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「源石和輝 ひるカフェ」

 本日12時25分~13時放送の東海ラジオ「源石和輝 ひるカフェ」は名古屋小説特集でした。
 もしかしたら拙作『名古屋1997』も? と楽しみに聴取。けっこう大きく取り上げてくださり、嬉しかったです。
 この放送は明日13時4分まで、番組サイトで聴くことができます。よろしければお聴きください。
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韓国TVドラマ『ザ・ウイルス』


 映画鑑賞はちょっとお休み。今夜からTVドラマ『ザ・ウイルス』を観ることにしました。2013年の韓国作品で、全10話。
 そのままずばりのタイトルですね。予備知識はほぼなし。どんなドラマなのか楽しみです。
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映画『ウォーター・パニック in L.A.』


 映画『ウォーター・パニック in L.A.』を観ました。2005年のアメリカ作品。
 何者かがダムに致死性の細菌を投入。汚染された水を飲むと発症し、死に至る……。
 いくつかのグループ(家族など)に焦点を当て、その様子を描きます(ストーリーが進むなかで、少しだけ接点ができますけれど)。これもひとつの手法とは思いますが、主人公が定まっていないため散漫になります。中心となる人物を設定して、その人を中心に物語を進めれば、もっと面白くなったと思うんですが。
 人々が水(ペットボトル)を求める様子は実に醜いんですが、いまの日本で人々がマスクを求める様子と似ているんですよね。溜め息が出ます。
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『きまぐれ学問所』

 星マリナさんより、星新一『きまぐれ学問所』角川文庫(20)をお送りいただきました。いつもありがとうございます。
 角川文庫(89)の改版で、豊田有恒さんの解説が新たに付されています。
 このご時世、書店に、とは言いづらいのですが、もし機会がありましたら、お手に取ってみてくださいませ。
きまぐれ学問所(改).jpg きまぐれ学問所.jpg
 左が改版、右が元版です。
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ロン毛ホシヅル缶バッジ

 昨今の状況を嘆き憂え、アマビエに扮装しようと思い立ったホシヅル。カツラ疑惑もあるが、本人(本鳥?)は地毛だと主張している。――というコンセプトのもとに描いてみたロン毛ホシヅル。下手な絵で、どうしようもないのですが、手作りの缶バッジ(マグネット仕様。この記事参照)を冷蔵庫に貼って眺めていると、愛おしく思えてきました。
 そんな日々を過ごすうちに、何をとち狂ったか、缶バッジメーカーにバッジ作りを発注。本日、完成品が届きました。いい感じに仕上がっていて、嬉しい。
ロン毛ホシヅル缶バッジ.JPG
 それはいいんだけど、さて、どうしよう。
 ご希望の方には進呈しますが、問題はその方法です。当分はよほどのことがない限り、人とは会わないようにしようと思っていますし、差し上げるのはいいけど送料まで負担するのは勘弁です(製作費よりも送料のほうが高い)。
 ということで。
 もしご希望の方がおられましたら、84円切手をお送りください。
 アマビエではなく、疫病退散の効果はありませんが、病は気から、と申します。ホシヅルの心意気を感じ取ることができれば、もしかしたら何かしらのご利益が生まれるかも、です。
 希望受付は来週月曜日(20日)まで。火曜日(21日)にまとめて発送いたします。在庫がなくなることはないと思いますが、もし万が一なくなったら、ごめんなさい、です。
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映画『パンデミック・フライト』


 ウィルス・パニック映画鑑賞会、再開します。
 一発目は『パンデミック・フライト』です。2015年のイギリス作品。
 飛行機に毒蛇が出現するのは『スネーク・フライト』、ゾンビが出現するのは『デッド・フライト』。――どちらも最高に面白い映画でした。
 で、『パンデミック・フライト』です。飛行機のなかで感染症が蔓延する話だろうな。毒蛇も恐いし、ゾンビも恐い。しかしウィルスは目に見えないだけに、よけいに恐い。
 大きな期待とともに観始めたのですが……。
 感染症の蔓延した世界から飛行機で逃げ出す話でした。常に感染症の恐怖はつきまとうし、機内に感染者が現れるものの、この物語のなかではさほど重要ではありません。乗客はごく少人数だし、しかも機内を舞台とするのは序盤とラストだけ。そのラストにしても、え? ここで終わり? と拍子抜け。
 私の期待(機内が阿鼻叫喚の地獄と化す)とは大きく外れていて、残念でした。 
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「イマジニア」12号

