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TVドラマ『影狩り』

 この記事にも書きましたように、さいとう・たかをのマンガ『影狩り』が好きです。先日買った『影狩り 第1集』を読んでいて、なんとなくネット検索。何度も映像化されていることを知りました。映画化が2回(いずれも1972年)、TVドラマ化が2回(1983年、1992年)。
 で、本日、1992年のTVドラマを観ました。
 十兵衛に顎髭がないとか月光に痣がないとか、ちょっとした違和感はありましたが、ドラマ自体は面白かったです。メインストーリーは「伊笛藩の大砲」で、導入部と終盤では「藤堂32万石」のエピソードを使用。ほかにも「日光けっこう こちのひと」や「大目付大場瀬左衛門の死」などのエピソードも挿入されています。楽しい楽しい。
 映画も観たいけれど、どうやらソフト化はされていないようです(←未確認)し、難しいでしょうねえ。
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映画『私家版』

 ある方に勧められ、映画『私家版』を観ました。1996年のフランス映画です。
 ともあれ、ビデオジャケットの紹介文をお読みください。
私家版.jpg 内容紹介.jpg
 これを読むだけでも、私のツボは刺激されまくり!
 実際、期待以上に面白かったです。だ~~~~い満足。
 楽しい映画を教えていただき、ありがとうございました。>Kさん
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映画『スター・ウォーズ』シリーズ



スター・ウォーズ.jpg 先日より、『スター・ウォーズ』の旧作を順番に観ていました。4→5→6→1→2→3の順で、毎日1本ずつ。先ほどエピソード3を観終え、これにて完遂です。
 私の思い入れはほぼ第1作(エピソード4)に集中しています。その余韻のまま第2作、第3作も。本当に面白かったですねえ。
 その後の3作は今ひとつという印象だったのですが、今回、初めて6作を続けざまに観て、かなり印象が変わりました。――第4作から第6作(エピソード1~3)もけっこう面白いではないですか。以前に今ひとつと感じたのは、当時は旧3部作への思い入れが強すぎたせいでしょう。
 最初の3部作、それぞれのDVD(Disc2)には劇場公開版が収録されています。今回はその劇場公開版を観ることにしました。やっぱり、これじゃないとね。
 公開初日の朝一番に観た第1作! 若かりしころの想い出が甦ります。この1作でハン・ソロ=ハリソン・フォードの大ファンになったんですよ。ほんと、かっこよかったなあ。ただ、当時は渋さを感じたのに、いま見ると若い若い。尻の青いあんちゃんにしか見えません(笑)。
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いいね!

 私はツイッターをやっていないので、リツイートすることも、いいねボタンを押すこともできません。その代わりに、ここで――
ツイッター.jpg
 ものすっごく、いいね!
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SSスタジアム

 Web光文社文庫「SSスタジアム」なる連載企画が始まりました。SSとはもちろんショートショートのこと。この企画には私も少しだけ絡んでいますので、無事にスタートして嬉しいです。
 初回は江坂遊、橋本喬木、深田亨の作品が掲載されています。皆さん、ぜひぜひ読んでくださいね。
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「SFハガジン」第3号

SFハガジン3号.jpg「SFハガジン」第3号を印刷しました。斎藤肇さんのショートショートを掲載。
 通例では印刷日=発行日ですが、今回は特例として発行日はちょっと未来の「2016年1月1日」としました。この第3号はぜひとも元日にお届けしたいし、発行日は1月1日にしたい! それを実現するには早めに作るしかないわけです。
 もちろん年賀葉書を使用しました。近いうちにポスト(年賀状専用)に投函しますので、お正月を楽しみにお待ちください。なぜ元日にこだわるのか、お読みになればわかると思います。
 なお第2号の希望は、第3号発行日(1月1日)まで受け付けております。第4号以降は印刷日=発行日=前号の受付終了、となります。ちなみに、第4号は1月半ば、第5号は1月末、第6号は2月半ば、第7号は2月末に発行する予定です。
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年賀状

