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映画『ニュー・ミュータント』

 今月20日に買ったDVD『ニュー・ミュータント』を観ました。昨年4月1日以来およそ1年ぶり、2度目です。
 とにかく最近は、忘れる忘れる。読んだもの観たもの、片端から忘れていきます。むかし読んだもの観たものは比較的よく覚えていたんですが、最近はそれすら怪しくなってきました。新しく読んだもの観たものはほぼ全滅。
 喜ばしくないことは確かですけれど、同じものを何度でも楽しめるという利点もあります。
 ということで、この映画も初鑑賞と同じ――とまでは言いませんが、それに近い感覚で楽しむことができました。残っている印象より、2度目のほうが楽しめたような……。
 めでたしめでたし。
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『34のハーブメルヘン』ほか

 名古屋古書会館の即売会(昨日スタート)に行ってきました。
◎フォルケ・テゲットホッフ『34のハーブメルヘン』あむすく(99)
 なんだかよくわかりませんが、「34」「メルヘン」となれば買ってしまいます。
◎菊池寛譯『家なき娘』発行:興文社、文藝春秋社/小學生全集(28/昭和3年)
 昭和初期の『家なき娘(ペリーヌ物語)』! 表紙が少し欠けているのは残念ですが、買ってしまいますねえ。
34のハーブメルヘン.jpg 家なき娘(興文社・文藝春秋社).jpg
 即売会で買ったのはこの2冊だけでしたが、今回、(私にとって)けっこういい感じの品揃えで、楽しかったです。
 引き続き新刊書店へ。ルヴェル『地獄の門』、レオ・ブルース『レオ・ブルース短編全集』があれば買おうと思っていましたが、残念ながら未入荷でした。取り置きを頼んでありますので、買い損なう心配はありません。またの機会に。
 最後にブックオフ。
◎原作:手塚治虫『アニメ版 ブラック・ジャック オペの順番』金の星社(09)
 アニメのセル画を使った絵物語です。「オペの順番」「消えた針」を収録。どちらも名作ですね。
◎「小説新潮」2021年8月号
 特集:ずっとこわいはなし 怪談特集
ブラック・ジャック オペの順番.jpg 小説新潮2021年8月号.jpg
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『わたしたちが光の速さで進めないなら』ほか

◎キム・チョヨプ『わたしたちが光の速さで進めないなら』早川書房(20)
 7編収録。タイトルが気になり、ちょっと読んでみようかな、と。
◎ジャック・ロンドン『ジャック・ロンドン ショートセレクション 世界が若かったころ』理論社・世界ショートセレクション(17)
 7編収録。このシリーズを買うのは、チャペック『五つのパン』(19)、マルセル・エーメ『壁抜け男』(19)に続いて三冊目です。
わたしたちが光の速さで進めないなら.jpg 世界が若かったころ.jpg
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『黄昏クルーズ』

 舟崎克彦『黄昏クルーズ』朝日新聞社(93)を読みました。図書館で借りた本です。
 ちょっと不思議な怪異譚の連作集。12編収録。各編は短く、ショートショートと言ってもいい長さです。
「祇園会」には名古屋の東新町なんて地名が出てきます。子どものころ、その近くに住んでいまして、懐かしかったです。
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TVドラマ『パンドラの果実』


 新番組『パンドラの果実』が面白そう。残念ながら第1話(今月23日放送)は観られませんでしたが、GYAO!をチェックしてみたところ、配信を発見。さっそく観ました。
 おお、これは面白い。第2話以降の展開に期待大です。
 録画予約しました。久しぶりに、テレビの新作ドラマを観ることになりそうです。
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『ギフト』

◎原田マハ『ギフト』イースト・プレス(09)/ポプラ文庫(21)
 単行本版は全20編収録。各編は400字詰め原稿用紙にして数枚です。文庫化にあたり、短編「ながれぼし」を増補。
ギフト.jpg ギフト(ポプラ文庫).jpg
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「第42回日本SF大賞選評冊子」

 日本SF作家クラブより「第42回日本SF大賞選評冊子」および缶バッジを送っていただきました。
 こういう記録が形として手許に残っていくというのはありがたいことです。スタッフの皆さま、ありがとうございます。
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『センパイ!その日本語まちがってます!』

