SSブログ

『DRAGONSISTER! ―三國志百花繚乱―(全6巻)』

 ちょっと前から読んでいたnini『DRAGONSISTER! ―三國志百花繚乱―(全6巻)』マッグガーデン・BLADE COMICS(04~08)を読み終わりました。
 黄巾賊・張角の太平要術によって、武勇や知力に優れた豪傑たちの多くが女性として生まれてきた世界の三国志です。女性となったのは、関羽、張飛、趙雲、孔明、呂布、董卓、夏侯惇、夏侯淵、曹仁、李典たち。女性として生まれようとも、偉丈夫ぶりは変わりません。片や、劉備、曹操、何進、公孫瓚といったあたりは男性です。女性は女性のままなので、たとえば月英(本来は孔明の妻)は孔明の従姉妹という設定。
 登場人物の顔の区別がつかず、途中で何度も読むのをやめようと思ったのですが、なんだか続きが気になり、最後まで読んでしまいました。いまだに顔を見ても誰が誰やらわかりません(苦笑)。
 ストーリーはおおむね三国志ですけれど、同盟を結ぶこと=政略結婚となったり、レズビアン的展開も頻出。貂蝉は女性ですから、董卓や呂布(どちらも女性)との関係は言わずもがな。いやその前に、董卓と呂布の関係も。
 詳しく描かれるのは長坂の戦いまでです。赤壁の戦いすらも完全スルーしてしまうのは、潔いと言うか、なんと言うか(笑)。最後の1ページで、劉備が蜀を建国し三国時代が到来し……。「劉備は自らの民と国を守り続けた――」で幕を閉じます。
DRAGONSISTER! 1.jpg DRAGONSISTER! 2.jpg DRAGONSISTER! 3.jpg
DRAGONSISTER! 4.jpg DRAGONSISTER! 5.jpg DRAGONSISTER! 6.jpg
コメント(0) 

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。