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『オンライン新編・過去の紛失』

 昨年12月中旬から、ショートショートに思いを巡らせています。こんなに深くショートショートのことを考えるのは久しぶりです。ひょっとしたら『ショートショートの世界』執筆中以来のことかもしれません。
 今日は「思い」が大西赤人に向かい、ふと思い出しました。「大西赤人/小説と評論」サイトに掲載されている単行本未収録の短編&ショートショートです。
『オンライン新編・過去の紛失』というタイトルのもとに21編の小説がアップされています。そのうち2編は『君、見よ、双眼の色』、11編は『赤い傘』に収録されていますが、あとの8編は未収録なのです。
 私はパソコン画面で小説を読むのも、小説を横書きで読むのも、できれば遠慮したいタイプでして、少し読んではみたものの、途中で断念しました。
 当時は考えもしなかったけれど、いまなら……。にやにや。
 そんなわけで作業開始。こんなのを作ってしまいました。大西赤人の文庫本(ショートショート集限定)と並べてみます。(大西赤人のショートショート集はこの記事に)
大西赤人.jpg
背.jpg 未収録の8編、原稿用紙にして125枚分を収録。もっと厚くすることもできますが、そんなことをすると作業が大変になりますから、あえて小さめの活字で2段組にしました。
 ちょっと寸足らずになっているのは、いいかげんに目分量で表紙を印刷したせいで本体とサイズが合わなくて、天地をカットしたためです。
 今日はこれで満足。明日、読むことにしましょう。

 諸事情あり、しばらくは更新ペースが鈍ると思います。ご承知おきを。
コメント(4) 

コメント 4

清水孝俊

う~ん、すごいですね、自分で製本してしまうとは……。
コピー&ペーストさえできれば、もうどんな媒体で小説が出ても平気ですね!
by 清水孝俊 (2015-01-12 22:18) 

高井 信

 要するにテキストさえあれば、本の形にするのは簡単です。経験のない人にはすごいと思われるようなんですが、実際にやってみると、とーっても簡単なんですよ。きれいに作るには多少の慣れが必要ですけどね。
 清水さんも気に入ったものがあれば、ぜひチャレンジしてみてください。楽しいですよ~。
by 高井 信 (2015-01-12 22:40) 

清水孝俊

考えてみれば、自分でもできるんですよね。
書いたものを見直すことにもつながるし、作ってみようかな。
製本などはどのようにされているんですか?
by 清水孝俊 (2015-01-13 21:52) 

高井 信

 両面印刷して、ホチキスで綴じているだけです。で、表紙を付ける。凝りたければカバーも作る、帯も作る。
 私の場合、完全に自己流で、試行錯誤の連続ですけれど、それもまた楽しいです。
>書いたものを見直すことにもつながるし、作ってみようかな。
 パソコン画面で読むのと、実際に印字して読むのではイメージが違います。本の形で読むと、さらに違いますよ。
 ぜひチャレンジしてみてください。
by 高井 信 (2015-01-13 23:12) 

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