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「せる」が映画に?

文学賞殺人事件.jpg 筒井康隆原作の映画『文学賞殺人事件 大いなる助走』に「せる」という同人誌が映っているという話を聞きました。
「せる」と聞いて、私の想起する同人誌はひとつだけ。――〈星新一ショートショート・コンテスト〉入選者たちが中心になって結成した創作グループの会誌です。→この記事参照。全号の表紙画像もアップしてあります。
 これはチェックしなくては。――とビデオテープを取り出してきました。
 え~と。確かエンドロールの流れている場面に同人誌が並んでいたなあ。
 おお。あるある。「せる」だ。
せる.jpg
 しかし残念ながら、私の知っている「せる」ではなかったのでした。
 あ。そういえば、この映画の監督は鈴木則文! そう、『トラック野郎』シリーズの監督です。『トラック野郎』を観始めた途端にこういう話を聞くというのは、もちろん偶然でしょうけれど、面白いです。
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『トラブル急行』

 弓月光『トラブル急行(エクスプレス)(全2冊)』集英社・マーガレットコミックス(83)を読みました。
 弓月光といえば、ちょっぴりエッチなコメディを得意とするマンガ家という認識でした。SF的な小道具をちょくちょく登場させる印象はありましたけれども、ここまで本格的なSF作品もあるとは知りませんでした。SFファンなら思わずニヤリとする小ネタも盛りこまれていて、楽しいことこの上ありません。傑作SFマンガと思います。
 また、第2巻の巻末に併録されている短編「3DKのサバイバル」も傑作。とっても怖い話なのですが、弓月光のタッチで描かれると、ほのぼのマンガに見えてしまいます。もしこれを楳図かずおが描いたら……。ぞぞぞっ。
トラブル急行.jpg
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映画『トラック野郎 爆走一番星』


 映画『トラック野郎 爆走一番星』を観ました。『トラック野郎』シリーズの第2作です。全10作制覇を決め、まだ観ていない第1作を観ようかとレンタルビデオショップに行ったのですが、タイミングが悪かったのか第1作はレンタル中。第2作を借りてきた次第。
 今作も面白かったですけれど、あまりにもワンパターンすぎて、いささか食傷気味になってきました。一気に観る映画ではないんでしょうね。しばらく間をおこうかと思います。
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アニメ映画『塔の上のラプンツェル』


 ディズニーのアニメ映画『塔の上のラプンツェル』を観ました。昨年末より、ディズニーアニメを何本も楽しんできています。いやあ、これも面白かったなあ。個人的には、(メガヒットしたという)『アナと雪の女王』に勝るとも劣らないと思いました。
 原作(グリム童話)は子どものころに読んだきりです。読み返してみようかしらん。
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クロネコメール便の廃止

「お客さまが知らないうちに信書を送ってしまうリスク」をふせぐために、本年3月31日の 受付分をもって、クロネコメール便を廃止いたします。

 だそうでして……。
 このニュースを目にしたとき、残念に思いました。手作り本を作るようになって、重宝していたからです。
 で、以下の表をご覧ください。(画像は、このサイトより)
信書.jpg
 信書(要するに手紙)を送れるサービスは○、送れないサービスは×です。
 クロネコメール便が廃止されるのに、宅急便やゆうパックが廃止されないのが不思議でたまりません。それとも、着々と廃止に向かっているのでしょうか。
 困る~~~~。

 クロネコメール便やゆうメールに信書を入れてはいけないことは、けっこう多くの人が知っていると思うけれど、宅急便やゆうパックも不可なんて、知らない人がたくさんいるんじゃないかなあ。
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「映画『トラック野郎』大全集」

映画『トラック野郎』大全集.jpg 前回(一昨日)の記事に――
> そういえば、『トラック野郎』の本やムックが出ていました。新刊書店に行ったら、中身を確認したいと思います。どれか1冊、買うかも。
 と書きました。
 本日、新刊書店へ。別冊映画秘宝「映画『トラック野郎』大全集」洋泉社MOOK(10)を買いました。
 帰宅し、にまにましながら眺めています。さあ、これを参考にして、『トラック野郎』シリーズ完全制覇だ~~。
 お楽しみはこれからであります。

