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黒い本

 お正月になると必ず頭に「和尚がTwo」という言葉が浮かんでしまいます。強烈にインプットされちゃっているんですね(苦笑)。
 あ、そうだ。ついでに書いておきましょう。元日=元旦と思っている人が多いようですが、違います。元旦というのは元日の朝のことなんですね。「元旦の夜」とか、よく耳にしますが、そんなのは有り得ません。――以上、豆知識でした(笑)。

 さて。
 元日に緑川聖司『ついてくる怪談 黒い本』ポプラポケット文庫(10)を買いました。この本でも飯野文彦『「超」怖い物語 黒い本』竹書房文庫(07)でも、「黒い本」=「呪われた本」です。
 しかし、「黒い本」と聞いて私が即座に連想するのは「古書」――古本(セコハン本)ではなくて、発行年代の古い本なんですね。明確な決まりがあるわけではありませんが、おおむね昭和20年代半ば以前に発行された本ということになるでしょうか。
 実際には黒いわけではないのですが、古い本には黒っぽいイメージが横溢しています。
“論より証拠”ではなくて、“百聞は一見に如かず”。――ということで、ちょっと恥ずかしいですが、うちの「黒い本」コーナーをご覧に入れることにしました。ショートショート関連の本(要するに短編集)を集めてあるあたりです。
黒い本棚.JPG
 汚いですねえ(笑)。興味のない方にはゴミにしか見えないでしょうけれど、私にとっては貴重な資料です。
 必要な本はまだまだたくさんあります。今年は何をゲットできるでしょうか。

フューチャーメン出動せよ!.jpg と、記事をアップする準備をしていたら、郵便受けに何かが投函される音が聞こえました。
 届いたのは、野田昌宏『フューチャーメン出動せよ!』宇宙軍参謀本部(10)でした(この記事参照)。
 ハヤカワ文庫そのまんまの装丁ですね(嬉)。さっそくパラパラと目を通し――
 う~~ん、素晴らしい! ありがたくて、涙が出そうになる本です。

 通販が開始されています。興味のある方は、こちらをご覧ください。
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