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R-1ぐらんぷり

 終わりました。
 私のなかでは、おいでやす小田の圧勝だったのですが、ファイナルステージに残れませんでした。私の笑いの感覚、ずれてるのかな。
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『RED SHADOW 赤影』


 キャラクター原案:横山光輝/ストーリー監修:斉藤ひろし/加倉井ミサイル『RED SHADOW 赤影』角川コミックス・エース・エトセトラ(01)なんて本を見かけ、読んでみました。映画『RED SHADOW 赤影』をコミック化したものです。
 映画はとんでもなかったですね。赤影や青影という名前の忍者が出てくる話というだけで、横山光輝『仮面の忍者赤影』の片鱗すら感じられませんでした。どうやらギャグがちりばめられているようなのですが、そのギャグ感覚が私とは全く相容れず。くすりとも笑えなかったことは、いまだによく覚えています。
 マンガ化された『RED SHADOW 赤影』も、なんだかよくわかりませんでしたけれど、横山光輝が「原作」ではなくて「キャラクター原案」になっていることで、なるほど、そうだったのかと納得した次第。そういえば、『RED SHADOW 赤影』の赤影は仮面を付けていません。もっと早くに『仮面の忍者赤影』ではないと気がつくべきでした。
 そんでは、と久しぶりに映画を観ることにしたのですが……。
 感想は――ノーコメントということで。
RED SHADOW 赤影.jpg RED SHADOW 赤影(DVD).jpg
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『新アタックNo.1』

新アタック№1.jpg アタック№1.jpg
 浦野千賀子『新アタックNo.1(全2巻)』マーガレット レインボー コミックス(77)を読みました。『アタックNo.1』は好きなマンガのひとつですが、『新~』も描かれていたとは知りませんでした。
 正編は「週刊マーガレット」1968年~70年連載、『新~』は同誌1975年連載。正編の連載は私が小学生のときで、『新~』は高校生のときです。小学生のときはけっこう少女マンガも読んでいましたけれど、高校時代はほとんど読みませんでした。というより、高校時代は活字一辺倒で、マンガ自体をあまり読まなかったです。『新~』の存在を知らなかったことも納得できます。
 古本屋で全2巻セットを見かけて、迷うことなく購入しました。
 正編の続編、あるいは後日談。正編の愛読者としては楽しく読みましたけれど、蛇足的な感じは否めないですね。正編が終了して5年も経ってからの続編。何か複雑な事情があったのでしょうか。
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『1★2作戦』

1★2作戦.jpg
 貝塚ひろし『1★2作戦(全2巻)』マンガショップ(06)を読みました。
 いやもう、懐かしいですね。「少年ブック」1967年1月号~1969年1月号に連載とのことですから、私が小学3年から5年の作品ですか。私が読んだのは単行本ですけれど、ほぼそのころに読んだのではないかと思います。
 それ以来読んでないわけですが、たとえば象がゼロ戦に仁王立ちしているシーンとか、ところどころは覚えていて――うおお! なのでありました。
 貝塚ひろしというと、印象に残っているのはこの『1★2作戦』、そして『父の魂』ですね。『父の魂』もあのころに読んだきりです。なんだか読み返したくなってきましたが、かなり長い作品でしたから、手を出さないほうがいいかも。
 それにしてもマンガショップの本はオヤジ心をくすぐりまくりますなあ。
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『モンテ・クリスト』

 積ん読マンガを退治しまくっていて――
>マンガを読むのにだいぶ疲れてきました。
 と書いたのは今月15日です。あれから1週間が経ち、なんとか回復。今日は熊谷カズヒロ『モンテ・クリスト(全4巻)』ヤングジャンプコミックスGJ(13~15)を一気読みしました。
モンテ・クリスト1.jpg モンテ・クリスト2.jpg モンテ・クリスト3.jpg モンテ・クリスト4.jpg
 こ、これは……。見事なまでに原作(言うまでもなくデュマ『モンテ・クリスト伯』)とは違った物語になってますねえ。浦沢直樹×手塚治虫『PLUTO 』と同じくらい原作と違います。新たに紡がれた物語は、決して悪くはない。つまらなくはない。しかし……。
 やっぱりデュマの『モンテ・クリスト伯』がいいなあ。
 こと『モンテ・クリスト伯』に関する限り、マンガ化にせよ映画化にせよドラマ化にせよアニメ化にせよ、新たな要素はいらない。そのまんまがいい!
 そんな思いを新たにしたのでした。
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『筒井康隆全戯曲④』