 ん? はたと気づけば、これが今年買った初めての新刊? あー、よかった。今日、何も買わなければ、新刊を1冊も買わない月になるところでした。『トラック野郎』のお陰です。
 あ、でも、2010年の本(2015年1月25日第5刷発行)だから、新刊じゃないなあ(笑)。

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映画『トラック野郎 男一匹桃次郎』


 映画『トラック野郎 男一匹桃次郎』を観ました。先日の『トラック野郎 突撃一番星』に続き、「トラック野郎」シリーズ鑑賞の2作目です。
 全10作制覇に向けて、まずは第1作『トラック野郎 御意見無用』から始めるのがいいかなと思ったものの、『トラック野郎 突撃一番星』を勧めてくれたIさんのメールにドラマ『西遊記』の夏目雅子のことも書かれていて、ちょっと調べてみたら『トラック野郎 男一匹桃次郎』のマドンナ役は夏目雅子。おお、これを観よう、となった次第。
 うん、これも面白かったですね。鈴木則文監督の感覚、私の好みと合うんでしょうね。
 そういえば、『トラック野郎』の本やムックが出ていました。新刊書店に行ったら、中身を確認したいと思います。どれか1冊、買うかも。
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神保町(収穫編)

 前回の記事の続きです。
 神保町では本を5冊買いました。
◎メリメエ『カルメン コロンバ 他三編』改造社・世界大衆文学全集(30)
◎オルチイ『闇を縫ふ男 他三編』改造社・世界大衆文学全集(30)
 いずれも「他三編」に惹かれて購入。ことに『闇を縫ふ男』の「他三編」はシヤミツソオ「影を売る男の話」、エーウヱルス「トプアール花嫁」「蜘蛛」です。
◎小松左京『小松左京自伝―実存を求めて―』日本経済新聞出版社(08)
 以前、図書館で借りて読みました。どこかにショートショートに言及されている箇所があったような……。
カルメン・コロンバ.jpg 闇を縫ふ男.jpg 小松左京自伝.jpg
◎北村想『藤子・F・不二雄のSFもの語り』小学館(90)
 藤子不二雄のSF(すこしふしぎ)マンガを戯曲化したもの? 知りませんでした。
◎高桑白峯訳『後の巌窟王』明文館書店(15/大正5年)
 持っています(この記事参照)が、こんな値段で売っていては、買わないわけにはいきません。手持ちと同じ本と思っていましたが、帰宅して確認してみたら、手持ちは1911年(明治44年)初版の本でした。書影、左が大正5年版、右が明治44年版です。どちらも函欠というのが、なんとも……(悲)。
SFもの語り.jpg 後の巌窟王.jpg 後の巌窟王(背).jpg
 以上、本の収穫はともかく、とーっても楽しい神保町でした。
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神保町

