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『黒猫を飼い始めた』ほか

◎頭木弘樹編『うんこ文学 漏らす悲しみを知っている人のための17の物語』ちくま文庫(23)
 アンソロジー好きとしては、このタイトル、このテーマとなれば見逃せません。
◎講談社編『黒猫を飼い始めた』講談社(23)
「黒猫を飼い始めた」で始まるショートショートのアンソロジー。全26編。
◎目代雄一『ショートショートの小箱4 花咲町奇談』書肆侃侃房(23)
 36編収録。
うんこ文学.jpg 黒猫を飼い始めた.jpg 花咲町奇談.jpg
◎菊池良『ニャタレー夫人の恋人 世界文学ネコ翻案全集』幻冬舎(22)
 世界文学の猫パロディ全12編(全22話)。
◎「波」2023年2月号
 筒井康隆の新シリーズ「老耄美食日記」が読みたくて。
ニャタレー夫人の恋人.jpg 波2023年2月号.jpg
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『こねことこいぬのおかしな話』ほか

◎オー・ヘンリー『最後の一葉』角川文庫(89)
 ネットでこの書影を見かけ、こんなカバーもあるのか、と思っていました。見かけて手に取って、これはカバーではなく幅広の帯と判明。帯を外すと、通常のカバーが姿を現します。2019年発行の14版。
◎長山靖生編『文豪と女 憧憬・嫉妬・熱情が渦巻く短編集』中公文庫(20)
 15編収録。
◎ヨゼフ・チャペック『こねことこいぬのおかしな話』岩波少年文庫(17)
 カレル・チャペックの兄による童話集。全10編。
最後の一葉(SEVEN-TEEN BUNKO).jpg 文豪と女.jpg こいぬとこねこのおかしな話.jpg
◎山平重樹『アウトロー臨終図鑑』幻冬舎アウトロー文庫(18)
 歿年齢で章分けしていて、へえ、あの人はこんな年齢で……と、すごく興味深いです。
◎白井弓子『ラフナス(全2巻)』双葉社・ACTION COMICS(14・15)
アウトロー臨終図鑑.jpg ラフナス.jpg
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『幻想と怪奇13 H・P・ラヴクラフトと友人たち』

『幻想と怪奇13 H・P・ラヴクラフトと友人たち』新紀元社(23)を編集部よりお送りいただきました。いつもありがとうございます。
 巻末に――

次回配本
別冊 幻想と怪奇1
ショートショート・カーニヴァル
  ――一瞬の夢、つかのまの夢
  二〇二三年六月初旬刊行予定

 とあります。これは楽しみですね。
 また、第1回『幻想と怪奇』ショートショート・コンテストの第一次選考通過作品も発表されています。私がよく知っている方の名前もちらほら。こちらも楽しみです。
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映画『スピーシーズ 種の起源』

 GYAO!が来月で終了するそうです。さほど利用するわけではありませんが、淋しいです。
 映画、何かあるかなと物色してみたところ、『スピーシーズ 種の起源』が目に飛びこんできました。何度も書いていますように大好きな映画で、当然、何度も観ています。ブログ検索してみますと、前回観たのは一昨年の11月28日――1年ちょっと前です。
 間隔が短すぎるような気もしますけれど、えいや、と再生。例によって流しているだけですが、それでも充分に楽しかったです。
 ちょっと気になって調べてみましたら、この映画は1995年に公開。30年近く前なんですね。いまの若い方々が観たら、古臭い映画と感じられるかもしれませんが、それと映画として魅力を感じるかは別の話。私も1950年代、60年代の映画には古臭さを感じますけれど、それも含めて好きな作品がたくさんありますから。
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『図鑑少年』ほか

◎大竹昭子『図鑑少年』中公文庫(10)
 小学館(99)の文庫化。
◎藤田紘一郎『ウッふん』講談社文庫(06)
 え? あの回虫博士の?
 タイトルと著者名が結びつかず、手に取ってみましたら、サイン本でした。内容も面白そうで、これは買ってしまいます。
図鑑少年(中公文庫).jpg ウッふん.jpg ウッふん(サイン).jpg
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『スク-ルゾーン 曖憎版』

◎犬木加奈子『スク-ルゾーン 曖憎版』スマートゲート(22)
 Kindleにて購入。なるべく早く読みたいと思っています。楽しみ~。
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映画『奇蹟人間』