 天瀬裕康さんから「イマジニア」12号をお送りいただきました。いつもありがとうございます。
 眉村卓さんの想い出話が2編、半村良さんの対談リストなど、今号も充実した内容です。ショートショートも掲載されています(嬉)。
 じっくりと楽しみたいと思います。
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「Hard SF Laboratory」185号

 石原藤夫さんより「Hard SF Laboratory」185号をお送りいただきました。いつもありがとうございます。
 私の連載「ファンジン魂」は第7回が掲載されています。連載は、あと3回続く予定です。
 それにしても……。
 私なんてコロナ禍で、とにかく気が滅入ってしまい、あれこれやる気が失せているのですが、石原さんは相変わらずの精力的な活動! 見習わなければいけないですね。
 反省し、ネオ・ベム新刊の刊行に向けて始動します! 6月までに2冊出したいと思っているのです。本ができあがりましたら、ここで報告いたします。
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『まる読み版三国志』

 人形劇『三国志』は第40話まで観たところでストップ、中断中です。
別冊宝島1018 まる読み版三国志 』宝島社(04)なんてムックを買ってみました。おもに人形劇『三国志』をテキストとした『三国志』解説書です。表紙は諸葛亮孔明! 本文では人形劇の写真がどっさり掲載!
 眺めているだけでも楽しめます。
 人形劇『三国志』の再開、いつになるかな~。
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『戦争の物語』

 盛林堂書房・小野純一さんより、ダンセイニ卿『戦争の物語』盛林堂ミステリアス文庫(20)をお送りいただきました。いつもありがとうございます。
〈ペガーナ・コレクション〉の第3弾。以前に発行された『戦争の物語』西方猫耳教会(04)の増補版です。
 この本、いいですよ~~。
 ご注文はこちらへ。
戦争の物語(盛林堂).jpg 戦争の物語.jpg
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『サブマリン707②』

 小沢さとる『サブマリン707②』秋田コミックス・セレクト(85)を読みました。第1巻を読んだのは、え~と、2018年7月25日ですか(→この記事のコメント欄)。ブログに書いておくと、ほんとに便利ですね。
 この巻のほとんどを占めるのは「アポロ・ノームの巻」で、すごく面白く読んでいたのですが、え? こんな終わり方、ありなの? ――無理やり終わらせたとしか思えない結末なのでした。もう1編の「盗まれた潜水艦の巻」も中途半端な終わり方です。何があったのでしょうねえ。う~~む。
 ともあれ。
 秋田コミックス・セレクト版は全2巻ですから、これにて完読ということになります。ウィキペディアによりますと、『サブマリン707』のエピソードは5つ。この2冊に収録されているのは3つだけです。
 全エピソードを読みたいという気持ちもありますが、とりあえずは満足。ほかのエピソードに関しては、また機会があれば。
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映画『二代目はニューハーフ』


 映画『二代目はニューハーフ』を観ました。2013年の邦画です。
 ぜんぜん知らない作品なのですが、タイトルが目に飛びこんできた途端、妙に気になってしまい、観ることにした次第。もちろん、念頭にあったのは『二代目はクリスチャン』です。調べてみますと、1985年の作品。35年前……。まあ、そうですね。
 ニューハーフをネタにしたお笑い映画だろうと想像し、ほとんど期待せずに観始めたのですが――
 ヤクザの組長が死去。二代目は勘当した息子(行方知れず)に、との遺言。しかし、ようやく探し当てた息子はニューハーフになっていた! 実は、勘当の理由は「オカマに組の敷居はまたがせねえ」なのだった。
 意外にも(と言っては失礼ですね)、ちょっと感動してしまいました。
 これ、いいです。う~~~ん、タイトルで損しているなあ。
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映画『ドラキュラ対フランケンシュタイン』