 所用で東京(お茶の水)へ行ってきました。
 いろいろあり、あまり長居はできないのですが、お茶の水といえば神保町の古書街。せっかくだから古書店回りをしたいなあ。古書店回りといえば北原尚彦さん(笑)。――ということで案内を頼んだら、快諾してくれました。
 そうこう計画を立てているとき、森田裕さんから別件メール。上京の予定も書かれていて、あら、私が上京する日(つまり今日)、東京におられるではないですか。「よかったら神保町にいらっしゃいませんか」とお誘いしました。森田さんとは1年前から親しくメールの遣り取りをさせていただいていますが、まだお会いしたことがないのです。ぜひこの機会に。
 そんなこんなで上京。用事が終わったあと、東京古書会館(即売会、開催中)で待ち合わせ。軽く会場内を眺めたあと、三省堂で開催中の古書市へ移動。ここもざーっと眺め、近所のファミレスで食事&お話。いやあ、めちゃ楽しかったですね。北原さんのことは前から知っていますが、森田さんも想像通りの、いや想像以上に楽しい方でした。とにかくその知識たるや、すさまじい。
 北原さんからは、代理購入していただいていた本を受け取りました。
◎「別冊 田中圭一」創刊号/はぁとふる売国奴(14)
 帰りの新幹線車内にて読みました。これ、薄い本のなかで(私のなかでは)群を抜いて面白いです。
◎「戦前『科学画報』小説傑作選」第2号/黒死館附属幼稚園(14)
 森田さんからはお土産に貴重なファンジンをいただきました。
◎「スーパー・ノバ」9号/スーパー・ノバ発行会(68)
 うわ。清水義範がアマチュア時代に出していた同人誌だ~。しかもSF特集! 筒井康隆、野田宏一郎の「私のベスト5」を掲載。なんとこれ、沖慶介(=清水義範)がアンケートをお願いしたと書かれています。ほかにも柴野拓美の長文お便りも掲載。ありがとうございます~~~~~~~。
別冊田中圭一.jpg 戦前『科学画報』小説傑作選2.jpg スーパー・ノバ.jpg
 そんなこんなで、あっという間に2時間経過。
依光隆展.jpg すぐそばのギャラリー(文房堂神田本店)で「依光隆展」開催中とのことで、皆で向かいました。
 これが想像以上に充実した展示でありまして、大満足。原画のみならず、古い児童書SFもずらりと展示されています。森田さんや北原さんの解説を聞きながら鑑賞できるとは、なんと幸せな! 今月末日まで開催とのことですから、皆さんもぜひ!
 その後、古本屋をふらふらし、帰途につきました。
 今日は疲れているので、収穫報告はまたあとで。
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『石原藤夫小説集 第1巻』

 手作りファンジン友の会@バーチャル(この記事のコメント欄参照)会員の森田裕さんが新刊を製作。送ってくれました。会も会員もバーチャルですが、本はバーチャルではありません(笑)。
◎石原藤夫『石原藤夫小説集 第1巻 惑星シリーズ1』Golden Apple Press(14)
 森田さんといえばハードカバーですが、今回はなんと函付き! しかも、そのデザインときたら……。ぎゃあああ! ってなものです。
 ファンによる石原作品の手作り本(もちろん、石原さんの了承済み)は、大熊宏俊さんの『海洋未来物語』に続いて2冊目です。石原さんの人徳でしょうね。しかも1冊目は「あれ」で、2冊目は「これ」という、最高に嬉しい趣向が凝らされています。
 以下、函と本体(表と裏)の書影を掲載します。「ぎゃあああ!」と叫んでください。>マニアな方々(笑)
函.jpg 表紙(表).jpg 表紙(裏).jpg 背.jpg
 内容は――惑星シリーズの短編4編(単行本収録済み)とショートショート6編(こちらは単行本未収録)です。おお、ショートショートを含む短編集だ~! さらには石原さんの解説付き!
 造本も中身も最高ですね。どれだけの手間がかかっているのか、想像もつきません。こんなのが作れたら楽しいだろうなあと思いますが、私には荷が重いです。
 ありがとうございました。大切にいたします。
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映画『トラック野郎 突撃一番星』


 映画『トラック野郎 突撃一番星』を観ました。監督は鈴木則文。
 実は私、『トラック野郎』シリーズを観るのは今回が初めて。シリーズ全作品を手がけた鈴木則文は大好きなのに、なんとなく敬遠していたのです。観ようと思った理由は、友人のIさんに「これ、SFだよ~~ん」と教えられたから。
 特に調べもせずにレンタルしてみたら、あらら、マドンナ役は原田美枝子。昨日観た『OUT』の原田美枝子、そして映画『トラック野郎 突撃一番星』の原田美枝子。両映画の間には四半世紀近い歳月が横たわっています。若い原田美枝子と中年の原田美枝子。どちらも魅力的です。偶然とはいえ、こういうのも楽しいですね。
 SFかどうかということはさておき(苦笑)、楽しい映画でした。食わず嫌いを反省し、シリーズの他作品も観ようかなと思っています。
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映画『OUT』