 映画『奇蹟人間』(1936年)を観ました。H・G・ウェルズ原作&脚本です。原作の短編はあちこちの短編集やアンソロジーに収録されていて、私も複数の本で読んだことがあります。
 突然、超能力(人の心を動かす以外は、なんでもできる)を授かった男を巡る物語。私が好きなタイプのアイデアストーリーです。
 傑作――とまでは言いませんが、楽しく観ることができました。
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『ナオミあ・ら・かると』ほか

◎弓月光『ナオミあ・ら・かると』集英社・りぼんマスコットコミックス(76)
 先日読んだ『どろん』は男女の性が入れ替わる話で、とても面白かったです。いろいろ調べていて、この本が気になりました。二重人格ものらしく、こちらも興味津々。読みたくなりました。
◎弓月光『天使のような悪魔チャン』集英社漫画文庫(84)
 4編収録の短編集。
◎西川魯介『おてつきおちゃっぴい!』ワニブックス・ガムコミックスプラス(13)
 単行本初収録作品集。一時期、西川魯介を読みまくっていました。あのころが懐かしくなって購入。
ナオミあ・ら・かると.jpg 天使のような悪魔チャン.jpg おてつきおちゃっぴい!.jpg
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『リュイテン太陽』

 今日は福島正実の誕生日です。ふとしたきっかけで、『リュイテン太陽』鶴書房・SFベストセラーズ(発行年記載なし)を読むことにしました。福島正実の代表的ジュブナイルと思いますが、これまで読む機会のないまま過ごしてきたのです。
 表題作と「暗黒のかなたへ」「地底人オリガ」の計3編を収録。それぞれテーマは違いながらも、いずれも古き良きジュブナイルの香りに満ちていて、楽しく読むことができました。この時代のジュブナイルSF、やはり楽しいですね。それを再確認しました。
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『愛の輪郭 掌編』ほか

◎小野友貴枝『愛の輪郭 掌編』日本文学館(12)
 8編収録。どう見ても掌編ではありませんが、こんなに堂々とタイトルに「掌編」と書かれては……。姉妹編『愛の輪郭 短編』日本文学館(12)という本も出ていて、こちらには10編収録。
◎山田一廣『横濱ベイサイドヒストリー47景』街と暮らし社(02)
 帯に「ショート・ストーリー集」とあり、しかも「47景」。しかし、どう見ても小説ではないですねえ。
愛の輪郭 掌編.jpg 横濱ベイサイドヒストリー47景.jpg
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訃報:ラクエル・ウェルチさん

 ラクエル・ウェルチさんが亡くなられたとのこと。享年82。
 ラクエル・ウェルチさんといえば、私たちSFファンにとっては『恐竜100万年』、そして『ミクロの決死圏』の女優さんではないでしょうか。私も両作品とも、思い切り楽しませてもらいました。特に『ミクロの決死圏』は超大好きな映画です。
 幸いなことに、というか、当然のことながら、というか、どちらもDVDを持っています。
 ラクエル・ウェルチさんを追悼するため、どちらか観たいな。どちらにしよう。
 単純に映画としてなら、私は『ミクロの決死圏』のほうが好きだけど、追悼となると『恐竜100万年』かな。
 そうだそうだ。そうしよう。
恐竜100万年.jpg ミクロの決死圏.jpg
 最高のSF映画をありがとうございました。
 安らかにお休みください。
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『怪奇探偵小説家 西村賢太』

 杉山淳『怪奇探偵小説家 西村賢太』東都我刊我書房(23)を版元よりお送りいただきました。いつもありがとうございます。
 西村賢太を怪奇探偵小説の視点から見た論考のようです。ぱらぱらと眺めますと、星新一、武野藤介、佐藤さとる、夏目漱石、内田百閒といった、ショートショートの見地からも注目すべき名前も目に飛びこんできます。まさに縦横無尽。
 読むのが楽しみです。
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 通販サイトはこちらですが、すでに売り切れています。
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映画『ゾンビ・ナース』

 映画『ゾンビ・ナース』(2006年)を観ました。
 ゾンビ映画ではなく、オカルト映画――悪魔崇拝者たちの話でした。ここまで思い切り裏切られると、逆に痛快ですね。期待外れではありましたが、オカルト・スリラー映画と思えば、悪くなかったです。
 あ、そうそう。映画が始まってすぐ、『ローズマリーの赤ちゃん』っぽい雰囲気を感じました。で、映画の最後の舞台は聖ローズマリー病院です。意図的なネーミングかも。
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『江戸川乱歩と名作ミステリーの世界』ほか

