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『マンゴー通り、ときどきさよなら』ほか

◎サンドラ・シスネロス『マンゴー通り、ときどきさよなら』晶文社(96)
 先日買った『サンアントニオの青い月』晶文社(96)の姉妹編とのこと。こちらには44編収録。
◎浅生鴨『猫たちの色メガネ』KADOKAWA(17)
 帯に――
>疲れた心をでんぐり返す、不思議で毛だらけな27の物語。
 これは買うしかありません。
マンゴー通り、ときどきさよなら.jpg 猫たちの色メガネ.jpg
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『月の蛇 水滸伝異聞』ほか

 昨日、某所にて『古事記』『日本書紀』が話題になりました。
 どちらもまともに読んだことがないなあ。そういえば岩波少年文庫の『古事記』、買った覚えがあるけど、読んでないなあ。
 なんぞと思っていましたところ、本日、そのへんを散歩していましたら――
◎奥山景布子『日本の神さまたちの物語 はじめての「古事記」』集英社みらい文庫(12)
 おお、タイムリー! と購入しました。『古事記物語』岩波少年文庫(85/改版)の書影を隣に。
日本の神さまたちの物語.jpg 古事記物語.jpg
 もう1冊。
◎中道裕大『月の蛇 水滸伝異聞⑦』ゲッサン少年サンデーコミックス(12)
 全7巻完集。よく覚えていませんが、最初の1冊を買ったのは4~5年前のような気がします。これは揃えるのに時間がかかりました。嬉しいのですが、いつ読むのでしょうか。
月の蛇7.jpg 月の蛇.jpg 
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『壁抜け男※※』

◎ニシムラタカヨ『壁抜け男※※』靴舟舎(20)
 ヒトコママンガ集なのですが、いやもう、なんと言えばいいのか……。
(書名は一部、伏せ字にしました)
壁抜け男性器.jpg
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『怪奇大作戦 ミステリー・ファイル』

◎小林弘利『怪奇大作戦 ミステリー・ファイル』角川文庫(13)
 TVドラマ『怪奇大作戦』、好きですねえ。『怪奇大作戦』(1968)、『怪奇大作戦 セカンドファイル』(2007)、『怪奇大作戦 ミステリー・ファイル』(2013)、全話を観ました。
 本書は『怪奇大作戦 ミステリー・ファイル』のノベライズで、ドラマの全4話、すべてが収録されています。
怪奇大作戦 ミステリー・ファイル.jpg
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『光速列車』ほか

 自費出版(と思われる)ショートショート集まで網羅・収集しようとは思っていませんが、できる限り入手しておきたいとは思っています。
 ということで――
◎庵名路久『ああ!勘違い』新風舎文庫(06)
 128ページに8編収録。表4にはしっかり「ショートショート、全8編」と書かれています。
◎貫勇次郎『光速列車 ―現代人と未来人に贈るショート・ショート―』新風舎(05)
 96ページに13編収録。
ああ!勘違い.jpg 光速列車.jpg
◎広坂光則『閑話百題 ショートショート集(上)』新風舎(07)
 208ページに50編収録。下巻はどうやら出ていないようです
◎人神るる『うおごころ みずごころ たなごころ』朱鳥社(10)
 256ページに60編収録。
閑話百題.jpg うおごころみずごころたなごころ.jpg
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『猫のユーユー クプリーン短編選』ほか

◎アレクサンドル・クプリーン『猫のユーユー クプリーン短編選』群像社ライブラリー(20)
 全13編収録ですが、ページ数が少ないため各作品は短いです。
◎リディア・デイヴィス『ほとんど記憶のない女』白水uブックス(11)
 51編収録。初刊本(白水社/05)は所有しています(書影、右端)。
猫のユーユー.jpg ほとんど記憶のない女(白水uブックス).jpg ほとんど記憶のない女.jpg
◎サンドラ・シスネロス『サンアントニオの青い月』晶文社(96)
 22編収録。
◎山内マリコ『東京23話』ポプラ社(15)
 だいぶ前に文庫本(→この記事)を買い、初刊本を探していました。
サンアントニオの青い月.jpg 東京23話.jpg
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『シルビアはだれ?』

 シンシア・アスキス『シルビアはだれ?』綺想社(21)を版元よりお送りいただきました。いつもありがとうございます。
 先日発行された『願わくは彼女の眠り続けんことを』の補遺で、表題作1編を収録。
 ファンにとって、嬉しいプレゼントですね。
シルビアはだれ?.jpg 願わくは彼女の眠り続けんことを.jpg
 ご注文はこちらへ。
『願わくは彼女の眠り続けんことを』はこちらです。
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『COMIC 世にも奇妙な物語』

