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映画『赤ずきん』

 映画『赤ずきん』(2011年)を観ました。童話「赤ずきん」を思いっきりアレンジしたホラー映画です。……が、もはやこれは「赤ずきん」ではありませんね。
 村に狼の被害が勃発。どうやら村に潜む人狼の仕業らしい。いったい誰が? 人狼ゲームの要素に加えて魔女狩りもあり……。楽しかったです。
赤ずきん.jpg
赤ずきん(あらすじ).jpg
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『エルギスキへの旅』クラウドファンディング

 森下一仁さんの長編『エルギスキへの旅』書籍化へのクラウドファンディングが始まりました。1990年代前半の「SFマガジン」に不定期連載されたまま、単行本になっていない作品です。
 詳細は版元・Ptak Booksサイトを。
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『オメガ・シティのぼうけん』ほか

◎豊田有恒『オメガ・シティのぼうけん』岩崎書店・あたらしいSF童話(85)
◎『SF映画大全 空想科学映画史大研究 完全保存版』タツミムック(97)
オメガシティのぼうけん.jpg SF映画大全.jpg
◎「宇宙塵20周年を祝う会 COSMIC ON'77」進行台本・決定稿
 文字通り、宇宙塵20周年を祝う会「COSMICON'77」の台本です。野田昌宏さんのサイン入り。
 右は、そのパンフレット(77)です。
宇宙塵20周年を祝う会・進行台本.jpg COSMICON'77・パンフレット.jpg
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『邪香草』ほか

◎眉村卓『幻影の構成』ハヤカワJA文庫(73)
◎田中光二『スフィンクスを殺せ』ハヤカワ文庫JA(76)
 この2冊で、ハヤカワ文庫JAの100番まで揃いました。6年ほど前、50番まで揃えようと思い立ち、のちに100番までに。この100冊のなかに私にとっての日本SFが凝縮されていると言っても過言ではありません。ほとんどの作品は既読。そして別バージョンを所有していますが、それとは別に揃えておきたかったのです。嬉しい。
幻影の構成(ハヤカワJA文庫).jpg スフィンクスを殺せ(ハヤカワ文庫JA).jpg
◎『邪香草 恋愛ホラー・アンソロジー』祥伝社文庫(03)
 同じく祥伝社文庫の〈恋愛ホラー・アンソロジー〉『勿忘草』と『鬼瑠璃草』を半年ほど前に購入(→この記事)。『邪香草』を探していました。
◎北村薫『遠い唇 北村薫自選日常の謎作品集』角川文庫(23)
 一昨日買った『遠い唇』角川文庫(19)の増補版。こんな本が出ているのなら、前の本、買わなければよかった、と思いつつも、増補版ではエッセイ「和田誠さんのこと」がカットされています。前の本も無駄ではありませんね。
◎荒川洋平『日本語という外国語』講談社現代新書(09)
 外国語として日本語を見ると……。面白そうです。
邪香草.jpg 遠い唇 北村薫自選日常の謎作品集.jpg 日本語という外国語.jpg
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映画『愛がこわれるとき』

 映画『愛がこわれるとき』(1990年)を観ました。
 ドメスティックバイオレンスで潔癖症の夫から、水死を装って逃げ出した妻。しかし、妻が生きていることに気づいた夫はストーカーと化します。じわじわと迫る夫の魔手。そして、ついに発見され……。
 ラスト数分まで、はらはらどきどき。いやあ、面白かったです。
愛がこわれるとき.jpg 愛がこわれるとき(あらすじ).jpg
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『密書の行衛』

 北原尚彦編『密書の行衛 コナン・ドイル少年少女翻案集』盛林堂ミステリアス文庫(24)を版元よりお送りいただきました。いつもありがとうございます。
 まずは目を惹くのは、古色蒼然たる表紙です。大正7年(1918年)刊の元版の表紙を流用したもの。なんとも言えない雰囲気を醸し出しています。大好物。
 内容も面白そうで、読むのが楽しみです。
密書の行衛.jpg
 通販はこちら
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『内臓幻想』

◎友成純一『内臓幻想』ペヨトル工房(93)
 帯背に「映画フリークに贈るスプラッタ映画評論」とあります。目次を見ますと、好きな監督、好きな映画のタイトルがずららららら~。
内臓幻想.jpg
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訃報:ジム・エイブラハムズさん

 ジム・エイブラハムズ監督の訃報に接しました。享年80。
 お笑い映画をたくさん撮られましたが、とにかく私にとっては、『トップ・シークレット』に尽きますね。この記事をご覧ください。ほんっとに面白かったです。
 今夜は追悼の意味を込めて、『トップ・シークレット』で笑わせていただきます。
 最高に楽しい時間をありがとうございました。ご冥福をお祈り申し上げます。
トップ・シークレット.jpg
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『遠い唇』ほか