◎植松眞人『センパイ!その日本語まちがってます!』保育社(10)
「敷居が高い」「檄を飛ばす」「御の字」「煮詰まる」「憮然」「さわり」「口先三寸(正しくは舌先三寸)」「やおら」「耳ざわり」「すべからく」「雨模様」「悲喜こもごも」などなど、誤用の定番がずらり。用例は少ないけれど、その分、凝縮されているとも言えます。
 こういう本、楽しいです。自分の日本語を確認できますし。
センパイ!その日本語まちがってます!.jpg
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続・高階良子

 今月前半、積ん読高階良子のうち6冊を読みました(→この記事)。
 さいとう・たかを『ブレイクダウン』を読み終え(→この記事)、続いては残る高階良子を片づけてしまいたいと思います。今月上旬の時点では残りは5冊でしたが、1冊増えて、『幻のビルカバンバ』『夕日の中のサキ』『くらやみに悪魔が!』『あの人を消せ!』『魔性の祭壇』『死の媚薬 闇の呪文』の6冊になっています。
幻のビルカバンバ.jpg 夕日の中のサキ.jpg くらやみに悪魔が!.jpg あの人消せ!.jpg 魔性の祭壇.jpg 死の媚薬 闇の呪文.jpg
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「ふたりの部屋“星新一のショートショート”」

 本日午後1時15分~55分、NHKラジオ第1『発掘!ラジオアーカイブス』にて、「ふたりの部屋“星新一のショートショート”」が放送されました。星新一原作のラジオドラマ「鬼」「人質」「変な侵入者」の再放送。本放送は1982年です。
 もう放送は終わりましたが、聴き逃しサービス「らじる★らじる」で聴くことができます(2022年5月1日午後1時55分まで)。
 便利な世のなかになりましたね。
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『草原の靴』

◎長岡弘志『草原の靴』七月堂(93)
 172ページに10編収録と、それだけ見れば短編集なのですが、各ページの文字数は少なく、さらに言えば、本体の表4には「長岡弘志掌篇小説集」と書かれています。
 長岡弘志の本はほかに『S町の魔術師』カタ工房(84)を持っています。こちら、90ページに11編収録。1980年前後の同人誌に発表された作品をまとめたものです。
草原の靴.jpg S町の魔術師.jpg
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『ブラック・ジャック『99.9%』の苦悩』ほか

◎豊福きこう『ブラック・ジャック『99.9%』の苦悩』秋田文庫(03)
 秋田文庫の『ブラック・ジャック』関連、(私の知る限り)残りは『BLACK JACK ザ・コンプリート・ダイジェスト』だけとなりました。
◎ことわざ倶楽部『三国志の教えと名言』扶桑社文庫(09)
 久しぶりに『三国志』本を買いました。超メジャーなものからマイナーな(私が知らない)ものまで、眺めているだけで楽しいです。
ブラック・ジャック『90.0%』の苦悩.jpg 三国志の教えと名言.jpg
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『5分ごとにひらく恐怖のとびら 百物語』

◎日本児童文学者協会編『5分ごとにひらく恐怖のとびら 百物語⑤奇妙のとびら』文溪堂(19)
5分ごとにひらく恐怖のとびら 百物語(全5巻)』文溪堂(18~19)は、第1巻と第2巻は知り合いの作品が収録されていることもあり、発売時に買いました(→この記事)。残り3冊も買おうか迷ったのですが、古本でいいか、と新刊では買わず。申しわけない気もしますけれど、すべて新刊で買ってしまうと古本屋に行く楽しみがなくなってしまうわけで……(←言いわけです)。
 けっこう時間がかかりましたが、ようやく全5巻が揃いました。ささやかな達成感に浸っています。
5分ごとにひらく恐怖のとびら 百物語①.jpg 5分ごとにひらく恐怖のとびら 百物語②.jpg 5分ごとにひらく恐怖のとびら 百物語③.jpg
5分ごとにひらく恐怖のとびら 百物語④.jpg 5分ごとにひらく恐怖のとびら 百物語⑤.jpg
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『天使についての試論』

◎伊藤なむあひ『天使についての試論』人格OverDrive(22)
 全14編収録。そのほとんどはショートショートと言ってもいい長さ(短さ)です。
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『走る赤』

