます。お待ちくださいませ。
コメント(3) 

酷暑

 さっき思いついて、ほとんど発作的にフェイスブックに投稿したものです。最初、しょーもないなあと思っていたのですが、じわじわと面白くなってきた(たぶん暑さのせい)ので、こちらに転載します。

酷暑すぎて、いろんなものが酷暑化してきた。
酷暑刊行会、酷暑さゆり、酷暑広司、酷暑一揆……。
こっくしょー。(小梅太夫)
コメント(0) 

アニメ『深夜!天才バカボン』

 数日前、『深夜!天才バカボン』というアニメが始まったと知りました。
 しまった。初回を観られなかった!
 公式サイトを見て、地上波から1週間遅れでBSジャパンで放送と判明。地上波(うちのあたりではテレビ愛知)、BSジャパンともに録画予約しました。
 昨夜、地上波では第2話、BSジャパンでは第1話を放送。さっそく観ました。
 第1話。ありゃ? なんか私が期待していたアニメじゃない。マンガの『天才バカボン』で、たまに実験回みたいなのがあって、そんな感じ。たまだから面白いけど、いつもだったらつまらない。とりあえず第2回に期待しよう。
 第2話。ありゃ? 同じような感じだぞ。このまま行く気かなあ。奇をてらった『天才バカボン』なんて観たくないなあ。もともとが「奇」なんだから、そこで奇をてらったら「普通」になってしまう。
 そういえば、けっこう話題になった『おそ松さん』も私には合わず、3話ほど観ただけで、続けて観る気にはなれませんでした。昔の『おそ松くん』は大好きなんですけど。
 う~~ん。いまはこういうのが求められているのかなあ。
天才バカボン.jpg
 画像は古き良き時代の『天才バカボン』です。それを観ながらこの記事を書いています。
 やっぱり私は昔の『天才バカボン』のほうが好きみたいです。
コメント(2) 

『未来製作所』

 ショートショート・アンソロジー『未来製作所』幻冬舎(18)、行きつけの書店に取り寄せ依頼をしてあるのですが、なかなか入荷しません。
未来製作所.jpg 実は昨日、『カルト宗教 信じてました。』を買った店で、この本が平積みされているのを見たのです。買っちゃおうか、と思いましたが、もし行きつけの書店に入荷していたら申しわけないなあと思って買わず。
 確認したところ、まだ入荷していないとわかり、んでは、と買いに行ってきました。本日の名古屋は最高気温が39.2度(午後2時13分に記録)だそうですが、ちょうどそのころです。自転車で10分ほどの距離。いやあ、冗談みたいな熱気でしたね。むおーっとした暖気が、がっつんがっつんとぶつかってくる。ぬおーっとまとわりついてくる。――滅多に得られない感覚でした。

コメント(0) 

『カルト宗教 信じてました。』

「中日新聞」朝刊です。どっか~~~ん。
朝刊.jpg
>ちはるが輸血で助かったとしてもせいぜいあと数十年生きるだけでしょう?
>輸血を拒否すればエホバから永遠の命を貰えるのよ!? 数十年と永遠どっちが長い?
 これ、本気なんですよね。すごいな。信仰心皆無の人間から見たら、どうしてこんなことを信じられるのか理解不能です。
 面白そう。読みたいぞ。
 近所の書店までひとっ走りして、買ってきました。
◎たもさん『カルト宗教 信じてました。』彩図社(18)
 さあ、読もう。
カルト宗教信じてました。.jpg
コメント(1) 

「SFハガジン」第102号

 お暑うございます。とはいえ、エアコンの効いた部屋にいる分には快適。文明の利器のありがたさを感じつつ、「SFハガジン」第102号を発行しました。今回は斎藤肇さんの作品です。
 昨日と一昨日、家から出ませんでしたが、今日はハガジン投函に出かけます。名古屋の最高気温予想は37度。昨日よりは1度低いですけれど、要するに――あっつい!
 皆さまもご自愛くださいませ。
コメント(1) 