筒井康隆全戯曲④.jpg 日下三蔵編『筒井康隆全戯曲④ 大魔神』復刊ドットコム(17)を編者より送っていただきました。ありがとうございます。
 これにて完結。お疲れさまでした。私も(ほんの少しだけですが)協力することができ、とても嬉しいです。
 第4巻では、なんと言ってもフォノシート版『ミクロ人間』ドラマ音源収録CDですね。なんと嬉しい。なんと贅沢な!
 さあ、これから聴きます!
 うー、わくわく。
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「チャチャヤング・ショートショート・マガジン」第4号

 大熊宏俊さんより、「チャチャヤング・ショートショート・マガジン」第4号をお送りいただきました。ありがとうございます。
 え? まだ第4号だっけ?
 意外な気がしましたが、創刊準備号だの別冊だの、それに会として眉村卓さんの詩集も出されているんですね。巻号としては第4号、と。
 まとめておきましょう。
「チャチャヤング・ショートショート・マガジン」創刊準備号/2012年11月
「《捩子》の時代―眉村卓詩集―」2013年7月
「チャチャヤング・ショートショート・マガジン」創刊号/2013年11月
「チャチャヤング・ショートショート・マガジン」第2号/2014年11月
チャチャヤング・ショートショート・マガジン・別冊 怪異居留地 テーマ競作①神戸」2015年7月
「チャチャヤング・ショートショート・マガジン」第3号/2016年春
「チャチャヤング・ショートショート・マガジン」第4号/2017年3月
チャチャヤング・ショートショート・マガジン創刊準備号.jpg 《捩子》の時代.jpg
チャチャヤング・ショートショート・マガジン創刊号.jpg チャチャヤング・ショートショート・マガジン2号.jpg
チャチャヤング・ショートショート・マガジン別冊.jpg チャチャヤング・ショートショート・マガジン3号.jpg チャチャヤング・ショートショート・マガジン4号.jpg
 こうやって並べると、統一感のなさが気になりますけれど、それはそれで楽しいですね。
 末永く続くよう、願っております。
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「SFハガジン」第56号

 朝っぱらから「SFハガジン」を編集→印刷。第56号を発行しました。もうすっかり慣れてしまい、思い立ってから数十分で完成します。
 今回は江坂遊さんです。午後、所用で外出しますので、その際にポストに投函してきます。
 お手元に届くまで、しばらくお待ちくださいませ。
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『猫十夜』

 今日は猫の日だそうで。
◎やしろかづを『猫十夜』文遊社(87)
 以前にも紹介した本です(→この記事)。
 帯が付いていると、表紙のどこにも作者の名前が見当たりません。こんなの、いいんでしょうかねえ。
猫十夜(帯付).jpg
 帯を外しても、作家名はささやかに記されているだけです。
猫十夜.jpg
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『遊星小説』

 ちくさ正文館書店本店へ行ってきました。1冊だけ購入。
◎朱川湊人『遊星小説』実業之日本社文庫(16)
 朱川湊人・笹公人『遊星ハグルマ装置』日本経済新聞出版社(11)から朱川湊人作品のみ抜き出し、再編集したもの。出ていたことに気がつかず、発売時に買い逃していました。あ、言うまでもないと思いますが、ショートショート集です。全32編収録。
遊星小説.jpg 遊星ハグルマ装置.jpg
 さて。
 ブッツァーティ『世紀の地獄めぐり』創林舎(16)は海外文学の新刊コーナーに10冊くらい平積みされています。まだ奥に在庫はありますので、ご安心を。
世紀の地獄めぐり.JPG
 平井功『詩集 驕子綺唱』盛林堂ミステリアス文庫(17)はレジ横に。こちらは残り2冊です。
詩集 驕子綺唱.JPG

