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「Hard SF Laboratory」150号

Hard SF Laboratory150.jpg「Hard SF Laboratory」150号が届きました。いつもありがとうございます。
 今号で、かの「宇宙塵」(204号で終刊)と総ページ数でほぼ並んだそうです。
>森田さんの調査では、アメリカにも「宇宙塵」ほどの累積頁数のファンジンは無いらしいので、それを抜けば「世界新記録」ということになりそうです。
 す、すごい……。
 そのうちの何ページかは私の原稿が占めていることを思うと、なんだか嬉しいです。

 わが「SFハガジン」の総ページ数はどれくらいでしょうね。300ページ前後かなあ。話になりません。
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TVドラマ『くノ一忍法帖 蛍火』

 BSジャパンにて4月スタートとのこと。おお、原作は山田風太郎ですか。これは楽しみです。詳細はこちらを。
 時代劇といえば、BSプレミアムにて2月17日放送の『荒神』も楽しみにしています。原作は宮部みゆき。詳細はこちらを。
 以上、私的メモでした。録画を忘れないようにしないと。
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大相撲の今後

 絶対的な強さを誇った白鵬も力の衰えが感じられるようになりました。ちょくちょく休場するようになったのが、その何よりの証左。
 今後の大相撲はどうなっていくのか。白鵬が横綱になってから休場した場所の好成績力士を調べてみました。
 白鵬の横綱在位は63場所で、休場したのは5場所です。出場した58場所で優勝は37回。

2015年9月 優勝・鶴竜(12勝3敗)/同点・照ノ富士(12勝3敗) 
2016年9月 優勝・豪栄道(15勝)/次点・遠藤(13勝2敗)
2017年3月 優勝・稀勢の里(13勝2敗)/同点・照ノ富士(13勝2敗)
2017年9月 優勝・日馬富士(11勝4敗)/同点・豪栄道(11勝4敗)
2018年1月 優勝・栃ノ心(14勝1敗)/次点・高安(12勝3敗)

 白鵬が休場した5場所中、なんと3度も優勝決定戦。11勝や12勝という、白鵬全盛時代なら考えられない成績で優勝したりもしています。これを見ると、大相撲はこれから混沌の時代に突入しそうですね。
 それにしても、横綱在位63場所で、休場はわずか5場所ですか。よくわからんうちに横綱になったと思ったら、その翌々場所から5場所連続休場中(出たら出たで金星大盤振る舞い)の横綱もいるかと思えば……。

【追記】
 武蔵丸は6場所連続で休場した。ふむふむ、確かに。しかしその前、横綱になって20場所で7回の優勝を飾っています。充分に横綱としての責務を果たした上での6場所連続休場。
 貴乃花は7場所連続で休場した。ふむふむ、確かに。しかしその前、横綱になって39場所で15回の優勝を飾っています。充分すぎるくらい充分に横綱としての責務を果たした上での7場所連続休場。
 言うまでもありませんが、両横綱とも内規(2場所連続優勝)を満たした上で横綱に昇進しています。
 今回、引き合いに出してはいかんと思います。

【追記2】
 貴乃花なんて、大関で14勝1敗(優勝)、11勝4敗、14勝1敗(優勝)、11勝4敗、15戦全勝(優勝)でも昇進を見送られたんだよなあ。その翌場所に全勝優勝して――つまり2場所連続全勝優勝して、ようやく昇進。そんなに厳しかったのになあ。

【追記3】
 横綱昇進基準の「2場所連続優勝」というのは、よくできていると思います。
 綱を張るには、まずは優勝できるだけの力量を持っていることが必要。そしてプレッシャーのなかでも力を発揮できる心の強さも必要。
 優勝することで力量を示し、その次の綱取り場所というプレッシャーのなかでも優勝し、心も強いことを示す。→横綱に推挙される。
 鶴竜は2場所連続優勝ではなかったと言う人が多いですが、14勝1敗の優勝同点、そして綱取りと言われた(←これが肝心)翌場所で見事に14勝1敗で優勝。2場所連続優勝に匹敵する成績だと思い、私は納得しています。
 それに比して、12勝3敗(優勝力士とは星2つ差)、次場所(綱取りとされていない)で優勝。これで横綱に昇進させるというのは、何度も書いていますが、絶対に納得できません。
 ほんと、思うんですよね。内規を無視して横綱になんかせずに、もう1場所様子を見ていれば……。おそらく綱取り場所というプレッシャーのなかでは力を発揮できず、横綱になることはできなかったでしょう。しかし怪我をすることもなく、いまも強い大関でいられたのではないか。
 あれこれ考えてしまうわけであります。
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TVドラマ『アルファズ』

