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西岸良平のSF短編

 最近、気が向くと西岸良平の短編集を読んでいます。若いころはけっこう読んでいたのですが、マンガ自体を読まなくなったこともあり、すっかりご無沙汰となってしまいました。
 西岸良平の短編にはSFタッチのものも多いです、藤子・F・不二雄とはいささか趣が違いますけれど、これもまたSF(Sukoshi Fushigi)短編と言えるでしょう。ショートショートとして読めるものも少なからずあります。夢オチを多用する傾向があり、それが気にならないことはありませんが、このほのぼのとした読後感は悪くないです。
 もうしばらく読み続けたいと思います。
タイム・スクーター.jpg ヒッパルコスの海.jpg ポーラーレディ.jpg
地球最後の日.jpg 魔術師.jpg
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「潜入!悪徳ビジネス!そのカラクリ教えます!」

 TV番組『ビーバップ!ハイヒール』の「潜入!悪徳ビジネス!そのカラクリ教えます!」の回を観ました。(名古屋では12月3日深夜放送)
 番組内容は公式サイトの紹介ページ(→ここ)を参照していただくとして――
 ゲストブレーンの多田文明さん! いいですねえ。
 キャッチセールス評論家とのことで、「わざと騙され、潜入捜査する」そうですけれど、これ、「わざと」かなあ。番組を観る限り、単純に騙されやすい人としか思えないのですが……(笑)。
 番組を観ながら、ずっと梁山泊プロが頭をよぎっていました。梁山泊プロが実在したら、多田さんをスカウトに行くのではないか、なんてね。『俗物図鑑』の大ファン(→この記事参照)としては、とっても楽しかったです。
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映画『風速七十五米』


 映画『風速七十五米』を観ました。1963年の大映映画です。
風速七十五米.jpg すさまじい台風のシーンを期待して観始めたのですが、ありゃ? なんか違うぞ。
 7年ぶりに再会した旧友は、片や正義の新聞記者、片や悪に加担する青年実業家。共通の知り合いである女性も絡んで……。ネオン建設を巡る陰謀の話が展開されます。
 1時間を過ぎて、ようやく巨大台風接近の報が流れるものの、ストーリーは変わらず陰謀を巡るあれこれです。期待の台風シーンは映画の終わる10分ほど前、ようやく始まりました。暴風雨というより、もはや津波! なかなかの迫力ですけれど、短すぎて物足りません。
 台風一過。東京はずたぼろになっています。人々が復旧作業に勤しむ傍らで――
 主人公の新聞記者(宇津井健)が「風速75メートル以上の台風が絶対にやってこないと誰が断言できますか」と力強く訴えたところで映画は終わります。災害に対して想定外のことを想定して対策を立てるというのは大切なことですけれど、この映画のテーマは違うんじゃないかなあ(笑)。
 なんて書いてますが、映画自体は面白く、充分に楽しめました。
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『ハヤカワ文庫SF総解説2000』

 パソコンとの格闘で、肩や腰がばぎばぎになりました。精神的にもけっこう疲れている感じ。ちょっと新刊書店までサイクリングしてきました。
ハヤカワ文庫SF総解説2000.jpg 風速七十五米.jpg
◎早川書房編集部・編『ハヤカワ文庫SF総解説2000』早川書房(15)
 私がSFに目覚めた1970年、ハヤカワSF文庫は誕生しました。それから数年間、とにかく貪るように読みましたね。この本を眺めていると懐かしさが込み上げてきます。1976年くらいまでの刊行本はほとんど読んでいるようです(ローダン以外。ローダンは宇宙商人スプリンガーが出てきたあたりで挫折しました)。77年以降はつまみ食い。90年代以降は知らない本が多いなあ。うちには何冊くらいあるんだろ。さっぱりわからん。
◎『大映特撮映画DVDコレクション 風速七十五米』デアゴスティーニ・ジャパン(15)
 知らない映画ですが、映画通の店長に尋ねると、「面白い」とのこと。
 台風パニック映画か。竜巻や地震のパニック映画はいくつも観てきたけど、台風って観たことあったかなあ。
 無性に観たくなりました。
 次号予告には――
次号予告.jpg
 ををををを! ついに!
 取り置きをお願いしてきました。観た映画(→この記事参照)だし、特に面白くもないのですが、これは手元に置いておきたい。

 店を出て、ブックオフ2軒を覗きつつ帰宅。購入は友人用に1冊だけでした。残念ですけど、何も買う本がないよりはましです。
 ああ、すっきりした~~~。
 以上、新しいパソコンで書く初めての記事でした。
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