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『だれも知らない小さな国』

 昨日、和田信裕さん(星新一ファンの先輩。『つぎはぎプラネット』の資料収集では多大なお世話になりました)からメールが届きました。
「高井さん、佐藤さとるの『だれも知らない小さな国』が好きなんだよね。その初刊本がひょいと出てきた。ご希望なら差し上げる」
 うひゃあ! この記事にも書きましたように、確かに私は『だれも知らない小さな国』が大好きです。めちゃ嬉しい申し出ですが……。
 こういう(つまり、ショートショート関連以外の)物欲は封印しなきゃ。それに、わざわざ送ってもらうのは申しわけない。お気持ちだけ、ありがたく――と返信したのですが……。
 うぎゃ! 今日、届きました。「価値を認めている者同士なら、物欲を封印することはない」という、ありがたいお言葉(というか、悪魔の囁きというか)とともに……。うううう、せっかく物欲を封印しようと努力しているのに、先輩がそれをぶち壊す……(嬉)。
◎佐藤暁『だれも知らない小さな国』講談社(昭和34年)*いただいた本は「昭和37年4月10日発行」となっています。重版表示なし。
だれも知らない小さな国.jpg だれも知らない小さな国(本体).jpg
 左は函、右は本体です。現在とは全然イメージが違いますね。こういうのもいいなあ。
 また、初刊本では「佐藤さとる」名義ではなかったとは意外でした。私家版(の復刻版)で「佐藤暁」なのは確認していましたが、商業出版でも……。
 う~~~ん。ダメだ。やっぱり嬉しい。思わず愛でてしまう……。
 和田さん、ありがとうございました。
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