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DVDボックス『無敵の剣士たち』

 コスミック出版のDVDボックス『無敵の剣士たち』を買いました。10枚組。
 コスミック出版のDVDボックスについては、最近少しは消化したものの、まだ未鑑賞の映画が山盛りです。にもかかわらず、なぜ購入したかというと……。
 アマゾンの商品説明から抜粋します。

2. 新モンテ・クリスト
87分 モノクロ 1946年
監督:ヘンリー・レヴィン
主演:ルイス・ヘイワード バーバラ・ブリトン
モンテ・クリスト伯の莫大な遺産を継ぐこととなったエドモン。しかし、ドゥ・ラ・ルーシュたちの策略により罪人となってしまう。エドモンは流刑地で出会ったボンベルと協力し、自らを陥れた人々に復讐を誓う。

5. モンテ・クリストの剣
76分 カラー 1951年
監督:モーリス・ジェラティ
主演:ジョージ・モンゴメリー ポーラ・コーデイ
クリスティアンたちは共和政を取り戻すために、ナポレオン3世を暗殺しようとしていた。しかし、仲間の裏切りにより、モンテ・クリスト伯の財宝の在処が刻まれた英雄の剣の秘密が独裁の黒幕ラロッシュに知られると……。

10. 血の復讐
73分 モノクロ 1953年
監督:ハロルド・ダニエルズ
主演:ロバート・クラーク キャサリン・マクレオド
モンテ・クリスト伯爵の息子ロバートは恋多き男だ。彼はスキャンダルで病弱な父親に心労をかけまいとパリを離れる。しかし、そこにはモンテ・クリスト家に復讐を誓う者たちの罠が潜んでいた。

 ――とまあ、こんな映画が収録されているんですよね。
 ちょくちょく書いていますように、私は『モンテ・クリスト伯』大好き。収録されている10作中、なんと3作が『モンテ・クリスト伯』関係! しかも、どれも観たことがない! ことに『新モンテ・クリスト』! モンテ・クリスト伯ってエドモン・ダンテスだよね。「モンテ・クリスト伯の莫大な遺産を継ぐこととなったエドモン」って、どういうこと? 別のエドモン? よくわかりませんけれど、めちゃ面白そうではありませんか。
 このDVDボックスの存在を知った瞬間から、気になって気になって……。観たいDVDがたくさん溜まっているし、かなり迷ったのですが、理性を欲求が上回りました。
 あれもこれも、なんとかしないと……。
無敵の剣士たち.jpg
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劇場版アニメ『鉄人28号 白昼の残月』

 今朝、TVアニメ『鉄人28号』(2004年版)全26話を観終えました。最後まで、暗くて重かったです。物語の舞台は昭和30年代の日本。第二次世界大戦の名残が色濃く残っています。私が慣れ親しんでいる鉄人ではあまり触れられていない(あえて避けている?)部分ですが、実際問題としては、こちらのほうがリアルなのかもしれません。
 さて、今夜は劇場版アニメ『鉄人28号 白昼の残月』を観ました。2007年公開。2004年のTVアニメとほとんど同じメンバーで作られていますが、続きというわけではないようです。
 原作にはない、オリジナルストーリー。2004年版TVアニメと同じく、暗くて重いです。登場人物がギャグを飛ばすシーンもあるのですが、このアニメにギャグは必要なのかなあ。すごく浮いていると感じました。戦後間もないという時代設定なのに、正太郎くんが大好きな女性が「わたし、ショタコンなの」なんて言い出したときには呆れましたよ、ほんと。
 正太郎に異母兄弟がいたりするし、鉄人は鉄人ですが、もはやパラレルワールドの鉄人ですね。モノクロアニメ(1963年~66年放送)リアルタイム視聴世代である私は、あのころに観た、読んだ鉄人が好きです。ここまで違ってしまうと、ちょっと……。これはもう、そういうものなのですから、仕方がないのでしょうね。
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「特別企画! 関西弁で読むサキ」

 京言葉バージョン「トバモリー」、大阪言葉バージョン「ハーマン短気王」が公開されています。楽しい試みですね。興味のある方は白水社サイト「サキ生誕150年」をご覧ください。
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『奇妙劇場vol.1 十一の物語』