 午前中に年賀状を印刷。先ほどポストに投函してきました。パソコンの買い換えに合わせて、今回は年賀状作成ソフトも変更。以前は年賀状作成のムックに付いていた「筆王」を使っていましたが、今回からは一太郎の付属ソフト「楽々はがき セレクト for 一太郎」です。使い方はあまり違わず、戸惑うことはありませんでした。
 いま、ふと思いついて、くだんのムックを取り出してきましたら――
筆王で年賀状.jpg おやおや、2004年申年編!
 ちょうど12年使っていたのですね。2004年というと、Meの時代かなあ、もうXPになっていたかなあ。その後、ウインドウズ7に変えても律儀に同じ付録ソフトをインストールして使っていました。
 長く使っているなあとは思っていましたけれど、まさか起点が申年だったとは……。ムックを手に取るまで、完全に忘れていました。
 ムックにはいろいろな猿のイラストが掲載されています。――しまった、このデータを使えばよかった! ですが、まあ、すでに印刷も投函もしてしまったので、どうしようもありません。

 あ、そうそう。「SFハガジン」ですが、第2号の改訂版から「楽々はがき セレクト for 一太郎」を使って作っています。当分は同じフォーマットで発行していく予定です。
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『飛行機小説集』と半村組ストラップ

 北原尚彦さんから、横田順彌『飛行機小説集』盛林堂ミステリアス文庫(15)を送っていただきました。横田さん古希のお祝い豆本(A7判)で、ショートショート3編を収録。
 北原さん、ありがとうございます。そして横田さん、おめでとうございます。
 う~~む、また、豆本を作りたくなってきたぞ(笑)。
飛行機小説集.jpg ストラップ.jpg 500円玉.jpg
 続半村良のお客になる会の会報「赤き酒場」456号(2015年12月号)も着。何か小さな堅いものがはいっているなと思ったら、うは、ケータイストラップ!(嬉)
 これは楽しいですね。ありがとうございます! でも、こんなのを見せられると、私も何か作ってみたくなるではないですか(笑)。
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「年越しの星」

 年賀状を出す準備を始めました。まずは今年の年賀状で住所の確認、そして喪中葉書のチェック。
 今年の年賀状をチェックしていて、西秋生さんの1枚に手が止まりました。
 10月2日、いきなり飛びこんできた訃報!(→この記事
 ショックなんてものではありませんでした。
 西さんからいただいた最後の年賀状。――そこに掲載されているのは「年越しの星」なる1編の幻想掌編でした。いかにも西さんらしい作品です。
西秋生・年賀状.jpg
 西さんがご存命なら、「SFハガジン」の仲間に誘ったのに……。きっと、ほかの方々とはひと味違った作品を書いてくれただろうなあ。
 ほんと、早すぎますよ。西さん……。
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『フラッシュ・ゴードンの思春記』

 所用で外出。
◎聖咲奇『フラッシュ・ゴードンの思春記 50年代・60年代超現実映画史』朝日ソノラマ(88)
フラッシュ・ゴードンの思春期.jpg 全然知らない本ですが、「フラッシュ・ゴードン」に惹かれて手に取り、ぱらぱら。
 小説仕立てで、50年代、60年代のSFや怪奇映画のレクチャーをしてくれる本のようです。私はこの時代のSFや怪奇映画が好きですけれど、知識はほとんどないんですよね。これなら楽しく知識を得られそうと思い、買うことにしました。
 しかし……。こんな本を読むと、「わあ、面白そう。観たいよ~。でもソフトがないよ~」となってしまうんでしょうねえ。
 そういう映画は知らずに過ごすほうが幸せなのかもしれません(笑)。
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訃報:内海隆一郎さん

 堀晃さんの日記で、内海隆一郎さんのご逝去を知りました。以前にブログで採り上げました(→この記事)ように、掌編小説の名手です。享年78。
 堀さんの日記によれば――
>意外なことに(というと失礼だが)SFやホラーもよく読まれていて、
 へえ。確かに意外。
 それならSFやホラーの掌編(これはショートショートになるでしょう)も書いてくれれば嬉しかったなあ。――なんて思うのは少数派でしょうね。内海さんの読者は「あの作風」を求めていて、内海さんもそれに応えられていたのだと思います。
 ご冥福をお祈り申し上げます。
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『たった40分で誰でも必ず小説が書ける超ショートショート講座』