『ダーク・エンジェル』(←面白かった~~~)を観終わり、さて次は何にしようか。
 選択肢はいくつもあって、買っただけで観ていないDVDボックス(『宇宙からのメッセージ』『スペースコブラ』など)、録画しただけで観ていないテレビドラマ(『精霊の守り人』『アシガール』など)、レンタルの始まった映画(『エイリアン:コヴェナント』など)……。
 あれこれ考えた末、TVドラマ『アルファズ』を観ようかなと思いました。上の選択肢外(笑)。

 さっそくレンタルしてきて、昨夜、第1話と第2話を観ました。
 アルファというのは超能力者のことです。選ばれたアルファたちがチームを組み、その能力を駆使して(アルファ絡みの)事件を解決します。私の大好物なんですが――というか、そういう話だから観ようと思ったわけですが、なんだかビミョーに私の好みから外れてる感じで、意外にハマらない。主要登場人物たちに感情移入ができないのですね。
 どうしようかと思いつつ、今朝、目覚めのコーヒーを飲みながら第3話を鑑賞。あ、ちょっと面白くなってきた(嬉)。

【追記】2月5日
 最終話まで観終わって、ネット検索していたら、なんと、シーズン1・第5話にリンゼイ・ワグナーが出ているとの情報を発見。うは、バイオニック・ジェミー! この記事にも書きましたが、ジェミー役のリンゼイ・ワグナーは私にとって憧れのお姉さんだったのです。
 しかし、『アルファズ』でリンゼイ・ワグナーの顔を見た記憶はなく……。
 で、第5話を再生してみましたら――出ていました!
リンゼイ・ワグナー.JPG
 リンゼイ・ワグナーは1949年生まれで、『アルファズ』シーズン1は2011年制作です。撮影当時、61歳か62歳か……。
 いつまでもバイオニック・ジェミーであるわけではないことはわかっていますが、いささかショックを受けております。
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『泡沫の歌』

泡沫の歌.jpg 星マリナ編/小金井喜美子『泡沫(みなわ)の歌 森鷗外と星新一をつなぐひと』ホシヅル文庫(18)を編者よりお送りいただきました。ありがとうございます。
 小金井喜美子は森鷗外の妹にして星新一の祖母に当たります。小金井喜美子の和歌を中心に、この3者に関する文章を集大成。星マリナ(星新一の娘)が適宜、解説を付けています。表紙絵はわれらがYOUCHAN。――これはわくわくしますね。(詳細はこちらを)
 自費出版のため、店頭に並ぶ書店は限られますが、ネット書店では買えますし、ご近所の書店に取り寄せてもらうこともできます。また、私の行きつけの店(ちくさ正文館書店本店)にも並ぶはずです。名古屋近郊の方はどうぞ。
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「中日新聞」今日の朝刊です。(画像クリックで拡大表示)
中日新聞2018・1・25.jpg
 執筆当時に話題になったし、映画化もされました(→この記事参照)。われわれ眉村ファンにとっては今さら感満載ですけれど、何はともあれ、多くの方に読まれることはとても嬉しいです。
 全1778話が書籍化されるといいな。
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訃報:アーシュラ・K・ル=グウィンさん

 アーシュラ・K・ル=グウィンさんが亡くなられたとのこと。享年88。
 熱心に読みふけった作家ではありませんが、『闇の左手』を読んだときの印象は鮮烈に残っています。
 ご冥福をお祈り申し上げます。
闇の左手.jpg 牧神10号.jpg
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探偵小説傑作選―名作復刊シリーズ