◎北村薫『遠い唇』角川文庫(19)
 7編収録の短編集。
 表4に――
>宇宙人たちが日本の名著を読むユーモア作「解釈」、乱歩へのオマージュ「続・二銭銅貨」など、
 おお、面白そう。
◎筒井康隆『おれに関する噂』新潮文庫(78)
〈新潮文庫20世紀の100冊〉バージョンです。持っていますが、ついふらふらとレジへ。
遠い唇.jpg おれに関する噂(新潮文庫20世紀の100冊).jpg
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『街の眺め』

 先日、ツイッターを眺めていましたら、内海隆一郎の掌編小説集『街の眺め』の見たことのない表紙が目に飛びこんできました。え? 何これ。知らない。
 投稿者に質問したところ、書誌データをご教示くださったばかりか、「よければ進呈する」というありがたいお申し出!
 嬉しい。しかし、ツイッター上でしか付き合いのない方に、そんなことしてもらっていいものか。う~~~む。
 この本はU-CAN講座の教材用に発行されたもので、一般販売はされていない様子。そんな本を入手するのは至難の業です。悩みましたけれど、ご厚意をありがたく受けることにしました。
 ということで本日、その本が届きました。
◎内海隆一郎『街の眺め』U-CAN生涯学習局(発行年月日不記載)
 毎日新聞社(90)、文春文庫(93)の書影も隣に載せておきます。
街の眺め(U-CAN).jpg 街の眺め(毎日新聞社).jpg 街の眺め(文春文庫).jpg
 本当にありがたく、嬉しいです。感謝!
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映画『パッセンジャー』

 映画『パッセンジャー』(2016年)を観ることにしました。ジャケットの紹介文を読み、私好み、と思ったからですが――
>なぜか2人の男女だけが90年も早く目覚めてしまう。
 ではなくて、冬眠ポッドの故障で早く目覚めてしまった男が孤独に耐えきれず、眠っている女(好みの女性)を強制的に目覚めさせてしまう、ではないですか。
 男が女を起こしてしまうまでは、いつ女は目覚めるんだろう、男、狂喜するだろうな、なんて思いながら観ていたのですよ。大好きな手塚治虫『火の鳥~未来編~』のマサトと男を重ね合わせたりもして、ね。それなのに……。
 なんということを!(怒)
 男に対する嫌悪感が爆発。途中(開始46分/尺は116分ですから3分の1強)で観るのをやめようとも思いましたが、念のため評判をチェックしてみたら、けっこうな高評価。我慢して、最後まで観ました。
 結果――
 かなりドラマティックな展開が待っていて、途中でやめなくてよかったとは思います。しかし……。男女とも冬眠ポッドの故障で目覚めたとしても、こういう話(宇宙船の危機を男と女が協力して回避)にできたのではないかなあ。それに、いくら結果オーライであろうとも、ハッピーエンドで終わろうとも、男が女を起こしたこと――自分の欲望のために縁もゆかりもない女性を犠牲にしてもよいと考え、それを実行に移したことは受け入れがたいなあ。いや、気持ちはわからないことはないですけどね。
 最後まで観てよかったとは思いますが、あと味の悪さは残ったのでした。
パッセンジャー.jpg パッセンジャー(あらすじ).jpg
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映画『巌窟の野獣』

 映画『巌窟の野獣』(1939年)を観ました。アルフレッド・ヒッチコック監督、ダフネ・デュ・モーリア原作。このコンビの映画は『鳥』(1963年)と『レベッカ』(1940年)を観たことがあります。『鳥』は何度も。デュ・モーリア原作の映画となりますと、ほかに『謎の佳人レイチェル』(1952年)や『赤い影』(1983年)も観ました。どれも面白かったです。
 今作は海賊の巣窟〈ジャマイカ亭〉を舞台に繰り広げられる冒険活劇。善人と思ったら悪の親玉で、悪人の仲間と思ったら警官で、悪人かと思ったら根はそうでもなく……。最後がいささか呆気なかったのが残念ですが、二転三転するストーリーは楽しかったです。
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TVドラマ『恐怖の館』

 TVドラマ『ボリス・カーロフのスリラー 恐怖の館』(1960年)を観ることにしました。ボリス・カーロフがホストを務める1話完結ドラマです。
 DVDボックスを買ったのは、えーと、2013年9月23日ですか(→この記事)。買っただけで、11年も放置していたことになります。まあ、よくあることではありますけれど(苦笑)。
 このDVDボックスに収録されているのは全10話(各50分)。ぼちぼちと観ていこうと思います。
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『ぼくの宝物絵本』