 武甜静・橋本輝幸編/大恵和美編訳『走る赤 中国女性SF作家アンソロジー』中央公論新社(22)を立原透耶さん(訳者の1人)が送ってくださいました。私はアンソロジーが大好きですし、この本も気になっていました。しかも、立原さんの訳されている夏笳「独り旅」はショートショートではないですか。嬉しさ倍増です。ありがとうございます。
走る赤.jpg
 かわいいストラップ(YOUCHAN画)も同封してくださいました。これまた嬉しい。ありがとうございます。
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 どれを付けようか、迷ってしまいます。
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「コトリの宮殿」35号

 小野塚力さんより、超短編フリーペーパー「コトリの宮殿」35号をお送りいただきました。ありがとうございます。
 この号より小野塚さんの新連載「岡田三郎とコント」がスタート。まだ前書き段階で、これからが楽しみといったところですが、資料として掲載されている「大正末年のコント・掌篇小説関係年表」が実に素晴らしいです。大正末期の日本コント界が俯瞰できるのですね。
 私の専門は星新一以降の日本ショートショート界で、それ以前は知らないことが多いです。へえ、そうなのかと頷くことしきり。
 連載第2回を楽しみにしています。
コトリの宮殿35号.jpg
 興味のある方は小野塚さんにご連絡を(→このツイート参照)。
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DVD『ニュー・ミュータント』

 DVD『ニュー・ミュータント』が届きました。
 この映画は1年ほど前にレンタルして観ています(→この記事)。すぐに観たいわけではありませんが、いちおう『X-MEN』シリーズですから、手許に置いておきたいのです。とはいえ……。せっかく買ったので、近いうちに観るかも。
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『耳袋の怪』ほか

◎志村有弘司著/根岸鎮衛著『耳袋の怪』角川ソフィア文庫(02)
 そういえば『耳袋』ってまともに読んだことがないなあ、と。
◎TOKYO MX 「5時に夢中!」編『ことわざアップデートBOOK』スモール出版(19)
 こういうパロディ、大好き!
◎伊藤悟『ひょうたん島大漂流記』飛鳥新社(91)
 へえ、こんな本が出ていましたか(嬉)。
耳袋の怪.jpg ことわざアップデートBOOK.jpg ひょうたん島大漂流記.jpg
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『カエルの死』

 今朝、ツイッターに『ネオ・ヌルの時代』中公文庫(85)のことを書きました。
 以下、ツイートのコピペです。

『ネオ・ヌルの時代』のことを書き、ふと夢枕獏のタイポグラフィクションが懐かしくなり、『カエルの死』光風社出版(1985年)を取り出してきました。タイポグラフィクションの集大成作品集。読んでいて思い出したのが獏さんに書いてもらった色紙です。これ、未発表作になるのでは?
カエルの死.jpg 夢枕獏・色紙.JPG
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『昭和漫才傑作選』

 図書館で借りたのは本だけではありません。『昭和漫才傑作選』というCDを見かけ、ラインナップを確認しますと――
昭和漫才傑作選(演目).jpg
 おおっ、懐かしい! 迷わず借りました。
 いま聴き終わりまして――
 CDですから音声だけですが、映像が浮かびますね。楽しかったです。
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『あやかしファンタジア』

 先週水曜日、図書館で斉藤洋の著作を3冊借りてきました。『火星のカレー ―宇宙人たちのひみつ―講談社(19)、『オイレ夫人の深夜画廊』偕成社(16)、『あやかしファンタジア』理論社(11)です。
 今日は3冊目、『あやかしファンタジア』を読みました。ちょっと不思議な(怖くはない)怪異譚の連作集です。全9編。短いものが多いですが、ショートショートの連作とはいささか趣を異にしています。連作集というより長編といったほうがいいかもしれません。
 ということで、図書館で借りた斉藤洋3冊読了。楽しませてもらいました。
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『風流落語選』

 日本ショートショートの歴史を考える際、玉川一郎は気になる存在です(→この記事参照)。玉川一郎には落語関連の著作もあるそうで、どこかで見かけたら買おうと思っていました。
 先ほど、書庫に本を片づけに行きましたら、落語関連の本が集まっている棚に――
◎玉川一郎編『風流落語選』金園社(66)
 あら、こんな本を持っていましたか。
 手に取って目次を見ますと、「S・Fミステリー編」なんて章も!
 あー。これ、うっすらと記憶にありますけれど、玉川一郎の編著だったとは……。
 もっとちゃんと本の整理しないといけませんね。反省。
風流落語選.jpg S・Fミステリー編.jpg
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教訓

