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『家が呼ぶ』ほか

◎朝宮運河『家が呼ぶ 物件ホラー傑作選』ちくま文庫(20)
 11編収録のアンソロジー。
◎オー・ヘンリー『オー・ヘンリー傑作集2 最後のひと葉』角川文庫(21)
オー・ヘンリー傑作集1 賢者の贈り物』は未入手です。
◎弘兼憲史『弘兼憲史短編集5 私の赤ちゃん』講談社漫画文庫(03)
『弘兼憲史短編集』を買うのは、第6巻「私が愛した魔女」第3巻「美人劇場」に続いて3冊目です。ショートショートの資料という見地からは、この3冊が手許にあれば充分と思うのですが。
家が呼ぶ.jpg 最後のひと葉.jpg 弘兼憲史短編集5 私の赤ちゃん.jpg
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Kindleの篠原とおる

 しばらく前から、公共交通機関を使って外出する際、車内ではKindleのマンガを読んでいます。最近は篠原とおるを読んでいまして、本日、用意してあった篠原とおる作品――『河内残侠伝 軍鶏』『狩人蜂』『やどかり~弁護士・志摩律子の事件簿~』をすべて読み終えました。うん、楽しかったです。
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 さて、次回の外出時には何を読もうかな。
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『東西艶筆年鑑』

◎矢野目源一・丸木砂土・竹村文祥・監修『東西艶筆年鑑』自由国民社(56)
 目次を見ますと――
「アメリカ・エロチック・コント・珠玉集」
「セックスセーション・漫画傑作集」
「風流十五作家・自選名作集」吉田機司/小林啓善/渋沢秀雄/石黒敬七/滝川政次郎/峰岸義一/本山荻舟/竹村文祥/寺田文次郎/押鐘篤/福田蘭童/田辺禎一/丸木砂土/矢野目源一
「騒声喃語集」武野藤介
「戦後十年の艶笑出版の展望」鍛治忠一
 これは買います。
◎「装幀による酩酊 竹書房文庫」竹書房(23)
 竹書房のフリーペーパー。気になっていました。
東西艶筆年鑑.jpg 装幀による酩酊 竹書房文庫.jpg
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映画『恋はデジャ・ブ』


 映画『恋はデジャ・ブ』(1993年)を観ました。
 なぜだか同じ日を繰り返すことになった最低男が主人公です。朝6時に目覚めると、前日はリセット。ただし彼だけは例外で、同じ日ではあるけれども知識や体験は蓄積される。自殺しても翌朝にはけろっと目が覚め、そのあたりの整合性が気になりますが、まあ、そういうシステム(?)なのだと思うことにします。
 最初は戸惑い、続いてはそのシステムを悪用し始めた主人公ですが、徐々に達観していき、いいやつになっていくという、いわば成長の物語。そしてループから解き放たれたときには……。
 ループものといえばミステリーだったりサスペンスだったりスリラーだったりホラーだったり……でしたが、この映画は違ったタイプでした。ループの呪縛から解放されるタイミングがよすぎるだろうとは思いますが、まあ、堅いことは言わないことにしましょう。こういうループものもいいですね。ほのぼのと観終えました。
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『本田鹿の子の本棚 天魔大戦篇』

◎佐藤将『本田鹿の子の本棚 天魔大戦篇』リイド社(18)
 ジェイコブズ「猿の手」を題材にしたエピソードが収録されています(→この記事参照)。
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映画『デス・フロア』

 映画『デス・フロア』(2017年)を観ました。
 エレベーターに閉じこめられた主人公、わずかに開いた扉の隙間から見える光景は――ゾンビわんさか。
 映画『便座・オブ・ザ・デッド』(トイレの個室の外はゾンビわんさか)を観て以来、気になっていました。
 エレベーターから出られないということは、ゾンビもはいってこられない。つまりは絶対に安全な場所にいるわけでして、本当に恐いのはゾンビではなく、事態が長引いた場合の水と食糧です。そういう状況のなか、いったいどのような物語が展開されるのか。
 正直なところ、さほど期待はしていなかったのですが、まあまあ楽しめました。何はともあれ、気になるものは観てみないとね。
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映画『ドント・レット・ゴー』


