『おばあちゃんの屍衣』

　グレゴリー・トゥリー『おばあちゃんの屍衣』綺想社（22）を版元よりお送りいただきました。いつもありがとうございます。
　書肆盛林堂の本書通販ページを見ますと――
＞　ひとり暮らしで、引き籠っている祖母からの突然の呼出の連絡。行って見ると、そこには、全裸に近いビキニだけをつけて、祖母エラ・ロングストリートが亡くなっていた。
　うわっ。何それ（笑）。
＞　はたして、その事件の真相は――
　う～～～～～～～～～～む。見当もつきません。

『五分後にホロリと江戸人情』

　昨日の名古屋は最高気温が28度。暖かいを通り越して暑かったです。長袖Tシャツで出かけましたが、半袖で充分だったな、と。
　今日も昨日ほどではありませんけど、暖かい――否、暑いです。今年初、半袖Tシャツで外出しました。いやあ、気持ちがいい。こういう日が来るのを待っていたのですよ。
　ショッピングモールを歩いていたら、春物衣類のセールをしていました。なんとなく眺めていましたら、そのなかに――

　長袖のTシャツで、たぶんすぐに着られなくなりますが、こういうものは一度も着なくても構わない。昨年の夏に買ったTシャツ（→これ。こちらは半袖）もタグすら外さずに置いてあります。おそらく今日買ったＴシャツも。
　さて、本題。
◎『五分後にホロリと江戸人情』講談社文庫（22）
「小説現代」2021年10月号の特集「時代小説ショートショート特集 五分後にホロりと江戸人情」の文庫化です。解説がないのが淋しい。
　

モノクロ版『鉄腕アトム』

　モノクロ版『鉄腕アトム』がユーチューブにて配信されていることに気がつきました。期間限定とのことですが、終了の日時は書かれていません。
　このアニメ、子どものころに夢中になって観ていましたし、2年前にはレーザーディスク版全話を観ました（→この記事）が、それはそれ。久しぶりにFire TV Stickの出番です（嬉）。

『ブレイクダウン』

　1年近く前になろうかと思います。さいとう・たかを『ブレイクダウン―惑星衝突―』小学館・My FIrst BIG SPECIAL（21）という本を見かけました。
＞これが、もうひとつの『サバイバル』だ！
　おお、面白そう。もちろん買いました。

　表紙や背に巻数が書かれていないので、1冊完結と思っていたのですが、読み終わって愕然。まだまだ続きそう。調べてみましたら、このバージョンは全4巻とのこと。当時、まだ全巻は発行されていなかったと記憶しています。
　2、3、4巻を見かけたら買おうと思っていましたが、ぜんぜん見ないうちに1年近くが経過。と――
　おっ、２、３、４巻を売っているではありませんか。4巻を見ますと、表紙にはっきり「完結」と書かれています。
　　
　おお、これだこれだ。一気に揃う。最後まで読める。
　小躍りし、中身を確かめることもなく購入。足取りも軽く帰宅したのですが……。
　並べてみたら、一目瞭然。以前に買った1巻と、新たに買った2～4巻、別のバージョンなのでした。奥付を見ると、新たに買った本は2005～06年の発行。

　各巻の内容が同じなら、それでも構いません。しかし、全4巻というのは同じでも、それぞれの巻の収録ページがずれていました。詳しく調べてみますと、前から持っている版の第1巻より、新たに買った版の第1巻のほうがページ数が多いのです。結果、この4冊では30ページくらい読めないシーンが……。
　しばし悩みましたけれど――
　ま、いっか。抜けているシーンは想像で補おう（笑）。
　優先的に読んでしまいたいマンガがあるので、それを読み終わったら『ブレイクダウン』に取りかかろうと思います。

『今江祥智メルヘンランド』

◎今江祥智『今江祥智メルヘンランド』理論社（87）
『今江祥智ファンタジーランド』理論社（87）、『今江祥智ナンセンスランド』理論社（87）は所有。シリーズ3冊が揃いました。
　所有している2冊を買ったのは関西に住んでいたころだと記憶しています。最後の1冊を買うのに15年以上かかった！　特に熱心に探していなかったということもありますが、それにしても……。
　　

「BOOKMAN」12号

◎「BOOKMAN」12号（85）
　特集=幻の探偵雑誌〔宝石〕を追う――ある雑誌の生涯
　この雑誌を買うのは16号（特集：ＳＦ珍本ベストテン）以来で、2冊目です。
　特集、すご～～く面白そう。

『ガラスの犬』ほか

◎フランク・ボーム『ガラスの犬 ボーム童話集』岩波少年文庫（21）
　8編収録。こんな本が出ていましたか。新刊チェックから漏れていました。
◎庄野英二『鹿の結婚式』創文社（75）
　メルヘン短篇集。50ページ足らずに5編収録。これも出ていたことを知りませんでした。
　
◎角田誠『淑女への贈り物』小学館（02）
　36編収録。
◎星野ゆきお『イガイガサボテンへのかっぱ』国土社・どうわのいずみ（91）
　童話。著者は第7回〈星新一ショートショート・コンテスト〉（1985年）の優秀賞受賞者です。受賞作は「ぼくの父ちゃん」（星野幸雄名義）。
　