 ふだんは足を向けない書棚を眺めていて、春陽文庫の〈探偵小説傑作選―名作復刊シリーズ〉が目につき、取り出してきました。うちにあるのはこれだけ。
春陽文庫・名作再刊シリーズ.jpg
 見かけて気が向いたら買っていただけなので、もちろん揃ってはいないと思います。全貌が気になってネット検索しましたが、まとまったリストは見当たりませんでした。う~~む。ちょっと気になるけど、ま、いっか(笑)。
 あ、そうそう。この叢書の隣にソノラマ文庫の香山滋が2冊ありました。先日、ダンボールのソノラマ文庫を書棚に並べました(→この記事)。これで全部をチェックできたかと思っていたのですが、そうではなかったのですね。どこかほかにもあるかも?
香山滋.jpg
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『ダーク・エンジェル』シーズン1

 なんだか風邪っぽくて、洟水たらり。
 暖かい部屋で、朝からTVドラマ『ダーク・エンジェル』を観まくっています。シーズン1を一気に最後まで。観始めたのは先週金曜日(→この記事)なので、1週間ちょっとかかったことになります。
 いやあ、ほんとに面白かったです。途中、ウルフガイ(狼男の血で……ってやつ)を思い出すような展開、エピソードもあったりして、そういうのも嬉しい。
 引き続きシーズン2にはいるか少しインターバルをとるか思案中です。
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「世界の秘境シリーズ」

 その昔、「世界の秘境シリーズ」(のちに「世界の秘境」)という雑誌がありました(双葉社)。ショートショートの連載もあり、ちょっぴり気になっています。
 うちにある資料で、調べられるだけ調べてみました。

●SFシリーズ(大森貝介)
5号/回数記載なし「遊星の美女コンテスト」
6号/第2回「ある攻撃」
7号/第3回「月世界の山師」
8号/第4回?
9号/第5回?
10号/第6回「航時機第一号の運命」
11号/第7回「怪物ユーファースト」
12号/第8回「宇宙の盲人―白い杖」
13号/第9回「植物人間」
14号/第10回「テレパシー革命」
15号/第11回「宇宙海賊アダム・コーエン」
16号/第12回「みえない敵」
17号/第13回「四次元犯罪のシンジケート」
18号/第14回「美女群ご到着」
19号/第15回「雪男始末記」
20号/第16回「失われた惑星文明」
21号/第17回「冒険学校落第生行状記」
22号/第18回「あるブン屋の特種」
23号/第19回?
24号/第20回「変な野郎のいる星」
25号/第21回「妖精記」
26号/第22回「ある奇妙な廃屋の話」
27号/第23回「第三の円盤人」
28号/第24回「あたらしい神話」
29号/第25回「脱出」
30号/最終回「夢の出版社ドリード」
●ネオSFシリーズ
31号/第1回「機械A5の欲望」都筑道夫
32号/第2回「悪夢の報酬」加納一朗
33号/第3回「限りなき逃避」眉村卓
34号/第4回「機械結婚」都筑道夫
35号/第5回「流行」加納一朗
36号/最終回「暗示忠誠法」眉村卓
●ネオSFシリーズ
52号/回数記載なし「侵略細胞イアリング」フレドリック・ブラウン→『スポンサーから一言』(かくて神々は笑いき)
53号/第2回?
54号/第3回「小さな地底人」P・エルンスト→『私が選んだもっとも怖い話』(小さな地底人)、『宇宙恐怖物語』(小さな巨人)※『私が選んだもっとも怖い話』の「小さな地底人」は「世界の秘境シリーズ」掲載作の再録(抄訳)。
55号/第4回「宇宙へ飛び出せ」ネルスン・ボンド※再録・別訳があるか不明
56号/第5回「地球破滅の予告」アーサー・C・クラーク→『天の向こう側』(その次の朝はなかった)
57号?/第5回(第6回の誤植?)「四次元世界の怪物」ネルソン・ボンド※再録・別訳があるか不明
58号?/第7回「小さな殺し屋」レイ・ブラッドベリ→『10月はたそがれの国』(小さな殺人者)