◎『COMIC 世にも奇妙な物語』フジテレビ出版(90)
『世にも奇妙な物語』関連の本は、できれば揃えておきたいと思っています。本書にはドラマのコミカライズ3本が収録。
COMIC 世にも奇妙な物語.jpg
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『二人がかりで死体をどうぞ』

 瀬戸川猛資・松坂健『二人がかりで死体をどうぞ 瀬戸川・松坂ミステリ時評集』盛林堂ミステリアス文庫(21)を版元よりお送りいただきました。いつもありがとうございます。文庫とはいっても四六ハードカバー500ページ超の立派な本です。
 松坂健さんは先月8日に急逝されました(→この記事)。図らずも本書は追悼出版になってしまったわけです。
 ミステリ時評とはいってもSFも取り上げられています。それと、奇妙な味の短編集も。そういった本の当時の評価が垣間見られるのも楽しいですね。
 松坂さんを偲びながら、心を込めて読みたいと思っています。
二人がかりで死体をどうぞ.jpg
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おおひなたごう(続)

 いやあ、おおひなたごうは面白いですねえ。
 これまでに8冊読みました。うち6冊は一気に!(→この記事のコメント欄)
 もっと読みたくて――
『新・河原崎超一郎(全2巻)』少年チャンピオン・コミックス(99、00)
『ひなごう!』KADOKAWA・ビームコミックス(16)
新・河原崎超一郎1.jpg 新・河原崎超一郎2.jpg ひなごう!.jpg
『まほう少女トメ①』エンターブレイン・ビームコミックス(11)
 作・武内優樹。①となっていますが、全1巻のようです。
『ヨーデル王子』イースト・プレス・Cue comics(97)
まほう少女トメ1.jpg ヨーデル王子.jpg
 本宮ひろ志『姿三四郎』は第2巻の途中(全体のちょうど半分あたり)です。さて、どうしましょうか。
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『ミックスサンドイッチ』

◎池田鉄洋『ミックスサンドイッチ』徳間書店(13)
 全30編収録。まだ読んでいませんが、この本数からしてショートショート集でしょう。こんな本が出ているとは知りませんでした。
 未知のショートショート集、まだまだあるのでしょうね。気が遠くなります。
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『スマホに届いた怖い話』ほか

◎藤白圭『スマホに届いた怖い話』河出書房新社(21)
 帯に、
>大ヒット「意味怖」シリーズの著者が、チャット形式でおくるホラー短編新シリーズスタート!
 チャット形式ですか。児童書の世界では、次から次へと、手を変え品を変え、って感じですね。目新しいもののが出ると、とりあえず1冊は買うことにしています。で、書棚ではここに並びます。
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◎篠原とおる『さそり in U.S.A』桜出版(99)
 マンガの『さそり』は制覇したと思っていましたが、こんなのもありましたか。
 映画『SASORI IN U.S.A.』は4年前に観ました。
◎手塚治虫『手塚治虫医療短編集 Another side of BLACK JACK』秋田文庫(08)
◎手塚プロダクション監修/中野晴行編『BLACK JACK QUIZE 101』秋田文庫(03)
さそり in USA.jpg 手塚治虫医療短編集.jpg BLACK JACK QUIZ101.jpg
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『少年エスパー戦隊』

 先日、SFベストセラーズをチェックしました(→この記事)。あのころのSFジュブナイルが無性に懐かしくなり、何か読んでみようかなと書棚を物色。豊田有恒『少年エスパー戦隊』国土社・創作子どもSF全集(69)を手に取りました。
 以前に読んだことはあり、面白かった記憶は残っていますが、何しろ大昔のこと、内容はすっかり忘れています。
 先ほどから読み始め、あっという間に読了しました。
 映画『X-MEN』シリーズとか平井和正・桑田次郎『エリート』を思い起こさせる話で、言うまでもなく私の大好物です。ただ、少年エスパー戦隊が結成されたところで話が終わってしまうんですよねえ。この続編、書かれたのかしらん。
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マンガ『姿三四郎』