 映画『ドラキュラ対フランケンシュタイン』を観ました。1971年のアメリカ作品。
 ドラキュラ伯爵がフランケンシュタイン博士を訪れ、怪物の誕生に立ち会う! わくわくしちゃいますね。しかしその後、両者(ドラキュラと怪物)はほとんど出番がなく、もちろん両者の絡みは皆無です。どうなるのかと思って観ていたら、終盤になってドラキュラ再登場。続いて怪物も。怪物がドラキュラに襲いかかったかと思ったら、うやむやのうちに怪物はドラキュラの手下になります。かと思ったら、両者の戦い(取っ組み合い)が始まり……。わけわかりません。
 安っぽくて、ほんとにどうしようもないんだけど、そこがまた魅力。観ているうちに楽しくなってきちゃうのです。
 B級ワールドを堪能しました。いやしかし、B級のなかでも、かなりひどいな(笑)。
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映画『アトランティス 7つの海底都市』


 映画『アトランティス 7つの海底都市』を観ました。1978年のイギリス作品です。
 ケヴィン・コナー監督に、主演はダグ・マクルーア。――と来れば、E・R・バローズ原作『地底王国』や『恐竜の島』『続・恐竜の島』を思い出します。若いころ、バローズにとち狂っていた私ですから、もちろん3作とも観ています。どれも楽しかったですねえ。(『地底王国』と『続・恐竜の島』は確か劇場で観ました)
 この『アトランティス 7つの海底都市』は、観たことがあるのかないのか、判然としません。観たとしてもテレビ放送。劇場では観ていないと思います。
 タイトルのまんま、アトランティスの海底都市での冒険譚(SF活劇)です。次から次へと巨大なモンスターが出てきたりして、楽しいのなんの。ケヴィン・コナー&ダグ・マクルーアの面目躍如。こういう映画、好きですねえ。
 96分間、ノンストップで楽しめました。見覚えのあるシーンはなく、観るのは初めてのようです。
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映画『デビルズ・ソード ワニ人間の襲撃』


 映画『デビルズ・ソード ワニ人間の襲撃』を観ました。1984年のインドネシア作品。
 世界征服を目論むワニの女王。その手下、悪の戦士。対するは善の戦士。いやもう、実にわかりやすい図式です。
 予告編をご覧いただければ、だいたいの雰囲気はつかめるのではないかと思います。そのまんまの映画でした。それ以上でも、それ以下でもない。予告編を観るだけでもよかったかもしれません。――というのは言いすぎですね。観ている間、けっこう楽しかったですし。あはは、あはははは。
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映画『フレッシュイーターズ 人喰いモンスターの島』


 映画『フレッシュイーターズ 人喰いモンスターの島』を観ました。1964年のアメリカ作品。
 この時代のSF映画、ホラー映画は基本的には好きなのですが、実際のところ、当たり外れが大きい。本音を申せば、外れのほうが多いかも(笑)。
 大海原の孤島。肉を喰らう謎の光る微生物。マッドサイエンティスト。これで面白くないわけがありません。
 はい、当たりでした。
 あ、しかし……。ウィルスと関係ない映画、と思って観始めましたが、光る微生物はウィルス研究の過程で生まれた新生物だったのです。なかなかウィルスから逃れられません。
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「サライ」5月号

「サライ」5月号が届きました(→この記事のコメント欄参照)。
 特集「手塚治虫と漫画の青春」。『地底国の怪人』不二書房(48)の復刻版が付録として付いています。これだけでも880円の価値はありますね。
サライ.jpg 地底国の怪人.jpg
 この作品自体は角川文庫版(94)で読んでいます(こちらは「魔法屋敷」も収録)。いま書棚から取り出してみましたら、帯に「本文オール2色で当時の作品を再現」とありました。
 見比べてみます。吹き出しのセリフが手書きから活字に変更されている以外はほとんど同じという感じです。手書き文字、いいですねえ。久しぶりに読んでみようかしらん。もちろん復刻版で。
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映画『186感染大陸』