映画『ゴッド・フード 巨大生物の恐怖』



ゴッド・フード.jpg 映画『ゴッド・フード 巨大生物の恐怖』を観ました。1988年のアメリカ映画です。
『巨大生物の島』(→この記事参照)の続編だそうですが、どうなんでしょ。まあ、どちらも巨大化したネズミが人を襲う映画で、そういう意味では続編と言えなくもないですけれど……(苦笑)。
 B級もB級。押しも押されもせぬB級映画です。私はこういうのが好きですから、よくわからない点も含めて、けっこう楽しく観ることができました。ただ、結末は救いようがなかったですね。もうちょっと違う(観客をすっきりさせる)終わり方があったのではないかと思います。


コメント(0) 

お祝いの品

 江坂遊さんより、「SFハガジン」100号お祝いの品をいただきました。わあ! ありがとうございます!
 スマホやタブレットのスタンドのようですが、私の場合、やはりこれでしょう。
100号お祝い.JPG
 おお、すっごく映える!
 100号にまでたどり着けたのには、江坂さんのご協力が極めて大きいです。
 これからもよろしくお願いいたします。
コメント(0) 

『5分ごとにひらく恐怖のとびら 百物語』

 昨年3月、「こわいこわい百物語」シリーズという単行本企画の公募がありました(→ここ)。日本児童文学者協会と文溪堂の共同企画です。そこに私の知人2人も応募。なんと、2人とも入選しました!(→ここに入選発表)
 その入選作を含む作品集『5分ごとにひらく恐怖のとびら 百物語』文溪堂(全5巻予定)の刊行がスタート。1巻と2巻が同時発売で、どちらにも知人の作品が掲載されています。さっそく買いました。
◎日本児童文学者協会編『5分ごとにひらく恐怖のとびら 百物語①絶叫のとびら』文溪堂(18)
◎日本児童文学者協会編『5分ごとにひらく恐怖のとびら 百物語②不気味のとびら』文溪堂(18)
 公募作品だけではなく、阿刀田高さんや東野司さんなど――つまりプロ作家の作品も収録されています。
 ともあれ――
 おめでとうございます。
百物語.JPG
 いつもは書影をスキャンしますが、今回はデジカメで撮影してみました。特に意味はありません。
コメント(0) 

『卑彌呼と日本書紀』

 石原藤夫さんの名著『卑彌呼と日本書紀』栄光出版社(01)がネットで読めるようになりました(→ここです)。読みごたえありますよ~。
著者の言葉.jpg
 この本については以前、ブログでも取り上げました(→この記事)。よろしければお読みください。
コメント(0) 

『3分後にゾッとする話』

3分後にゾッとする話.jpg ちょっと新刊書店へ。
●並木伸一郎『3分後にゾッとする話 47都道府県の怖い話』理論社(18)
 なんだかショートショートとは違うような気もしますが、帯に「一話読み切りのホラー版ショートショート」と書かれており、となれば買います。

『未来製作所』は未入荷でした。いつになったら買えるのでしょうか。やだよ、やっと入荷した。あ、第2刷、なんてのは。
コメント(1) 

気象情報

 NHK-FM「青春アドベンチャー」、『さよなら、田中さん』が6日に最終回を迎えました。これは全5回と、回数は少ないのですが、先日の反省(→この記事)もあり、整理しておくことにしました。
 何も考えずに番組前後の不要部分をカットしていたのですが、最終回! エンディングの途中で、なんと気象情報が!
 ああ、そうでしたそうでした。何かあると番組途中でニュースが挿入されるのです。ここのところの大雨で、大きな被害が出ていますからねえ。
 最終回以外でも放送中に気象情報挿入があったかも。聴いてみないとわかりません。

 それにしても今回の雨は長いですね。うちのあたりでは大した被害は出ていないようですが、朝刊を見ますと、「51人死亡 50人安否不明」と。大災害です。
 ご冥福とご無事をお祈り申し上げます。
コメント(0) 

