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映画『SF第7惑星の謎』

 映画『SF第7惑星の謎』を観ました。1961年のアメリカ映画です。
SF第7惑星の謎.jpg ジャケットには――
>2001年、地球は国連宇宙船による惑星探査を行っていた。エリック中佐率いる5人のクルーは天王星に着陸。しかし、そこは地球そっくりで知人と再会までする。一体、何があったのか?!
 当然のように、星新一「地球から来た男」を想起しちゃいましたよ(笑)。それはともかく――
 大好きなTVシリーズ『宇宙大作戦』の1エピソードと言ってもいいようなストーリーで、めちゃ私好み。面白かったです。
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映画『ニューヨークの怪人』

 映画『ニューヨークの怪人』を観ました。1958年のアメリカ映画です。69分。
ニューヨークの怪人.jpg 天才科学者が交通事故で不慮の死を遂げます。それを悲しむ父親(やはり科学者)はあろうことか息子の脳を機械のからだに埋め込み、復活を試みるのです。要するにエイトマンですが、決定的に違うのは、そのボディは巨大な金属の怪物であり、もちろん変身能力などないということ。この違いはめちゃ大きいです。
 実験は成功。意識が戻った天才科学者は自分の姿を見て、当然のことながら悩み苦しみます。一時は新たな自分を受け入れるものの、最終的には……。
 しんみりしちゃう映画でした。

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『ひゃくぶんのひゃく』

 昨年11月、斎藤肇さんの私家版ショートショート集『ひゃくぶんのひゃく』のテスト版をお送りいただきました。なんと、ショートショート100本収録!(→この記事参照)
 いよいよ、その正規版の販売が始まりました。ご注文はこちらへ。
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『小松左京アニメ劇場』

 ビデオ『小松左京アニメ劇場①』を入手。未視聴だった5話をようやく観ることができました(嬉)。→この記事参照
小松左京アニメ劇場.jpg
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映画『怪奇!呪いの生体実験』

怪奇!呪いの生体実験.jpg 映画『怪奇!呪いの生体実験』を観ました。1966年のイギリス・アメリカ合作映画です。
 この映画にも首だけ人間が出てきます。ええ、『ドウエル教授の首』の流れで、観たくなったのです。
 ドウエル教授の首はそうでもなかったですが、この映画の首はかなり恐いですね。何より、表情が!
 これこそまさに60年代のSF怪奇映画! 傑作なのではないでしょうか。ほんと、面白かったです。
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映画『ドウエル教授の首』

 映画『ドウエル教授の首』を観ました。1984年のソビエト映画です。
 SFファンならご存じでしょう。原作はアレクサンドル・ベリャーエフの長編『ドウエル教授の首』(1925年)――押しも押されもせぬ古典SFの傑作です。
 1984年の映画とは思えないくらい古~い雰囲気が横溢していて、1960年代の映画だよと言われても信じてしまいそうですが、これはまあ原作に合わせたのでしょう。
 内容については、タイトルそのまんま(笑)。さらに言っちゃうと、ジャケットそのまんま(笑)。こういうマッドサイエンティスト映画、好きですねえ。
ドウエル教授の首.jpg 首だけ人間の映画というと、すぐに『美しき生首の禍』『死霊のしたたり』あたりが頭に浮かびます。特に後者は超大好き!
『死霊のしたたり』と比べると『ドウエル教授の首』はかなり格調高く、どぎついシーンはほとんどありません。映画冒頭に合体動物(犬の首を持つ猿とか、アヒルのような前肢の猫とか)が何体か出てきて、うへっとなりますけれど、それくらいかな。
 その点、物足りないといえば物足りないのですが、充分に楽しかったので満足しています。
 古典SFはよいなあ~。
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『インスタント・ジャーニー』

インスタント・ジャーニー.jpg 田丸雅智くんが『インスタント・ジャーニー』実業之日本社(17)を送ってくれました。ありがとうございます。
 もちろんショートショート集で、全18編収録。
 あれよあれよと……これで何冊目なんでしょう(笑)。ボーゼンと見ております。
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「SFハガジン」第54号

「SFハガジン」第54号を発行しました。今回は斎藤肇さんです。
 明日発送予定。しばしお待ちくださいませ。
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ネットワーク