 映画『OUT』を観ました。桐野夏生原作の映画化。1~2ヶ月前、某古書店主と雑談していて、強烈に勧められた映画です。
 いやあ、勧めるだけあって、面白かったですねえ。ことに中心となる女性4人(原田美枝子、倍賞美津子、室井滋、西田尚美)の演技に魅せられます。結末がいささか肩透かしかなと思いましたが、それまでが面白かったので充分に満足です。
 楽しい映画を教えていただき、ありがとうございました。>S書店さん
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『世界の恐怖怪談』

 北原尚彦さんのツイッターを読みに行ったら、こんなのが。
国会図書館.jpg
 こういうの見ると燃えます(笑)。
 当たりをつけて資料チェックしたら、あっという間に判明しました。
 荒俣宏&武内孝夫編『世界の恐怖怪談』学習研究社・ユアコースシリーズ/1977年5月刊
 有名恐怖小説の要約アンソロジーです。全41編収録(あるいは38編+コラム3編?)。大伴昌司編『世界SF名作集』毎日新聞社(69)みたいな本ですね。
 目次を眺めていると、ほんと、名作ばかり。私が大好きな作品がずらりと並んでいます。この本、欲しいなあ。

 何に当たりをつけたのかというと、石原藤夫さんの『S-F図書解説総目録』(S-F資料研究会)です。石原さん、すごいですね。いやもう、充分にわかっていたことですが、改めて。

【追記】
 記事をアップして、ふと思いついてリンク先を見たら、な~んだ、判明してたのか。
 喜んで調べた自分が愚かに思えますが、こういうのを調べるのは大好きなので、よしとしましょう。
 楽しかったです。
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訃報:平井和正さん

怪物はだれだ.jpg 先ほど、ふだんよりもちょっぴり早めに起床しましたら、なんとも驚きの訃報が!
 平井和正さんがお亡くなりになったというのです。享年76。
 ええっ!? うっそー、うっそー、うっそー!
 この記事などにも書きましたが、ウルフガイ(アダルトも含めて)大好き! 一時期、それこそ寝食も忘れて読み耽った作家です。
 たくさんの楽しい時間をありがとうございました。ご冥福をお祈り申し上げます。

 書影はこのブログらしく、『怪物はだれだ』角川文庫(75)としました。
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『水谷準集』ほか

 ふと、今年になって一度も新刊書店に足を運んでないなあと思い、行ってきましたが、残念ながら買いたい本は1冊もなく、手ぶらで店を出ました。古本屋1軒、ブックオフ1軒を覗きつつ帰宅。
◎水谷準『水谷準集』改造社・日本探偵小説全集(29)
 水谷準のコント集です。値段は超絶安価! めちゃ嬉しいです。裸本ゆえ、書影は背も含めて。それと扉も。
水谷準集.jpg 水谷準集(扉).jpg
◎長田順行編『ワンダー暗号ランド パズルつき・暗号推理傑作選』講談社文庫(86)
 解答編が袋とじになっていて、未開封。
◎山本周五郎『ならぬ堪忍』新潮文庫(96)
 先日、表題作のみ読みました。わずか4ページの時代掌編。この本(全13編収録の短編集)にはほかにも同じくらい短い小説が収録されているのか、気になっていました。残念ながら、そんなに短い作品は収められていませんでしたが、巻末の「鴉片のパイプ」は10ページ。そこそこ短いです。――って、内容よりも先に長さが気になるのは間違っていますね(笑)。
ワンダー暗号ランド.jpg ならぬ堪忍.jpg
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アニメ映画『101匹わんちゃん』