 映画『186感染大陸』を観ました。2001年のアメリカ作品。
 アメリカ・サンフランシスコの生存者は186人。十数年前、コレラ菌が猛威を揮い、人類を全滅寸前にまで追いこんだのだ。生存者の「今」と「真実」を記録映画として残すため、ふたりの男性が行動を開始した。
 ウィルス・パニックその後を描いた映画。生存者のコメントと現在の映像をパッチワーク的に組み合わせて構成するという珍しい手法を取っています。面白い趣向と言えば言えますが、映画を観ている気分にはなりませんでした。ドキュメンタリーとしても退屈と言わざるを得ないですし……。
 ともあれ――
 現実はこうはならないように、と祈らずにはいられません。
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 観ようと思ってスタンバイしておいたウィルス関連映画は、これでおしまいです。通常でしたら、こんなに観たら飽きてしまうところですが、飽きませんねえ。まだまだ観たい気分ですし、気になっている映画もあります。しかしまあ、しばらく休憩。ウィルスと関係ない映画を観ます。
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『ホラー・ミステリー文学映画コレクション 恐怖と幻想の世界』

 DVDボックス『ホラー・ミステリー文学映画コレクション 恐怖と幻想の世界』コスミック出版(20)を買いました。古いホラー映画・ミステリー映画のDVD10枚が収められています。
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 観たことがあるのは『夢の中の恐怖』だけかな。
 DVDですが、書籍扱いです。ふだん、こういったものはリアル書店で買うのですが、外出するのはなるべく避けたいということで、アマゾンに注文しました。
 これまでの体験から、早ければ当日、通常は翌日に発送されます。遅くとも2日後には発送されるのですが、今回、発送は注文から3日後でした。2日前、新刊雑誌「サライ」もアマゾンに注文しましたが、これは未発送です。
 多くの方が外出を自粛し、また休業や短縮営業している店も多い。当然の結果として、ネット通販激増。アマゾンもてんてこ舞いなのでしょうね。
 不便に対して文句を言っている人もいますが、サボっているわけでもないし、休みたくて休んでいるわけでもない。仮に不満に思ったとしても口にしてはならないと思います。
 いまは皆が耐えるとき。私にできるのは、外出を控えること、なるべく人と会わないこと、だけです。はい、可能な限り。
 少しでも早く、平常が戻ってきますように。
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『DRAGONSISTER! ―三國志百花繚乱―(全6巻)』

 ちょっと前から読んでいたnini『DRAGONSISTER! ―三國志百花繚乱―(全6巻)』マッグガーデン・BLADE COMICS(04~08)を読み終わりました。
 黄巾賊・張角の太平要術によって、武勇や知力に優れた豪傑たちの多くが女性として生まれてきた世界の三国志です。女性となったのは、関羽、張飛、趙雲、孔明、呂布、董卓、夏侯惇、夏侯淵、曹仁、李典たち。女性として生まれようとも、偉丈夫ぶりは変わりません。片や、劉備、曹操、何進、公孫瓚といったあたりは男性です。女性は女性のままなので、たとえば月英(本来は孔明の妻)は孔明の従姉妹という設定。
 登場人物の顔の区別がつかず、途中で何度も読むのをやめようと思ったのですが、なんだか続きが気になり、最後まで読んでしまいました。いまだに顔を見ても誰が誰やらわかりません(苦笑)。
 ストーリーはおおむね三国志ですけれど、同盟を結ぶこと=政略結婚となったり、レズビアン的展開も頻出。貂蝉は女性ですから、董卓や呂布(どちらも女性)との関係は言わずもがな。いやその前に、董卓と呂布の関係も。
 詳しく描かれるのは長坂の戦いまでです。赤壁の戦いすらも完全スルーしてしまうのは、潔いと言うか、なんと言うか(笑)。最後の1ページで、劉備が蜀を建国し三国時代が到来し……。「劉備は自らの民と国を守り続けた――」で幕を閉じます。
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「100分de名著 カミュ ペスト」