「中日新聞」朝刊を読んでいて――
 今月29日、ネットワーク閉店!
 えええええええーーーーーー!
中日新聞.jpg
 鶴舞~上前津にかけては、名古屋最大の古書店街です。私が最もよく利用していたのは高校時代で、当時のことはおぼろげな記憶しか残っていませんが、鶴舞の古書店が2軒になってしまうなんて……。
 新聞記事によりますと、ネットワークが現在の場所で営業を始めたのは2000年とのこと。当然、私の高校時代にはなかった店です。この店ではおもにマンガを買っていましたね。そこそこ古めの作品がリーズナブルな値段で売られていることが多かったです。
 29日に閉店ですか。淋しいなあ。それまでに一度は行こうかなあ。

【追記】
 この記事で――
> あ、そういえば昨日、某古本屋で「キネマ旬報 世界SF映画大鑑」を見かけました。2100円。一時のことを思うと、ずいぶん安くなったものです。
 と書きました。某古本屋とはネットワークのことなのでした。
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映画『鉄の爪』

 映画『鉄の爪』を観ました。1951年の大映映画です。
 ジャケットに――
鉄の爪.jpg
ある夜、都会の住宅地で奇怪な殺人事件が起きた。事件を目撃した被害者の情婦・雪江の言によれば、犯人はゴリラのような人間獣だったという。警察は捜査を開始するが、その過程に戦死したと伝えられていた雪江の夫・田代の存在が浮上する。田代は戦時中、南方の密林でゴリラに噛まれ、その毒素のため昂奮状態になると狂暴化する人間獣だったのだ! 主演の岡譲二が中溝勝三名義で原案を担当した、大映スリラー映画の代表作!

 おお、ゴリラ人間か! 嬉々としてDVDをプレイヤーにセットしたのですが、冒頭いきなり――
獣化妄想.jpg
 すっかり興醒めしてしまいましたが、とりあえず観ます。
 ゴリラ人間、出ないよなあ。そうだよな、妄想だもんな、などと思いながら観ていますと、終盤、人間がゴリラに変身していくシーンが! それも、どうやら現実のようで……。え? ウソ? 妄想じゃなかったの???
 狐につままれたような気分で、映画を見終わったのでした。
 映画自体は『ジキルとハイド』風の物語で、まあまあ楽しめましたけれど、それだけに最初の断り書きが残念。余分だったような気がします。
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星新一・刊行順リスト

 星新一公式サイト刊行順リストが大幅にリニューアルされました。これまでふたつに分かれていたものがひとつになり、そして、それぞれの本が書影とリンクされたのです。
 百聞は一見にしかず。どうぞご覧くださいませ。→ここ
 書影提供者・和田信裕さんのブログもどうぞご参考に。
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『人形 デュ・モーリア傑作集』

 行きつけの書店(ちくさ正文館書店・本店)へ行ってきました。今年初です。
◎ダフネ・デュ・モーリア『人形 デュ・モーリア傑作集』創元推理文庫(17)
 創元推理文庫のデュ・モーリア短編集を買うのは、『鳥』(00)、『いま見てはいけない』(14)に続き、これで3冊目。個人的には、今回が最も嬉しいです。
人形.jpg 鳥.jpg いま見てはいけない.jpg
 あ、そうそう。
 アナウンスをするのを忘れていましたが、この店でも横田順彌『荒熊雪之丞大全』盛林堂ミステリアス文庫(16)を売っています。先ほどの段階で、在庫は2冊。興味のある方はぜひ足をお運びくださいませ。
荒熊雪之丞大全.jpg
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『エムエム三太』