【追記】
 イタリア文藝叢書(→この記事参照)は既刊6冊ですが、2冊は品切れ。在庫があるのは以下の4冊です。
◎アダ・ネグリ『あけの明星』
◎グラツィア・デレッダ『サルデーニャの花』
◎C・コッローディ他『観劇のあと 一幕物劇集』
◎カルロ・カッソーラ『商人の妻 初期作品集』
 この4冊もちくさ正文館書店本店にて取り扱われることになりました。今週中には店頭に並ぶと思います。こちら、ブッツァーティ『世紀の地獄めぐり』とは違って入荷部数控えめです。
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『詩集 驕子綺唱』

詩集 驕子綺唱.jpg 盛林堂書房さまより平井功『詩集 驕子綺唱』盛林堂ミステリアス文庫(17)をお送りいただきました。ありがとうございます。
 私は詩の世界にはうとく、正直なところ平井功という名は、盛林堂書房での出版がアナウンスされるまで知りませんでした。
 本を手に取り、まずは美しい造本に惚れぼれしました。さらに、使用する紙も考え抜かれています。この手触りは電子出版では味わえませんね。先月にKindleデビューしたものの、どうにも電子書籍に馴染めない私としては、「やっぱり本は紙だぜ」の思いを強くしたのでした。
 まずは解説(長山靖生)とあとがき(小野純一)を読みました。
 うわ! そんな人だったのか! へええ、ほおおお。
 一気に興味津々です。文字を追って内容を把握すればいいだけの本ではないですから、じっくりと楽しませていただこうと思います。

 盛林堂書房の通販サイトを見ますと、この本は「品切れ。再入荷未定」となっています。発行されて間もないのに品切れとは、すごい人気ですね。(店頭在庫はあるかも)
 ここで、名古屋近辺の方々に朗報。お馴染み、ちくさ正文館書店本店(名古屋/地下鉄・千種駅近く)には在庫があるはずです。興味のある方は足をお運びください。
 あ、そうそう。
 ディーノ・ブッツァーティ『世紀の地獄めぐり』創林舎(16)は明日(2月21日)入荷予定。店頭に並ぶのはその翌日(22日)になると思いますが、店頭になくても店員に尋ねれば、奥から出してきてくれるかもしれません。
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『世紀の地獄めぐり』ほか

 あれこれ買いました。
◎ディーノ・ブッツァーティ『世紀の地獄めぐり』創林舎(16)
 全15編。すべて初訳の短編集です。感涙の書でありますな。
 まだ出て間もない本ですが、店舗で販売しているのは明屋書店(→店舗案内)だけらしく、そこらの書店でひょいと買うわけにはいきません。「欲しいよう~。でも近くに明屋書店がないよ~」という方は版元(創林舎/電話:0836-72-3460)にお問い合わせください。
◎香川真澄訳『青の男たち 20世紀イタリア短篇選集』新読書社(99)
 イタリア短編のアンソロジー。全22編収録。
世紀の地獄めぐり.jpg 青の男たち.jpg
◎グラツィア・デレッダ『サルデーニャの花 グラツィア・デレッダ短編集』イタリア文藝叢書(13)
 全13編収録。
◎カルロ・カッソーラ『商人の妻 カッソーラ初期作品集』イタリア文藝叢書(15)
 全28編収録。
サルデーニャの花.jpg 商人の妻.jpg
 デレッダとかカッソーラとか、ピンと来ませんけれど、名前は見たことがあるような気がします。単独の著作は持ってないよなあ。だったら、アンソロジーかな。――書棚を見回し、目についたイタリア短編のアンソロジーを取り出してきました。
◎米川良夫編『現代イタリア短編選集』白水社(72)
 カッソーラ、見ーっけ。
◎監修・蔵原惟人『世界短編名作選 イタリア編』新日本出版社(77)
 デレッダとカッソーラ、見ーっけ。
現代イタリア短編選集.jpg 世界短編名作選・イタリア編.jpg
 とりあえず目についたのはこの2冊ですが、ほかにもどこかにあると思います。また、ヨーロッパのアンソロジーにも名を連ねていることでしょう。
 ともあれ、しばらくイタリア短編三昧となります。