 飲みかけのペットボトルと本を同じバッグに入れてはいけない。

 今日、やらかしてしまいました。キャップをちゃんと閉めてなかったらしく……。
 本は濡れたら終わりですね。貴重な本でなかったのが救いです。
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「SFワールド」と『ショート・ショート劇場』

 ツイッター用に「SFワールド」全7冊(1983~85年)と『ショート・ショート劇場』全5巻(1985~87年)の書影をまとめた画像を作りましたので、こちらにも貼っておきます。
SFワールド.png
ショート・ショート劇場(双葉文庫).png
「SFワールド」には小説(ショートショート)4編、エッセイ1編を寄稿、それと対談1回。『ショート・ショート劇場』には全巻に2作ずつ拙作が収録されています。
 当時、私は20代。青春真っ只中でありました。
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『オイレ夫人の深夜画廊』

 図書館(→この記事参照)で借りた斉藤洋『オイレ夫人の深夜画廊』偕成社(16)を読みました。短編集かと思って借りたのですが、長編でした。
 積雪のために列車が止まり、主人公は見知らぬ駅で途中下車する羽目に陥ります。そこで主人公が経験する不思議な出来事。奇妙な古本屋に奇妙な深夜画廊。そして主人公は、運命が彼をここに引き寄せたことがわかります。鍵となるのは〈サモトラケのニケ〉……。
 短編集でなかったことは残念といえば残念ですが、楽しく読み終えましたので満足しています。
オイレ夫人の深夜画廊.jpg
 下の写真はうちにあるブックエンド。はい、〈サモトラケのニケ〉です(嬉)。
サモトラケのニケ.JPG
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『エルクマン‐シャトリアン怪奇幻想短編集』

 小林晋編訳『エルクマン‐シャトリアン怪奇幻想短編集』盛林堂ミステリアス文庫(22)を版元よりお送りいただきました。いつもありがとうございます。
 16編収録の短編集。なかにはショートショートと言えそうな長さの作品も!(嬉)
 いやいや、長さなんて関係なく、怪奇幻想短編は大好物。読むのが楽しみです。
 詳細、ご注文はこちらに。
エルクマン‐シャトリアン怪奇幻想短編集.jpg
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『大人になる時』

 日下三蔵編/草上仁『大人になる時』竹書房文庫(22)を著者よりお送りいただきました。いつもありがとうございます。
 単行本未収録10編+書き下ろし2編、計12編収録の短編集です。1990年~93年に発表された作品が9編を占めます。私が草上さんと知り合ったのも、ちょうどこのころだったような……。なんとも言えず感慨深いです。
 単行本未収録作品はおろか未発表作品も数多くあるとか。今後もどんどん1冊にまとめられていくことを期待しています。
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『火星のカレー ―宇宙人たちのひみつ―』

 今日の名古屋は29.3度まで気温が上がったとのこと。これで5日連続の夏日です。まだ4月前半なのに!
 私は暑いのが大好き。陽光に誘われ、毎日そこらをふらついています。今日は(特に目的はないのですが)図書館に行ってきました。館内を歩き、斉藤洋を3冊帯出。その1冊が『火星のカレー ―宇宙人たちのひみつ―』講談社(19)です。
 ちょっと読み始めたら勢いがつき、あっという間に読了。
 いやこれ、なんと言いましょうか。ダジャレだらけの連作小説集で、いずれも短い。つまり、連作ショートショート集、と言えないこともないわけで……。呆れながらも楽しく読み終えてしまいました。
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TVドラマ『三国志〜司馬懿 軍師連盟〜』

 朝刊のテレビ欄を眺めていたら、BS日テレ『三国志』なんて番組が目に飛びこんできました。【新】と書かれていますからTVドラマでしょうが、詳細不明。
 どの『三国志』なんだろ? と調べてみますと、『三国志〜司馬懿 軍師連盟〜』でした。――これ、観てないや。
 録画決定ですが、全86話。いつ観るんでしょうねえ。
 そういえば『三国志 Secret of Three Kingdoms』、録画しただけで観てないです。
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『憂夢』

 藤子不二雄Ⓐさん追悼。
 本日より藤子不二雄Ⓐ『憂夢(全3巻)』小学館・BIG COMICS SPECIAL(92、93、95)を読み始めます。以前から気になっていましたが、未読でした。この機会に。
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