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映画『パラレルワールド・ラブストーリー』


 映画『パラレルワールド・ラブストーリー』を観ました。2019年の作品。原作は東野圭吾です。
 パラレルワールド(平行世界)を行ったり来たりの物語、かと思いきや……。観る前の、なんとなく思い描いていた展開とは全く違っていました。
 正直なところ、序盤から中盤にかけては退屈だったのですが、終盤の展開は、まさに、あれよあれよ。ラストの、アニメ映画『君の名は。』的なシーンには、啞然としましたが(笑)。
 いろいろありますが、基本的にこういう話は好きですね。意外な展開は楽しかったです。
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『キョウイチ』

 先日、原案・東野圭吾/作画・間瀬元朗『HEADS』を読んだ際、「間瀬元朗って以前に読んだことのあるのは『イキガミ』と『キョウイチ』だけかな。もっと読みたくなりました」と書きました(コメント欄)。
 とりあえず、と『キョウイチ』を発掘。
◎間瀬元朗『キョウイチ』ビッグコミックス(01)
◎間瀬元朗『キョウイチ』ビッグコミックス スペシャル(08)
キョウイチ.jpg キョウイチ(新装増補版).jpg
 どうして2種持っているかというと、ビッグコミックス スペシャル版には「リミット」も併録されているからです。これは『イキガミ』のプロトタイプと言ってもいい短編。
 久しぶりに再読し――
『キョウイチ』も「リミット」も、面白い!
 間瀬元朗に対する欲求が高まりました。あれこれリサーチし、『デモクラティア(全5巻)』を読むことに決定。ネットで注文してしまいました。届いたら、読みます!
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TVアニメ『神世紀伝マーズ』

 本日よりTVアニメ『神世紀伝マーズ』を観始めます。2002~2003年の放送。全13話。OVA『マーズ』と同じく原作は横山光輝『マーズ』です。OVA版は以前から存在を知っていましたが、こちらを知ったのは少し前です。未完に終わった『マーズ』とは違い、こちらは完結しているとのこと。
『マーズ』のアニメ化作品としては、もうひとつ、『六神合体ゴッドマーズ』もあります。1981~1982年の放送。気にはなっていますが、全64話という長さ、そして原作を大幅に改変しているという情報もあり、腰が引けています。
『マーズ』全2話、DVD2枚。
『神世紀伝マーズ』全13話、DVD7枚。
『六神合体ゴッドマーズ』全64話、DVD12枚。
 コストパフォーマンスはいいんですけれど……。
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OVA『マーズ』

 OVA『マーズ』を観ました。もちろん原作は横山光輝。1994年の作品です。
 言うまでもなく原作は大好き! このOVAの存在は知っていたのですが、全4巻の予定が第2巻で終わってしまい、完結していないと聞いていて、手を出しかねていたのです。
 しかしまあ、ファンとしては観ておかないとね。DVD2枚合わせても1時間弱と、極限まで短いし(苦笑)。
 中途半端に終わりますが、それを知っていて観始めましたので納得はしています。まあ、最後まで作ってほしかったなあとは思いますけれど。
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『野ばらの国』

 今月8日の記事「訃報:明智抄さん」で――
>お互いの著書にサインを入れて、プレゼントし合う、なんてこともありましたね。
 と書きました。その際、くだんの本を探したのですが、どこに行ったのやら見当たらず。手放すわけはなく、いずれ出てくるだろうと思っていたら、先ほど、ひょっこりと姿を現しました。
 せっかくですので、ご覧に入れます。
野ばらの国.jpg
 改めまして。
 ご冥福をお祈り申し上げます。
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TVドラマ『ネオ・ウルトラQ』

 TVドラマ『ウルトラQ dark fantasy』を観終わり、引き続きTVドラマ『ネオ・ウルトラQ』に着手します。こちら、2013年の放送で、全12話。30分ドラマですが、『ウルトラQ dark fantasy』と同様に、DVD1枚に2話ずつしか収録されていません。なんだかな~。
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『うなれ熱球』