【追記】2月19日
 こんなのもありました。>イタリア短編アンソロジー
◎I・カルヴィーノ『現代イタリア幻想短篇集』国書刊行会・世界幻想文学大系(84)
現代イタリア幻想短篇集.jpg
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訃報:佐藤さとるさん

 佐藤さとるさんが亡くなられたとのこと。享年88。
 この記事この記事にも書きましたが、〈コロボックル物語〉シリーズ、大好きでした。
 ご冥福をお祈り申し上げます。
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『ポケットにつめるお話』ほか

 春みたいな陽気に誘われ、ふらふら。
 新刊を買いました。
◎赤川次郎『招待状 赤川次郎ショートショート王国』光文社文庫(17)
 なんと、「文庫&単行本同時刊行」という暴挙! 一般の読者には「好きなほう選んで」という、ありがたいサービスとなりましょうが、私には……。両方買おうと思って店に行ったのですが、単行本はまだ入荷しておらず、文庫だけ購入。単行本は次回、入荷していれば買います。それにしても……。せめて文庫本には解説くらいつけてよ。
◎安藤健二『封印作品の謎 テレビアニメ・特撮編』彩図社(16)
 最近、ちょっと封印作品が気になっていまして、おお、タイムリー! と購入。
◎ジョゼ・パロンド『ポケットにつめるお話』くらしき絵本館(16)
 ショートショートと言えるかどうか、よくわかりませんが、ものすごく不思議な絵本です。言葉で説明するのは難しい。機会があれば、ぜひお手に取ってみてください。
招待状.jpg 封印作品の謎(文庫).jpg ポケットにつめるお話.jpg
 古本も買いました。
◎赤塚不二夫『「おそ松くん」とアカツカ怪作劇場』宝島社・このマンガがすごい!COMICS(16)
 赤塚不二夫の怪作って、めちゃ面白そう。
◎原作・新井素子、マンガ・よしまさこ『星へ行く船』白泉社・JETS COMICS(88)
 これ、マンガ化されてましたか。知りませんでした。
◎駕籠真太郎『アリ地獄とバラバラ少女』久保書店(09)
 久しぶりに駕籠真太郎を買いました。
「おそ松くん」とアカツカ怪作劇場.jpg 星へ行く船.jpg アリ地獄VSバラバラ少女.jpg
 う~~む。積ん読マンガを退治しているのに、また増えてしまいました。
 帰宅して、『封印作品の謎』をぺらぺらと眺めていたら――
>本書は2004年10月に太田出版より刊行された『封印作品の謎』、2006年3月に同社より刊行された『封印作品の謎2』、2008年12月に洋泉社より刊行された『封印作品の憂鬱』を再編集し、文庫化したものです。
 え? 太田出版の2冊、持っとるがな。んで、今日買った文庫に採り上げられている5作品のうち4作品は、うちにある本に載っとるがな。あかんがな。
封印作品の謎.jpg 封印作品の謎2.jpg
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『江戸川乱歩猟奇漫画館』ほか

 積ん読マンガ退治、本日は――
◎原作:江戸川乱歩、作画:関谷ひさし・北竜一朗『江戸川乱歩猟奇漫画館 地獄の道化師・黄金仮面』実業之日本社(15)
◎『このマンガがすごい!』責任編集『この「ホラー」マンガが怖い!』宝島社・このマンガがすごい!comics(16)
江戸川乱歩猟奇漫画館.jpg この「ホラー」マンガが怖い!.jpg
 どちらも面白かったですが、マンガを読むのにだいぶ疲れてきました。
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犬木加奈子3冊

 積ん読マンガ退治、今日は犬木加奈子です。
◎犬木加奈子『真夜中の迷路』講談社コミックスフレンド(89)
◎犬木加奈子『おばあちゃんの怖い話』講談社コミックスフレンド(95)
◎犬木加奈子『熱帯夜の怪談 犬木加奈子のホラー劇場』アクションコミックスCoins(16)
真夜中の迷路.jpg おばあちゃんの怖い話.jpg 熱帯夜の怪談.jpg
 面白かったですが、続けざまに読むと、げっぷが出ますね(笑)。
 今日読んだなかでベストスリーを選ぶなら、「老人の日」「よい子の街」「かなえられた願い」でしょうか。見事なまでに私好みです。
 犬木加奈子、いずれは全作品を読破したい気持ちもありますけれど、いつになることやら。まあ、ぼちぼちと読んでいきます。
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「西岸良平名作集」