 本日発売、『江戸川乱歩と名作ミステリーの世界』創刊号/アシェット・コレクションズ・ジャパン(23)を買ってきました。お目当ては付録のハードカバー『屋根裏の散歩者』です。想像以上に美しい本なのに加えて、大好きな短編「赤い部屋」も収録。これが499円とは……。ありがとうございます。
江戸川乱歩と名作ミステリーの世界①.jpg 屋根裏の散歩者.jpg
 同時に、昨日発売された『メタルヒーローDVDコレクション』創刊号/デアゴスティーニ・ジャパン(23)も購入。『宇宙刑事ギャバン』の第1話~3話が収録されたDVDが付いています。
 私は変身ヒーローものはほとんど観ていませんが、『宇宙刑事』シリーズはけっこう観ています。というのも、プロレス中継の前番組だったからでして……。当時、ビデオデッキも持っておらず、テレビ番組を観るには、その時間にテレビをつけることが必須。少し前にスイッチを入れておくことは毎週金曜日のルーティンでした。
 帰宅して、すぐにDVDを再生しています。懐かしい~~。(こちらは490円です)
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『人間溶解』『終わらせ人』

◎森村誠一『人間溶解』角川ホラー文庫(97)
 7編収録。うち1編は大好きな「青の魔性」!
◎松村比呂美『終わらせ人』角川ホラー文庫(11)
 ちょっと気になっている作家(→この記事参照)の、これは長編です。
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TVドラマ『快傑ハリマオ アラフラの真珠篇』

 一昨日、中国ドラマ『山河令』を観終わりました。いやあ、面白かった。
 さて、次は……と考えて、TVドラマ『快傑ハリマオ アラフラの真珠篇』を観ることにしました。『快傑ハリマオ』シリーズの第三部です。
 第二部「ソロ河の逆襲篇」を観終わったのは昨年12月3日(→この記事のコメント欄)。いい感じの間隔ではないでしょうか。
 全13回。昨日は第1回のみ観ました。ゆったりと観て参ります。
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『ショートショートショートさん③』ほか

◎タカノンノ『ショートショートショートさん③』BEAM COMIX(21)
 タイトル買いです。
◎『短篇集 hi mi tsu ki chi ヒミツキチ』BIG COMICS SPECIAL(11)
 短い作品(ほとんどはマンガ)20編収録。
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『黒い魔法』

 マージョリー・ボウエン『黒い魔法』綺想社(23)を版元よりお送りいただきました。いつもありがとうございます。A5判2段組300ページ超というボリュームです。
 ボウエンの代表的な長編とのことで、これは楽しみです。さらに、独自編集の短編集も刊行予定だそうで、これまた楽しみです。綺想社さん、今年もすさまじいですね。
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 ご注文はこちらに。
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映画『X-MEN ファースト・ジェネレーション』

 今日はチャールズ・ダーウィンの誕生日です(1809年生)。
 ダーウィンからの連想で、映画『X-MEN ファースト・ジェネレーション』(2011年)を観たくなりました。「適応してみろ」のシーン、強烈に脳裡に焼きついているのです。
 ということで、スタート。
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『ゆかいなあつまり』『ゆかいなまんが』

◎ジョンソンともゆき『ゆかいなあつまり』マイクロマガジンコミックス(16)
◎ジョンソンともゆき『ゆかいなまんが』KADOKAWA(21)
 ヒトコマ~4コマのマンガ集。ふとしたことから存在を知り、読みたくなりました。
 今日から読み始めます。
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『図書館』

 ゾラン・ジヴコヴィチ『図書館』盛林堂ミステリアス文庫(23)を版元よりお送りいただきました。いつもありがとうございます。
ゾラン・ジフコヴィッチの不思議な物語』黒田藩プレス(10)、『12人の蒐集家/ティーショップ』東京創元社(15)に続く、3冊目の邦訳作品集です。
 表紙はお馴染みのYOUCHANさん。今回もまたステキなのですが、それに加えて、本書には解説も寄せられています。これが懇切丁寧で、しかも熱い!
 今後も〈ゾラン・ジヴコヴィチ ファンタスチカ〉として盛林堂ミステリアス文庫から続々と刊行予定とのこと。楽しみです。
図書館.jpg ゾラン・ジフコヴィッチの不思議な物語.jpg 12人の蒐集家/ティーショップ.jpg
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『長くて短い一年』