 貝塚ひろし『ミラクルA(全4巻)』読了。自分でも驚くほど内容を忘れていて、新鮮な気持ちで楽しむことができました。
 一峰大二、貝塚ひろしと読んできて、あのころ楽しく読んだマンガをもう少し読みたい気分になりました。当時のマンガはほとんど手許に残っていませんが、何もないわけではありません。
 子どもの時代の本を詰めこんであるダンボールから、相良俊輔・原作/荘司としお・絵『うなれ熱球(全4巻)』秋田書店・サンデーコミックス(68~69)を取り出してきました。野球マンガつながりですね。
うなれ熱球-1.jpg うなれ熱球-2.jpg うなれ熱球-3.jpg うなれ熱球-4.jpg
 私にとって荘司としおといえば、なんと言っても『夕やけ番長』です。これはちょっと前、思い切り久しぶりに読み返しました。ブログ検索してみますと、読んだのは2016年4月25日、4年前ですか(→この記事)。
『夕やけ番長』ほどではありませんけれど、『うなれ熱球』も好きでしたね。明日にでも読もうかと思います。
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『ミラクルA』

 小中学生時代に好んで読んでいながら、その後はぱったりと読まなくなったマンガ家って、けっこういます。先日の一峰大二もそうですし、ほかにも荘司としお、貝塚ひろし、辻なおき、川崎のぼるなどなど。最近こそ、マンガショップの復刻版シリーズなどで読むようになりましたが、ほぼ40年、まったくと言っていいほど読みませんでした。特に理由はなく、なんとなく。
 一峰大二を読んで、ふと貝塚ひろしのことを思い出しました。特に記憶に残っているのは『父の魂』『1★2作戦』『ミラクルA』といったところです。
『1★2作戦』はマンガショップ版で読み返すことができました(→この記事)。『父の魂』、懐かしいなあ。読み返したいなあ。でも、ちょっと長すぎるなあ。『ミラクルA』なら、というわけで――
◎貝塚ひろし『ミラクルA(全4巻)』秋田書店・サンデーコミックス(67~68)
ミラクルA-1.jpg ミラクルA-2.jpg ミラクルA-3.jpg ミラクルA-4.jpg
 おお、これこれ。懐かしい!!!
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『HEADS』

 え? 東野圭吾の『変身』ってマンガ化されてるの? 読みたいーーーーっ。
 どこかで見かけたら買おう、なんて悠長なことを言っている気分にはならず、ネット注文してしまいました。
◎原案・東野圭吾、作画・間瀬元朗『HEADS(全4巻)』小学館・ヤングサンデーコミックス(03)
HEADS-1.jpg HEADS-2.jpg
HEADS-3.jpg HEADS-4.jpg
 さて、読み始めます。
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いろいろ揃った。

 所用で街なかへ。新刊やら古本やら、あれこれ買いました。
◎小狐裕介『3分で楽しい!“動物”ショートストーリー』辰巳出版(20)
 21編収録。
◎蔵間サキ編著『5分後の隣シリーズ 意味がわかると鳥肌が立つ話』学研プラス(19)
 既刊4冊、揃った(→この記事参照)と思いましたが、これ、別のシリーズなんですね。つまり、「意味が分かると~」のシリーズは既所有の3冊で完結ということだったのかなあ。既所有の3冊は「分かる」、今回のは「わかる」と使い分けているのは、そういうことなのかも。
◎緑川聖司『伝染する怪談 みんなの本』ポプラ社(19)
 既刊16冊、揃いました。→この記事参照
3分で楽しい!“動物”ショートストーリー.jpg 意味がわかると鳥肌が立つ話.jpg みんなの本.jpg
◎伊藤潤二『人間失格②』小学館・ビッグコミックス(18)
 全3巻、揃いました。伊藤潤二の単行本で読んでないのは、おそらくこれだけ。近いうちに読みます。
人間失格1.jpg 人間失格2.jpg 人間失格3.jpg
 ということで、今日はいろいろなものが揃いました。嬉しい。
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TVドラマ『ウルトラQ dark fantasy』