 以上です。いくつか抜けていますし、ほかにも掲載されていると思います。ご存じの方がおられましたら、ぜひご教示を。
 翻訳に関してはほとんどが抄訳です。別訳(完訳)が調べられた作品については、収録されている代表的な書籍を記載しました。
 あ、それと。大森貝介って、もしかしたら矢野徹さんのペンネームかも、なんて思っているんですが、どうなんでしょ。
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『四角い卵』読者プレゼント

 サキ『四角い卵』(白水Uブックス)刊行記念 読者プレゼントのお知らせ
B サキ「政界ジャングルブック 踊る孔雀モルモルと暴れ象ルナムッキの巻」(和爾桃子訳) 10名様
サキが1902年4月21日に「ウェストミンスター・ガゼット」紙に発表した政治諷刺の小品。『四角い卵』収録の「政界ジャングルブック ヒューギーラの狩りの巻」(1902年5月23日同紙掲載)とは別の回を訳し下ろしで。本邦初訳。

 うわあ。欲しいよ~。ツイッターに登録しないと応募できないのか。
 うむむむむ、悩む……。
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『ネオ寄生獣』ほか

 マンガを読みました。
◎『ネオ寄生獣』アフタヌーンKC(16)
 岩明均『寄生獣』のトリビュート作品集です。同様の作品集『ネオ寄生獣f』はどうにも私には合わず不安だったのですが、杞憂に終わりました。こちらは楽しかったです。お気に入りは瀧波ユカリ「寄生!! 江古田ちゃん」(笑)。
◎萩原玲二『軽薄ピエロ』白泉社JETS COMICS(94)
 筒井康隆「薬菜飯店」を原作とするマンガが収録されていると知り、購入。あ、これ、よいではないですか。どうして『筒井漫画瀆本』『筒井漫画瀆本ふたたび』(実業之日本社)に収録されなかったのかなあ。
◎江口寿史『青少年のための江口寿史入門』角川書店(02)
 自選作品集。マンガのショートショート集と言ってもいいでしょう。バリエーション豊かで、楽しめました。
ネオ寄生獣.jpg 軽薄ピエロ.jpg 青少年のための江口寿史入門.jpg
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「SFハガジン」第89号

「SFハガジン」第89号を発行しました。今号には深田亨さんの作品を掲載。次回に出かける際にポスト投函します。
 しばしお待ちくださいませ。

 次号は第90号か~。100号が迫ってきたのを実感しますね。まあ、粛々と発行を続けます。
 ちなみに、次号は草上仁さんの作品を掲載する予定です。
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生賴範義展

 東京で開催中の生賴範義展が話題になっています。そういえば明石で催された生賴範義展には足を運んだなあと思ってブログの過去記事を検索してみましたが、ヒットせず。あちゃ、書かなかったか。まあ、ブログに書くかどうかはそのときの気分次第なので、こういうこともあります。
 調べてみますと、2016年4月16日~5月29日、明石市立文化博物館にて開催。
 写真はありますから、何枚か紹介しましょう。
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 生賴タワーの迫力はすごかったですね。
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「SFアドベンチャー」の表紙では、私の名前が載っている号もあり、思わず接写したりして(笑)。
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TVドラマ『命売ります』


 久しぶりに、本当に久しぶりに新しいTVドラマを観ました。昨夜、第1回が放送された『命売ります』です。原作は三島由紀夫。これ、ちょっと気になっていたんですよね。
 ハマるというほどではないけれど、けっこう楽しめました。とりあえず第2回も観ること決定です。
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TVドラマ『ダーク・エンジェル』

 この2ヶ月あまり、ほとんどテレビ番組を観ていないなあ。加えて、今年にはいってからはDVDも観ていない。そろそろ今年のDVDライフをスタートさせようかな、と考えて――
 昨年11月から12月にかけて、DVDボックスを立て続けに購入しました。未鑑賞のDVDボックスはいくつもあり、どれにしようか迷ったのですが、今年初めてのDVDは『ダーク・エンジェル』(→この記事)に決めました。