 版元・編集者さまより田丸雅智『たった40分で誰でも小説が書ける超ショートショート講座』キノブックス(15)を送っていただきました(田丸くんが手配してくれたのかも)。ありがとうございます。
たった40分で誰でも必ず小説が書ける超ショートショート講座.jpg ほお。超ショートショート(原稿用紙1枚~3枚程度の短いショートショート)の書き方講座ですか。私が発刊した「SFハガジン」には毎号、3枚以下のショートショートを掲載します。それとシンクロしたような本でありますね。もちろん、偶然。私は田丸くんがこんな本を書いているとは知りませんでしたし、田丸くんも「SFハガジン」のことなんて知らなかったでしょう。というか、私も先月末に思いつくまで、考えてもいませんでした(笑)。
 こういった作法書というのは、小説を書き始めるきっかけとしてはいいと思います。
 書きたいという漠然とした思いはあるけれど、なかなか書き出せないあなた。この本を参考にしてみてはいかがでしょうか。
 ただ、発想法も書き方も作家それぞれ、みんな違うんですよね。だから面白い。逆に言うと、みんなが同じ発想法・書き方では面白くない。
 どのようなきっかけでもいいから、とにかく書いてみること。書き続けること。書いていくうちに、自分なりの発想法、書き方が生まれてくると思います。そこからが本当の意味のスタートですね。 
 いやしかし、超ショートショートの本なのに、やたらタイトルが長いな(笑)。これよりも長いタイトルの本って、すぐには思いつかないぞ。
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映画『エボラシンドローム~悪魔の殺人ウィルス~』


 昨夜、映画『エボラシンドローム~悪魔の殺人ウィルス~』を観ました。1996年製作の香港映画です。
 アウトブレイクもの(←好き)を期待して観始めて、いやまあ、アウトブレイクものではあるのですが、主人公の非道ぶりがすさまじすぎて、そんなものは片隅に追いやられてしまいます。殺人、強姦、待ったなし! まさに人非人! これがなんというか、エボラ菌の保菌者(しかし発病はしないという、極めて珍しい体質)でして、エボラ菌ばらまきまくり。DVDジャケットには「この男、モラル無視の歩く病原体!!」とあります。うまい!
 今度は何をやらかすかとテレビ画面に釘付け状態のまま1時間半あまりの映画が終わりました。私の感覚ではコメディに分類されてしまうのですが、どうなんでしょうね(笑)。
 DVDの特典映像に、同じ監督・主演による映画『八仙飯店之人肉饅頭』が紹介されています。――あ、この映画、うちにビデオがあるぞ……。
 だいぶ前、レンタルビデオショップのビデオ処分セールで見かけ、なんとなく購入。しかし以前にも書いたと思いますけれど、私はカニバリズムが苦手です。そのまま放置していました。
 このハチャメチャぶりだったらカニバリズムも平気だな。というか、そういうの好きだな(笑)。――このあたりはビミョーなんですが、苦手なものでもぶっとんでしまうと逆に好物になるのです。(実際、『エボラシンドローム』にも人肉バーガーが出てきますが、けらけら笑って見られました)
 ビデオ庫を探しましたら、『八仙飯店之人肉饅頭』『八仙飯店之人肉饅頭2』『新 八仙飯店之人肉饅頭』の3本がありました。(『人肉天婦羅』なんてのもありましたが、これは関係ないみたいです)
 近いうちに(早ければ今夜)観ようと思います。
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ファーストコンタクト