 ディズニー・アニメ『101匹わんちゃん』を観ました。この記事にも書きましたが、幼いころに劇場で観て、とっても楽しかった印象の残っている映画です。
 美しい思い出はそのまま、そーっとしておくべきか。ちょっと悩みましたが、え~い、観ちゃえ、と。
 結果、観て正解でした。ほかの映画やアニメ、マンガ、そして小説もそうですが、子どものころに面白かったものは、いまでも面白い場合が多いです。あんまり成長していないのでしょうね、きっと(笑)。
 近いうちに続編も観ようと思います。(続編は観たことがないような気がしますが、はて、どうだったか)
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マンガあれこれ

 何度か書いていますが、私は最近のマンガ事情にはうといです。で、それを知っている友人たちがあれこれ情報をくれます。
「宮崎夏次系の短編、ショートショートでっせ」これは半年くらい前だったか。
「沙村広明『幻想ギネコクラシー』、ショートショートっぽいよ~」これは昨年11月かな?
「『寄生獣』が好きなら堀尾省太『刻刻』も気に入るよ」これは先月の半ば。
 いやあ、ありがたいですねえ。こういうのは基本的に古本で買うと決めています。新刊で買ってしまうと、ブックオフを散歩する楽しみがなくなってしまいますから(笑)。
 とまあ、そんなこんなで本日、近所のブックオフを散歩。探していた本の何冊かを買うことができました。
 昨年末から今日まで、こんなマンガを買っております。ブログに書いてないもののみ、まとめておきましょう。
マンガ.jpg
 宮崎夏次系の既刊3冊、やっと揃いました。意外に手間取りましたね。読んだのは『僕は問題ありません』『夢から覚めたあの子とはきっと上手く喋れない』だけで、(最も面白いと聞く)『変身のニュース』は未読。
 堀尾省太『刻刻』はまだ1冊も読んでいません。全8巻とのことですから、揃ってから一気読みしようかな。ちらっと眺めた限りですが、面白そうです。
 拾い物だったのが竹本友二『8 いっかん』です。8ページのマンガが18編(+おまけ1編)。見事にショートショートで、もろに私好み。3巻まで出ているようなので、またいずれ。
ボッコちゃん.jpg けらけいこ『金田夫妻』は、何気なく手に取ったら、筒井康隆「妻四態」を原作とするマンガも収録されていたので、嬉々として買いました。こういう偶然は嬉しいものです。
 いやはや、ここのところマンガしか買ってないですね。そんななかで、今日は珍しく(笑)活字の本も買いました。星新一『ボッコちゃん』新潮文庫(71)です。背が白かったので、ほほ~と奥付を確認したら初版。もちろん私は持っていますし、別に初版だからといってレアでもプレミアがついているわけでもないと思うのですが、つい買ってしまいました。まあ、いざ探そうとすると難しいとは思います。

 ということで、皆さま、今後ともよろしくお願いいたします。
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映画『幕末高校生』


 映画『幕末高校生』を観ました。昨年12月、レンタル開始日を知り(→この記事)、1週間後にコミカライズを読んで(→この記事)気持ちを高め、ようやく今日を迎えました。
 うん。面白かったです。期待以上でもなく以下でもなく、期待通りに。
 いやあ、コミカライズ、かなり忠実に描かれていたのですねえ。これを読んでしまえば映画を観なくてもいいくらい――ってことはありませんけど(笑)。映画は映画で楽しいですから。クライマックスの活劇シーン――勝海舟の大活躍はコミカライズにはありませんし。
 ブログに何度も書いていますが、私は江戸時代へのタイムスリップもの、好きなんですね。
 2時間弱、楽しく過ごせました。満足です。

 ついでにディズニー・アニメ『101匹わんちゃん』も借りてきました。私の記憶にある『101匹わんちゃん大行進』は日本初公開時のタイトルで、いまは『101匹わんちゃん』なのでした。
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アニメ映画『シンデレラ』


