『石原藤夫ショートショート集成』を読んでおります。石原さんといえば私にとっては『SFマガジン・インデックス』などを編纂された書誌学の方という印象でした。とりわけ『SFマガジン・インデックス 1-100』には、はまったというか、当時毎日のように繰ってました。とりわけ翻訳作品の初出誌情報が楽しくて、繰り返し眺めていました。その頃はまだSFマガジンのバックナンバーが完全にそろっていなかったので、ああまだ持っていないあの号にはこんな作品が載っているのか、読みたいなぁなんて思ったものでした。最初の茶色い表紙のインデックスですが今では手垢に汚れ、表紙の文字もかすれて読めません。それだけ読み込んだのです。その石原さんの単行本未収録のショートショートがこんなにあるとは。どの作品も面白いです。数学を扱ったものは私には難しいでしたが。高井さんの編集ですが、これはまとめておくべきものでしょう。表紙も美しい。意義のあるいい仕事をされたなぁと思います。 by 山本孝一 (2020-11-27 21:28)
ありがとうございます。 ああ、そうですね。私も石原さんの名前を最初に強く意識したのはインデックスやSF目録でした。私のSF書誌知識の基本は石原さんの本から得ています。いや私だけではなく、古くからのSFファンの多くは同じでしょう。 のみならず、作家としても素晴らしい仕事をされました。さらにはSF同人誌活動。ハードSF研究所を主催され、いまなおその公報「Hard SF Laboratory」を出されています。すでに200号を突破! 超人ですね。 by 高井 信 (2020-11-28 05:21)
『石原藤夫ショートショート集成』を読んでおります。
石原さんといえば私にとっては『SFマガジン・インデックス』などを編纂された書誌学の方という印象でした。
とりわけ『SFマガジン・インデックス 1-100』には、はまったというか、当時毎日のように繰ってました。
とりわけ翻訳作品の初出誌情報が楽しくて、繰り返し眺めていました。
その頃はまだSFマガジンのバックナンバーが完全にそろっていなかったので、ああまだ持っていないあの号にはこんな作品が載っているのか、読みたいなぁなんて思ったものでした。
最初の茶色い表紙のインデックスですが今では手垢に汚れ、表紙の文字もかすれて読めません。それだけ読み込んだのです。
その石原さんの単行本未収録のショートショートがこんなにあるとは。どの作品も面白いです。数学を扱ったものは私には難しいでしたが。
高井さんの編集ですが、これはまとめておくべきものでしょう。
表紙も美しい。
意義のあるいい仕事をされたなぁと思います。
by 山本孝一 (2020-11-27 21:28)
ありがとうございます。
ああ、そうですね。私も石原さんの名前を最初に強く意識したのはインデックスやSF目録でした。私のSF書誌知識の基本は石原さんの本から得ています。いや私だけではなく、古くからのSFファンの多くは同じでしょう。
のみならず、作家としても素晴らしい仕事をされました。さらにはSF同人誌活動。ハードSF研究所を主催され、いまなおその公報「Hard SF Laboratory」を出されています。すでに200号を突破!
超人ですね。
by 高井 信 (2020-11-28 05:21)