 というわけで、TVドラマ『ウルトラQ dark fantasy』のスタートです。全26話。
 第1話は「踊るガラゴン」――って、ガラモンじゃないんだ(笑)。
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映画『水曜日が消えた』

 一峰大二さん追悼で『ウルトラマン』を読み(→この記事)、心はすっかり小学生時代へ。『ウルトラマン』も楽しく観ていました(もちろん初回放送です)が、それよりも印象に残っているのは『ウルトラQ』です。
 調べてみますと、『ウルトラQ』は1966年1月2日~7月3日の放送。私が8歳(小学2年)のときですね。(『ウルトラマン』はそのあと、1966年7月17日~1967年4月9日の放送。このときは3年生)
『ウルトラQ』の第1話「ゴメスを倒せ!」を観たときの衝撃はいまでも忘れられません。簡単に言えば、怖かったのです。いま思えば、あれのどこが怖いのか自分でも不思議ですけれど、この手のドラマを観たことがなかった小学2年生。まあ、仕方がないのかもしれません(→この記事参照)。
『ウルトラQ』に想いを馳せるのと同時に、『ウルトラQ dark fantasy』(2004年/全26話)、『ネオ・ウルトラQ』(2013年/全12話)をまだ観ていないことを思い出しました。いつか観ようと思いつつ、観ないままに時が流れ……。
 この機会に、観ることにしよう。
 と、昨夜は思っていましたが、レンタルビデオショップに行ったら、気になる新作映画がちらほら。
『ウルトラQ』関連はあと回しにして、今夜は『水曜日が消えた』を観ることにしました。今年公開の邦画です。
 まったく知らなかったのですが、なんとなく気になって手に取ったところ、これが実に面白そう。

 ぜんぜん違うんだけど、『セブン・シスターズ』(←大好物)を思い出したりして……。
 では、スタートです。
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訃報:一峰大二さん

 一峰大二さんが亡くなられたとのこと。享年84。
 ものすごく好き、ってほどではありませんが、子どものころ、好んで読んでいたマンガ家のひとりでした。特に印象に残っているのは『黒い秘密兵器』でしょうか。
 ここのところ、子どものころから親しんでいた方々の訃報が続き、かなり落ちこんでいます。もちろん、みな私よりも年上であり、仕方がないことなのですが、なんとも言えない気持ちです。
 追悼の意味を込めて何かを読み返そうと思い、書棚を眺めて『ウルトラマン 完全復刻版(全2巻)』サンデーコミックス(97)を取り出してきました。
ウルトラマン.jpg
 ご冥福をお祈り申し上げます。
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「悲劇喜劇」2012年5月号

「悲劇喜劇」2012年5月号を買いました。野田秀樹による演劇『THE BEE』の脚本が掲載されています。原作は筒井康隆の短編「毟りあい」(『メタモルフォセス群島』に収録)。
悲劇喜劇739号.jpg メタモルフォセス群島.jpg
「毟りあい」は大好きな短編のひとつです。ぜひ演劇も観たいと思っていますが、かなり難しそう。
 せめて脚本だけでも、と思って買うことにした次第です。
 さて、これから読みま~す。

 以下は『THE BEE』のパンフレット2冊です。
THE BEE.jpg THE BEE(JAPANESE VERSION).jpg
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「愛の通信」

 一昨日、道満晴明『バビロンまでは何光年?』秋田書店・ヤングチャンピオンコミックス烈(19)を買いました(→この記事)。
 1週間ほど前でしたか、この本の存在を知り、なんとなくアマゾンで「試し読み」をしたところ――あ、こういう話、星新一のショートショートで読んだことあるぞ~。
 となって、矢も盾もなく欲しくなったのです。
 そのときは具体的な作品名までは思い浮かばず、そのまま放っておきましたが、いまごろになって気になり、調査しました。簡単に判明。「愛の通信」(『悪魔のいる天国』に収録)です。
 本を取り出してきて、確認しました。ええ、間違いありません。これです。
 こういう発見って、楽しいですね。
悪魔のいる天国(中央公論社).jpg 悪魔のいる天国(ハヤカワSFシリーズ).jpg
悪魔のいる天国(ハヤカワJA文庫).jpg 悪魔のいる天国(新潮文庫).jpg
 中央公論社(61)/ハヤカワSFシリーズ(67)
 ハヤカワJA文庫(73)/新潮文庫(75)
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「Hard SF Laboratory」202号