 前回の記事にも書きましたように、最近、ディズニーの長編アニメを断続的に観ています。今夜は『シンデレラ』を観ました。
 うわあ。私のよく知っている『シンデレラ』ストーリーと、子どものころに楽しく観ていた短編アニメ『トムとジェリー』の見事な融合! 昨年末から、『ピーターパン』『ピノキオ』『ふしぎの国のアリス』『白雪姫』『ターザン2』と観てきましたが、『シンデレラ』が最も私好みでした。
 ここのところ、昼間に面倒臭い作業を続けておりまして、夜、こうして心安らぐ時間を持てるのは嬉しいです。残っている『バンビ』と『ダンボ』を観終わったら、何か別のディズニー・アニメを観たくなるかもしれません。
 第1候補は『101匹わんちゃん大行進』です。子どものころに劇場で観て、とっても楽しかった印象が残っているのです。
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「宇宙気流」88号

 SFファンジン「宇宙気流」88号が届きました。いきなり橫田順彌の「抗議文」から始まるという、とても楽しい趣向(笑)。
宇宙気流88号.jpg まだちゃんと読んでいないのですが、今回、佐藤正明の論考「ネバーランドはどこにある」が私のツボでした。昨年末に近所の100均で買ったアニメ『ピーターパン』がなかなか面白かったんですよね。『ピーターパン』って小説を読んだこと、あったけなあ。読んでみようかなあ、なんて思っていたところなんです。
 それとは別の話になりますが、昨年の『アナと雪の女王』と今回の『ピーターパン』で、すっかりディズニーの長編アニメを見直しました。今月の4日か5日でしたか、ふたたび100均に出向き、在庫のあるディズニー・アニメ(『トムとジェリー』と、すでに所有している『ファンタジア』以外)をごっそりと購入。ぼちぼちと観ているところです。
01白雪姫.jpg 02ピノキオ.jpg 03バンビ.jpg 04ふしぎの国のアリス.jpg
05ピーターパン.jpg 06シンデレラ.jpg 07ダンボ.jpg ファンタジア.jpg
 本日、ふと『ターザン』と『ターザン&ジェーン』は観たけど、『ターザン2』は観てないなあ~と思い、レンタルビデオショップに行ってきた次第。今夜、観ようと思っています。
 えと、「宇宙気流」の話がほとんどなくて、すみません。まだ軽く目を通しただけなのです。
ターザン.jpg ターザン&ジェーン.jpg
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『イングランド童話集 スコットランド童話集 アイルランド童話集』

 自分自身、予想はしていましたが、思い切り更新間隔があいてしまいました。まあ、こういうときもあります。

 さて。
 近所のブックオフを散歩してきました。
◎福原麟太郎訳『イングランド童話集 スコットランド童話集 アイルランド童話集』フレア文庫(96)
 フレア文庫については、この記事を参照してください。『なぞ物語』と『深紅の帆』があれば充分ですが、『イングランド童話集 スコットランド童話集 アイルランド童話集』もあれば嬉しいかな、という気持ちはありました。童話とショートショートは別世界の産物ではありますけれど、短い小説という意味では仲間ですから。
 実は見かけたとき、咄嗟にフレア文庫とは気がつきませんでした。所持している2冊と比して、あまりにも厚さが違うので。ほら、この通り。『なぞ物語』や『深紅の帆』の三倍くらいあります。
イングランド童話集.jpg フレア文庫.jpg
 これ、今年初めて買った活字の本なんですよね(笑)。
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『オンライン新編・過去の紛失』