西岸良平名作集.jpg ちょっと前から、積ん読になっているマンガを片づけにかかっています。
 本日はコンビニコミックの「西岸良平名作集」の未読分を退治しました。「蜃気楼」シリーズを別にすると、コンビニコミックの「西岸良平名作集」はこれで全部かな。
 読み始めたのは一昨年末(→この記事参照)ですから、1年と少しかかったことになります。
 西岸良平のSF短編は味わいと読後感が素晴らしいですね。ほのぼのと楽しめます。じんわりと好き。
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「Hard SF Laboratory」146号

Hard SF Laboratory146.jpg「Hard SF Laboratory」146号が届きました。石原藤夫さんの主宰されているSFファングループ「ハードSF研究所」の会報(公報と称していますが)です。石原さん、いつもありがとうございます。
 今号の「うひゃあ!」は、なんといっても柴野拓美さんの書庫写真ですね。モノクロの全景写真が多く、書名を判別するのは困難ですが、それでも「あ、これはアレだな」とわかる本が多数あります。詳細写真は次号とのこと。めちゃくちゃ楽しみです。
 私の連載「日本ショートショート出版史」は第9回。今回は1988年から1991年です。この連載で詳細に記述するのは1997年(星新一さんが亡くなられた年)まで。以降は略史として簡単にまとめます。
 連載も残すところ、あと2回。148号(今年8月発行予定)で最終回を迎えます。連載をスタートしたときには、終わるのは遙か先という感覚でしたが、なんだかあっという間でした。
 あ、そうそう。
「SFハガジン」別冊の「ショートショートラント」1号、2号もご紹介いただきました。ありがとうございます。

 本誌の購読方法(=ハードSF研究所への入会方法)を記しておきます。
 年会費は8000円。年に4回、会報が発行されます。1冊2000円のSFファンジンというと、一般的には高いですけれど、実際に読んでみれば納得&満足できると思います。質・量ともに読みごたえ抜群!
 会費の納入先は――
 郵便振替番号 00220-0-16059
 名義 S・F資料研究会
 興味を持たれましたら、ぜひぜひ!
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『ミュータントサブ』

 石森章太郎『ミュータントサブ(全3巻)』サンコミックス(73)を読みました。以前に読んだのは中学のころだったか高校のころだったか。いずれにしても大昔であることは確かです。
 超能力少年サブを主人公とする連作SF。なんと言いましょうか、エスパーとかミュータントとか、どうしてこんなに好きなんでしょうね。それに加えて、タイムスリップ、宇宙生物の侵略……。私の大好物がてんこ盛りです。
 好物を満喫しました。
ミュータントサブ1.jpg ミュータントサブ2.jpg ミュータントサブ3.jpg
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『新影狩り』

影狩り.jpg
 何度も書いていますように、さいとう・たかを『影狩り』が大好き。全エピソードを読破(8割方は再読ですが)し、その勢いで『新影狩り』に手を伸ばしました。
◎岡村賢二/原作:さいとう・たかを『新影狩り1』リイド社・SPコミックス(12)
◎岡村賢二/原作:さいとう・たかを『新影狩り2』リイド社・SPコミックス(12)
新影狩り1.jpg 新影狩り2.jpg
 オリジナルと比べて各エピソードが短く、また日光の女好きが控えめになっている(笑)こともあり、淡泊ではありますけれど、オリジナルの面白さはきっちりと受け継がれています。ええ、『影狩り』ファンとしても満足です。
 残念ながら、単行本はこの2冊しか出ていない様子(打ち切り?)ですが、コンビニコミックが4冊発行されています。こちらもいずれは読みたいと思います。
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『阿漕の人―わが輩のショート・ショート集―』