「Hard SF Laboratory」202号をお送りいただきました。いつもありがとうございます。
 巻頭のカラーページは森田裕さんの洋書(ハードカバー)コレクション。正直なところ、そのすごさはよくわからないのですが、私が思っている以上にすごいんだろうなあとは想像できます。
 また、クイズも実施されています。賞品は『石原藤夫ショートショート集成』です。どしどしご応募くださいませ。
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『バビロンまでは何光年?』

◎道満晴明『バビロンまでは何光年?』秋田書店・ヤングチャンピオンコミックス烈(19)
 ちょっと前に存在を知り、ネット書店で「試し読み」したところ、かなり私好みっぽい。見かけたら買おうと思っていました。早めに遭遇でき、嬉しいです。
バビロンまでは何光年?.jpg
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『X電車で行こう』

◎山野浩一『X電車で行こう』新書館(65)
 ずいぶん前から探していました。帯欠本なら入手の機会は何度もありましたが、この本については帯必須。星新一と安部公房が帯に推薦文を寄せているのですね。
 ようやく入手することができました。それも、リーズナブルな値段(というより、格安と思います)で。嬉しい!
X電車で行こう.jpg
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『怪奇探偵 十一号室の怪 ―今日泊亜蘭怪奇探偵小説集―』

 今日泊亜蘭『怪奇探偵 十一号室の怪 ―今日泊亜蘭怪奇探偵小説集――』盛林堂ミステリアス文庫(20)を版元よりお送りいただきました。ありがとうございます。
 あの今日泊亜蘭の怪奇探偵小説集! まさかこんな作品集を手にする日が来るとは……。興奮しちゃってます。
 ご注文はこちらへ。
今日泊亜蘭怪奇探偵小説集.jpg
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『ショートショートショートさん2』

◎タカノンノ『ショートショートショートさん2』私家版(19)
 2冊、揃いました!(→この記事参照)
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『新東宝・大蔵 怪奇とエロスの映画史』

◎二階堂卓也『新東宝・大蔵 怪奇とエロスの映画史』洋泉社(14)
 ちょっと前、古い怪談映画を集中的に観ていました。で、あれこれネット検索していたら、こんな本があるのを発見。読みたくなりました。
新東宝・大蔵 怪奇とエロスの映画史.jpg
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『異形コレクション』復活

 井上雅彦監修『異形コレクション ダーク・ロマンス』『異形コレクション 蠱惑の本』光文社文庫(20)を監修者よりお送りいただきました。ありがとうございます。そして、復活おめでとうございます。
『蠱惑の本』は50冊目とのこと。気が遠くなるような数字。いやもう、快挙です。拍手!
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『ドイツ怪奇物語』『イギリス怪奇物語』

◎前川道介『ドイツ怪奇物語 夢と戦慄の国を訪ねて』潮文社リヴ(80)
 ネットサーフィンをしていて存在を知り、まずは装幀に惹かれました。内容も面白そうなので、ネット古書店に注文。カバー袖にて『イギリス怪奇物語』なんて本があることもわかり――
◎出口保夫『イギリス怪奇物語 その謎とロマンを追って』潮文社リヴ(80)
 これまたネット古書店に注文しました。こちらの装幀も好きです。
ドイツ怪奇物語.jpg イギリス怪奇物語.jpg
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『意味が分かると慄く話』

◎藤白圭『意味が分かると慄く話』河出書房新社(19)
 このシリーズは見かけると買うことにしています。『意味が分かると怖い話』『意味が分かると震える話』に続いて、これが3冊目。調べてみますと、『意味がわかると鳥肌が立つ話』という本も出ているようです。これまた、見かけましたら。
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映画『秘録怪猫伝』