 昨日は古本屋も覗き、マンガを3冊買いました。
◎さいとう・たかを/さいとうプロ作品『影狩り 第1集 あつまった三匹』さいとう・プロダクション(72)
 宮崎惇の忍者ショートショート「禰津流くノ一」も掲載されています。実はこの本、私はリアルタイムで購入していたんですよね。意識はしていなかったし記憶もないのですけれど、おそらくこの作品が私と宮崎さんの(小説との)ファーストコンタクト! ――なんですが、表紙に大きく「映画化記念再刊第1弾!」とあり、これが気になります。
 再刊とか、そんなんじゃなかったような気がするなあ。それに1972年7月1日発行って、私が中学3年のときだよなあ。もうちょっと前だったみたいな気がする。
 で、はたと思いついて、「宮崎惇と私」サイトを見ますと――
>1971.06.01 さいとう・プロダクション刊【影狩り】第1集『あつまった三匹』
> 読み物「禰津流くノ一」宮崎惇/?・画
 ああ、なるほど。私が買ったのはこちらですね、たぶん。1971年というと、私が中学2年のとき。おぼろげな記憶とも合致します。なんだか嬉しい。
◎山上たつひこ『金瓶梅』秋田書店・PLAYCOMIC SERIES エクストラ(88)
 山上たつひこは若いころ、かなり読んでいました(→この記事ほか参照)けれど、この本は存在すら知りませんでした。1988年というと、マンガから離れていた時期だったかも。
 山上たつひこの『金瓶梅』となれば、これは読まなければ! です。
◎駕籠真太郎『駅前花嫁』OHTA COMICS(00)
 あはは。また買っちまったぜい(笑)。
影狩り.jpg 金瓶梅.jpg 駅前花嫁.jpg
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『クローヴィスのクロニクル』

 新刊書店に行ってきました。
◎二宮亜子/原作・サキ『クローヴィスのクロニクル』BEAM COMIX(15)
 サキのマンガ化作品集。全6編。こんな本が出ていたとは、知りませんでした。『日本ショートショート出版史』に書き加えなくては。
◎清水節・柴尾英令『スター・ウォーズ学』新潮新書(15)
『スター・ウォーズ』の第1作(1977年/日本公開は1978年)は衝撃的でしたねえ。新作を観る前に、ちょっと気持ちを盛り上げようかな、と。もっとも私に思い入れのあるのは最初の3部作(いずれも封切初日に劇場鑑賞)だけで、新しい3部作は劇場へは足を運ばずレンタルのビデオやDVDで鑑賞。新作もDVDのレンタルで観ることになるでしょう。(あ、そういえば最初の3部作のころはレンタルビデオなんてシステムはなかったかも。あったとしても、うちにはビデオデッキがなかったので、観られませんでした)
クローヴィスのクロニクル.jpg スター・ウォーズ学.jpg

【追記】12月19日
 書店では、こんなチラシ(画像クリックで拡大表示)が目についたので、もらってきました。大相撲のDVDムックです。
 創刊号は北の湖! おお、これはタイムリーですねえ。いいですねえ。見たら買ってしまいそうだな。
 ざっとラインナップを眺めると――
 あら、朝青龍がないのね。しかし双羽黒があるなあ。
 第18号(清國・前の山・大麒麟・大受)、そそられるなあ。
表.jpg 裏.jpg
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映画『シャドウ』


 映画『シャドウ』を観ました。2006年のアメリカ映画です。
 女囚とゾンビのエログロ映画。ゾンビものは腐るほど観てきましたが、最近はご無沙汰です。女囚ものも一時期、けっこう観ましたね。
 どちらも好きなジャンルで、それにエログロ(←これも好き)がてんこ盛りとなれば、つまらないわけがありません。しかも主演は『キャンディマン』のトニー・トッド!
 期待以上に面白かったです。大満足。
シャドウ.jpg
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「SFハガジン」続行決定