 近所のブックオフで『奇妙劇場vol.1 十一の物語』太田出版・OHTA NOVELS(91)を見かけました。
 前はちょくちょく見たけど、最近はあまり見ないな。しかも帯付き。ブックオフで帯付きとは珍しい。
 手に取り、奥付を確認します。
 お、2刷か。だったら買おう。
 なぜ2刷なら買うのか。初刷だったら買わなかったのか。
 この本には拙作「世にも奇遇な物語」も収録されているのですが、実は初刷では最後の1ページ(本来は13行あり)が白紙になっているのです。ただ、その13行が欠けていたとしても――つまり前ページで終わっていたとしても、ああ、こういう終わり方なのか、と思われても不思議ではないという、まさしく奇跡のような箇所で改ページになっていて……。
 この本、初刷は何冊か持っていますが、2刷は1冊しか持っていません。で、「お、2刷か。だったら買おう」となった次第です。いやまあ、2冊あっても仕方がないと言えば、その通りなんですけれど(苦笑)。
 ちなみに、「世にも奇遇な物語」はテレビの『世にも奇妙な物語』でドラマ化されています(1992年4月9日放送「奇遇」)。
奇妙劇場vol1.jpg 奇妙劇場vol2.jpg 奇妙劇場vol3.jpg
『奇妙劇場』は全3巻です。3冊の書影を並べました。寄稿者を眺めますと、何人もの方が鬼籍に入られていて、時の流れを感じます。3冊とも発行は1991年。30年前ですか……。
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『イチ、ニのサン!』

◎筒井康隆 作、ミハエル・リューバ 絵『イチ、ニのサン!』河出書房新社・メルヘンの森(86)
 この本、持ってたっけ? 読んだことあったっけ?
 書棚を見渡しても見当たらず、記憶を掘り起こしても何も出てこないので、買うことにしました。
 しばらく放置していて(←毎度のことです)、ついさっき読了。
 あー、これ、読んでないですね(たぶん)。
 再刊とか再録とか、されてたっけ? これも全く記憶なし。
 簡単に調査してみたものの、どうにも判然としません。綿密な調査をすればいいのでしょうが、そこまでする気力はなく……。いずれどこかでわかるだろうと、頭の片隅に残しておくことにしました。
 それとは別に、〈メルヘンの森〉という叢書が気になり、これも調査。
 ほお。全6巻ですか。そのなかで北杜夫『地球さいごのオバケ』がとっても面白そうです(要するに私好みっぽい)。
 ネット古書店に注文しちゃいました。届くのが楽しみです。
イチ、ニのサン!.jpg
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映画『ニュー・ミュータント』予告編


 あわわ。こんな映画が……。
 3月31日レンタル開始、と。
(私的メモです)
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ペニーワイズ・ガチャ(続)

 ペニーワイズ・ガチャ(→この記事参照)の続報です。
 今日は春かと見紛うばかりの陽気でした。たまらず出かけ、あっちへふらふら、こっちへふらふら。1件以外は不要不急。申しわけない!
 近所のスーパーでは、またペニーワイズ・ガチャを回してしまいました。大当たりはすでにゲットしていますから、気楽なもの。どれでも来い、状態だったのですが、出てきたのはなんと、また大当たり!(ダブり、とも言う)
 あちゃー。一度だけにしようと思っていましたが、これでは終われない。もう一度。
 今度は頭部モデルが出ました。写真を見る限りイマイチと感じていましたけれど、これが意外にいい。全4種、すべて当たりではないのか。
 調子に乗って、もう一度。おお、全身モデルが出ました。
 こうなると全4種を揃えたくなるのが人情ですが、このあたりが潮時。買い物を済ませ、帰宅しました。
ペニーワイズ.JPG

【追記】2月7日
 全身モデルの身長は約10センチ。ガチャの人形フィギュアでは、かなり大きいです。
身長比べ.JPG
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「通りすぎた奴」