冊子「SFハガジン」

 昨日の記事に続きまして――
「SFハガジン」回顧第2弾です。
「SFハガジン」は基本的にハガキで発行していますが、たまに冊子を出します。これまでに作った冊子「SFハガジン」は全部で12冊。うち3冊は別冊、本誌は9冊です。
 別冊第1号「SFワールド総目次」/2016年8月5日発行
 別冊第2号「ショートショートラント」創刊号(SFハガジン創刊1周年記念)/2016年11月27日発行
 第50号「江戸門戸狂人全集」/2016年12月24日発行
別冊1.jpg 別冊2.jpg 第50号.jpg
 第51号「面接ふきこぼれ話」ほか/2016年12月24日発行
 別冊第3号「ショートショートラント」第2号(西秋生・安田五郎追悼)/2017年1月1日発行
 第64号「雨季キリエ作品集」/2017年6月10日発行
第51号.jpg 別冊3.jpg 第64号.jpg
 第73号「還暦お祝い号」/2017年7月27日発行
 第83号「創刊2周年記念特大号」/2017年11月27日発行
 第86号「新春エッセイ特集号」/2018年1月1日発行
第73号.jpg 第83号.jpg 第86号.jpg
 第87号「江坂遊の日常茶めし〈完全版〉」/2018年1月2日発行
 第99号「100号前夜祭特大号」/2018年6月20日発行
 第100号「100号記念特大号」/2018年7月7日発行
第87号.jpg 第99号.jpg 第100号.jpg
 近いところでは来月、「納涼スペシャル怪談特集号」みたいなものを出そうかな、と。

【追記】
 豪華な特別号を出すたびに「欲しい」という方が現れますが、何度も書いておりますように、発行するのはその時点での必要分のみ。発行した瞬間に在庫なしとなります。手作りゆえ、作ろうと思えばいくらでも作れますが、そんな面倒臭いことは勘弁してくださいませ。儲かるなら話は別ですけれど(笑)、何しろ無料のファンジンですから。
コメント(0) 

「SFハガジン」事始め

 100号を機会に、「SFハガジン」創刊時のことに思いを巡らせました。こういうとき、ブログに書いておくと便利です。
創刊号発行/2015年11月27日:ふと思いついて、創刊準備号、創刊寸前号、創刊直前号、創刊号を一気に発行。せっかくなので、往復葉書で注文を受け付ける。はっきり覚えてないけど、注文してくれたのは5人もいなかったんじゃないかな。
第2号発行/2015年12月13日:江坂遊さんを誘い、第2号を発行。創刊号が悲惨だったので、注文は受け付けず。
続行決定/2015年12月19日:何人かの友人に声をかけ、一緒に遊んでくれることを確認。このときは往復葉書での注文受付。
第3号発行/2015年12月24日:斎藤肇さんの作品掲載。
第4号発行/2016年1月11日:草上仁さんの作品掲載。ここでほぼ購読システムが定まる。会誌は無料、送料として52円切手(当時)を事前に送ってもらう。
 あー。そうでしたそうでした。会員は全然増えず、昨年の夏くらいまでは募集していたのではなかったかな。まだ3年も経ってないのに、ずいぶん昔みたいな気がするなあ。
 とにかく、あと24冊。第125号までは出します!
 よろしくお願いいたします。
コメント(0) 

『タイガーマスク二世』

 梶原一騎・作、宮田淳一・画『タイガーマスク二世(全2巻)』講談社漫画文庫(01)を読みました。オリジナルの『タイガーマスク』は大好き。何度読み返したことでしょう。
 この続編の存在は知っていて、以前から気にはなっていたのですが、読まないままに過ごしてきました。特に理由はないのですけど、読みたくなって購入。
 あははは。トンデモ悪役レスラーがさらにパワーアップしてる! 頭部にハンマー仕込んだレスラー(しかもタッグ)とか、ミスター・ノーも真っ青(笑)。
 オリジナルのテイスト、ばっちり残っていましたね。面白かった。
タイガーマスク二世.jpg
コメント(0) 

「SFハガジン」第100号

 本日から会員の皆さんの手元に届き始めると思います。早い方には昼前にも。
 今月1日に試作品を製作(→この記事)。そのまま本番突入かと思っていましたが、2日と3日で大きな地殻変動が起こりました。突貫作業を続け、3日の夜に完成。4日の朝に発送。
 本当に大変でしたけれど、頑張った甲斐があったと思います。試作品でも充分に満足だったのに、完成品は大幅にパワーアップ。完成品を手にしたとき、心の底から感動しましたよ。
 表紙(試作品から寄稿者増加、デザイン変更)の写真は、いま掲載しちゃうと会員の皆さんの楽しみを削ぐことになりますので、またあとでアップします。その前に会員のどなたかがツイッター、フェイスブック、ブログなどに書影をアップしちゃうかもしれませんが、ま、それはそれということで……(笑)。
 参加してよかった! と思っていただける1冊になったと思います。
 私も、「SFハガジン」を出し続けてきて、よかった! と思っています。
 100号ですよ、100号!
 昨日は1日、完全に燃えつき症候群でした。ほけーーーーっ。