 おおひなたごうを一気に消化してしまいました。われながら驚いています。
 で、次は……と積んであるマンガを眺めて、本宮ひろ志『姿三四郎(全3巻)』講談社漫画文庫(01)に決定。
 1ヶ月ほど前、映画『姿三四郎』『續姿三四郎』、TVドラマ『愛と青春のドラマスペシャル 姿三四郎』を続けざまに観ました。本宮ひろ志によるコミカライズ『姿三四郎』があると知り、読みたいと思っていたところ、呆気なく発見。迷わず購入した次第です。
 今日はもうマンガは読みません。明日から。
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 ここには書いていませんが、『姿三四郎』以外にも気になるマンガを買っています。読み始めるときに書くつもりです。
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おおひなたごう

 TV番組情報誌「TVブロス」で読んだマンガのなかに、忘れられない印象が残っている作品があります(→この記事参照)。作者名も作品名も失念。
 すごく気になってきて、インターネット調査。おおひなたごう『特殊能力アビル』ではないかと推測し、買ってみましたところ、大当たり! くだんの作品が収録されていたのです。ほかにも覚えているエピソードがちらほら。
『特殊能力アビル EXTRA』イースト・プレス(06)
『特殊能力アビル―純―』エンターブレイン・BEAM COMIX(11)
 先ほど2冊とも読み終わりました。「あー。これこれ。覚えてる!」という作品がいくつもあり、大満足。「傑作!」と思わず手を打つ作品も。(ちなみに、傑作認定してメモした作品は9編です)
特殊能力アビルEXTRA.jpg 特殊能力アビル―純―.jpg
 おおひなたごうの「TVブロス」連載は『特殊能力アビル』と『俺に血まなこ』シリーズ(全4巻)に収録されているようです。となれば、『俺に血まなこ』シリーズも買うしかありません。
 まだ読んでいなくて、ぱらぱらと眺めただけなのですが、早くも「ああ、知ってる知ってる」を発見(嬉)。
『俺に血まなこ』光栄(96)
『俺に血まなこグレートRemix』アスペクトコミックス(99)
『俺に血まなこの花』イースト・プレス(00)
『さらば俺に血まなこ』イースト・プレス(02)
俺に血まなこ.jpg 俺に血まなこグレートRemix.jpg
俺に血まなこの花.jpg さらば俺に血まなこ.jpg
 さらに、「TVブロス」連載ではありませんが、ちょっと気になるおおひなたごう作品も購入。
『カステラショック re-mix!!』イースト・プレス(01)
『遺伝子レベル剣』イースト・プレス(03)
カステラショックre-mix!!.jpg 遺伝子レベル剣.jpg
 ということで、しばらくはおおひなたワールドに浸ります。
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演劇『進め!ニホンゴ警備隊』

『進め!ニホンゴ警備隊』なんてDVDを見かけました。福澤朗を中心とする日本テレビのアナウンサーと演劇集団キャラメルボックスがコラボした舞台の映像が収録されているようです。日本語もキャラメルボックスも好きな人間としては、これは買わなければいけませんね。調べたらCDも発売されており、そちらも買いました。
 まずはCD。1曲目「進め!ニホンゴ警備隊」はもろに日本語の誤用や乱れネタ。いいですねえ。2曲目以降を大いに期待したのですが、アナウンサーの歌とかピアノ演奏とか朗読とか留守番電話のメッセージやモーニングコールあれこれとか……。ちょっと肩すかしでした。
 DVD『進め!ニホンゴ警備隊』は今夜観るつもりです。CD1曲目を舞台化したものでしたら楽しめると思います。
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『或る光線』

 木々高太郎『或る光線 木々高太郎科学小説集』盛林堂ミステリアス文庫(21)を版元よりお送りいただきました。いつもありがとうございます。
 ラジオ科学社から昭和13年(1938年)に発行された本の復刻版。木々高太郎の科学小説集――要するにSF短編集です。わおっ。
 木々高太郎の本は先日の記事にも書きましたように3冊しか持っていないと思います。この『或る光線』は以前から気になっていました。復刻、めちゃ嬉しい!
 木々高太郎という名前に接したのは、「網膜脈視症」か「跛行文明」を目にしたときだったと思います。どの本だったのか完全に忘れていますが、何かのアンソロジーではなかったかと。
 ああ、そういえば、「跛行文明」で「跛行」という言葉を知ったのでした。ん? 「びっこ」は差別用語とされているのに「跛行」はそうではないですよね。同じ意味なのに……。私は「言葉に差別の意味はない。差別になるか否かは、それを使う人次第。犬や豚も、男や女ですら、使い方によっては差別する言葉になる」と思っています。「びっこ」も同様。
 その「跛行文明」も本書に収録されています。久しぶりに(もしかすると半世紀ぶり?)読み返しましょう。
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 ご注文は版元サイトへ。
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豊田有恒・コンサルタントもの