 ゆえあって、眉村卓の大傑作短編「通りすぎた奴」を読むことにしました。
 この作品を初めて読んだのは、忘れもしない高校生のとき、筒井康隆編『'73日本SFベスト集成』で、でした。一読――すっげー。
 それ以来、1回か2回は読み返していますが、最後に読んでから、もう数十年は読んでいません。
 そういえば、うちに「通りすぎた奴」って何種類あるんだろ。
 ふと思い、朝っぱらから(笑)書棚をチェックしてみました。
『'73日本SFベスト集成』トクマノベルス(75)※最初に読んだのは、これです。私が高校3年のときですね。
『通りすぎた奴』角川文庫(81)
『通りすぎた奴』全国学校図書館協議会・集団読書テキスト(81初版/05改版)
『日本SF全集1』出版芸術社(09)
73日本SFベスト集成.jpg 通りすぎた奴(角川文庫).jpg
通りすぎた奴(集団読書テキスト).jpg 日本SF全集1.jpg
 たぶん、これだけです。
 チェックしていて、初刊本(立風書房/77)を買っていなかったことを思い出しました。なぜ買わなかったか。理由は不明ですが、なんとなく買い損ねたまま月日が流れてしまった、というところでしょう。角川文庫版を買い、それで満足していたということもあったかもしれません。
 しかし、いま――
 大好きな短編の収録されている作品集は初刊本を持っていたいな。どこかで見かけたら買おう。こういう本の場合、帯は必須。古い本だから美本は難しいだろうけれど、並みの古本なら可。
 などと思いつつ、読みます。

【追記】
「最後に読んでから、もう数十年は読んでいません」と書きましたが、ブログの過去記事を検索してみたところ、わひっ、7年半前に読んでおりました(→この記事)。
 で、コメント欄に「超久しぶりの再読にもかかわらず、けっこう覚えていました」なんて、とぼけたことを書いていますが、覚えているのは当たり前です。恥ずかしい……。

【追記2】2月17日
 一昨年、ラジオドラマを聴いていたことも判明しました(→この記事)。
 いやはや、記憶力皆無ですね。
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映画『猿の手』

 今夜は、昨年7月に買ったDVDボックス『戦慄と夢幻の世界』より、『猿の手』を観ました。1948年のイギリス作品で、原作はもちろんジェイコブズ「猿の手」です。いやもう、「猿の手」大好き!!
 61分という短さで、あっという間に終了。
 え~と。3つの願いを叶えてくれる猿の手を巡る物語ではありますけれど、ジェイコブズ「猿の手」とはストーリーも登場人物も全く違っていて、中盤までは「どこがジェイコブズ?」状態。終盤、猿の手に願いを……となります。願いの内容はジェイコブズ「猿の手」と同パターンで、同作の映画化と言えるのでしょうが、余計な要素多すぎ。原作小説の研ぎ澄まされた(無駄を排除した)面白さは感じられませんでした。やはりジェイコブズ「猿の手」は傑作! と再確認。
 とはいえ、これはこれで、別物として面白かったです。一時期、「悪魔ものの高井信」と言われたこともある私(←ほんとです)、3つの願いの話はほぼ無条件に好きなんですね。改めて、そう思いました。
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『秀吉になった男』

 木村生死『秀吉になった男 木村生死傑作集』盛林堂ミステリアス文庫(21)を版元よりお送りいただきました。ありがとうございます。
 いやこれは本当にすごいですね。こんな本を手にすることができるなんて、感動してしまいます。
 とりあえず、巻末の小野純一「あとがきにかえて」を読みました。これも感動ものです。
 ご注文はこちらへ。のんびりしないほうがいいのではないかと思います。
秀吉になった男.jpg 背.jpg
 右の画像は最近の盛林堂ミステリアス文庫です。厚さに圧倒されます!
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TVアニメ『鉄人28号』2004年版

 朝起きてのルーティンといえば、コーヒー、朝食、朝刊、メール・チェック、ネット・サーフィン(コーヒーが最初。それ以外は順不同)。それが終わってから本格的に起動します。その間、BGVとしてアニメを流していることが多いです。
 現在は『鉄人28号』2004年版を流しています。私は『鉄人28号』が大好きで、マンガは全巻を読んだ(→この記事参照)のですが、連続TVアニメは最初のもの(モノクロ/1963年~66年)しか観ていません。この第1作は初回放送時に観ていたし、DVDでは全話を観ました(→この記事参照)。いやあ、アニメも好きですねえ。
 ちょっと前、別の鉄人も観ておこうかな、どれにしようか、とリサーチ。この2004年版(TVシリーズ第4作)を観ることに決めたわけです。
 決めた理由はオープニングテーマです。第1作と同じなんですよね。懐かしい! そして、嬉しい!
 当然、第1作を踏襲した内容を期待していたのですが……。あれれ? 登場人物は同じなんだけど、ストーリーが全然違うぞ。しかも、暗くて、重い……。
 朝っぱらから観るもんじゃないなあと思いつつ、全26話。さほど長くもないし、最後まで観ようと思っております。
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映画『悪魔の人形』