 先日発行した「SFハガジン」第2号ですが、寄稿者(江坂遊さん)から、「変換ミス発見。増刷するなら修正してね」との連絡がありました。ミスとも言えないくらいのことですけれど、このあたりはこだわりですね。
 んで、修正版を作ろうと思いました。と同時に、今後のことを考えて(少しでも楽ができるように。そして、少しでも読みやすくするために)デザイン変更。次号以降、これでいきます。
 今後のことを考えるというのは、すなわち第3号以降も続けることを決めたからです。いまのところ3人の友人から寄稿の約束を得て、おふたりからはすでに作品をいただいています(それも2編ずつ)。おひとりは「1月まで忙しいけれど、2月なら」。もうひとり、「約束はできないけれど、書けたら送る」と。もちろん私も寄稿します(笑)。これだけの人数が集まれば、まあ、しばらくは続けられるなと思った次第。
 そんなわけで、近所のダイソーに行き、葉書と葉書ホルダーを買ってきました。もうこれで、いつでも出せます。
SFハガジン・第2号(改訂版).jpg はがき.jpg
 さて、続けることが決まったからには、希望者にはお届けしたいな、と思いますが、残念ながら私と個人的なつきあいのない方に対応する方法を見出すことができません。
 以下、私の友人・知人限定に向けてのアナウンスです。

「SFハガジン」、隔週のペース(だいたい月半ばと月末)で発行します。基本的にショートショートを掲載しますが、例外もあるかも。
 新たな号を発行しましたらブログにてアナウンスしますので、ご希望の方は往復葉書に送付先の住所・氏名を明記の上、お申し込みください。現在、第2号の申し込みを受付中。第3号が発行されましたら、第2号の受付は終了します。第4号が発行されたら第3号の受付は終了。以下同様です。バックナンバーへの対応は面倒なので、ご勘弁ください。(創刊号の申し込み受付は終了しております)
 定期購読の申し込みも受け付けます。52円切手を希望する号数分だけお送りください。今回は最大でも5枚(第2号から第6号の分)とさせていただきます。第7号以降も続くようでしたら、またアナウンスいたします。
 こんなの好きですねえ(笑)。

 ちなみに第3号は斎藤肇さんのショートショートです。お正月前後に発行します。
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『非在時空』

非在時空.jpg 斎藤肇さんから私家版『非在時空』(15)を送っていただきました。ありがとうございます。
 長編ショートショート集と銘打たれています。長編? なのにショートショート集? 読み始めて、すぐに納得しました。大きな流れがあり、そこにショートショート(と言うべきか。幻想掌編? イメージの断片? いや、奔流?)25編が挿入されているという構成なのです。
 しがない物書きである主人公は、いきなり訪ねてきた正体不明の編集者から、不思議な執筆を依頼されます。虚構の世界に実在する街の案内文を書いてくれ、と言うのです。
 断ろうとしても、なぜかすでにそれはできない状況に追いこまれています。よくわからないままに引き受けると、週に1回、主人公の意識は虚構の実在の街を旅することになります。執筆を書き続けていくうちに、現実世界にも虚構が侵入してきます。まさに虚々実々。現実世界があやふやで不確実なものとなっていき、そして結末は……。
 とっても面白い、長編ショートショート・メタフィクションでした。
 存在とは、何か?
マルコ・ポーロの見えない都市.jpg 世界の果ての庭.jpg ゆみに町ガイドブック.jpg
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映画『ビースト・ストーリー 選ばれし勇者』


 映画『ビースト・ストーリー 選ばれし勇者』を観ました。2014年のカナダ映画です。
 レンタルビデオショップで、なんとなくタイトルに惹かれて手に取り、ジャケットの解説を見たところ、「X-MENシリーズの脚本家」云々と書かれていて、これは観なければ! と。
 出生の秘密を知らず、人間の夫婦に育てられた狼男が覚醒し、本当の両親を探す旅に出ます。アクションシーンはもちろんのこと、ちょっぴり恋愛も絡めつつ、テンポよく話が進んでいきます。意外な事実がどんどん明らかになったりもしますし、こういう映画はポイントが高いですね。
 狼男映画というと、私が好きなのは『狼の血族』とか『カースド』とか『ドッグ・ソルジャー』とか……。これらには及びませんけれども、『ビースト・ストーリー』もけっこう楽しめました。
 シリーズ化される匂いがぷんぷん。今後に期待したいです。
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縮刷涙香集

