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ツツイバッグ

 更新が滞っていて、申しわけありません。あれこれ片づけ中です。今回の整理対象は本でなく、ブログに書きたいようなものはあまり発掘されないのですが、なかなか楽しいものも出てきています。
 たとえば――
ツツイバッグ.JPG
 ほかに「月刊LOGOUT」のエプロンとか(笑)。
 片づけ作業は、もうしばらく続きます。

【追記】4月1日
 缶バッジです。(コメント欄参照)
缶バッジ.jpg レコード.JPG
【追記2】4月2日
 レコード。(コメント欄参照)
【追記3】4月2日
 バッジ。(コメント欄参照)
バッジ.jpg
【追記4】4月6日
「最悪の接触(ワースト・コンタクト)」複製原稿。(コメント欄参照)
最悪の接触.JPG
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『ショートショート診療所』

 その昔、SFファンジンを手紙で注文して買う場合、代金は定額小為替で支払うのが主流でした。時代は変わり、手紙で注文することはなくなったし、定額小為替なんて何十年も使っていません。
 今回、代金の支払いに定額小為替を指定され、特に何も考えることなく郵便局へ行ったところ、発行手数料の高さに仰天。以前は1枚10円とか20円だったと記憶していますが、いまはなんと、1枚100円なんですねえ。50円の定額小為替だろうが、発行手数料は100円。しかも昔は2000円とか3000円とかもあったのですが、いまは1000円が上限。それ以上の場合、複数枚を発行してもらうことになります。
 いやはや、定額小為替なんか使うなと言わんばかりでありますな。それなら廃止してしまえばいいのに。まあ、銀行から他銀行へ振り込む場合も何百円かかかるわけで、そんなに高いわけではないと言えば言えるけど、なんか釈然としない。
 ぶつぶつ言いながら帰宅しましたら、本が届いていました。
 本が届いた。今日はいい日だ[コピーライト]北原尚彦)。――あっという間に機嫌が直り、にっこり(笑)。
◎田丸雅智『ショートショート診療所』キノブックス(16)
 版元からということになっていますが、田丸くんが手配してくれたのかな。ともあれ、ありがとうございます。
 全18編。今回ももちろんショートショート集です。いやあ、今年も田丸旋風が吹き荒れそうですね。頑張れ~。
ショートショート診療所.jpg
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映画『クレオパトラ』


 映画『クレオパトラ』を観ました。一昨日(→この記事)観たのはエリザベス・テイラー主演(1963年)でしたが、今夜はクローデット・コルベール主演(1934年)です。
 エリザベス・テイラー版はまさに愛に生きる女でしたが、クローデット・コルベールのクレオパトラはいささか微妙。本心が見えづらい部分があり、その点が残念でした。
 あ、物語はもちろん面白かったですよ。クレオパトラですから。
クレオパトラ.jpg
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「SFハガジン」第10号

「SFハガジン」第10号を発行しました。おお、ついに10号、ふた桁であります。
 今回、メインは草上仁さんですが、拙作もこそっと掲載してしまいました。「10号記念 豪華2本立て!」なんぞと謳っております。もっとも、拙作は……(笑)。
 明日、発送予定です。しばしお待ちくださいませ。
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スーザン・プライス

 2009年6月、スーザン・プライス『12の怖い昔話』長崎出版(09)という本を読みました(→この記事)。この本に姉妹編があり、また合本も出ていると知り、なれば当然、買わなければ! となります。
◎スーザン・プライス『ほんとうにあった12の怖い話』長崎出版(11)
◎スーザン・プライス『24の怖い話』ロクリン社(15)※2冊の合本
12の怖い昔話.jpg ほんとうにあった12の怖い話.jpg 24の怖い話.jpg 背.jpg
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映画『クレオパトラ』

 昨年6月、里中満智子『クレオパトラ』を読んで、映画『クレオパトラ』(エリザベス・テイラー主演/1963年)が気になりました(→この記事のコメント欄)。251分という時間に恐れをなし、なかなか手を出せなかったのですが、一念発起! ようやく観ました。