 さて今夜もコスミック出版のDVDボックス『狂気と幻影の世界』より、『悪魔の人形』を観ます。1936年のアメリカ映画で、原作はA・メリット『魔女を焼き殺せ』(→この記事参照)。
 では、スタート。
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ベビースター ドデカイ ラーメン

 甘エビペースト使用!
 こんなのを見かけたら買うしかありません。
ベビースターラーメン.JPG
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映画『美女と怪物』

 スタトレ疲れを感じましたので、予定(2月中に「ヴォイジャー」制覇)を変更。しばらくスタトレから離れることにしました。コスミック出版のDVDボックスから特に観たい映画を観ていくことにします。
 今夜は、先日買った『狂気と幻影の世界』から『美女と怪物』です。1944年のアメリカ作品で、原作はカート・シオドマク『ドノヴァンの脳髄』。原作はとにかく抜群に面白いので、期待大です。
美女と怪物.png
 ということで、いま、観終わりました。
 原作小説を読んだのは半世紀近く前で、ストーリーはあやふやになっているのですが、けっこう原作に忠実に作られているのではないかと思います(←無責任)。
 それはともかく、この時代のマッドサイエンティスト映画は楽しいですね。古き良き時代のSFを満喫しました。好きっ。
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『曹操孟徳正伝』ほか

 大西巷一『曹操孟徳正伝(全3巻)』MFコミックス(05~06)を買いました。曹操って初めは好きになれなかったんですが、あれこれ読んでいる(観ている)うちに、どんどんその魅力に気づかされます。私のなかでは完全に劉備より上です。
 この本、なるべく早いうちに読みたいと思っていますが……。
曹操孟徳正伝1.jpg 曹操孟徳正伝2.jpg 曹操孟徳正伝3.jpg
 ついでに、最近買った『三国志』マンガをまとめて。
◎山口陽史『三国武将列伝②~蜀の章~』少年チャンピオン・コミックス・エクストラ(19)
 既刊2冊、揃いました。第1巻は「呉の章」で第2巻は「蜀の章」。ということは第3巻は「魏の章」で、全3巻となるのでしょうか。1巻の書影も並べておきます。
◎白井恵理子『劉備くん!リターンズ』MFコミックス・フラッパーシリーズ(07)
 このシリーズ、たくさん出ているようです。
三国志武将列伝2.jpg 三国志武将列伝1.jpg 劉備くん!リターンズ!.jpg
◎杜康潤『孔明のヨメ。⑨』芳文社・MANGA TIME COMICS(19)
 第10巻まで揃いました。読んだのは第5巻まで(→この記事参照)。そろそろ続きを読まないといけませんね。
◎末弘『司馬いぬとねこ明〔壱〕』朝日新聞出版・SONORAMA COMICS(19)
 ぱらぱらっと眺めた限りですが、あんまり『三国志』ではないような……。
孔明のヨメ。9.jpg 司馬いぬとねこ明1.jpg
 以上。
『三国志』マンガは積ん読のまま埋もれさせてしまうことは少ないので、いずれ読むでしょう。
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『江戸むらさき特急』

 ほりのぶゆき『江戸むらさき特急(全3巻)』小学館・BIG SPIRITS COMICS SPECIAL(93~95)を買いました。作者については全く知らなかったのですが、某SNSでこの本に収録されている『水戸黄門』ネタ(おもに八兵衛ギャグ)を紹介している人がいて、これが面白くて。以前に書いたこともあります(→この記事)が、『水戸黄門』好きなんですよね。
 まだコミック版『ぶたぶた』を読み終わっていませんし、そのあとには原作・北方謙三、作画・河承男『三国志』が控えています(→この記事)。いつになるかわかりませんが、読むのを楽しみにしています。
江戸むらさき特急1.jpg 江戸むらさき特急2.jpg 江戸むらさき特急3.jpg
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「アニマ・ソラリス」インタビュー

 ウェブ・マガジン「アニマ・ソラリス」のインタビューを受けました。最近の私家版活動を中心に、ファン活動のこと、創作のことなど、あれこれ話しています。
 記事本文はこちらです。よろしければ、お読みくださいませ。
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