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「ナイトランド・クォータリー」vol.33

 西谷史さんが「ナイトランド・クォータリー」vol.33を送ってくださいました。ご自身のインタビューとコラムが掲載されているということで、送ってくださったのです。ありがとうございます。
 インタビューでは子どものころから最近まで、西谷さんの人生がコンパクトにまとめられています。ミューシャンを志した若いころからショートショート作家としてデビュー。長大な伝奇小説へ。さらにゲームや占い、小説指南の話も。とても興味深かったです。(ショートショートの話題のなかでは私の名前も出てきて、にっこり)
 コラム「信長と陰陽道」はまた違った意味で興味深かったです。インタビューの最後に――
>お話をしていて長めの小説のアイデアが浮かんだのですが、まずは「信長と陰陽道」のコラムを書いてみます。
 おおっ。
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『新編 怪奇幻想の文学4 黒魔術』

◎監修:紀田順一郎・荒俣宏/編:牧原勝志『新編 怪奇幻想の文学4 黒魔術』新紀元社(23)
 版元よりお送りいただきました。いつもありがとうございます。
 目次を眺めますと、懐かしい名前がずらり(嬉)。
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映画『THE KISEI 寄生』

 映画『THE KISEI 寄生』(2002年)を観ました。韓国映画です。
 タイトルとジャケットの説明からパラサイトものと思い込み、パラサイトものは大好きなので期待して観始めたのですが……。
 ぜ~~んぜんパラサイトものではありませんでした。それでも面白ければいいんですけれど、う~~む、残念。
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『どうして勉強しないといけないの2』

 橋本喬木さんより新著『どうして勉強しないといけないの2』私家版(23)を送っていただきました。
『どうして勉強しないといけないの?』私家版(22)に続く、2冊目のコラム集です。目次を見ますと、「美藝公の世界」とか「ショートショートを読みましょう」なんてタイトルも目に飛びこんできます。おっ、お得意の三題話もありますね。楽しそうな本です。
どうして勉強しないといけないの2.jpg
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訃報:石川喬司さん

 石川喬司さんの訃報が飛びこんできました。亡くなられたのは7月9日ということですから、2か月近く前ですね。享年92。
 訃報を聞いた途端、特大のショックが背筋を走りました。おからだの具合がよろしくないと聞いてはいたのです。聞いてはいたのですが、しかし……。
 石川さんにはお目にかかる機会は少なかったですが、いろいろとお世話になりました。
 なかでも最大なのは『ショートショートの世界』集英社新書(05)です。この本は依頼があって書いたわけではなく、ただただ書きたくて書きました。まあ、書き上げれば、どこかの出版社が拾ってくれるだろうと思っていたのですが、甘かったです。
 10社近くの編集さんに話を持ちかけましたけれど、ことごとく撃沈。どうしようもなくなって石川さんに相談したところ、集英社新書を紹介してくださいました。そしたら、とんとん拍子に話が進み、出版されたという次第です。
『ショートショートの世界』の発行は2005年。あれから18年も経つわけですが、いまでも『ショートショートの世界』を愛読しているという声を聞きます。あの本が世に出たのは石川さんのお陰なのですよ! いくら感謝しても足りません。
 石川さんはショートショートに理解があるだけではなく、優れたショートショートの書き手でもありました。石川さんのショートショート集についてはこの記事で紹介しています。ぜひ読んでみてください。
 同記事にも書きましたように、私は『世界から言葉を引けば』河出書房新社(78)が大好きです。
 この本を手に取りながら、お別れしたいと思います。
 石川さん、本当にありがとうございました。安らかにお休みください。
世界から言葉を引けば.jpg 世界から言葉を引けば(サイン).jpg
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映画『LOSS ロス』

 映画『LOSS ロス』(2005年)を観ました。
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 おおっ、面白そう。
 もろに私好みのシチュエーションで、期待して観始めたのですが……。
 早々にネタバレ(それも、あまり面白くない)して、一気に興味半減。同じネタバレでも、それが終盤ならもう少し楽しめたかもしれないんですけどね。
 それにしても、どうして「こんな目的」のために「こんなこと」をするんでしょ? 釈然としないまま、エンディングを迎えたのでした。そのエンディングも、あと味が悪くて……。
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映画『EYES―眼―』