 日下三蔵編/山川方夫『長くて短い一年 山川方夫ショートショート集成』ちくま文庫(23)を編者よりお送りいただきました。ありがとうございます。
 昨年末に発行された『箱の中のあなた』に続く「山川方夫ショートショート集成(全2巻)」の2冊目です。
 山川方夫のショートショートはいいですよ。お好きな方も、読んだことのない方も、ぜひぜひ。
長くて短い一年.jpg 箱の中のあなた.jpg
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『ぼくの死体をよろしくたのむ』

 川上弘美の短い作品集は(単行本も文庫も)目につくと買うようにしています(→この記事参照)。
『ぼくの死体をよろしくたのむ』小学館(17)が文庫化されていたことに気づきました。
◎川上弘美『ぼくの死体をよろしくたのむ』新潮文庫(22)
 18編収録です。
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『ロシアのクリスマス物語』

◎『ロシアのクリスマス物語』群像社(97)
 クリスマス・ストーリーのアンソロジー。全13編収録。思い切り季節外れ(笑)。
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『わたし、猫語がわかるのよ』ほか

◎日本ペンクラブ編『わたし、猫語がわかるのよ』光文社(04)
 書き下ろしエッセイ集。眉村卓「ペケのこと」に惹かれて。
◎ロバート・ツチガネ『アメリカでは常識のニッポン人取扱説明書 腹が立つけど、これが現実』祥伝社(04)
 豊田有恒・訳。小松左京・推薦。
◎青木ガレリオ&出泉アン『つなみ 大人の童話集』発行:青山ライフ出版/発売:星雲社(12)
 8編収録。「大人の童話集」という言葉に弱いです。
わたし、猫語がわかるのよ.jpg ニッポン人取扱説明書.jpg つなみ 大人の童話集.jpg
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『春の窓』ほか

◎安房直子『春の窓 安房直子ファンタジー』講談社文庫(22)
 講談社X文庫ホワイトハート(08)の再刊。講談社文庫版が出ているなんて知りませんでした。書影右が講談社X文庫ホワイトハート版です。
◎副島喜美子『七色のランプ』文芸社(19)
「第一部 お話いろいろ~七色のランプ」に21編収録。第二部は詩と短歌です。
春の窓(講談社文庫).jpg 春の窓(講談社X文庫).jpg 七色のランプ.jpg
◎原作:小松左京/ノベライズ:吉高寿男『日本沈没2020』文春文庫(20)
 第1刷は所有。全面帯版(第2刷)も欲しいなと思っていました。書影左が第2刷、右が第1刷です。
◎知的生活研究所『これを大和言葉で言えますか?』青春文庫(15)
 現代語と大和言葉の対応表現集です。滅多に使わない現代語、ちょくちょく使っている大和言葉もあったりして、なかなか興味深いです。「よく見かけるカタカナ言葉を大和言葉に変換してみたら」の章は見ていると笑みがこぼれます。こういう本、好きですねえ。
日本沈没2020(2刷).jpg 日本沈没2020(1刷).jpg これを大和言葉で言えますか?.jpg
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『3分で仰天! 大どんでん返しの物語』ほか

◎『このミステリーがすごい!』編集部編『3分で仰天! 大どんでん返しの物語』宝島社文庫(23)
 25編収録。
◎洛田二十日『ずっと喪』光文社文庫(23)
 初刊はキノブックス(18)(→この記事)。22編収録。
◎豊田有恒『ヤマトタケルの謎―英雄神話に隠された真実』祥伝社新書(22)
3分で仰天! 大どんでん返しの物語.jpg ずっと喪(光文社文庫).jpg ヤマトタケルの謎.jpg
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『風の交響楽』

◎光原百合『風の交響楽(シンフォニー)』女子パウロ会(96)
 先日、同著者の『虹のまちの想い出』PHP研究所(11)を購入した際、この本の存在に気がつきました。ネットで注文し、先ほど到着。
『虹のまちの想い出』や『星月夜の夢がたり』と同様に美しい本で、詩4編と小説17編が収録されています。
風の交響楽.jpg
星月夜の夢がたり.jpg 虹のまちの想い出.jpg
 3冊とも判型が違うため、収納に悩まされそうです。
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