『お互に愛したら』ほか

　本日スタート、名古屋古書会館の即売会へ。
◎フエレンツ・モルナアル『お互に愛したら』第一書房（昭和12年／1937年）
　初刊は昭和4年（1929年）刊の函入り上製本。今日買ったのは、その新装版です。裸本（おそらく函欠）なので、表紙と扉の画像を掲載します。

　上製本と軽装版（昭和7年／1932年）は確認済みですが、新装版が出ていたとは知りませんでした。
　第一書房刊のモルナールはほかにもショートショートの資料としてリストアップしています。ほかの本も軽装版や新装版が出ているかも。

　その後、そこらの古本屋をふらふら。
◎中村明『日本語のニュアンス練習帳』岩波ジュニア新書（14）
　面白そう。
◎「ミステリマガジン」2011年2月号（660号）
　特集　ＰＬＡＹＢＯＹが輝いていた頃。
　

『一休どくろ譚異聞』

　朝松健さんが新著『一休どくろ譚異聞』行舟文化（23）を送ってくださいました。ありがとうございます。
　帯に――
＞時は室町、花の都を跋扈する
＞魑魅魍魎を打ち祓う
＞風狂の僧一休見参！
　さらに表4側には――
＞牛車で女を攫う吸血鬼、人を呑み込む路地、
＞霞の中から現れる神出鬼没の切り裂き魔……
　おお、これは面白そうです。
　楽しませてもらいま～す。

『地球の中心までトンネルを掘る』ほか

◎ケヴィン・ウィルソン『地球の中心までトンネルを掘る』東京創元社（15）
　11編収録。シャーリイ・ジャクスン賞受賞とのことで、気になっていました。
◎ジョージ秋山『灰になる少年～ジョージ秋山 恐怖劇場～』角川ホラー文庫（97）
　探していました。嬉しい。
　あと、ささやななえこ『ミノタウルス』を入手すれば、角川ホラー文庫のマンガ探求書は完集です。
◎山田英生編『書痴まんが』ちくま文庫（22）
　書痴。いい響きです（笑）。
　　

『悪夢』『二十の悪夢』

◎『悪夢』角川ホラー文庫（95）
　4編収録のアンソロジー。
◎『二十の悪夢 角川ホラー文庫創刊20周年記念アンソロジー』角川ホラー文庫（13）
　6編収録のアンソロジー。
　

「いいよね、キャラメル。ショートストーリー」

　承前。
　北原尚彦さんからはこんなものも送ってもらいました。盛林堂書房・小野純一さん→北原さん→高井、です。

　朝井リョウと角田光代の掌編が1編ずつ掲載された紙片（？）が6枚。「いいよね、キャラメル。ショートストーリー」と書かれています。
　全然知らないのでネット検索してみましたら、ここに――
＞森永製菓株式会社（東京都港区芝、代表取締役社長・新井徹）は、2015 年 5 月下旬より「ミルクキャラメル」「あずきキャラメル」、6 月 2 日新発売の「ココナッツミルクキャラメル」にて、幅広い世代に人気の直木賞作家 角田光代・朝井リョウ両氏による書き下ろし小説が掲載された限定品を発売いたします。
　へえ。
　小野さん、北原さん、珍しいものをありがとうございます。

『パトリックのためにも』ほか

　北原尚彦さんから、代理購入を頼んでおいた本ほかが届きました。いつもありがとうございます。
◎クリストファー・プリースト『落ち逝く』ハルコン・ＳＦ・シリーズ（23）
◎久永実木彦『パトリックのためにも』ヨーグルトに咲く花（22）
　22編収録。ショートショート率、高いです。久永さんにサインを入れていただきました。ありがとうございます。
　　
　ほか、ガチャの豆本『5分後に意外な結末』セットも同梱。これも嬉しいですね。ありがとうございます。

映画『あしたのジョー』

　映画『あしたのジョー』（1970年）を観ました。石橋正次主演の実写版です。
　この映画、だいぶ前に観たいと思ってレンタルショップで探したことがありますが、見当たりませんでした。それがなんと、テレビ放映を録画したテープが、うちにあったのです。いやもう、録画したことなんてすっかり忘れていました。
　描かれるのは、矢吹丈と丹下段平との出会いに始まって、力石徹の死までです。かなり端折られていますが、このあたりのストーリーは頭に擦り込まれていますので、問題ありません。
　楽しかったです。

