『きまぐれ体験紀行』特装本

　星新一ファンの先輩・和田信裕さんから星新一『きまぐれ体験紀行』講談社文庫（81）の特装版をいただきました。エヌ氏の会発行（と言っていいのかな。奥付は講談社文庫です）。限定25部。星さんのサイン入り。嬉しい！
　先日、ちょっとしたお手伝いをしまして、そのお礼ということなんですが、私の手伝いに対して明らかに大きい――大きすぎるお礼です。固辞すべきところかもしれませんけれど、それをするほど私は人間ができておりません。
　和田さん、本当にありがとうございました。大切にいたします。
　　
　過去に和田さんからは――
『気まぐれロボット』の函をいただきました。→この記事
　星製薬株式会社協力商品券をいただきました。→この記事
　佐藤暁『だれも知らない小さな国』をいただきました。→この記事
「星新一・星一展」の図録をいただきました。→この記事
　ハードカバーの角川文庫をいただきました。→この記事
『悪魔のいる天国』の函をいただきました。→この記事
　ブログを簡単に検索するだけでもこんなにたくさん！　そして今回の『きまぐれ体験紀行』特装本！
　足を向けて寝られません。

演劇『10分間2019 ～タイムリープが止まらない～』

　演劇『10分間2019 ～タイムリープが止まらない～』（2019年）を観ました。


　タイムリープ？　これはループでは？
　なんて首を傾げつつ鑑賞開始。
　序盤では――ループの罠にハマった主人公、説明が下手すぎるなあ。で、その周囲の面々は理解力が低すぎ。
　ちょっといらいらしましたが、何回もループを繰り返していくうち、徐々に物語に引きこまれていきました。終盤ではあちこちにちりばめられていた伏線を見事に回収。そして大団円。
（用語の問題はアレですけど）面白かったです。

〈ラファティ・ベスト・コレクション〉ほか

◎Ｒ・Ａ・ラファティ『ラファティ・ベスト・コレクション１ 町かどの穴』ハヤカワ文庫ＳＦ（21）
　19編収録。
◎Ｒ・Ａ・ラファティ『ラファティ・ベスト・コレクション２ ファニーフィンガーズ』ハヤカワ文庫ＳＦ（21）
　20編収録。
◎養老孟司×古舘伊知郎『記憶がウソをつく！』扶桑社（04）
　いつの間にか記憶が変わってしまっていることがあり、私はそれを「記憶の捏造」と呼んでいます。これはいったいなんなのか、気になっていました。タイトルを見た瞬間、購入決定です。
　　
◎眉村卓『月光のさす場所』角川書店（80）
　6編収録。眉村卓の短編集はできる限り手許に置いておきたいと思っています。
◎半村良『戦国自衛隊』角川書店（79）
　愛してやまない『戦国自衛隊』。このタイトルのハードカバー、欲しかったのです。
　
◎豊田有恒『タイムスリップ大戦争』角川書店（75）
　ハードカバーの「大戦争」シリーズは3冊。この『タイムスリップ大戦争』だけ持っていませんでした。
　　

毎日新聞ＳＦシリーズ・ジュニアー版

◎光瀬龍『その花を見るな！』毎日新聞ＳＦシリーズ・ジュニアー版（70）
◎手塚治虫『蟻人境』毎日新聞ＳＦシリーズ・ジュニアー版（70）
◎佐野洋『赤外音楽』毎日新聞ＳＦシリーズ・ジュニアー版（70）
　毎日新聞ＳＦシリーズ・ジュニアー版、これで10冊になりました（→この記事参照）。
　　

映画『ジョシュア 悪を呼ぶ少年』

　映画『ジョシュア 悪を呼ぶ少年』（2007年）を観ました。映画を観るのは久しぶり。え～と、先月12日の『ザ・チルド』（1985年）以来ですね。
　この映画を観ようと思ったのはサブタイトルに惹かれて、です。いやあ、『悪を呼ぶ少年』（1972年）は面白かったですねえ。『ジョシュア～』は『悪を呼ぶ少年』と関係ないようですが、このサブタイトルだけで期待しちゃいます。
　観終わって――
　前半は精神不安定な母親、後半はけったくそ悪いガキが中心の映画でした。そして、すっきりしない結末……。決してつまらないわけではありませんけれど、傑作『悪を呼ぶ少年』が念頭にありましたから、ちょっと評価が厳しくなってしまうかなあ。
　あ、そうそう。ジョシュア（主人公の少年）を見ていて、なんとなく『オーメン』（1976年）のダミアンを想起しましたが、『オーメン』がどんな映画だったか忘れちゃってて……（苦笑）。情けないです。