 映画『ドント・レット・ゴー 過去からの叫び』(2019年)を観ました。
 主人公(刑事)のもとに死んだ(殺された)姪から電話がかかってくる。なんと、それは過去(まだ生きていた)からの電話だった。主人公は姪(数日後に自分が殺されることを知らない)からの電話を手がかりに事件を未然に防ぐべく……。
 これは面白い! はらはらどきどきのSFサスペンスを堪能しました。
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『マンホール』

◎筒井哲也『マンホール~脳を喰らう寄生虫~(上下)』スクエア・エニックス(08)
 知らない作品ですが、「脳を喰らう寄生虫」! このサブタイトルにノックアウトされました。
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「MUTANTS」28号(正規版)

◎「MUTANTS」28号(正規版)
 中部日本SF同好会〈ミュータンツクラブ〉は今年60周年を迎えました。それを祈念して、今年6月には「MUTANTS」28号(簡易版)が発行。〈ミュータンツクラブ〉代表の梶田俊哉くんが編集し、自宅で印刷、ホチキスで留めた手作り冊子です。本文32ページ。
 今回のは正規版で、本文64ページと倍増。その増えた分の大部分は会誌や会報類の書影だったり、イベントの写真だったり……。〈ミュータンツクラブ〉60年の歴史が凝縮されていて、最高に楽しい冊子になっています。
 初売りは今週末開催のイベント〈MUTCON16〉にて。盛林堂書房さんにて通販される予定です。通販が始まりましたら、またアナウンスいたします。お待ちくださいませ。
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映画『サンゲリア』『サンゲリア2』

 映画『サンゲリア』(1979年)、『サンゲリア2』(1988年)を観ました。
『サンゲリア』は私の最も好きなゾンビ映画で、何度も観ています。海底でのゾンビvsサメ、眼球に突き刺さる木片、眼窩で蛆虫やミミズが蠢くゾンビ……。全編を覆う陰鬱な空気、そして救いのない結末……。最高です。
『サンゲリア2』は『サンゲリア』の続きではなく、独立したストーリーです。陰鬱な空気と救いのない結末を継承しています(いや、少しは救いがあるのかな)。『サンゲリア』とは比ぶべくもありませんが、こちらも充分に面白いゾンビ映画で、楽しめました。
 ということで――
『バタリアン』5作に『サンゲリア』2作、ゾンビ生活を満喫しました。満足満足。
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『トムは真夜中の庭で』ほか

◎フィリパ・ピアス『トムは真夜中の庭で』岩波書店(67)
 岩波少年文庫版は所有&未読。先日、読もうと思って書棚から取り出してきたところでした。函入りハードカバーを見たら、欲しくなってしまい……。
トムは真夜中の庭で.jpg トムは真夜中の庭で(岩波少年文庫).jpg
◎光原伸『アウターゾーン 4』集英社・ジャンプ・コミックス(92)
◎CLANP『xxxHOLiC③』講談社・YMKCDX(04)
 どちらにもジェイコブズ「猿の手」を題材にしたエピソードが収録されています。
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映画『バタリアン4』『バタリアン5』

 映画『バタリアン4』『バタリアン5』(ともに2005年)を観ました。『バタリアン』シリーズ、第1作から第3作は過去に複数回観ていますが、第4作と第5作は今回が2度目です。といっても毎度のごとく、すっかり忘れていて、初めて観るのと変わりません。
 全5作、まさに手を変え品を変え、ですね。楽しませてもらいました。
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映画『バタリアンリターンズ』


 映画『バタリアンリターンズ』(1993年)を観ました。『バタリアン』シリーズの3作目です。監督は『死霊のしたたり』のブライアン・ユズナ! SFXは『スピーシーズ 種の起源』のスティーヴ・ジョンソン!
 主人公(男)の愚かさ・身勝手さにいらつきまくりますが、それを差し引いても面白かったです。
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映画『バタリアン2』