 いやあ、面白かった~~~~~~。
 もう、それだけです。
クレオパトラ.jpg
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「『ムーン・シリーズ』を考える」

 古いファンジンを探していて、変なものを発掘してしまいました。E・R・バローズについて書いた原稿類です。
原稿.JPG
 ほとんどは下書きですが、完成稿もあります。そのひとつは翻訳――ジョン・F・ロイ「ペルシダー――その完全なる逆説」。これは広島SF同好会の会誌「アルデバラン」第4号(1975年10月19日発行)に掲載されました(→この記事)。
ペルシダー.jpg
 ジョン・F・ロイ&C・E・カズデスー・ジュニア「『ムーン・シリーズ』を考える」の翻訳なんてものも発見。以下の画像は下書きと清書です。清書されているのはジョン・F・ロイのパートだけ。下書きはしたけど、清書の途中でやめちゃったのでしょうかねえ。まったく記憶にありません。
下書き.jpg ムーン・シリーズ.jpg
 そういえば以前、「パル・ウル・ドンへの御招待」なんて原稿を見つけて、思わず冊子化してしまいました(→この記事)。「『ムーン・シリーズ』を考える」も未完成でなければ、冊子化しちゃったかも。

【追記】
 3月19日がバローズの命日とのこと(コメント欄参照)。
 創元推理文庫とハヤカワSF文庫のバローズを勢揃いさせてみました(画像クリックで拡大表示)。10代のころ、本当に夢中になって読んでいました。感慨を覚えています。
バローズ(文庫).JPG
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『着物をめぐる物語』ほか

 ちょっと出かけたついでに近所のブックオフを散歩。
◎桂米朝『【上方落語】桂米朝コレクション2奇想天外』ちくま文庫(02)
 最近、外出の際にまとまった空き時間(30分くらい)があると、米朝落語を聴くことが多いです。この本は全8巻のうちの、いわばSF編。巻頭には「地獄八景亡者戯」、巻末には「犬の目」が配され、しかも解説は堀晃。大好物の揃い踏みです。
◎長山靖生『奇想科学の冒険』平凡社新書(07)
 矢野龍渓、村井玄斎、渋江保といった名前に反応しちゃいました。
◎林真理子『着物をめぐる物語』新潮社(97)
 帯に「掌篇小説集」と書かれているので購入しましたが、これはショートショートの資料にはなりませんねえ。残念。
桂米朝コレクション二.jpg 奇想科学の冒険.jpg 着物をめぐる物語.jpg
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会話成立?

『現代若者コトバ事典2016』を眺めていて――

女「PK」
男「MKSR」
女「KY」

 若者の間では、これで会話が成立するようです。「MKSR」は少しは知られていると思いますが、「PK」と「KY(の新しい意味)」は、少なくとも私は知りませんでした。
 この会話、「KY」の解釈によって会話の内容が全く違ってきます。一種のリドルストーリーですね(笑)。
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『ニッポンの文学』ほか

 オンデマンド本を納品するため、行きつけの書店(ちくさ正文館書店・本店)に行ってきました。委託したのは『SF雑誌99の謎』と『ベムAGAIN+』です。
 新刊購入は1冊のみ。
◎佐々木敦『ニッポンの文学』講談社現代新書(16)
「第五章 さほど偏っていない「日本SF」の歴史」では、星新一、小松左京、筒井康隆、光瀬龍、眉村卓、山田正紀、神林長平が大きく採り上げられています。
 店を出て、古本屋を数軒。
◎押川曠編『シャーロック・ホームズのライヴァルたち①』ハヤカワ・ミステリ文庫(83)
 第3巻を買ったのは、え~と、2010年11月でしたか。もう5年以上も経ってしまったとは驚きです。1巻、2巻は特に必要ではないけれど、3巻だけ持っているのは落ち着きません。残る2巻も見かけたら買うでしょう。
◎リチャード・ハワード『激戦!エジプト遠征 ナポレオンの勇者たち』ハヤカワ文庫NV(01)
 あはは。買っちまったぜい。(→この記事参照)
ニッポンの文学.jpg シャーロック・ホームズのライヴァルたち①.jpg 激戦!エジプト遠征.jpg
◎「ビックリハウス」1984年8月号
 第18回エンピツ賞の発表。
◎「ビックリハウス」1985年8月号
 第20回エンピツ賞の発表。これが最後のエンピツ賞です。
ビックリハウス1984年8月号(115号).jpg ビックリハウス1985年8月号(127号).jpg
 久しぶりにショートショートの収穫があり、嬉しいです。
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『力二鍋』増補版