 ブログにも何度か書いています(この記事とか)が、私は一時期(高校から大学にかけて)、黒岩涙香の本(いわゆる涙香本)を熱狂的に読み耽りました。私がおもに読んでいたのは縮刷涙香集です。発行は大正時代から昭和初期。新書サイズで函入り。体裁は違いますが、現在で言うならば文庫本みたいな存在ですね。
 昨日、久しぶりに涙香本を購入(→この記事)。うちにある縮刷涙香集(および、それに類する本)をチェックしてみました。
縮刷涙香集.jpg
 最近の相場は知りませんが、当時、涙香本の古書価は高かったです。学生には、おいそれと手が出る価格ではありません。
 とにかく読むことを最優先させていたため、函の有無とか状態とか気にせず、安く読めればOKというスタンスでした。結果、上の画像のような、きっちゃない本が並んでいる次第です。
 画像ではタイトルが読めない本もありますね。左から、『死美人』『捨小舟』『後の巌窟王』『後の巌窟王』『人耶鬼耶』『嬢一代』『人外境』『山と水 下』『巨魁来』『巌窟王 下巻』『巨魁来』『破天荒』『嬢一代』『玉手箱』『玉手箱』『島の娘』『武士道』『野の花』『涙香傑作集』です。ダブりもけっこうあるなあ(苦笑)。
 う~~~む、懐かしい。わが青春の1ページであります。
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NHK-FM「青春アドベンチャー」

 先週金曜日、クリストファー・プリースト原作『スペース・マシン』(全10回)の放送が終わりました。整理しつつ、少しだけ聴いてみましたら、日によってノイズの差がすさまじい。ひどい日は、かなり耳障り。聴いていて苦痛になるほどのレベルではありませんけれど、あまり気持ちのいいものではないですね。もうちょっとなんとかしたいなあ。
 本日より神沢利子原作『タランの白鳥』(全5回)がスタートします。なるべくノイズが少ないことを祈りつつ、予約録音をセットしました。
 それよりも、溜まっている録音を聴かなければ(苦笑)。
スペース・マシン.jpg ドリーム・マシン.jpg 逆転世界.jpg
◎クリストファー・プリースト『スペース・マシン』創元推理文庫(78)
◎クリストファー・プリースト『ドリーム・マシン』創元推理文庫(79)
◎クリストファー・プリースト『逆転世界』創元SF文庫(96)
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「なごや1997」

 久しぶりに懐かしい話なんぞを。
 SFファングループ「中部皆」(→この記事参照)は設立20周年を記念して、名古屋でイベント「なごや1997」を催しました。詳しくは以下の案内状をどうぞ。(画像クリックで拡大表示。名古屋筒井党=中部皆です)
案内状1.jpg案内状2.jpg
 拙著『名古屋1997』の復刻版(→この記事参照)は、このイベントの一環として製作されたものなんです。これ以外にも記念グッズはありました。うちに残っているのはTシャツ3種だけですが、ほかにも何かあったかも。
 Tシャツは1種のみ画像を掲載します。表と裏というか、表の上と下というか。
Tシャツ.jpg
 あとの2種は、まあ、あの、その……(笑)。
 あのころは皆、元気があって、行動力もあって……アホでした。まさに若さゆえ。掛け値なしに楽しかったです。
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「SFハガジン」第2号

 先月下旬、特に深い考えもなく、「SFハガジン」なるファンジンを創刊してしまいました。→この記事
 さあ、どうしようかな。自分一人でも続けられるけれど、それじゃつまらないな。誰か一緒に遊んでくれる人、いないかな。
SFハガジン第2号.jpg いくらでもショートショートがありそうな方――江坂遊さんをお誘いしてみましたら快諾。あっという間に玉稿を賜りました。
 そんなわけで、さっそく第2号を編集・発行。うむ、なかなかいいではないですか(嬉)。

 さて、これで形はできました。――すなわち、ハガキサイズのショートショート・ファンジン。個人誌にあらず。
 この創刊号と2号をサンプルにして、遊んでくれる方を探そうと思います。何人かの協力を得られましたら(飽きるまで)続けますけれど、いまのところ未定です。

【追記】
 創刊号を発行した際、往復ハガキにて注文受付……云々と書きましたが、あまりの反響のなさに愕然。第2号(江坂作品掲載)に注文が殺到したら落ち込むので、今回、そういうのはしません。悪しからず。

