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『星一評傳』ほか

 今池(名古屋)に新しい古本屋ができたというので、行ってきました。ついでに、その近くの古本屋も。
◎大山惠佐『努力と信念の世界人 星一評傳』共和書房(49)
 できれば函付きが欲しいですが、贅沢を言ってはいけません。
◎飯沢匡『日本陥没』宝文舘・ラジオ・ドラマ・新書(55)
 ゆる~~~く探していました。
星一評傳.jpg 日本陥没.jpg
◎月刊マンガ少年・臨時増刊「TVアニメの世界」朝日ソノラマ(77)
 これも、ゆる~~~く探していました。
TVアニメの世界.jpg
 ほか、100円の文庫本も買いましたが省略。
 嬉しい本が買え、いい日でした。
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映画『ナイト・フロム・ザ・フューチャー』

 映画『ナイト・フロム・ザ・フューチャー 時空を越えた騎士』(1995年)を観ました。原作はマーク・トウェイン『アーサー王宮廷のヤンキー』です。
 トウェインというと『トム・ソーヤーの冒険』や『ハックルベリー・フィンの冒険』が有名と思いますが、実は私、トウェインで最も好きなのは『王子と乞食』で、2番目が短編「恐ろしき、悲惨きわまる中世のロマンス」、そして3番目がこの『アーサー王宮廷のヤンキー』なんですよね。
 主人公(アメリカ人)はタイムスリップによって6世紀のイギリス(騎士の時代)に飛ばされます。ここは小説と同じですが、小説の主人公は19世紀末の社会人、映画の主人公は20世紀末の高校生。主人公の設定が大きく違い、となれば当然、ストーリーも違ってくるわけです。小説を読んだのは大昔(たぶん1970年代後半)なのでよく覚えていないのですが――
『アーサー王宮廷のヤンキー』って、こんなストーリーだっけ?
 って感じでした。
 まあ、原作に忠実かどうかはともかく、私は現代人が過去にタイムスリップをして、現代の知識や技術を使って無双する話(この映画では、そこまで無双はしませんけれど)が大好きですから、楽しめました。
アーサー王宮廷のヤンキー(ハヤカワ文庫NV).jpg アーサー王宮廷のヤンキー(創元推理文庫).jpg
◎マーク・トゥウェイン『アーサー王宮廷のヤンキー』ハヤカワ文庫NV(76)
◎マーク・トウェイン『アーサー王宮廷のヤンキー』創元推理文庫(76)
 ハヤカワ文庫NV版(抄訳)は360ページ、380円。
 創元推理文庫版(完訳)は568ページ、480円。
 時代を感じます。
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映画『巨大カニ怪獣の襲撃』

 映画『巨大カニ怪獣の襲撃』(1957年)を観ました。放射能によって巨大化し、テレパシー能力を持つようになったカニの登場するモンスター・パニック映画です。
 62分という短い作品なのに、なかなかカニが現れず、やきもき。まったく姿を現さないわけではないんですが、チラ見せ程度なんですよね。正直、いささか退屈な時間が流れます。
 開始40分で、ようやくカニの全身が拝めたかと思うと、そこからは一気にヒートアップ。あれよあれよとエンディングへ。楽しく観終わることができました。
 いや、それにしても……。やはりカニの顔ですね。どうしてこんな造形にしたんでしょ。可愛い目を見ると、笑みがこぼれてしまいます(笑)。
巨大カニ怪獣の襲撃.jpg
巨大カニ怪獣の襲撃(あらすじ).jpg
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『改訂新版 筒井康隆はこう読め』ほか

◎平岡正明『改訂新版 筒井康隆はこう読め』ビレッジセンター出版局(95)
 800ページの大著。めちゃ重いです。
◎松谷みよ子『あの世からのことづて』ちくま文庫(88)
 帯に――
>あの世とこの世の境から引き返した人の、世にも不思議な話62篇。
改訂新版 筒井康隆はこう読め.jpg あの世からのことづて.jpg
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TVドラマ『逃亡者おりん2』

 昨夜、TVドラマ『逃亡者(のがれもの)おりん2』を観始めました。2012年の放送。30分枠の番組で全11話です。
『逃亡者(のがれもの)おりん』(2006~07年放送)は、言ってしまえば抜け忍の逃亡劇なんですが、その背後には幕府存亡に関わる巨大な陰謀が渦巻いていました。私好みの設定で、充分に楽しませてもらいました。さて、2は?
 昨夜は5話まで観ました。まだ途中ですから定かではありませんが、農民一揆の鍵となる念書がおりんに託され、それを狙う忍び軍団に追われる、という話のようです。1と比べれば小粒ですが、おりんの魅力は健在。楽しく観ています。
 それにしてもこのドラマ、人が死ぬなあ。おりんに関わった人々の多くが命を失います。ほんと、容赦ない。

【追記】
 ふと、このドラマには(昨年、思い切りハマった)『山河令』や『子連れ狼』の要素がふんだんにちりばめられていることに気がつきました。特に1。こういう系統の話、好きですねえ。
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