 先日、製本直送で自分の本を作ってみようかなと思い立ちました。ちょっと考えて、『力二鍋』の増補版に。
『力二鍋』は一昨年の11月にメモ帳(新書サイズ。本文ページは白紙。表題作は裏表紙に全文掲載。1冊のみ製作)と豆本(表題作のみ収録。こちらはちゃんと本文ページに印刷。18部発行)を手作りしました(→この記事参照)。その増補版(34編追加して、全35編収録)です。
 とにかく作ってみたかっただけで、中身は二の次。そのへんにあるショートショート(商業出版物に掲載されていないもの。未発表多数)を適当にぶちこみました。発注してから、むか~し書いたの(→これとか)も入れればよかったかなと思いましたが、手遅れです。
 書影はやはり『遊星フロリナの悲劇』室町書房(55)と並べて(笑)。
書影.jpg
 うん。いいではないですか。ただ、製本直送で作る場合、この判型は非常に悩ましいんですよね。縦を3ミリ小さくすると、印刷・製本費用がぐんと(40パーセントも!)下がるのです。今回は1冊だけですからこの判型で作りましたが、販売を考えるとしたら、ちょっと寸足らずにしたほうがいいですね。――あ、この本を販売するという意味ではありません。こんなのを世間の目に触れさせてはいけないのです(笑)。

 あ、そうそう。
 今月9日の記事で――
>ゆえあって、室町書房〈世界空想科学小説全集〉を手に取りました。
 と書きました。これが「ゆえ」です。
 作品のテキストデータはあるし、表紙デザインもできているし、その気になれば、あっという間なのでした。
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『現代若者コトバ事典2016』

 先週金曜日(11日)、「中日新聞」にこんな記事(下に掲載。画像クリックで拡大表示)が載っていました。
 わ。面白そう。こんなの大好物。
 300部発行の非売品で、希望者は発行者(加藤主税教授)にメールを、と書かれています。さっそくメール発信。すぐにご返信をいただき、本日、本が届いたというわけです。
◎加藤主税編著『椙女大生が集めた現代若者コトバ事典2016』椙山女学園大学人間関係学部(16)
 まだざっと眺めただけですが、見たことも聞いたこともない言葉がてんこ盛り。これは楽しいですね。加藤さま、ありがとうございました。じっくりと楽しませていただきます。
中日新聞2016・3・11.jpg 現代若者コトバ事典2016.jpg
 うちの書棚を見回すと、こんな本が目に飛びこんできます。
◎塩田勝編著『流行語・隠語辞典』三一新書(81)
◎中野収『新人類語』ごま書房・ゴマセレクト(86)
◎ヤング隠語調査委員会『ギャルの隠語おもしろ大辞典』二見文庫(94)
◎北原保雄監修『みんなで国語辞典!』大修館書店(06)
◎北原保雄監修『みんなで国語辞典②あふれる新語』大修館書店(09)
 若者言葉の変遷が見渡せますね。『新人類語』は確か新刊発行時に買いました。このころから私は若者言葉に興味を持っていたのです。
◎加藤主税編著/中根英登著『日本語発掘―和語の世界―』晃学出版(02)
 若者言葉ではないですが、加藤教授の本もありましたので、ご紹介。
流行語・隠語辞典.jpg 新人類語.jpg ギャルの隠語おもしろ大辞典.jpg
みんなで国語辞典!.jpg あふれる新語.jpg 日本語発掘.jpg
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訃報:多湖輝さん