 昨夜の『バタリアン』に続いて、今夜は『バタリアン2』(1987年)を観ました。この映画を観るのも久しぶりで、おおかた忘れています。楽しく観終わることができました。あのころのホラー映画、好きですねえ。
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映画『バタリアン』


 映画『バタリアン』(1985年)を観ました。大好きな映画で、日本公開時(1986年)に劇場で観て以来、何度も観ていますが、今世紀にはいってからは一度も観ていないような気がします。
 ということで、久しぶりの『バタリアン』、やはり面白かったです。40年近く前の映画なんですよね。ブラボー。
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『幻想と怪奇14 ロンドン怪奇小説傑作選』

『幻想と怪奇14 ロンドン怪奇小説傑作選』新紀元社(23)を編集部よりお送りいただきました。いつもありがとうございます。
>《幻想と怪奇》ではこれまで、題材や時代、媒体をテーマに各巻を企画してきましたが、今回は初めて、特定の「都市」をテーマにしました。
 それでロンドンですか。なるほど。
 新生『幻想と怪奇』、ますます楽しみです。
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映画『ザ・カー:ロード・トゥ・リベンジ』


 映画『ザ・カー:ロード・トゥ・リベンジ』(2019年)を観ました。悪党に殺された検事が愛車に取り憑き、悪党どもに復讐する……。
 昨日観た『ザ・カー』のリメイクということなのですが、リメイクという感じではないですね。共通するのは無人のクルマが人を襲うという点だけ。また、ゴア・シーン、スプラッタ・シーン多数で、雰囲気的にも『ザ・カー』とは違っています。
 この映画はリメイク云々考えずに観るのが正解でしょうね。その上で、前作を想起するシーンを楽しむ、と。
 で――
 ゴア&スプラッタな分、私は『ザ・カー』よりもこちらのほうが好みです。
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『三つの棺』『凍ったマーギット』

 綺想社さまより新刊2冊をお送りいただきました。いつもありがとうございます。
◎アーサー・J・バークス『三つの棺』綺想社(23)
「ウィアードテールズ」などで活躍した作家の作品集。販売サイトはこちらです。
◎アーサー・キラ=クーチ『アーサー・キラ=クーチ幻想綺譚集 参 凍ったマーギット』綺想社(23)
「アーサー・キラ=クーチ幻想綺譚集」の3冊目。販売サイトはこちらです。
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映画『ザ・カー』


 映画『ザ・カー』(1977年)を観ました。迫りくる無人の無差別殺人車。これはもはやクルマではなく、クルマの形をしたモンスターですね。いやあ、面白い。何度かテレビでも放送されたようで、どうしてこの映画に気がつかなかったのでしょうか。無念&不覚。
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『10代の本棚』ほか

◎あさのあつこ編著『10代の本棚 こんな本に出会いたい』岩波ジュニア新書(11)
 13人の書き手が自らの読書遍歴を語ります。
 私の10代を顧みますれば――
 SFの魅力に目覚め、古今東西、SFを手当たり次第に読んでいましたね。それから派生して、怪奇幻想小説、変格探偵小説なども手当たり次第に。生涯で最もよく本を読んだ時代でした。
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◎小林泰三『アリス殺し』創元推理文庫(19)
◎下永聖高『オニキス』ハヤカワ文庫JA(14)
 以上2冊は、ツイッターで紹介が流れてきて、面白そう、読んでみようかな、と。
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映画『LOCK DOWN ロックダウン』


 映画『LOCK DOWN ロックダウン』(2016年)を観ました。
 幼い男の子が自らの誤操作でAI搭載車に閉じこめられてしまいます。荒野で孤立無援状態。AI車は完全防御態勢。息子を救出すべく母親が奮闘する話なんですが……この母親の言動がなんとも言えずいらつかせてくれます。息子がクルマに閉じこめられたのだって、もとは母親が原因ですし、何もかも自業自得って感じなんですよね。感情移入も同情もできない。
 主人公のキャラクター設定やシナリオ次第では面白くなるのではないかと思うのですが、その両方に難があり、すべてが台無しでした。残念。
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映画『スマイル』