『戦え！オスパー 第一集』

　出たことは知っていました。で、どこかで見かけたら買おうかと思っていました。
　本日、立ち寄った古本屋で見かけたのです。が！　お値段を見て――うひゃ。
　2500円（古本屋ですが、平積みになっていたので、新刊の委託販売と思います）。この体裁のマンガとしては、腰が引ける価格です。買うか、けっこう悩みましたけれど、読みたい欲求が勝りました。
◎ストーリー：山野浩一・オスパーグループ／まんが：伊奈たかし『戦え！オスパー 第一集』アップルＢＯＸクリエート（21）
　ＴＶアニメ『戦え！オスパー』（1965～67年放送／全53話）の原作なのかコミカライズなのか知りませんけれど、それは置いておいて。
　このアニメ、めちゃ気になっていたのです。放送時期を見ますと、番組のターゲットとして、私はど真ん中の世代と思われます。ところが私、このアニメのことを全く知らなかったのです。数年前に存在を知り、無性に観たくなりましたが、残念ながらソフト化されていないとのこと。
　マンガが発売されたと知って、読みたくてたまらなくなった次第です。お財布にはかわいそうなことをしましたが、心が豊かになりましたので、勘弁してもらいましょう。
　第二集以降を買うかどうかは第一集を読んでから考えます。

『人生の指針が見つかる「座右の銘」1300』ほか

◎別冊宝島編集部編『人生の指針が見つかる「座右の銘」1300』宝島SUGOI文庫（10）
　著名人の名言集（というか、著作からの抜粋・引用）。星新一『人民は弱し管理は強し』『エヌ氏の遊園地』からも2点、引用されています（見逃しもあるかも）。ほか、Ｏ・ヘンリーやアンブローズ・ビアスなどからも。
◎恩田陸『私と踊って』新潮文庫（15）
『私と踊って』新潮社（12）の文庫化。
◎小林剛監修『裁判長！桃太郎は「強盗致傷」です！ ……むかし話を刑法で裁いたら』永岡書店（10）
　日本むかし話15話、世界の童話13編を裁きます。
＞日本の刑法で裁いてみたら、
＞おとぎ話は凶悪犯罪者の宝庫だった。
　あはは。面白そう。
　　

『Daydream Nation』

◎長崎訓子『Daydream Nation』PARCO出版（03）
　イラスト集。長崎訓子の本を買うのは4冊目です。
　
　

文春文庫ビジュアル版の映画本

　本日より名古屋古書会館にて即売会がスタート。
　行きましたら、映画関係の文庫本が大量に並んでいて、以下の4冊を買いました。
◎文藝春秋編『洋・邦 名画ベスト150 中・上級篇』文春文庫ビジュアル版（92）
◎文藝春秋編『大アンケートによる女優ベスト150 わが青春の♡アイドル』文春文庫ビジュアル版（90）
◎文藝春秋編『大アンケートによる男優ベスト150』文春文庫ビジュアル版（93）
◎文藝春秋編『戦後生まれが選ぶ 洋画ベスト100』文春文庫ビジュアル版（95）
　　
　
　文春文庫ビジュアル版の映画関連本、これで揃ったのかな。

【追記】4月9日
　舌の根も乾かぬうちに、本日、ふらりと立ち寄った古本屋にて――
◎文藝春秋編『洋画♡邦画 ラブシーンベスト150』文春文庫ビジュアル版（90）

『ギフト』

　井上雅彦監修『ギフト』光文社文庫・異形コレクション（22）を監修者よりお送りいただきました。ありがとうございます。
　53冊目の《異形コレクション》とのこと。いやもう、すごいとしか言いようがないですね。井上さんのバイタリティに、そして新しい作家への目配りにも感服です。

訃報：藤子不二雄Ⓐさん

　藤子不二雄Ⓐさんが亡くなられたとのこと。享年88。
　小学生のころから親しんでいた方の訃報に接するのは、無性に淋しいです。仕方がないこととはいえ……。
　小学生のころに思いを馳せますと――
『オバケのQ太郎』『怪物くん』『忍者ハットリくん』『フータくん』など、好きでしたねえ。
　成人してからはブラック・ユーモア短編に楽しませてもらいました。
　楽しい時間をありがとうございました。安らかにお休みください。
　　