【追記】7月5日午後7時半過ぎ
 何人もの方々から到着報告が届いていますし、表紙の写真をネットにアップされている方もおられます。ということで、拙ブログでも書影をアップいたします。
 左側が試作品(今月1日)、右側が完成品(今月3日)です。
SFハガジン100号.jpg
 この記事の冒頭に「2日と3日で大きな地殻変動が起こりました」と書きましたが、まあ、そういうことです。こんな地殻変動なら大歓迎です。
 ご寄稿くださった皆さま、ありがとうございました。発行者は感涙にむせんでおります。

【追記2】7月6日
 会員の間で、100号記念号がすごいと話題になっていますが、創刊1周年や2周年の記念号もすごかったんですよ。忘れないでね。
 次は創刊3周年記念号(今年11月末発行)かな。でも、こういうのは年に一度で充分のような気もします。
1周年&2周年記念号.jpg
コメント(7) 

「SFハガジン」第101号

 昨日は「SFハガジン」100号記念特大号を完成させ、その勢いで第101号も作ったのですが、疲れ切っていたため、ブログに書く気力がありませんでした。
「SFハガジン」第101号には立原透耶さんの作品を掲載しました。冊子での特別号にはご寄稿いただいたことがありますが、通常号(ハガキ)には初登場ですね。えと、「ザコレクション」です。ついでに宛名面に私のザコを1匹(笑)。
 よほどひどい嵐にならない限り、本日発送予定です。>100&101
 100号は先日の試作品(→この記事)からパワーアップしています。どうぞお楽しみに。

 ともあれ、一区切りつきました。新たな気持ちで再スタートいたします。
 今後ともよろしくお願いいたします。>会員の皆さま

コメント(1) 

『プロジェクト・シャーロック』ほか

 新刊を買いました。
◎大森望・日下三蔵編『年刊日本SF傑作選 プロジェクト・シャーロック』創元SF文庫(18)
 昨年、私は『日本ショートショート出版史』を世に問いました。SF界でどのように評価されているのか。書名くらいは挙げられているだろうと期待していたのですが、影も形もありませんでした。まあ、そういうことなのでしょう。悲しい……。
◎平山夢明ほか『瞬殺怪談 刺』竹書房文庫(18)
 あ、新しい巻が出ていたのですか。実話怪談ものは私の守備範囲外ですが、このシリーズは買います。
 ショートショート・アンソロジー『未来製作所』はまだ入荷していませんでした。残念。
プロジェクト・シャーロック.jpg 瞬殺階段 刺.jpg
 古本も買いました。
◎赤塚不二夫『赤塚不二夫のギャグ・ゲリラ①』朝日ソノラマ(74)
◎赤塚不二夫『赤塚不二夫のギャグ・ゲリラ②』朝日ソノラマ(74)
 この作品については、以前に書きました(→この記事)。しかしまあ、なんと申しましょうか、表紙を見ていただければおわかりになると思うのですが、やりたい放題です。各作品のタイトルにはすべて写真が添えられていて、それがもう、なんと申しましょうか。とにかくもう、なんと申しましょうか、であります。
 この朝日ソノラマ版は全3巻とのこと。第3巻を見かけたら、買います!
赤塚不二夫のギャグ・ゲリラ①.jpg 赤塚不二夫のギャグ・ゲリラ②.jpg
コメント(0) 

「日本のファンクラブ」

日本のファンクラブ.jpg SFファンの友人より、珍しいファンジンを貸してもらいました。「日本のファンクラブ」MITCONDOLIA(1966年3月27日発行)――当時のSFファングループを数多く、個別に紹介した1冊です。B6判、謄写印刷、36ページ。(なのですが、13~18ページのうちの2ページが抜けています。ちょうどそのあたりだけノンブルがなく、どのページが欠けているのか特定不能)
 この手の調査、嚆矢は「カオス別冊」徳島SFファンクラブ(1968年6月10日発行)の「全国SFファンジン調査」(→この記事参照)かと思っていましたが、その前にも行なわれていたのですね。
 日本SFファンダム史、奥が深いです。
コメント(0)