 多湖輝さんが亡くなられたと知りました。享年90。
 以前に書きました(→この記事)が、私のアイデア発想の原点は『頭の体操』にあると思っています。小学生のころ、『頭の体操』に出会わなければ、現在の私があったかどうか。
 そういう意味で、多湖輝さんは私の大恩人と言えます。
 ありがとうございました。安らかにお眠りください。
頭の体操第1集.jpg 頭の体操第2集.jpg 頭の体操第3集.jpg
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『たそがれゆく未来』

たそがれゆく未来.jpg 企画協力・日本SF作家クラブ『巨匠たちの想像力〔文明崩壊〕たそがれゆく未来』ちくま文庫(16)を企画編集の中野晴行さんに送っていただきました。ありがとうございます。
『あしたは戦争』『暴走する正義』に続く3冊目にして、最終巻です。前の2冊もそうでしたが、今回も嬉し懐かしの作品がずらりと並んでいます。
 まさに私は、こういった小説やマンガを読んで育ったんですよね。ぜひ若い世代にも読んでほしいと思います。
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「チャチャ・ヤング=ショート・ショート」第2集 ほか

(あれこれ経緯はあるのですが、省略)
 代島正樹くん(SFとんでもコレクター)から、2冊の本をいただきました。
◎「チャチャ・ヤング=ショート・ショート」第2集/MBSチャチャ・ヤング(71)
 うっひゃあ! ほとんど入手は諦めていて、レプリカ(→この記事)で我慢しようと思っていたのになあ。こんなのをもらっちゃうと、第1集も欲しくなるではないですか。嬉しいけど、困った。でもやっぱり嬉しい。チョー嬉しい(笑)。
◎『夢の方程式 トム・ゴドウィン短編集』SF文学振興会(13)
 トム・ゴドウィンの短編を3編収録。「冷たい方程式」は海外SF短編(私のなかでは)永遠のベスト3です。その作者の短編集! こちらは無条件に嬉しいです。
チャチャ・ヤング=ショート・ショート2.jpg 無の方程式.jpg
 代島くん、ありがとうございました。
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「SFハガジン」第9号

 あ、10日だ。中旬だ。ハガジン作ろうっと。
 ということで、「SFハガジン」第9号を発行しました。今回は本誌初登場、森下一仁さんです。強力なメンバーが加わり、心強く思います。
 本日中に発送するつもりです。お手元に届くまで、しばしお待ちくださいませ。
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近刊予告

遊星フロリナの悲劇.jpg 火星の砂.jpg
 ゆえあって、室町書房〈世界空想科学小説全集〉を手に取りました。いわゆる室町書房SFシリーズ。昭和30年(1955年)にたった2冊だけ刊行してポシャったSF叢書です。
 何気なく巻末の近刊予告を見て、思わず声が出ました。なんとも魅惑的なラインナップなのですよ。
 この気持ちを共有してもらいたくて、当該ページをスキャンしました。感動を分かち合うことができれば嬉しいです。
近刊予告1.jpg 近刊予行2.jpg
 何度も見ているはずなのに、すっかり忘れていました(笑)。
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映画『トリプルヘッド・ジョーズ』


 映画『トリプルヘッド・ジョーズ』を観ました。『ダブルヘッド・ジョーズ』の続編、じゃない、姉妹編です。ここのところ古めの映画ばかり観ていましたが、これは2015年の作品です。
 頭が3つといえば、なんと言ってもキングギドラでしょう。憎らしいほど強かったですね。
 で、この3頭ジョーズですが……。これ、却って戦力ダウンになっているんじゃないかなあ。見た目のインパクトはあるけど、ものすごく動きづらいだろうし……。とはいえ、サメ映画ファンとしては観ておかないとね。
 期待せずに観始めたところ――おおっ、ダニー・トレホだ~~!(嬉)
 一気にテンションが上がりました。メインキャラではなく、活躍するのは終盤に少しだけなんですが、それが『マチェーテ』を彷彿させる偉丈夫ぶり。いいなあ、ダニー・トレホ。どうってことない映画だし、ツッコミどころは多いのに、けっこう楽しめてしまいました。
 こうなったら、八岐ジョーズ(やまたのジョーズ)まで作っていただきましょうか。