『ローレンス短篇集』ほか

◎Ｄ・Ｈ・ローレンス『ローレンス短篇集』太陽社・太陽選書（75）
　小説25編、評論4編収録。太陽選書の短編集、うちにあるのは写真の本だけです。特に揃えようと思っているわけでもなく、見かけたら買うというスタンス。
　
　この叢書はややこしくて――
『ニューヨーカー短篇集』：左は3版、右は再版です。初版は未見。
『Ｏ・ヘンリー賞作品集』：左は再版、右は不明です。初版は未見。
　ハードカバー版とソフトカバー版があったり、厚さがぜんぜん違ったり……。不思議な叢書です。
◎「死語」復活委員会『20世紀語辞典 〈死語の世界60年代＆70年代篇〉』二見文庫（01）
　ぱらぱらっと眺めると――わー。知っている知ってる、懐かしい懐かしい。
◎日本語倶楽部編『言えないと恥ずかしい敬語 一発変換550』KAWADE夢文庫（11）
　敬語って、よくわからなくなることがちょくちょくあります。
　

『ＴＶアニメ版 世界名作ＢＥＳＴ20』

◎『ＴＶアニメ版 世界名作ＢＥＳＴ20』講談社（99）
　ちょっと前に図書館で『ＴＶアニメ版 世界名作劇場ＢＥＳＴ20』講談社（10）を借りました。これは今日買った本の新装版です。細かく見比べないと確かなことは言えませんが、内容はほぼ同じと思います。手許に置いておきたい本ですから嬉しいです。
　アニメ『世界名作劇場〔完結版〕』シリーズはＴＶアニメ版を観た人がそれを反芻するために観るものではないかと思っています。ＴＶアニメ版を観ていないとわからない部分がけっこうあるんですよね。もちろん、ＴＶアニメ版を観てから『世界名作劇場〔完結版〕』シリーズを観ればいいのでしょうけれど、時間が……。
　ということで――
　この本を読めば、ＴＶアニメ版を（擬似的にですが）観たことになるのではないか。で、アニメ『世界名作劇場〔完結版〕』シリーズを楽しめるのではないか。――なんて都合のいいことを考えています。

『猫俳句パラダイス』

◎倉阪鬼一郎『猫俳句パラダイス』幻冬舎新書（17）
　倉阪鬼一郎の俳句＆短歌アンソロジー、幻冬舎新書の4冊が揃いました。広～い、広～～～～～い意味でショートショートの資料です。
　

『星新一の不思議な不思議な短編ドラマ』本日スタート

『星新一の不思議な不思議な短編ドラマ』、本日スタートです。→番組サイト
　お忘れなく。

ＴＶアニメ『パリピ孔明』

　ＴＶアニメ『パリピ孔明』が始まるとのこと。→番組サイト
　原作マンガ、知ってはいます。気にはなっていましたが、なんとなく手を出しかねていました。
『映画 真・三國無双』を観て、『青春の尻尾』を読み終わって……というタイミングで始まる『三国志』関連アニメ。観るかどうかはともかく、とりあえず予約録画はしました。
　そういえばＴＶアニメ『幻想三國志 天元霊心記』も録画しただけで、ま～～～ったく観てないですねえ。う～む。

映画『映画 真・三國無双』

　映画『映画 真・三國無双』（2021年）を観ました。
　黄巾の乱に始まり、曹操の董卓暗殺未遂、呂伯奢一家皆殺し、虎牢関の戦い、それに呂布と貂蝉もちらと絡んだりと、（アレンジを加えつつ）うまくまとめていて楽しめたのですが、豪傑たちの攻撃がほとんど超能力なのはいただけませんねえ。呂布vs桃園3兄弟の戦いなんて、もはや『X-MEN』と言っても過言ではありません。超能力バトルは好きですけれど、『三国志』にはそぐわないと思います。こういうのはちょっとね。
　曹操が劉備に「英雄と呼ばれるのにふさわしいのは？」と問う有名なシーンでエンディング。ここからが『三国志』の本番なんですよね。こんなところで終わってしまうと、物足りなさが残ります。続編、作られるのでしょうか。

アニメ『世界名作劇場〔完結版〕 ロミオの青い空』

　アニメ『世界名作劇場〔完結版〕 ロミオの青い空』を観ました。ＴＶアニメの総集編『世界名作劇場〔完結版〕』シリーズの1編です。以前、『絵本アニメ 世界名作劇場 ロミオの青い空』を読んで、気になってはいたものの、ここのところ連続ＴＶアニメを観過ぎています。連続ＴＶアニメに手を出すのは控えよう。完結版なら気楽に観られるな、と。
　観終わって――
　少年たちの友情物語。いいですねえ。「絵本アニメ」を読んで、わかってはいたことですが、改めて、そう思いました。
『世界名作劇場〔完結版〕』シリーズ、もうちょっと観たい気分になっています。

『ジャングル大帝』

◎手塚治虫『ジャングル大帝（全2巻）』講談社・手塚治虫文庫全集（09）
『ジャングル大帝』って子どものころにアニメを夢中になって観ていて、極めて親しい存在なのですが、改めて思い返してみますと、原作マンガは断片的にしか読んでいないような気がします。
　手塚治虫の代表作はほとんど読んだと思いますが、『ジャングル大帝』をちゃんと読んでいないのは、いかがなものか。――と買ったのはいいけど、いつ読むのかな。