 映画『秘録怪猫伝』を観ました。1969年の大映作品。
 化け猫映画はあれこれ観ていますが、何を観て何を観てないのか、よくわからない状態です。この映画も以前に観たことがあると思うのですけど、定かではありません。
 こういった映画は、忘れたころに観れば、何度でも新鮮に楽しめます。
 復讐が完遂ならなかったのは物足りませんけれど、それ以外は楽しく観られましたので、よしとしましょう。
 さて、怪談映画、そろそろ打ち止めにしようかな。キリがない。
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「SF詩群」2020年

 天瀬裕康編著「SF詩群 評論と実作」2020年(短詩型SFの会)を編著者よりお送りいただきました。ありがとうございます。
 特集②コロナ禍。読んでいると、さまざまな思いが胸中を巡ります。
 コロナに明け暮れた2020年も、あと3週間ちょっと……。こんな世界になろうとは、年始めには想像もしていませんでした。
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アニメ映画『ねらわれた学園』

 監修 眉村卓・講談社/ねらわれた学園製作委員会『公式ガイドブック ねらわれた学園』角川書店(12)を購入。アニメ映画『ねらわれた学園』のガイドブックです。
 ぱらぱらと眺めておりましたら、原作者(眉村卓)のコメントが目に飛びこんできました。
>かつての読者には目がまわるかもしれない
 あははは。
 この映画、私はDVDレンタルで観ました(→この記事のコメント欄参照)。それまで『ねらわれた学園』の映像化作品はいくつも観てきましたが、この映画は明らかに異質。正直なところ、「?????」でした。
 とはいえ、いま残っているのは印象だけで、内容はすっかり忘れています。
 もう一回、観てみるかな。
 幸い、その後にDVDを購入。いつでも観ることができます。
 これから観ます!
公式ガイドブック ねらわれた学園.jpg ねらわれた学園(DVD).jpg
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映画『怪談蛇女』


 映画『怪談蛇女』を観ました。1968年の東映作品。以前に観たことがあるような気もしますが、覚えていませんから、初鑑賞と同じです。
 人非人親子(父と息子)にひどい目に遭わされ、死に至らしめられた家族(両親と娘)が幽霊となり、見事に復讐を遂げます。怪談の王道ストーリーですね。
 1940年代、50年代の映画と比べますと、よく知っている俳優がたくさん出ていて、なんだか近しいものに感じます。西村晃、山城新伍、村井国夫、丹波哲郎など。言うまでもなく、皆さん若いですが。
 楽しかったです。
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TVドラマ『怪談 乳房の呪い』

 TVドラマ『怪談 乳房の呪い』を観ました。1970年放送『日本怪談劇場』の1編です。
 今朝観た映画『怪談乳房榎』と同じく原作は三遊亭円朝の怪談噺「乳房榎」で、おおまかな筋立ては同じなのですが、テイストはずいぶん違います。きせ(絵師・菱川重信の妻)の貞操観念がまるっきり違うのですね。映画では最後まで夫への(心の)貞節を守りますが、ドラマでは心身ともに夫を裏切ってしまうのです。
 きせの不義の相手(映画では磯貝浪平、ドラマでは磯貝浪江)の人非人ぶりは映画もドラマも似たようなものですが、貞操観念の違いはあまりにも大きい。
 私は映画のほうがずっとずっと好きです。
日本怪談劇場 怪談乳房の呪い.jpg
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映画『怪談乳房榎』

 朝っぱらから映画『怪談乳房榎』を観ました。1958年、新東宝の作品です。47分という、テレビの1時間ドラマ並みの長さ。
 先日観た大映の怪談3部作(→この記事ほか)とは、またテイストの違った怪談映画。どちらかといえば、こちらのほうが怪談映画の本道でしょうね。充分に楽しませてもらいました。
 古い怪談映画、もうちょっと観たいな。
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