 映画『EYES―眼―』(1987年)を観ました。
EYES―眼―.jpg あらすじ.jpg
 まさか序盤、映画内映画(この映画のおもな舞台となる映画館で上映している映画)だったとは……。虚実の交錯、楽しいですねえ。スラッシャー映画としては物足りない面もありましたが、いっぷう変わった入れ子構造に翻弄される感覚が心地よかったです。
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映画『フランケンシュタイン80』

 映画『フランケンシュタイン80』(1972年)を観ました。
 殺人を屁とも思わぬ色魔モンスターが好き放題の凶行に及んだ挙げ句、自滅する話です。正直なところ、そんなに期待はしていなかったのですが、けっこう楽しく観終えることができました。
 ただ……。ジャケットに「これが『エログロホラー』だ!!」なんて書かれていて、そういった面での期待もありましたが、エロもグロも大したことなく、その点は残念でした。
フランケンシュタイン80.jpg あらすじ.jpg
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『言無しの掟』

◎石上愛実『言無しの掟』大洋図書(21)
 この記事のコメント欄参照。10編収録の短編集です。
 公共交通機関を使って移動する際は電子書籍のマンガを読んでいることが多いです。昨日、犬木加奈子『新・不思議のたたりちゃん 曖憎版』スマートゲート(22)を読み終えました。次はこれを……となるところですが、いや、次に出かけるまでお預けはつらいですね。自宅で読んでしまうかもしれません。
言無しの掟.jpg 新・不思議のたたりちゃん 曖憎版.jpg
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『ぼくはマンガ家』ほか

◎手塚治虫『ぼくはマンガ家』角川文庫(00)
 目次を見たら「日本SFの発展」なんて項があり、おおっ。ほかにも興味深いタイトルが並んでいて、購入決定。
◎さだまさし『落談まさし版 三国志英雄伝』文春文庫(02)
 面白そう。
ぼくはマンガ家.jpg 落談まさし版・三国志英雄伝.jpg
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映画『ザ・デプス』

あらすじ.jpg 映画『ザ・デプス』(1989年)を観ました。『13日の金曜日』のショーン・S・カニンガムが監督ということで、かなり期待。
 で、期待は裏切られませんでした。深海を舞台にしたモンスター・パニック映画。これは掘り出し物ですねえ。もっと早く見ればよかったです。
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『カランポーのオオカミ王』

 図書館で本を借りました。
◎ウィリアム・グリル『カランポーのオオカミ王』岩波書店(17)
 先日、白土三平の『シートン動物記』を買った際、ツイッターで「大好きなロボの話は載ってないのか」と呟いたところ、フォロワーさんがこの本を紹介してくれたのです。
 巻末の「作者より」に――
>この絵本はアーネスト・トンプソン・シートンの本『私が知っている野生動物』のなかの短編「ロボ:カランポーの王」を元に、この時期のシートンについて私が調査した内容を加えたものです。
 とあります。
 さっそく読みました。
 いやもう、ほぼシートンの『狼王ロボ』ですね。よくわかっているストーリーではありますけれど、楽しく読むことができました。紹介してくれたフォロワーさんに感謝です。
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TVドラマ『髑髏検校』

 ユーチューブの「東映時代劇」チャンネルにてTVドラマ『髑髏検校』(1982年8月20日放送)を観ました。原作は言わずと知れた横溝正史です。
 TVドラマということでそんなに期待していなかったのですが、楽しく観られました。配信は今月27日までとのこと。よろしければご覧ください。
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映画『さまよえる惑星』


 映画『さまよえる惑星』(1966年)を観ました。以上。
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『シネマ博物誌』

◎森卓也『シネマ博物誌 エノケンからキートンまで』平凡社(87)
 おもに「SFアドベンチャー」「奇想天外」の連載をまとめたものです。掲載誌で楽しく読んでいましたが、単行本化されていたとは知りませんでした。
『アニメーションのギャグ世界』奇想天外社(78)は「ミステリマガジン」の連載をまとめたものです。この2冊、姉妹編といってもいいかもしれません。
シネマ博物誌.jpg アニメーションのギャグ世界.jpg
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企画展「眉村卓と日生」

 来月6日より加子浦歴史文化館にて企画展「眉村卓と日生 ―没後5年、作家デビュー60年記念―が始まります(11月13日まで)。
 村上知子さんがそのチラシを送ってくださいました。ありがとうございます。
 お近くの方、ぜひぜひ。
眉村卓と日生(チラシ).jpg
 ↑ 画像クリックで拡大表示されます。
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映画『オキュラス/怨霊鏡』