 なぜだか超早起きしてしまいました。
 で、昨日放送のEテレ「100分de名著 カミュ ペスト」を観ています。2018年6月放送の番組(全4回)の再放送(4回を一挙放送)です。いやもう、まさにタイムリーな再放送ですね。NHKの計らいに感謝します。
『ペスト』って大昔に、確か中学生のころに読んだきりです。正直なところ、あんまり覚えていないのですが、宗教臭さが鼻について……という印象が残っています。
 いま、第2回が終わったところです。番組を観ていて思うのは――
 う~~~ん。中学生が読む本ではなかったなあ。せめて高校のとき、手に取っていれば……。
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映画『アウトブレイク2000』

 今夜は映画『アウトブレイク2000』を観ます。1999年のアメリカ作品。
 3月17日『アウトブレイク』
 4月5日『アウトブレイクライジング』
 4月5日『アウトブレイクX』
 4月7日『アウトブレイク・エクスプレス』
 4月8日『アウトブレイク2014』
 と来て、『アウトブレイク2000』です。
 これでタイトルに「アウトブレイク」と付けられた映画(アニメは除く)制覇ではないかと思うのですが、どうなんでしょうねえ。
 ともあれ、上映開始します。ふだんより、少し遅めのスタートとなりました。
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映画『転校生』


 大林宣彦さんの訃報に接しました。享年82。またひとつ、巨大な星が……。
 大林監督といえば、なんと言っても映画『時をかける少女』です。SF界隈が大騒ぎだったこと、よく覚えています。追悼に『時をかける少女』を? いや、『転校生』を観ようかな、と思いました。2年前(→この記事)に気になり、そのときはソフトも録画テープも手許になく観ることができなかったのですが、その後、レーザーディスク版を見かけて購入。しかし観ないまま現在に至っているのです。
 この機会に観よう。
 上映開始です。
転校生.JPG
 素晴らしい映画の数々をありがとうございました。
 謹んで、ご冥福をお祈り申し上げます。
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映画『予言』


 映画『予言』を観ました。2004年の邦画。ウィルスとは無関係なのですが、昨日観た映画『感染』と同時上映だったとのことで、観ておこうかな、と。
 いきなり届く、未来の記事が載っている新聞! つのだじろう『恐怖新聞』を題材としたオリジナル・ストーリーです。『リング』以来ちょっとしたブームになった、いわゆるジャパニーズ・ホラーの1編ですね。そんなに派手ではないんですが、じっとりとした、まとわりつくような雰囲気が横溢した作品。ええ、楽しめました。
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映画『合衆国感染』


 映画『合衆国感染』を観ました。2008年のアメリカ作品。原題がずばり『PANDEMIC』ということで、期待が高まります。
 アメリカの片田舎で発生した感染症。発症から数時間で全身から血を流して死に至るという、恐るべき感染症です。ウィルスの正体は不明。ここで取られたのは「正体不明だから様子見」、ではなくて「正体不明だから、とりあえず隔離」でした。隔離された住民は不満そうでしたが、私は後者が正解なのではないかと思います。もっともこの映画の場合、ただの隔離ではなく裏があるわけですけど(苦笑)。
 中盤からはウィルス究明ではなく、隔離政策の裏を探る方向に向かいます。そうこうしているうちにウィルスの感染力は4倍になり……。
 全米に蔓延してパンデミック! となるのを期待していましたが、パンデミックを予感させるシーンにてエンディング。
 拍子抜けしました。
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『キッカイくん6』

◎永井豪『キッカイくん6』サンコミックス(73)
 昨年7月、1~5巻を買いました(→この記事)。調べて、全6巻と知りましたが、そんなに見る本ではなく、見ても手を出しかねる価格であることが多い。5冊だけで満足すべきかな、と思っていました。とはいえ、1冊欠けているのは、どうにも落ち着かない。
 ようやく購入。さっそく読みました。
 読んでいたのは確か小学生のころだったと思うので、半世紀前なんですが、いま読んでも充分に面白いです。もしかすると、いまのほうが楽しく読んでいるかもしれません。終わりに近づくにつれ、作者はやりたい放題。それも楽しいですし、けっこう覚えているエピソードが多くて、懐かしさを満喫しています。
『キッカイくん』、好きですねえ。
キッカイくん6.jpg 竜山のふざけた世界.jpg
 サンコミックスつながりで、もう1冊。
◎秋竜山『秋竜山のふざけた世界』サンコミックス(70)
 秋竜山のナンセンス・マンガ作品集。ほとんどの作品は極めて短く、ヒトコママンガも収録されています。序文は筒井康隆「秋竜山讃」。
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『ミステリオス②』『命(MIKOTO)』

