SSブログ

『セカンド・ショット』ほか

◎川島誠『セカンド・ショット』角川文庫(03)
 9編収録の短編集。この本に収録されている「電話がなっている」はディストピアSFの傑作にして、長さから言えばショートショートです。先日、映画『ガタカ』を観て思い出し、ちょっと調べたら『セカンド・ショット』に収録されていると判明。見かけたら買おうと思っていました。
◎手塚治虫『ナスビ女王』講談社・手塚治虫漫画全集(83)
 知らない作品ですが、あとがきを読むと――
>これは、「リボンの騎士」につづくぼくの少女ものです。と同時に、いまの少女向けストーリー漫画のルーツとなった作品です。
 へえ。『リボンの騎士』大好きです。読んでみたくなりました。
セカンド・ショット.jpg ナスビ女王.jpg
◎斉藤洋『モノクロームの不思議』静山社(19)
 斉藤洋の本は気が向くと買います。表紙デザインが気に入り、購入決定。
◎中川李枝子『いやいやえん』福音館書店(62)
 一昨日買った『昭和こども図書館』に取り上げられていて、懐かしく思いました。著者は1970年代の子どもで、私は1960年代。70年代には子どもの本を卒業して、大人の本を読んでいました。しかしながら何冊かは私が子どものころに読んだ本とダブっていて、『いやいやえん』はその1冊なのでした。
 奥付を見ますと、発行は1962年12月。私は5歳です。『いやいやえん』の読者として、最初の世代であろうと思います。タイトルと、面白かった印象は残っていますが、内容はさっぱり覚えていません。読むのが楽しみです。
モノクロームの不思議.jpg いやいやえん.jpg
コメント(2) 

コメント 2

高井 信

『ナスビ女王』を読み始めました。
『王子とこじき』(←大好き)の女の子版みたいな展開になってきて、びっくり&楽しんでいます。
by 高井 信 (2022-09-11 12:04) 

高井 信

『ナスビ女王』読了。おもしろかったです。手塚治虫、少女ものもいいですね。
by 高井 信 (2022-09-12 09:22) 

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。