『子連れ狼 大合本』

　ちょっと前から、公共交通機関を使って外出する際には、車内でKindleの小池一夫･作／小島剛夕・画『子連れ狼 大合本（全10巻）』を読んでいます。全10巻といっても、ほとんどの巻には単行本3冊分が収録されていて、通常の単行本でしたら28冊分です。
　ＴＶドラマ版（主演・萬屋錦之介）は何話か観たことがありますし、映画版（主演・若山富三郎）は全6作を観ました（→この記事）が、マンガは読んだことがありませんでした。
　現在、第6巻の真ん中あたり。面白いです！

『太田基之傑作短編集』ほか

◎太田基之『太田基之傑作短編集』ビッグコミックス（16）
『オオタ式』『収穫の日は近い』、どちらも面白くて、これも読みたいと思っていました。
◎高橋克彦『私の骨』角川ホラー文庫（97）
　一昨日も書きましたが、最近、角川ホラー文庫の短編集が気になっています。
◎藤原和博・重松清・橋本治『人生の教科書 〔情報編集力をつける国語〕』ちくま文庫（07）
　面白そう。
　　
◎唐沢俊一著／唐沢なをき画『カラサワ堂怪書目録』光文社・知恵の森文庫（03）
◎唐沢俊一著／ソルボンヌＫ子画『カラサワ堂変書目録』光文社・知恵の森文庫（04）
◎唐沢俊一＋ソルボンヌＫ子『トンデモレディースコミックの逆襲』幻冬舎文庫（00）
　3日前の記事にも書きましたが、最近、唐沢兄弟が気になっています。
　　

『ヴァケーション』

　井上雅彦監修『ヴァケーション』光文社文庫・異形コレクション（23）を監修者よりお送りいただきました。ありがとうございます。
　通巻55冊目！　とんでもない数ですね。第1巻の発売は1997年の年末ですから、25年以上前。当時40歳だった私が65歳に……。気が遠くなります。
　井上さん、すごいわ。
　
　右は第1巻『ラヴ・フリーク』です。廣済堂文庫。

『文豪山怪奇譚』ほか

◎東雅夫編『文豪山怪奇譚 山の怪談名作選』山と渓谷社（16）
　サイン本！
◎サカノヨシキ『LOVE DISHES』幻冬舎ルネッサンス（06）
　ファンタジー童話（短い）を4編収録。
　　

『【辞書、のような物語。】』ほか

◎『【辞書、のような物語。】』大修館書店（13）
　10編と、収録作品数は少ないですが、各編は短いです。
◎トーマス・マン『トーマス・マン ショートセレクション 道化者』理論社（21）
〈世界ショートセレクション〉の1冊。この叢書を買うのは、エーメ、チャペック、ジャック・ロンドンに続いて4冊目です。
　
◎小池真理子『異形のものたち』角川ホラー文庫（20）
◎赤川次郎『告別』角川ホラー文庫（97）
　最近、角川ホラー文庫の短編集が気になっています。
◎安田典子『欲望病棟へようこそ』新風舎文庫（07）
　連作短編集？　90ページ弱に11編収録。
　　
◎末國善己編『文豪エロティカル』実業之日本社文庫（17）
◎ダ・ヴィンチ編集部編『本をめぐる物語 栞は夢をみる』角川文庫（14）
◎春日太一『時代劇ベスト100＋50』光文社知恵の森文庫（20）
　　

『近未来馬鹿』ほか

◎唐沢俊一・作／唐沢なをき・画『近未来馬鹿』青林堂（90）
◎唐沢俊一と唐沢なをき『唐沢商会のマニア蔵』スタジオＤＮＡ（02）
　最近、唐沢兄弟が気になっています。
　

『知識ゼロからの史記入門』

◎渡辺精一監修／横山光輝画『知識ゼロからの史記入門』幻冬舎（11）
　横山光輝は忍者もの、ＳＦものはもちろんのこと、中国歴史マンガも面白いです。『水滸伝』『三国志』『項羽と劉邦』『殷周伝説』『戦国獅子伝』などを読んできて、残る大物は『史記』だけとなりました。
　いずれ『史記』も読むつもりで、その前にちょっとお勉強。

ＴＶドラマ『おじいちゃんは25歳』

　ＴＶドラマ『おじいちゃんは25歳』（2010年）を観始めました。全8話（168分）。
　公式サイトによりますと――
＞46年前、雪山の写真を撮りに行ったまま行方不明だった栗原稔（藤原竜也）が、山中で冷凍状態のまま、そして行方不明になった25歳当時の若さで発見され、奇跡的に生き返ったのだった。
　面白そうです。
　ちょっと楳図かずお『アゲイン』を思い出したりして。