阿漕の人.jpg 狩野敏也『阿漕の人―わが輩のショート・ショート集―』里文出版(16)を買いました。全68編。何編か摘まみ読みしてみたところ、人間社会のあれやこれやを犬の視点で小説仕立てにしたもののようです。
 作者のことは知りませんが、詩人とのこと。他分野も含め、多数の著作があるようです。
 私の感覚では、ショートショートとはちょっと違うな、という分類になってしまいますが、何はともあれ、こんなサブタイトルを目にしてしまっては、買わないわけにはいきません。←ビョーキ(笑)
 もちろん、広義のショートショート集ではあります。
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『手塚治虫マンガ音楽館』

 手塚治虫『手塚治虫マンガ音楽館』ちくま文庫(02)を買いました。これで、ちくま文庫の手塚治虫傑作集は揃ったのかな。(→この記事参照)
手塚治虫マンガ音楽館.jpg ちくま文庫.jpg
【追記】
『手塚治虫西部劇傑作集』なんてのも出ていることがわかりました。これ、見た記憶がないですね。
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映画『インビジブル・スクワッド 悪の部隊と光の戦士』


 映画『インビジブル・スクワッド 悪の部隊と光の戦士』を観ました。2014年のイタリア・フランス映画です。
 タイトルも知らない作品ですが、レンタルビデオショップで何気なく手に取り、ジャケットの説明文を読んだところ、無性にそそられました。
 平凡な少年が突然超能力に目覚め、悪の組織と戦う。――こんなの大好物です。『X-men』シリーズの匂いも感じられますし。
 観終わって――
『X-men』シリーズというよりTVドラマ『HEROES』に近いでしょうか。『HEROES』も大好きなので、どっちでも大歓迎です。
 エンディングは「続き、作りまっせ」満載。第2作が楽しみです。
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「SFハガジン」第55号

「SFハガジン」第55号を発行しました。今回は山本孝一さんです。
 印刷が終わってから、タイトルにルビを振るのを忘れたことに気がつきました。山本さん、申しわけありません。まあ、特殊な読み方ではないので、皆さん、問題なく読めると思います。ええ、普通に読んでくださいませ。
 今日は午前中に出かけ、今後は出かける予定はなし。発送は明日以降になると思います。
 お待ちくださいね。
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映画『デッドプール』


 そういえば最近、古い映画しか観てないなあと思い、近所のレンタルビデオショップへ。新しめのコーナーを眺めていて、『デッドプール』が目につきました。大好きな『X-men』シリーズの番外編的な作品ということで気にはなっていたものの、予告編を観ると、なんだか違ってそうだなあという予感がひしひし。観るのを躊躇っていたのです。
 今日は新しめの映画を観たい気分ということで、レンタル。いま、観終わりました。
 このテイストは『X-men』シリーズとは明らかに違いますね。残念な気分が半分、予想通りだなという納得が半分。
 まあ、楽しく観られましたので、よかったです。
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『ワースト』ほか

 新刊を買う。
◎阿刀田高ほか『眠れなくなる 夢十夜』新潮文庫(17)
 同じく新潮文庫で似たようなタイトル、似たような寄稿陣の本、持ってるなあと思いつつも、奥付を見ると、今年の発行。短絡的に別の本と思ってしまって買いましたが……。
 帰宅して確認すると、同じ本、持ってました。「似たようなタイトル、似たような寄稿陣」ではなく「同じタイトル、同じ寄稿陣、同じ作品=同じ本」(苦笑)。2009年刊の新潮文庫で、この本のことはブログでも書いています(→ここ)。新しく買った本をよくよく見ると、「本書は二〇〇九年六月に新潮文庫より刊行された『眠れなくなる 夢十夜』を加筆、修正したものです」と。うぎゃ!
◎中川右介『角川映画1976-1986〔増補版〕』角川文庫(16)
 新刊とはいっても、1年近く前に発行された本です。このころの角川映画、よく観たなあ。面白かったなあ。
◎「東京人」2017年3月号(no.381)
 パロディ特集。言うまでもなく、大好物です。パロディといえば、その名もずばり「パロディ」という雑誌があったなあ。「冗談王」なんてのも(笑)。取り出してきました。
眠れなくなる夢十夜.jpg 角川映画1976ー1986.jpg 東京人.jpg
パロディ.jpg 冗談王.jpg
 古本も買う。
◎小室孝太郎『ワースト(全2巻)』朝日ソノラマ(00)
 つい先日、読み返したいなあと思ったマンガです(→この記事のコメント欄参照)。あれから初めて行った古本屋(というか、今年初の古本屋なんですけどね。ブックオフを除くと)にて発見しちゃいました。こういうのって、なんだか嬉しいです。
◎ウォーレス・ジャッド/水野良太郎訳・構成『電卓パズル&ゲーム 遊びながら数学に強くなる珍問・難問』サンケイ・ブックス(77)
 こんなの好きですねえ。1977年というと、そろそろ電卓がリーズナブルな値段で買えるようになったころですね。ただし四則計算のみ。関数電卓は何万円もするので、手が出ませんでした。理学部生としては、ほんと、欲しかったんですが。
ワースト.jpg 電卓パズル&ゲーム.jpg
 以上。
 とにかく『ワースト』が嬉しかったです!
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『モーグリはパンツ穿いてない』

