『歳月パラパラ』
眉村卓『歳月パラパラ』出版芸術社(14)を読みました。エッセイ集です。
大昔の想い出をつづったエッセイと最近の思いなどを書いたエッセイが(特に統一性はないようですが)バランスよく並べられています。
もちろん眉村さん独特の“ものの見方”も楽しいですけれども、SFファンとしては、眉村さんが小説を書き始めたころの想い出話――「社宅入りと『宇宙塵』の勧誘」や「『燃える傾斜』を書いた頃」などが興味深かったです。あと、アイデアに関する考察とか。
半村良や福島正実など、SF黎明期のSF仲間たちとの交遊エピソードも楽しいです。こういうのを読むと、眉村さんに日本SF界の通史になるような自伝を書いてほしいと思うのですが……。
眉村卓のエッセイ集リストは以前にアップしました。→ここ
大昔の想い出をつづったエッセイと最近の思いなどを書いたエッセイが(特に統一性はないようですが)バランスよく並べられています。
もちろん眉村さん独特の“ものの見方”も楽しいですけれども、SFファンとしては、眉村さんが小説を書き始めたころの想い出話――「社宅入りと『宇宙塵』の勧誘」や「『燃える傾斜』を書いた頃」などが興味深かったです。あと、アイデアに関する考察とか。
半村良や福島正実など、SF黎明期のSF仲間たちとの交遊エピソードも楽しいです。こういうのを読むと、眉村さんに日本SF界の通史になるような自伝を書いてほしいと思うのですが……。
眉村卓のエッセイ集リストは以前にアップしました。→ここ
2014-08-06 19:05
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