【追記2】12月14日
 軌道に乗るようでしたら、なんらかの方法で希望者のお手元に届くようにしたいとは思っているのですが。
 ファンジンを作るとき、いつも悩むのは配布or販売方法です。関係者に進呈はします。けれど、それ以外の方々には……。希望を受け付けて、送料ほかも当方負担にて進呈という方法を何度か採りましたが、いつもそんなことはやってられない。かつ、私は知らない方と個人的なやりとりをすることには抵抗があるため、私とつきあいのない方々には対応できない。ネットにアドレスそのほかを公開するのは勘弁。代金授受の問題もある。
 とはいえ……。「ブログへのコメントあるいはメールをくれれば進呈するよ」には少しは反応があるけれど、「こういうのを作ろうと思うけれど、購入希望者はいます?」とか「往復ハガキで注文して」となると、ほとんど反応がないのが現状ですから、まあ、放っておけばいいのかも、なんてことも考えます。
 コミケなどで販売すれば、たぶん事情は違うんでしょうけれど、コミケに足を運ぶ気はないなあ。
 何か解決策がありましたら、お知らせください。よろしくお願いいたします。
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『12人の蒐集家/ティーショップ』ほか

 行きつけの新刊書店へ。
◎ゾラン・ジヴコヴィッチ『12人の蒐集家/ティーショップ』東京創元社(15)
 連作「12人の蒐集家」と中編「ティーショップ」を収録。「12人の蒐集家」は短いでっせ、と北原尚彦さんに教えてもらったので購入。いつも情報をありがとうございます。
◎「大映特撮映画DVDコレクション34 ブルーバ」デアゴスティーニ(15)
 すでに観た映画です(→この記事参照)けれど、これは手元に置いておきたい。
12人の蒐集家/ティーショップ.jpg ブルーバ.jpg
 この店の2階にある古本屋が今月末で店を閉めるとのことで、先週より閉店セール実施中。
◎アンドリュー・カウフマン『銀行強盗にあって妻が縮んでしまった事件』東京創元社(13)
 なんだか面白そう。
◎黒岩涙香『非小説と人の妻』明文館書店(昭和5年)
◎黒岩涙香『人外境と巨魁来』明文館書店(昭和5年)
 それぞれ2長編の合本。この本自体は持っていませんが、『人の妻』以外の3編は別バージョンを持っています。無駄な本を買ってしまったかな。
銀行強盗にあって妻が縮んでしまった事件.jpg 黒岩涙香.jpg
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アニメ『アニマル1』


 GYAO!でアニメ『アニマル1』が配信されていることに気がつきました。この記事を書いたときに久しぶりに思い出し、観たいと思っていたアニメです。これは嬉しい。
 現在視聴できるのは第1話および第4話~第9話だけ。残念ながら第2話と第3話の配信は終わってしまったようですけれど、贅沢を言ってはいけません。
 とりあえず第1話を観ました。じわじわと内容が思い出されてきます。アニメも観ていたし、マンガも読んでいたんですよね。う~~~ん、懐かしい!
 この時代のアニメ、もっともっと配信してほしいものです。
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『日本語版〈アメージング・ストーリーズ〉のすべて』

 ゆえあって――拙ブログをお読みの方のうち何人かは、ああ、あれが原因だなと思われるでしょう。ええ、正解です――何日か前から『アメージング・ストーリーズ 日本語版』が気になっています。この叢書については、古くからのSFファンでしたらご存じでしょう。戦後間もない1950年に刊行されたSF叢書です。全7冊。
 黎明期のSF叢書のなかでも特に入手困難で、とんでもない高値で取り引きされています。私? むか~し、SFコレクター時代には3~4冊持っていましたが、コレクター廃業ととも手放し、現在、手元には1冊もありません。
 で、はっと――
日本語版〈アメージング・ストーリーズ〉のすべて.jpg そういえば去年だったか、山本弘さんがこの叢書の解説本を自費出版されたなあ。読みたいなあ。まだ在庫あるかなあ。
 問い合わせてみましたら、なんと、最後の1冊(!)が残っているとのこと。おお、ラッキー!(嬉)
 もちろん、頒けていただきました。>最後の1冊
◎山本弘『日本語版〈アメージング・ストーリーズ〉のすべて』心はいつも15才(14)
 収録作品すべての紹介に加え、図版も豊富。これは手間がかかっていますね。素晴らしい!
 じっくりと楽しませていただこうと思います。
 山本さん、ありがとうございました。
 冒頭の「ゆえ」にもつながりますが、石原藤夫さんにも感謝を。ありがとうございました。
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映画『ビッグボス BIG BOSS』