 ユーチュ-ブで予告編を探していたら、こんなのも目に飛びこんできました。蛸鮫くんシリーズもやりたい放題ですな(笑)。

 え~と。5月にレンタル開始ですか。観ちゃうでしょうねえ。
 それにしてもサメがこんなにギャグ(というか、おもちゃ)にされる時代が来るとは、想像していませんでしたね。元祖ジョーズくんが知ったら、どう思うんでしょうか。
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映画『デビル・ナイト』


 映画『デビル・ナイト』を観ました。1972年のイギリス映画です。原作はジョン・ブラックバーン。うわ、懐かしい名前ですねえ。
 私が初めてブラックバーンの名前に触れたのは、『小人たちがこわいので』創元推理文庫(73)です。その後、『薔薇の環』創元推理文庫(73)、『リマから来た男』創元推理文庫(74)と矢継ぎ早に翻訳されました。遙か40年以上も前のことゆえ記憶は曖昧になっていますが、けっこう楽しく読んだ印象が残っています。
 以下、3冊の書影です。同じデザインの色違い。当時の創元推理文庫ではよくあることでした(笑)。
小人たちがこわいので.jpg 薔薇の環.jpg リマから来た男.jpg
 閑話休題。
 映画『デビル・ナイト』です。
デビル・ナイト.jpg
 がちがちのホラー映画みたいなタイトルだけど、スリラー映画、サスペンス映画といったところだなあ。ちょっと退屈だなあ、なんて思いながら観ていると、オカルト映画ぽくなってきて、このあたりから物語は走り始めます。そして明らかになる驚愕の事実! いやあ、これには驚きましたねえ。東野圭吾『変身』かよ、なんちゃって(笑)。さらにラストには衝撃的なシーンが待っていて、これにもびっくり。
 うん。終わりよければすべてよし、でありますな。楽しかったです。
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映画『襲い狂う呪い』


 映画『襲い狂う呪い』を観ました。1965年のイギリス作品。原作はH・P・ラヴクラフトの短編「異次元の色彩」です。
 ラヴクラフト作品の映画化というと今ひとつのことが多いのですが、これはうまく映像化されているのではないでしょうか。面白かったです。
襲い狂う呪い.jpg 異時間の色彩.jpg 魔界の盗賊.jpg
 マイクル・シェイ『異時間の色彩』ハヤカワ文庫FT(90)は「異次元の色彩」へのオマージュ作品です。マイクル・シェイといえば、『魔界の盗賊』ハヤカワ文庫FT(85)を思い出します。けっこう厚い本ですが、読み出したら止まらず、一気に読み終えちゃったんですよね。
 マイクル・シェイの本って、ほかに何か訳されているのかな。
 調べてみましたら、どうやら邦訳はこの2冊だけのようです。ちょっぴり意外でした。
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映画『恐怖と戦慄の美女』


 映画『恐怖と戦慄の美女』を観ました。リチャード・マシスンの原作&脚本によるオムニバスホラーです。全3話。
 マシスン作品は映像との相性が本当にいいですね。長編でも短編でも。
 この3作も楽しく観られました。マイベストは第2話「ミリセントとテレーズ」かなあ。こういった話は大好きで、私も以前、似たようなアイデアで短編を書いたことがあります。(もちろん、ストーリーはまるっきり違います)
 ちなみに、第3話「アメリア」は映画『グレムリン』の原案とか。まあ、言われてみれば、そう言えないこともないかな(笑)。
恐怖と戦慄の美女.jpg グレムリン.jpg グレムリン2.jpg
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オンデマンド販売について

ツイッター.jpg
 というようなこともあるようです。お心当たりの方は製本直送にお問い合わせいただくよう、お願い申し上げます。
 お手数をかけ、申しわけありません。
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映画『巨大ねずみパニック』