 3年前、小室孝太郎『ワースト』を久しぶりに読み、面白さを再認識しました(→この記事)。翌月、同じく小室孝太郎『ミステリオス』を購入(→この記事)。こちらは読んだことがありませんでしたが、読んでみたら――面白い! 全2巻と知り、第2巻の探求開始。なかなか縁がありませんでしたけれど、ようやくゲットしました。
◎小室孝太郎『ミステリオス②』タカハシコミックス(77)
 先ほど読了。いやあ、面白いなあ。1話完結の連作シリーズなので、まだまだ続けられそう。たった2冊で終わってしまったのが残念です。
ミステリオス2.jpg 命(MIKOTO).jpg
 引き続き――
◎小室孝太郎『命(MIKOTO)』ジャンプ・スーパー・コミックス(79)
 これも読んだことがなく、読みたいなと思っていました。
 読み始めるや、一気に物語世界へ。しか~~~し! ここで終わり? 呆気ないエンディングに呆然。
 作者もカバー袖で「(構想の)3分の1も追うことができなかった」と書いていますが、いやほんと、この話を新書コミックス1冊(約200ページ)にまとめるのは無理がありますね。
 同じくカバー袖で、作者は「いつか新しい話として、再び挑戦してみたいと心に誓っている」と書いています。それが果たされることはなかったようで、こちらは『ミステリアス』以上に残念です。
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映画『感染』


 映画『感染』を観ました。2004年の邦画です。
 人手不足、資金不足で破綻寸前の病院。医師も看護師も入院患者も、皆どこかおかしい。そこに救急隊員が謎の感染病患者を運びこんでくる。とても手が回らないと医師が断るが、救急隊員は患者を放置して姿を消す。肉体を溶かし、精神をむしばむウィルスが病院内に蔓延する。
 いちおう、ウィルス・パニック映画と言えないこともないのですが、いやいや、違いますね。リアリティ皆無の純然たるホラー映画。
 面白かったですけれど、いまはこういう映画を観たい心境ではないですねえ。
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映画『アワ・ブリーフ・エタニティ OUR BRIEF ETERNITY~感染都市~』


 映画『アワ・ブリーフ・エタニティ OUR BRIEF ETERNITY~感染都市~』を観ました。2010年の邦画――ちょっと変わったタイプのウィルス・パニック(と言えるかどうか)映画です。
 いきなり昏倒し、数日間意識不明になる。自然に回復したように見えるが、実はそのとき、大切な人の記憶が失われている! それは、エマノンなるウィルスの仕業だった。
 肉体の健康を奪うウィルスはもちろん恐ろしいのですが、記憶を、しかも大切な人の記憶を奪うウィルスなんて、もっと恐ろしいかもしれません。そのウィルスに冒された女性。それによって、存在を忘れ去られた男性。そんなふたりの愛の物語です。女性は男性の気持ちを受け入れ、愛を育み始めるのですが……。
 拙著『見知らぬ知人』にもちらと書きましたが、私は記憶をテーマにした物語が好きです。それに切ないラブストーリーが加わった日にゃ。
 たまりませんねえ。
 観て、よかったです。
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映画『アウトブレイク2014』


 映画『アウトブレイク2014』を観ました。2013年のアメリカ・ニュージーランド合作映画。
 製薬会社・極悪会長の秘密を知った研究員たち。秘密を知られたと知った極悪会長は研究員たちを殺そうとします。事故死に見せかけて。
 ウィルスの蔓延する研究所内に閉じこめられた研究員3人は、極悪会長の送りこんだ殺し屋たちに追われつつ脱出を試みます。しかし、主人公(女性研究員)以外の2人は多かれ少なかれ邪心を抱いていて……。1人、また1人と感染していき……。
 期待とは違っていましたが、映画自体は面白く、楽しめました。
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