 10日ほど前、キンドル・デビューしました。しばらくは無料本を適当にダウンロードし、肩慣らし。
 本日、有料の電子書籍を初めて買いました。――小沢さとる『エムエム三太〔完全版〕【上】』マンガショップ(書籍発行日 2010年12月2日/電子版発行日 2014年12月1日)です。この記事にも書きましたけど、『エムエム三太』、好きだったんですよね。
 買ったのは上巻のみ。というのも、半年くらい前でしたっけ、古書即売会で秋田書店・サンデーコミックス版の第2巻(68)を見かけ、裸本でしたが3冊100円、迷わず買ったのですよ。
 マンガショップ版・下巻のサンプルページ(といっても100ページも読めます)をチェックしたところ、サンデーコミックス版・第2巻とほぼ同じシーンから始まっていたのです。サンデーコミックス版はコマがだいぶ間引きされていますが、ふつうに読む分には問題なし。下巻を買う必要はないと思ったのでした。
 こういうのが紙の本と電子書籍の違いですね。紙の本だと上下巻を揃えて並べたくなるけど、電子書籍はそう思わない。興味深い心理です。
 ともあれ、ずっと読み返したいと思っていた『エムエム三太』を読むことができ、嬉しいです。あ、もちろん面白かったです。
エムエム三太・第2巻.JPG
 画像はサンデーコミックス版・第2巻です。上に書きましたように、所有しているのは裸本。おわかりですよね。自家製のカバーです(笑)。
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『ひんやり・さ・せ・て』

 斧田千晴『ひんやり・さ・せ・て 斧田千晴極超短編集』日本文学館(05)を買いました。「斧田千晴極超短編集」はほかに『ん 斧田千晴極超短編集』叢文社(03)、『大根注意報発令中! 斧田千晴極超短編集』日本文学館(05)をチェックしています。同様の本、ほかにもあるのかしらん。
ん.jpg 大根注意報発令中!.jpg ひんやり・さ・せ・て.jpg
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『ハウスジャック ナナちゃん』ほか

 オンデマンド本を買いました。
◎赤塚不二夫『ハウスジャック ナナちゃん』小学館・赤塚不二夫漫画大全集(05)
 原作は筒井康隆『家族八景』です。雑誌掲載時に読みましたが、遙か昔のことゆえ、内容は忘却の彼方。無性に読み返したくなりました。
◎里中満智子『ナナとリリ(全2巻)』青林堂B.O.Dシリーズ(05)
 この記事にちらと書きましたが、大好きなマンガです。『ララ・ハート』と『ピアの肖像』を「マンガ図書館Z」で読み、その面白さを再認識。『ナナとリリ』も読みたくなりました。
ハウスジャック ナナちゃん.jpg ナナとリリ.jpg
 ちなみに、オンデマンド本を買うのは、浅倉久志『ミクロの傑作圏』文源庫(04)、星新一『生命のふしぎ』新潮社・Shincho On Demand Books(00)に続き、3度目です。
ミクロの傑作圏.jpg 生命のふしぎ(オンデマンド版).jpg
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「SFハガジン」第53号

「SFハガジン」第53号を発行しました。今回は深田亨さんです。すでに発送済みですから、明日か明後日には皆さまのお手元に届くでしょう。
 実質的には今年の第1号です。これから1年、またよろしくお願いいたします。>会員の皆さま
 あ、それと。
 入会の受付は随時行なっています。ご希望の方はメールにて、ご連絡ください。
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『夜の思いの国』ほか

 近所のブックオフ散歩。
◎高橋良介『◆短編集◆夜の思いの国』文芸社(16)
 よくわからないけど、ともあれ短い。
◎小原猛『沖縄の怪談 琉球怪談物語集』TOブックス(14)
 同上。
◎『忍法十番勝負』秋田文庫(03)
 マンガ家10人による連作長編。堀江卓、藤子不二雄Ⓐ、松本零士、古城武司、桑田次郎、一峰大二、白土三平、小沢さとる、石ノ森章太郎、横山光輝という超豪華メンバー。これ、確か小学生のころサンデーコミックスで読みました。いやあ、懐かしい! 読み返したくなって、買ってしまいました。
夜の思いの国.jpg 沖縄の怖い話.jpg 忍法十番勝負.jpg
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『このあたりの人たち』

 遅ればせながら、
 あけましておめでとうございます。

 恒例、新年のブックオフ散歩をしてきました。
◎川上弘美『このあたりの人たち』スイッチ・パブリッシング(16)
 全26編。各編は極めて短いです。
◎藤子・F・不二雄『Uボー』小学館・藤子・F・不二雄大全集(10)
 全179編! 『ドラえもん』の年少者バージョンですね。ひみつ道具、た~くさん。
このあたりの人たち.jpg Uボー.jpg
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