◎穂村弘『ぼくの宝物絵本』河出文庫(17)
>古今の名作絵本をオールカラーで紹介!
 おおっ!
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『植物掌景』『世界掌景』

◎藤田雅矢『植物掌景 藤田雅矢 マイクロノベル自選集』私家版(?)
◎藤田雅矢『世界掌景 藤田雅矢 マイクロノベル自選集2』私家版(?)
 マイクロノベル集です。すべてのページにフルカラーの写真を掲載。
植物掌景.jpg 世界掌景.jpg
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劇場版アニメ『がんばれ!!タブチくん!!』


 ユーチューブにて、西田敏行さん追悼として劇場版アニメ『がんばれ!!タブチくん!!』(1979年)が期間限定配信されています(11月16日配信開始、終了日不明)。
 先ほどから流し始めました。いやあ、懐かしい……。
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訃報:北の富士勝昭さん

 起床してパソコンを立ち上げたら北の富士さんの訃報が目に飛びこんできて、びっくり。享年82。
 全盛期の姿は、まだ私が子どものころだったこともあり、あやふやな記憶しか残っていないのですが、かっこいいお相撲さんだったという印象は強く残っています。大相撲中継の解説者席で映る姿も、最晩年までかっこよかったですね。そうか、もうあの解説は聞けないのか。淋しいです。
 長い間、ありがとうございました。ご冥福をお祈り申し上げます。

 土俵で躍動する姿を見て追悼しようと、北の富士さんが活躍するDVDを取り出してきました。いずれもベースボール・マガジン社の発行です。
『大相撲名力士風雲録⑱北の富士 玉の海 琴櫻』
大相撲名力士風雲録⑱.jpg
『映像で観る国技大相撲 №⑭名勝負セレクション昭和39~42年』
『映像で観る国技大相撲 №⑬名勝負セレクション昭和43~46年』
『映像で観る国技大相撲 №⑫名勝負セレクション昭和47~48年』
映像で見る国技大相撲⑭.jpg 映像で見る国技大相撲⑬.jpg 映像で見る国技大相撲⑫.jpg
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映画『シンデレラ』

 映画『シンデレラ』(1914年)を観ました。モノクロのサイレント映画です。ただし、私が観たのは日本語の活弁つき。
 楽しく観終えましたが、私の知っている「シンデレラ」ストーリーとは細かな差異があり、気になりました。たとえば、シンデレラを助けてくれるのは魔法使いではなく、妖精だったり、とか。
 この映画の原作はシャルル・ペローの「シンデレラ(サンドリヨン)」らしいので、原作を確認しようと、C・ペロー『サンドリヨン フランス童話集』東洋文化社(80)を手に取りました。さっそく本文を読みますと――あらあら、この本では仙女! こういうの、面白いです。
シンデレラ(1914).jpg サンドリヨン.jpg
シンデレラ(あらすじ).jpg
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 ところで。
 12時になると魔法の効力が消え、すべてが元に戻りますが、なぜガラスの靴だけはそのまま? と疑問に持たれる方も多いのではないでしょうか。
 実は、ガラスの靴だけは魔法で作られたものではないんですよね。
『サンドリヨン フランス童話集』より抜粋しますと――
>仙女が、魔法の杖でサンドリヨンに触れただけで、サンドリヨンの服は、たちまち、宝石をぬいとめた、金糸銀糸の布でできた服にかわりました。それから天女は、この世に二つとない、美しいガラスの靴をくれました。
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『トンデモ本の世界』ほか

◎山本弘『トンデモ本の世界』宝島社文庫(99)
 実は本書の続編『トンデモ本の逆襲』洋泉社(96)には私も資料を提供しており、初刊本はいただきました。宝島社文庫版(00)は自腹購入。宝島社文庫版の正続、並べたくなりました。
◎山本弘『ニセ科学を10倍楽しむ本』ちくま文庫(15)
 存在を知りませんでした。山本さんらしい本ですね。
トンデモ本の世界.jpg トンデモ本の逆襲.jpg ニセ科学を10倍楽しむ本.jpg
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映画『無邪気な悪魔におもちゃが8つ~大人狩り~』

 映画『無邪気な悪魔におもちゃが8つ~大人狩り~』(1974年)を観ました。
 無邪気な悪魔=子ども、おもちゃ=大人、です。
>惨殺シーンの連続。―中略―現在では作り得ない、残酷スプラッター・ムービー堂々解禁!
 とあり、期待が高まったのですが、残念ながら思いっきり期待外れでした。殺しのシーンは惨殺というほどではないし、スプラッタというほど血しぶきは飛ばないし……。全体的な雰囲気は悪くはないと思うのですけれどね。
無邪気な悪魔におもちゃが8つ.jpg 無邪気な悪魔におもちゃが8つ(あらすじ).jpg
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