 まだ第1話(87分。レギュラー放送の2話分)を観ただけですが、いやあ、これはもろに私好みのドラマですね。まあ、わかっていたことですけど。
 この先の展開が楽しみです。

 いまは、スターチャンネル1で無料放送されている映画『バスケットケース』(→この記事)を流しながら、この記事を書いています。巨大な加入案内メッセージが気になりますが、まあ、邪魔もののない映像を観たければビデオ(→この記事)を観ればいいわけですから。
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『ん 日本語最後の謎に挑む』

ん.jpg 山口謠司『ん 日本語最後の謎に挑む』新潮新書(10)を買いました。タイトルに惹かれて手に取ったところ――
> 日本語には「ん」ではじまる言葉がない。
> 辞書を開いても悉皆草木、「ん」ではじまる言葉は載っておらず、電話帳を開いても「ん」ではじまる人名を見つけることはできない。
 という一節が目に飛びこんできたんですよね。もちろん、私の脳裡に浮かんだのは筒井康隆『欠陥大百科』です。となれば、ノンストップでレジへ(笑)。

 新潮新書といえば、眉村卓『妻に捧げた1778話』(04)が話題になっています(→この記事参照)。
 新たな帯の付いた本が出回っていますので、ここで帯の変遷をまとめておきましょう。左から、初刊の帯、映画化の帯、そして今回です。
妻に捧げた1778話(初版).jpg 妻に捧げた1778話(映画化).jpg 妻に捧げた1778話(アメトーク).jpg
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『5分でほろり! 心にしみる不思議な物語』

5分でほろり!心にしみる不思議な物語.jpg『このミステリーがすごい!』編集部編『5分でほろり! 心にしみる不思議な物語』宝島社文庫(17)を買いました。今年買う、初めてのショートショート集ということになります。1年近く前に発行された本ですが、出たことに気がつかなくて、今ごろ……。
 それにしてもこのシリーズ、とんでもない冊数になってきましたね。チェック漏れがなければ、これで16冊目。姉妹編の『10分間ミステリー』3冊も合わせると19冊目です。
 どこまで続くのでありましょうか。

5分で~(背).jpg 10分間ミステリー(背).jpg
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ミニカー

 某所で刺激を受け、こんなのを取り出してきました。
ミニカー.JPG
 いずれも50年くらい前のものです。そのへんのクルマには興味がないけど、こういうのは大好きな子どもでした。いやあ、懐かしい!
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『夜のメルヘン』

 今夜の里中満智子は『夜のメルヘン(全2巻)』双葉文庫(99)です。ショートショート集で、全38編収録。いま、第1巻の途中まで読んだところです。
 里中満智子の真骨頂は長編と思いますけれど、短い里中満智子も魅力的ですね。この『夜のメルヘン』と『まちこの千夜一夜』、ほかにもあるのかしらん。
夜のメルヘン.jpg
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映画『バスケットケース』

 いま、かの『バスケットケース』がテレビ放映されると知りました。1月12日(金)21時~22時40分。スターチャンネル1の無料放送です。
 ブログの過去記事を検索してみますと、直近では8年前に見たようです(→この記事)。相変わらずテレビ番組はほとんど観ない生活を続けていますが、これは観ちゃうかも。
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『聖ロザリンド』

聖ロザリンド.jpg わたなべまさこ『聖ロザリンド』ホーム社漫画文庫(01)を読みました。
 幼い子どもがその無邪気さゆえに、罪悪感なしに人を殺す。――特に目新しい話ではないのですが、ただその繰り返しだけで約350ページを一気に読ませてしまうのですから、すごいです。
 読んでいる途中、すさまじいばかりの既視感に襲われました。読み終わってから、え~と、なんだっけ? まさに隔靴掻痒。
 数分でギブアップし、ネット検索しました。――ああ、映画『悪い種子』だったか。こんな傑作がすぐに出てこないなんて、情けない……。
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『絵里子』