 豊田有恒は一時期、コンサルタントものと呼ばれる短編シリーズを書いていました。私はこのシリーズが好きで、新作が発表されるのを心待ちにしていたものです。
 好きさが過ぎて、「上級コンサルタント」なるパロディを書いてしまったほど。このショートショートは東京理科大SF研会誌「破天荒」第6号(1979年4月28日発行)に掲載しました。(あー。そういえば拙作、豊田さんにも読んでもらいましたね。どんな反応だったか忘れてしまいましたが)
 コンサルタントものって、どんな作品があったっけ? 気になり、簡単に調べてみました。

自殺コンサルタント 「別冊小説現代」1969年7月号
用語コンサルタント 「SFマガジン」1974年12月号(193号)
ご当地邪馬台国   「サンデー毎日」1975年1月5日号※邪馬台国コンサルタント
逆上コンサルタント 「SFマガジン」1975年2月号(195号)
美人コンサルタント 「SFマガジン」1975年7月号(200号)
姓名コンサルタント 「SFマガジン」1976年7月号(212号)
差別コンサルタント 「奇想天外」1976年7月号(4号)
免許コンサルタント 「SFマガジン」1977年7月号(224号)

 これだけかな。もっとあったような気もするし……。
 いずれきっちりと調べたいとは思いますが、もしほかの作品をご存じの方がおられましたら、ご教示いただけますと嬉しいです。

【追記】
 思い出しました。
「奇想天外」デビュー前、新作を書くと豊田さんに読んでいただいていました。「上級コンサルタント」も同様です。
 原稿、残っているはず、とダンボールごそごそ。無事に発掘しました。400字詰原稿用紙19枚の作品です。(いやそれにしても、丁寧に書いているなあ。いまなんて、ミミズがのたくったような字しか書けません)
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 昨年、中学・高校時代に書いた小説(商業媒体に発表した作品は除く)を『たいむましんにのって』ネオ・ベム(20)としてまとめました。いずれ、大学時代に書いた商業媒体未発表作品も1冊にまとめます。もちろん「上級コンサルタント」も収録することになるでしょう。
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鶴書房・SFベストセラーズ

 先週金曜日、鶴書房・SFベストセラーズの眉村卓『ねじれた町』を買いました。
 SFベストセラーズって、何を持ってるんだっけ? と確認。
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 翻訳ものも出ていましたが、いま気になっているのは日本SFです。日本SFは何冊出たのかな? そのラインナップは? とネット検索したところ、こんなサイトがありました。
 ほおほお。全26冊で、そのラインアップは――
1.『新世界遊撃隊』矢野徹/著
2.『夕ばえ作戦』光瀬龍/著◆
3.『黒の放射線』中尾明/著
4.『リュイテン太陽』福島正実/著
5.『時をかける少女』筒井康隆/著◆
6.『なぞの転校生』眉村卓/著◆
7.『時間砲計画』豊田有恒/著
8.『すばらしき超能力時代』北川幸比古/著
9.『人類のあけぼの号』内田庶/著◆
10.『見えないものの影』小松左京/著◆
11.『続・時をかける少女』石山透/著◆
12.『ねじれた町』眉村卓/著◆
13.『明日への追跡』光瀬龍/著
14.『異次元失踪』福島正実/著
15.『ポンコツタイムマシン騒動記』石川英輔/著
16.『学園魔女戦争』宮崎惇/著◆
17.『消えた町』光瀬龍/著
18.『怪獣大陸』今日泊亜蘭/著◆
19.『眠りの星のレア』瀬川昌男/著◆
20.『ポンコツロボット太平記』石川英輔/著
21.『続・時間砲計画』豊田有恒/著◆
22.『五万年後の夏休み』荒巻義雄/著◆
23.『いて座の少女』中尾明/著◆
24.『異世界の勇士』高千穂遙/著◆
25.『夢の戦士』川又千秋/著◆
26.『ポンコツUFO同乗記』石川英輔/著
 なるほど。私が持っているのは15冊だけ(◆印)ですが、再刊本も含めれば、う~~ん、どうだろ。『リュイテン太陽』と『異次元失踪』は持っているか自信がありませんけれど、ほかは何かのバージョンで所有していると思います。
 いやしかし、こうしてタイトルを眺めていると、心が躍りますね。名作SFジュブナイルが目白押し。
 最初に読んだのは『時をかける少女』だったかな。おそらく中学3年のときです。その後、高校から大学にかけて、かなり読みました。
 懐かしさに身悶えしてしまいます。
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