 山本弘さんより『モーグリはパンツ穿いてない』心はいつも15才(16)を送っていただきました。『ジャングル・ブック』の資料本です。
モーグリはパンツ穿いてない.jpg もちろん私も子どものころに『ジャングル・ブック』を読みました。好きな小説のひとつです。山本さんとは同世代で、子どものころに楽しんだであろうことは容易に想像できますが、ここまで入れこんでいたとは、驚きました。
 この本の大半を占めるのは各国で出版された本の表紙、そして、さまざまなイラストレーターによるモーグリのイラストです。なんとフルカラー! 最高に贅沢な同人誌ですね。
 何しろ名作ですから、多くの本が出ているのは当然ですが、こうやってずらりと並べられているのを見ると、改めて『ジャングル・ブック』のすごさがわかります。
 楽しい本をありがとうございました。

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訃報:三浦朱門さん

 三浦朱門さんが亡くなられたとのこと。享年91。
 三浦朱門さんといえば、なんといっても『第四次元の小説』ですね。素晴らしいアンソロジーでした(→この記事参照)。
 楽しい読書体験をありがとうございました。ご冥福をお祈り申し上げます。
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『頭の体操BEST』

 先日より、多湖輝『頭の体操BEST』『頭の体操BEST2』光文社(09、11)をぱらぱらと眺めて楽しんでいます。『頭の体操』シリーズ既刊分からセレクトされたベスト集。この記事にも書きましたように、私は『頭の体操』シリーズの大ファンです。すべて読みましたし、いまも持っています。
 多くの設問については、「ああ、これこれ。いい問題だよなあ」と余裕をかましていられるのですが、ときには解けない問題もあり、頭を抱えこむことも。
 それもこれも楽しいです。
頭の体操BEST.jpg
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『無用ノ介』

 さいとう・たかをといえば代表作は『ゴルゴ13』でしょう。もちろん私も好きですが、個人的な好みでいえば『影狩り』のほうがもっと好きです。
 もう1作――『無用ノ介』も好きでした。先日、そのTVドラマを観たんですよね。伊吹吾郎主演の実写ドラマ。
 ドラマを観たら無性にマンガを読みたくなって、1冊だけ買ってみました。
◎さいとう・たかを『無用ノ介①』リイド社・SPコミックスワイド版(99)
無用ノ介①.jpg おお! 冒頭に収録されている「虎穴にはいった無用ノ介」はドラマ版・第1話の原作ではないですか。ドラマ(伊吹吾郎、無用ノ介のイメージにぴったり!)もいいけど、やはりマンガはいいなあ。
 私が『無用ノ介』を読んでいたのは、小学校の終わりから中学にかけてだったと思います。『ゴルゴ13』や『影狩り』を読んだのは中学になってからだと思うので、もしかしたら初めてのさいとう・たかをだったかも。
 もちろん全話を読んだわけではありません。全話を読破したいという気持ちもありますけれど、ほかにも読みたいものが山のようにありますからね。う~~~む。
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