 映画『オキュラス/怨霊鏡』(2013年)を観ました。
 過去と現在が交錯しながら、さらには幻覚も交えてストーリーが進んでいきます。最初は混乱しましたが、そうとわかれば問題ありません。
 魔鏡と対決する姉弟の物語。序盤から中盤にかけては静かな展開ですが、終盤、一気に盛り上がります。姉弟は鏡に翻弄されまくり、そして……。
 いやあ、こういう結末とは思いませんでした。
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『黝いアン』『這いずる死の街』

 綺想社さまより新刊2冊をお送りいただきました。いつもありがとうございます。
◎マージョリー・ボウエン『黝いアン』綺想社(23)
『見知らぬ者が戸を叩く』に続く「マージョリー・ボウエン短編撰集」の2冊目です。今回は7編収録。
 販売サイトによると――
> 平井呈一も愛した、女流怪奇小説家の短編集第二弾。表題作の「黝いアン」をはじめ、双子の数奇な物語「最後の花束」、殺された娘についての物語「アンブロシーヌの金髪」など、黄昏の物語を紡ぎ出す短編集。
◎ヒュー・ケイヴ『這いずる死の街』綺想社(23)
 こちらは5編収録。
 販売サイトによると――
> ラブクラフトと諍いを起こした、パルプ作家の作品のうちから、クトゥルフ神話ものの「死亡推定時間」と「黒魔術の島」を収録する。
> ほかにも、バケモノ蟻が登場する「這いずる死の街」など、奇想天外な物語をおさめた。
 どちらも面白そうです。
黝いアン.jpg 這いずる死の街.jpg
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映画『ザ・インターネット2』

 映画『ザ・インターネット2』(2006年)を観ました。
 今月初めに観た映画『ザ・インターネット』は面白かったです。『ザ・インターネット2』という映画があると知れば、もちろん観たくなります。
 直接的な続編ではなく、似たような設定の話でした。
 ある日突然、自分のIDを他人に乗っ取られ、金を盗まれ、殺人の汚名を着せられ、命を狙われ、警察に追われ……。
 いったい何が起こっているのか。裏に潜む仕掛け人の目的は?
 第1作と比べるとかなりの力業ですし、二番煎じ感はありますが、あれよあれよと90分あまり。楽しく観られました。
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『不思議のたたりちゃん 曖憎版』

 Kindleの犬木加奈子『不思議のたたりちゃん 曖憎版(全3巻)』スマートゲート(21)を読み終えました。
 満腹!
不思議のたたりちゃん 曖憎版①.jpg 不思議のたたりちゃん 曖憎版②.jpg 不思議のたたりちゃん 曖憎版③.jpg
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映画『マンホール』


 映画『マンホール』(2013年)を観ました。先日観た映画『#マンホール』がとても面白く、ネット検索しているうちにこの映画を発見。気になった次第です。

 下水道に落ち、下水に潜む病原菌に冒されてモンスター化していく男が主人公です。ストーリーのほとんどが下水道で進行しますから仕方がないかもしれませんが、いやあ、汚い汚い。
 オープニングから汚さ全開。序盤中盤はさほどでもありませんが、終盤はずーっと汚い。
 汚いシーンは決して嫌いではなく、どちらかと言えば好きですが、ストーリーが私好みであることが前提です。その点、この映画はいまひとつ。ただただ汚さだけが印象に残る映画でした。ことにオープニングの汚さは……。
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新メールアドレス

 昨日の記事に書きましたように、新しいメールアドレスを取得しました。今後はこちらを使っていきます。
 移行作業に手間がかかっておりまして……。思いつくたびに各サイトの登録情報を変更したり、個人宛に連絡したりしていますが、たぶん(というか、ほぼ確実に)抜けています。「うちには届いてないぞ」あるいは「ずっとメール連絡してないけど、新しいアドレス教えて」という方は旧アドレス宛にご連絡くださいませ。新アドレスにて返信いたします。
 もっとも、変えたのはパソコンのメールアドレスだけで、スマホのアドレスは変えていませんし、旧アドレスもしばらくは生きています。住所や電話番号も同じ。各種SNSのDMでも連絡できます。なんなら、ブログのコメント欄でも。なんとでもなりますね。便利な世のなかです。
 ということで、よろしくお願いいたします。
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『シートン動物記』