 昨年12月中旬から、ショートショートに思いを巡らせています。こんなに深くショートショートのことを考えるのは久しぶりです。ひょっとしたら『ショートショートの世界』執筆中以来のことかもしれません。
 今日は「思い」が大西赤人に向かい、ふと思い出しました。「大西赤人/小説と評論」サイトに掲載されている単行本未収録の短編&ショートショートです。
『オンライン新編・過去の紛失』というタイトルのもとに21編の小説がアップされています。そのうち2編は『君、見よ、双眼の色』、11編は『赤い傘』に収録されていますが、あとの8編は未収録なのです。
 私はパソコン画面で小説を読むのも、小説を横書きで読むのも、できれば遠慮したいタイプでして、少し読んではみたものの、途中で断念しました。
 当時は考えもしなかったけれど、いまなら……。にやにや。
 そんなわけで作業開始。こんなのを作ってしまいました。大西赤人の文庫本(ショートショート集限定)と並べてみます。(大西赤人のショートショート集はこの記事に)
大西赤人.jpg
背.jpg 未収録の8編、原稿用紙にして125枚分を収録。もっと厚くすることもできますが、そんなことをすると作業が大変になりますから、あえて小さめの活字で2段組にしました。
 ちょっと寸足らずになっているのは、いいかげんに目分量で表紙を印刷したせいで本体とサイズが合わなくて、天地をカットしたためです。
 今日はこれで満足。明日、読むことにしましょう。

 諸事情あり、しばらくは更新ペースが鈍ると思います。ご承知おきを。
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初ブックオフ

 昨日から雪が降ったり止んだりで、家に閉じこもっていましたが、ようやく今日の午後、陽が照り始めました。ひょいと出かけ、近所の初売りを楽しんできました。ブックオフも2軒(笑)。
◎諸星大二郎『無面目・太公望伝』潮漫画文庫(01)
 諸星大二郎の中国もの、けっこう好きです。この両作品は未読。
◎池田理代子『ベルサイユのばら⑪』マーガレットコミックス(14)
 1ヶ月くらい前でしたか、何気なくテレビをつけたら、『ベルサイユのばら』の新刊が40年ぶりに発売されたとか言ってて、思い切り気になりました。この記事にも書きましたが、『ベルばら』好きなんですよ。例によって(笑)、こういうマンガを新刊で買う気は皆無。ブックオフに行くたび気をつけていました。
◎藤子・F・不二雄大全集『UTOPIA 最後の世界大戦』小学館(12)
 初刊本がとんでもない値段で取り引きされているという話は聞いていました。で、いつだったか、復刊されたという話も聞いたものの、すっかり忘れていて(笑)、ブックオフで見かけた瞬間、あ、そうだったと手に取りました。
 以上、今年最初の買い物はマンガ3冊でした。どれも嬉しい本ではあるんですけれど、ちょっぴり複雑。
無面目・太公望伝.jpg ベルサイユのばら11.jpg ユートピア.jpg
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映画『ザ・マシーン』


 映画『ザ・マシーン』を観ました。戦闘用として開発されたアンドロイドが人間に近づきすぎたゆえに……。
 うわあ。面白い! こんなの大好き! 以前に観た映画『EVA エヴァ』(←これも大好き)を思い出しました。ストーリーはまるっきり違いますけどね。
 今年の映画ライフ、幸先いいです。
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乱歩煎餅 二銭銅貨

 あけましておめでとうございます。

 さて。
 江戸川乱歩研究家の中相作さんから、「乱歩煎餅 二銭銅貨」を送っていただきました。私の手作り本『涙香、「新青年」、乱歩』を差し上げたお礼とのこと。詳細は中さんのブログに(→この記事)。
「お礼に乱歩ゆかりの煎餅を送ります」と伺ってはいたのですが、どのようなものかわからず、楽しみにしていました。
 二銭銅貨と刻印のされた、直径7.5センチほどの煎餅でした。乱歩の「二銭銅貨」を解説した志おり、紙片(怪人二十面相からの挑戦状)、乱歩生誕地碑広場などの写真もはいっていて、遊び心も満点。いやあ、こんなに楽しいものだったとは!
 さっそくいただきました。味は……お煎餅でした(笑)。
 正月早々、ほんわかした気分になっています。ありがとうございました。
乱歩煎餅二銭銅貨.jpg
 この箱は捨てられませんねえ。何を入れましょうか。
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