 映画『ビッグボス BIG BOSS』を観ました。1992年の東映Vシネマです。
 ふとしたきっかけで半村良原作の映画が気になり、調べたところ、この作品の存在を知ったのです。さらに調べて、原作は『女たちは泥棒』とわかりました。
 へえ、『セクシー・ぷりん 癖になりそう』(にっかつ/1981年)と同じですか。2度も映画化されているなんて知らなかったなあ。これは観なくては。――というわけです。
ビッグボス.jpg 女たちは泥棒.jpg 癖になりそう.jpg
 コメディ・タッチのコンゲーム映画。こういうの好きですねえ。とっても楽しくて、これまで知らずに過ごしてきたことを残念に思いました。
 さて、久しぶりに原作を読み返すか、あるいは久しぶりに『セクシー・ぷりん 癖になりそう』を観るか。どちらもしません、たぶん。
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訃報:小鷹信光さん

 小鷹信光さんがお亡くなりになりました。享年79。
 私にとって小鷹さんというと、アンソロジストとして大きな存在でした(→この記事参照)。あと、第1期「奇想天外」でのご活躍も印象に残っていますね。多くの名作に出会わせていただき、感謝!
 楽しい時間をありがとうございました。
 ご冥福をお祈り申し上げます。
夫と妻に捧げる犯罪.jpg ジャック・リッチーのあの手この手.jpg O・ヘンリー・ミステリー傑作選.jpg
パパイラスの舟.jpg 〈新パパイラスの舟〉と21の短篇.jpg
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「YOUCHAN'S ILLUSTRATION 2014.10-2015.9」

 先日、YOUCHANさんより「YOUCHAN'S ILLUSTRATION 2014.10-2015.9」というリーフレットを送っていただきました。トゴル・カンパニーの設立15周年を記念して作ったものとのこと。タイトルの通り、YOUCHANさんの1年間の仕事がまとめられています。
 YOUCHANさんの絵って、和むというか癒やされるというか、見ていると心が温かくなります。多くの方に好まれるのもわかりますね。
 詳細はYOUCHANさんのブログ「YOUCHAN'S ILLUSTRATION PARK ユーチャンのイラストパークをご覧ください。リーフレットのPDFファイルも公開されています。リーフレット(文庫サイズ)もいいけれど、パソコンの画面いっぱいで見るイラストもいいですよ~。ぜひぜひ。
 おっと。これも忘れちゃいけない。今年はネオ・ベムの発行物にもイラストを提供していただきました。以下の書影、右の3冊。
YOUCHAN'S ILLUSTRATION.jpg ネオ・ベム発行物.jpg
 もう、感謝感謝感謝でありますよ。
 またの機会がありましたら、よろしくお願いします。そして、(ちょっと早いけど)来年も一層のご活躍を。
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「星さんの教えに従いまして……」

 星新一公式サイトの「寄せ書き」が更新されました。今回は斎藤肇さんの「星さんの教えに従いまして……」です。これがまた、とんでもないことに挑戦されていまして……。
 ここで内容に触れるのは避けますが、実は私、事前に読ませていただいて、ぐはっ! となりました。
 ともあれ、ぜひお読みください。とんでもないです。

「誰だと思ってるんだ。斎藤さんだぞ」
            ↑
 全然関係ないけど、タイムリーなので。
(昨夜、M-1グランプリの決勝戦で、トレンディエンジェルが優勝しました)
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