 2010年10月6日の記事「ジェームズ・ハーバート著作リスト」に、以下のように書きました。
> 若いころ、無我夢中で読んだ作家が何人かいて、ジェームズ・ハーバートもそのひとりです。最初に邦訳された『鼠』がとにかく私好みで、すごく面白かったのですね。
 さらに、同年12月16日の記事――
> 著作を調べている過程で、ハーバート原作の映画があると知りました。
>『ジャンボ・墜落/ザ・サバイバー』1981年(原作は『ザ・サバイバル』)
>『巨大ねずみパニック』1982年(原作は『鼠』)
>『フルーク』1995年(原作は『仔犬になった男』)
>『月下の恋』1995年(原作は『悪夢』=『月下の恋』)
 このうち、『ジャンボ・墜落/ザ・サバイバー』『フルーク』『月下の恋』は鑑賞しました。残るは『巨大ねずみパニック』だけとなったのですが、これがまあ、なかなかソフトが見つからない。
 そんなことをあちこちで言っておりましたら、数日前、古いSF・怪奇映画ファンのSさんから「ビデオを整理してたら出てきた。こんなの買ったの忘れてた」と連絡。「わー。貸して貸して」と本日、借りてきました。


 絵に描いたようなB級アニマルパニック映画。正直、小説を読んだときの興奮は1ミリたりともありませんでしたけれども、いやいや、そんなことはどうでもいい。この映画は観ること自体に価値があるのです(私にとって)。
 そんなわけで、ジェームズ・ハーバート原作の映画、制覇しました。じわじわと嬉しいです。
 Sさん、ありがとうございました。
巨大ねずみパニック.jpg ザ・サバイバー.jpg フルーク.jpg
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「星新一・星一展」図録

 和田信裕さんが「星新一・星一展」の図録を送ってくれました。昨年10月3日~12月23日、いわき市立草野心平記念文学館で開催された企画展の図録です。
 この企画展、行きたいなと思ったのですが、調べてみますと――
星新一・星一展.jpg うわ、遠い。一泊しないと無理だなあ。
 とにかく私、外泊が大嫌い。ホテルのベッドがどうにも合わないんですよね。よほどのことがない限り、家に帰って寝ます。一泊が必要とわかった時点で、あっさりと断念しました(苦笑)。
 いただいた図録は写真が豊富で、とても楽しいです。もちろん、ショートショート研究の貴重な資料でもあります。
 和田さん、ありがとうございました。感謝感謝。
(和田さんはこの企画展の協力者です)

【追記】
 図録というよりパンフレットですね。頭のなかが「図録」になっているせいで、ついそう表現してしまいました。
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「幻影城」終刊号ほか

 北原尚彦さんから、代理購入をお願いしていた本がどっさり届きました。すべて非商業出版物です。内容未チェックのため、コメントは控えめに。
倶楽部秘書.jpg◎ダンセイニ卿『倶楽部秘書』Pegana Works(15)
◎『こんなのはじめて』興奮社・マッパノベルズ(16)
 プロ作家による官能アンソロジー。書き下ろし。楽しいことやるなあ。いやいやしかし、わが「SFハガジン」も掲載しているのはプロ作家による書き下ろし作品なのでありますよ。ははは。
◎島久平『おれは殺されんぞ』復刻叢書19(15)
◎島久平『マンマ、マンマ』復刻叢書20(15)
 ついに20冊! すごいなあ。
こんなのはじめて.jpg おれは殺されんぞ.jpg マンマ、マンマ.jpg
◎「幻影城」終刊号(2016年1月号)/幻影城終刊号編集室
 これもすごいなあ。しかも424ページ!
◎「別冊田中圭一」第3号/はぁとふる売国奴(15)
幻影城・終刊号.jpg 別冊田中圭一第3号.jpg
◎山本弘『あなたの知らないマイナー特撮の世界』心はいつも15才(15)
 目次を眺めたところ、知らない作品多数。うん、確かに「あなたの知らない」ですね。
◎山本弘『あなたの知らない怪獣がいっぱい 世界の怪獣119』心はいつも15才(15)
 こっちはけっこう見たことのある作品が多い感じです。いま、『大怪獣ヨンガリ』をレンタルしていたりして(笑)。
マイナー特撮の世界.jpg 世界の怪獣119.jpg
 どれも楽しそうな本で、読むのが楽しみです。
 毎度のことながら、北原さん、お手数かけました。ありがとうございます。
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