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映画『ミイラの復活』『ミイラの墓場』

 ホラー映画の古典的モンスター(怪人)といえば、ドラキュラ(ヴァンパイア)、狼男、フランケンシュタインの怪物がトップ3を占め、それに続くのはミイラ男でしょうか。
 ヴァンパイア映画、腐るほど観ています。狼男映画もかなり。フランケンシュタイン映画はあんまり観てないかな。で、ミイラ映画はほとんど観ていないような気がします。といって、嫌いなわけではなくて、たとえば――
ミイラ再生.jpg ハムナプトラ.jpg ハムナプトラ2.jpg ハムナプトラ3.jpg
アタック・ザ・マミー.jpg プレスリーVSミイラ男.jpg レジェンド・オブ・タイタンズ.jpg 王女テラの棺.jpg
『ミイラ再生』、『ハムナプトラ』3部作、『アタック・ザ・マミー』『プレスリーVSミイラ男』『レジェンド・オブ・タイタンズ』『王女テラの棺』。――それぞれタイプは違いますが、どれも楽しめました。
 なかでも好きなのは『ハムナプトラ』シリーズです。特に第1作は大好きで、何度も観ています。この作品は『ミイラ再生』(1932年)のリメイクなんですよね。私の場合、そんなことは知らずに『ハムナプトラ』を観て、すいぶん経ってから『ミイラ再生』を観ました。そのときは両者の関係に気がつかず(苦笑)、あとで関係を知り、「ああ、そうだったんだ~」となったのでした。
 以下、『ミイラ再生』の予告編です。まさにミイラ映画の原点。ご覧になっていない方はぜひ。

 ということで、本題です。
 先日買ったDVDボックス『ドラキュラVSミイラ男』にはヴァンパイア映画5本、ミイラ映画5本が収録されています。ちょっと考えて、先にミイラ映画を観ることにしました。『ミイラ再生』は観たことがあるのでパスして、それ以外の作品を。
 作られた順番ということで、まずは『ミイラの復活』(1940年)です。

 期待以上に面白く、大満足。67分というコンパクトな時間も嬉しい。ミイラ映画、面白いなあ。
 はたと思えば――
 日本のTVドラマ『恐怖のミイラ』は明らかにこういった古いミイラ映画――『ミイラ再生』や『ミイラの復活』の影響を大きく受けています。原作の高垣眸、ミイラ映画が好きだったんでしょうね。そんなことを想像すると、楽しくなってしまいます。
 その勢いのまま、引き続いて『ミイラの墓場』(1942年)を観ました。『ミイラの復活』の続編――30年後の話です。

 あやややや。
 61分という、昨今の映画では考えられない長さの作品でありながら、冒頭の10分あまりを前作の紹介(要するにフィルムの使い回し)に費やす始末。ようやく始まった物語は凡庸だし、すぐに終わっちゃうし……。まあ、時代を考えれば許容範囲なのかもしれませんが、『ミイラ再生』や『ミイラの復活』が面白かっただけに、肩透かしを食わされた気分でした。
 残るミイラ映画は『執念のミイラ』(1944年)、『ミイラの呪い』(1944年)です。ちょっと間を置いたほうがいいかな。
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