【業務連絡】
 2年ほど前、ぽつんと着信した迷惑メール(フィッシング詐欺メール)。当初は月に数通から10数通でしたが、徐々に増えてきて、ここ数ヶ月は大爆発。ほぼ毎日ふた桁着信。多い日は20通以上です。
 うっとうしいやら腹立たしいやら。ついに堪忍袋の緒が切れまして、メールアドレスを変更することにしました。
 すでに新アドレス設定済みです。しばらくは旧アドレスと新アドレスを併用しますが、いずれ旧アドレスは削除いたします。今後、いただいたメールには新アドレスで返信しますので、よろしくお願いいたします。
 以上、業務連絡でした。

 さて、収穫報告です。
◎白土三平『シートン動物記①=スプリングフィールドの狐=』小学館文庫(80)
◎白土三平『シートン動物記②=灰色熊の伝記=』小学館文庫(80)
 子どものころ、楽しく読んだマンガです(私が読んだのは文庫ではなく、正方形に近い判型の単行本ですが)。いやあ、懐かしい。
シートン動物記(小学館文庫).jpg 
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『別冊太陽・子どもの昭和史 新世紀少年密林大画報』

◎横尾忠則・構成『別冊太陽・子どもの昭和史 新世紀少年密林大画報』平凡社(99)
 この記事に書いていますように、南洋一郎『バルーバの冒険』シリーズは小学生のころ、夢中になって読みました。このムックはほとんど『バルーバの冒険』特集と言ってもいいような内容。昭和24年に発行された『絵物語巨人バルーバ』も収録されています。これは、よい!
別冊太陽・新世紀少年密林大画報.jpg
 スキャン面に収まらないため、右端が少し欠けています。
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映画『サイコパス』

 映画『サイコパス』(2002年)を観ました。
 先日観た『ネスト』がめちゃ面白く、もっと「この女、狂ってる」映画を観たいなと物色。タイトルとジャケットで、これだ! となりました。
『ネスト』ほどの強烈さは感じませんが、いや、あんな傑作と比べてはいけない。
 切り裂きジャックが絡んだりして、うっほー。これだけ楽しませてもらえば満足です。
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『渡辺浩弐ホラーストーリーズ 世にも醜いクラスメートの話』ほか

◎渡辺浩弐『渡辺浩弐ホラーストーリーズ 世にも醜いクラスメートの話』星海社FICTIONS(22)
 16編収録。出ていたことに気づきませんでした。
『渡辺浩弐ホラー選集』星海社FICTIONS(21)には旧作の傑作選でしたが、本書は新作集です。
◎オフィスJ.B編『私たちが震えた少女ホラー漫画』辰巳出版(20)
 これは面白そうです。
渡辺浩弐 ホラーストーリーズ 世にも醜いクラスメートの話.jpg 私たちが震えた少女ホラー漫画.jpg
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「小説現代」2023年8&9月号

◎「小説現代」2023年8&9月号
 特集:TOKYO FM×小説現代「聴く百物語」
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映画『ファイナル・ガールズ 惨劇のシナリオ』


 映画『ファイナル・ガールズ 惨劇のシナリオ』(2015年)を観ました。
 1980年代に作られたスラッシャー映画(『13日の金曜日』のパロディっぽい)のリバイバル上映を観ていた若者たちが、なぜかその映画に取り込まれてしまう。映画のストーリーや結末を知っている若者たちはなんとか殺人鬼をやっつけようとして……。
 劇中劇というかメタフィクションというか。虚々実々の不思議な作品でした。楽しかったです。
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映画『吸血ヒル女』


 映画『吸血ヒル女』(1960年)を観ました。
 予備知識なし。ヒルのような吸血モンスターと化した女が暴れる映画と思っていましたが、化け物ヒルどころかヒルも出てこない。若返りの秘薬を巡るスリラー映画なのでした。
「看板に偽りありすぎ」なタイトルではありますけれど、これはこれで面白かったのでオーケーです。
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映画『ショック・ザ・ナイトメア―異次元の悪夢―』

ショック・ザ・ナイトメア(あらすじ).jpg 映画『ショック・ザ・ナイトメア―異次元の悪夢―』(1987年)を観ました。
 ジャケットの紹介に――
>「エルム街の悪夢」シリーズのフレディよりもっと手強い、最強の悪魔と戦う
 とあります。
 私はフレディ大好き。ジャケットの紹介文を額面通りに受け取るほど愚かではありませんが、少しは期待してしまいます。
 で――
 う~~ん。『エルム街の悪夢』のチープ版って感じですかね。それ以外にも、さまざまなホラー映画で観たようなシーンがちらほら。
 フレディとは比ぶべくもありませんけれど、それなりに楽しく観られました。
ショック・ザ・ナイトメア.jpg
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