 里中満智子『絵里子(全2巻)』サンコミックス(69)を購入。未読の里中満智子はどっさりありますが、まずはこれを読むことにしました。
 私が子どものころ(1970年前後)に読んだ里中満智子で、最も印象に残っているのは『ナナとリリ』『ララ・ハート』『ピアの肖像』ですが、『絵里子』もそれに近いくらい印象に残っているのです。先の3作は私が子どものころに読んだものとは別の再刊本(→この記事ほか参照)を買い直しましたが、この『絵里子』は、当時読んだバージョン(初刊になるのかな)です。
絵里子.jpg
 一気に読み終え――
 うわあ。面白かった。思い出の里中満智子の4番手にしてしまい、申しわけない。いま、あえて順位をつけるなら、『ナナとリリ』『絵里子』『ララ・ハート』『ピアの肖像』の順番となりましょうか。(ついでに書いておくと、第2巻の巻末に収録されている短編「いとしのジュリエット」「花よめのうた」もよかった)
 私のなかの里中満智子ブーム、まだまだ続きます。
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ログアウト冒険文庫(&ファミ通文庫)

 昨日、ソノラマ文庫のはいっているダンボールを開けました。一緒にはいっていたのがログアウト冒険文庫とファミ通文庫。ついでに、こちらも書棚に並べて写真を撮りました。いやあ、懐かしい!
ログアウト冒険文庫.JPG
 多くはいただきものです。ありがとうございました!

【追記】
 あ、しまった。この2冊はダンボールに入れてなかった。
架空幻想都市.jpg
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初即売会

 本日スタート、名古屋古書会館の即売会に行ってきました。
◎大原まり子『恐怖のカタチ』ソノラマ文庫(95)
 初刊本は持っていますが、文庫はどうだっけな? と手に取ってみますと、え? 単行本に2編のショートショートを増補? これは買わなきゃ。ダブったら、ダブったとき(笑)。――帰宅して確認したら持っておらず、安堵。
◎『日本名著全集 怪談名作集』日本名著全集刊行會(27)
 持っている本(→この記事)ですが、信じられないくらいの美本が売っていて、しかも月報付き。手持ちは月報欠のような気がし、買うことにしました。帰宅して、手持ちに月報が付いていないことを確認。よかった~。
◎内田庶『人類のあけぼの号』鶴書房SFベストセラーズ(刊行年月記載なし)
 気が向くと、こういう本を買ったりします。SFベストセラーズについてはこの記事に。
恐怖のカタチ.jpg 怪談名作集.jpg 人類のあけぼの号.jpg
◎滝田ゆう『滝田ゆう名作劇場』文春文庫(83)
 山川方夫「夏の葬列」のマンガ化作品も収録。持っているのは別バージョンだったような気がして買うことにしたのですが、帰宅して確認すると、ありました。がっくり。
◎R・ハインライン『夏への扉』講談社S・F・シリーズ(58)
 持っているし少々難ありだけど、100円で売ってたら買わないわけには……。
◎J・マントレイ『恐怖の27日間』講談社S・F・シリーズ(58)
 同上。
滝田ゆう名作劇場.jpg 夏への扉.jpg 恐怖の27日間.jpg
◎「宝石」1963年4月臨時増刊
 現代オール推理作家処女作集。星新一「セキストラ」も掲載されています。ちょくちょく見る号で、無性に持っているような気がするのですが、自信なし。買うことにしました。帰宅して確認。見当たらないので安堵しつつも、どこかに埋もれているかもしれないという懸念は拭い去れません。
◎「別冊宝石118 現代推理作家シリーズ=4 笹沢左保篇」1963年5月
 表4に星新一のショートショート(タイトルなし)が掲載されています。『つぎはぎプラネット』に収録する際には「妙な生物」というタイトルをつけました。私は初出誌を集めるなんてことはしていませんので、特に探していたわけではないのですが、見たら、欲しくなりました(笑)。
◎「傑作小説」1961年1月号
「現代日本推理小説読本」という副題あり。
宝石・臨時増刊.jpg 別冊宝石118.jpg 傑作小説.jpg
 以上、今年初の即売会として、悪くないのではないかと思います。
 ところで。
 ソノラマ文庫はほとんどすべてがダンボールにはいっています。大原まり子『恐怖のカタチ』を持っているか確認するため、ソノラマ文庫のはいっているダンボールを開けました。せっかくなので書棚に並べ、撮影。これで手持ち本を確認する必要が生じた際、いちいちダンボールを開けなくても済みます。
ソノラマ文庫.JPG
 ざっと眺めると……。半分以上はいただいた本ですね。今さらながら、ありがとうございます。
 おっと。拙著『インプリンティングの妙薬』がありません。撮影し、ふたたびダンボールに詰めこんでから気づきました。ちょっと失敗。
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『まちこの千夜一夜』