 映画『スマイル』(2022年)を観ました。
 謎の笑みを浮かべながら自殺する人々。自殺の連鎖。その真相は……?
 恐い、ってことはないんですが、どきっとさせられるシーン(声が出そうになるシーン)が何ヶ所もありました。ショッカー映画としてよくできていますね。面白かったです。
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『死の10パーセント』

◎小森収編/フレドリック・ブラウン『死の10パーセント フレドリック・ブラウン短編傑作選』創元推理文庫(23)
 ブラウンの日本オリジナル短編集! 13編収録。
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【追記】10月15日
『フレドリック・ブラウンSF短編全集』全4巻(コメント欄参照)
フレドリック・ブラウンSF短編全集.JPG
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映画『暗殺』


『盲剣楼』に続き、中国映画を観ました。『暗殺』(2022年)です。
>上元歴6年。唐門と呼ばれる女性だけの暗殺者一族が秘宝で悪人を予知し、彼らの悪事を未然に防くことで世の平和を守っていた。その秘宝の予知は絶対だったが、ある日、唐門の一員の唐無煙がその予言の標的になってしまい、刺客たちが逃げる彼女を追うことに。
 占いマシンがいずれ悪事を犯すであろう人を告げ、事前にその人を殺してしまうという、なんともすさまじい設定なのですが、それをいまひとつ生かせていないような気がして、もったいないなと感じました。
 とはいえ、映画自体は面白かったです。美女とアクション(ほぼ超能力バトルというか魔術合戦というか忍術勝負というか)、いいですなあ。思い切り楽しみました。
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映画『盲剣楼』

 映画『盲剣楼』(2022年)を観ました。中国版『座頭市』です。盲目の凄腕剣士というだけでも魅力的なのに、ストーリーは私の大好きな復讐劇。77分という尺はいささか短すぎる気もして、もうちょっと奥まで描いてほしい気もしますが、余分なものが削ぎ落とされていると理解しましょう。
 面白かったです。
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『吸血樹』ほか

 ふとしたきっかけで柿崎普美というマンガ家を知りました。おそらく読んだことがないと思うのですが、無性に私好みっぽいような気がします。簡単に著作をチェックし、特に気になる3冊を購入しました。なるべく早く読みたいと思います。
◎柿崎普美『吸血樹』マーガレットコミックス(81)
◎柿崎普美『守ってあげたい♡』マーガレットコミックス(88)
◎柿崎普美『ダークハンター 死者の学園』マーガレットコミックス(89)
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『こわい本11 猫』

◎楳図かずお『こわい本11 』角川ホラー文庫(22)
 楳図かずお『こわい本』シリーズはソノラマ文庫版で買っていて、その再編集版である角川ホラー文庫はノーチェックでしたが、なんと第11巻「猫」は角川ホラー文庫のオリジナルとのこと。
 これは読みたい! 読まねば! です。
こわい本11.jpg 楳図かずお・こわい本(ソノラマ).JPG
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映画『アルファコード 未知なる能力』


 映画『アルファコード 未知なる能力』(2020年)を観ました。私は超能力バトル映画が大好きで、この映画にもそれを期待していたのですが、そういう映画ではありませんでした。残念。
 ちゃんと内容を調べてから観ないといけませんね。反省。
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『松谷みよ子童話集』ほか

◎松谷みよ子『松谷みよ子童話集』ハルキ文庫(11)
 ハルキ文庫の童話集、残るは『佐藤さとる童話集』だけと思うのですが……。
◎斉藤洋『オレンジ色の不思議』静山社(17)
 このシリーズを買うのは『モノクロームの不思議』静山社(19)に続いて2冊目です。全3冊で、残るは『水色の不思議』。
松谷みよ子童話集.jpg ハルキ文庫・童話集.jpg
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映画『M3GAN/ミーガン』


 映画『M3GAN/ミーガン』(2023年)を観ました。『チャイルド・プレイ』の大ファンとしては見逃すことはできません。
 いやあ、期待通り――いや、期待以上に面白かったです。『チャイルド・プレイ』ファンの方にお薦めします。
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