 今夜の里中満智子は『まちこの千夜一夜(全5巻)』大創産業・ダイソーコミックシリーズ(02)です。全52話のショートショート集(+シリーズ以外の作品を2編収録)。
 100均ショップ・ダイソーが本を出し始めたときには驚きましたねえ。何しろ100円で新刊が買えちゃうんですから。
 最近読んでいる里中満智子はすべて古本で購入したものですが、この5冊は新刊で買いました。もちろん、ショートショートの資料としてです。
 あやふやな記憶ですが、けっこうちゃんとしたショートショートになっていて、楽しく読んだ憶えがあります。それにしても、あれからもう15年も――いや16年も経つのですか。びっくりです。
 いま、第1巻を読み終わったところ。うん、楽しい。引き続き、2巻以降を読みます。
まちこの千夜一夜1.jpg まちこの千夜一夜2.jpg まちこの千夜一夜3.jpg
まちこの千夜一夜4.jpg まちこの千夜一夜5.jpg
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『ブルースコルピオ』『ハッピーバースディー』

『愛人たち』の勢いのまま、里中満智子『ブルースコルピオ』講談社コミックス フレンド(77)、『ハッピーバースディー』講談社コミックスBL(95)を読みました。前者は連作集、後者は短編集です。全体的に(特に後者は)ハートフル。心が洗われました。
ブルースコルピオ.jpg ハッピーバースディー.jpg
 正月3日間で里中満智子を9冊読みましたが、積ん読本はまだまだあります。とりあえず、今日はここまで。
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『愛人たち』

 今日は1日、どたばたどたばた、あちこちふらふら。
 昨日に引き続き、里中満智子退治。風呂上がりに『愛人たち(全3巻)』双葉文庫(96)を読み始めたのですが、数十ページ読んだところで飲みたくなって、中断。続きを読むのは明日以降にします。
 小説誌の女性編集者が主人公。担当作家と不倫関係になり、どろどろの世界に身を投じ……。昨日の『緋の階段』はファッション業界が舞台で、よくわからんし興味もなかったけれど、出版界なら興味津々(笑)。楽しめそうです。
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『緋の階段』

 とまあ、そういうことで、里中満智子『緋の階段(全4巻)』講談社・ヤングレディKCデラックス(84~86)を読みました。
緋の階段1.jpg 緋の階段2.jpg 緋の階段3.jpg 緋の階段4.jpg
 ファッション業界で成功を収めるものの、愛には恵まれない主人公。――私が子どものころに好んで読んでいた里中満智子は少女向けでしたが、これは大人の女性向けのようです。充分に面白かったですけれど、私は少女マンガのほうが好きだなあ。

 え~と。2巻だけカバーのデザインが違います。活字の本だったら無理してでも揃えますが、マンガはさほど気になりませんね。もちろん、揃っているほうが嬉しいですけど。
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初ブックオフ

「SFハガジン」発送のため外出。郵便局は休みなので、コンビニで切手を買いました。今回の送料は92円ですが、そのコンビニには92円切手は売っておらず、82円と10円の切手を購入。切り離して、ぺたぺた、ぺたぺた、ぺたぺた……。面倒臭かったです。正月にこんなことをしてはいかんということだな。
 ポスト投函しつつ、ちょっと足を延ばしてブックオフ散歩。相変わらず何もありませんが、里中満智子を2冊買いました。里中満智子は見かけて気が向くと購入しています。未読の里中満智子、だいぶ溜まってきました。そろそろ本気で読まないと、大変なことになりそうです。
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