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『太陽の東 月の西』

 子どものころに読み、すごく面白かった印象は残っているんだけど、タイトルは忘れちゃったし、内容もうろ覚え。――誰でも、そんな小説がひとつやふたつはあると思います(この記事のコメント欄参照)。
 もちろん、私にもあります。たとえば、以下の1冊。

 14~15年前でしょうか。パソコン通信の某掲示板に――
 読みたいけれど、タイトルが思い出せない。キーワードは“太陽の東、月の西”。
 というようなことを書き込んだところ、すぐに石原藤夫さんから、「そのものズバリ、『太陽の東 月の西』という本があります」とレスをいただきました。
 岩波少年文庫に収録されているアスビョルンセン編のノルウェイ民話集『太陽の東 月の西』とのこと。
 キーワードではなくて、タイトルだったとは……。ありゃりゃ、です。ちゃんと調べれば、自力で解決できましたね。お手数かけまして、申しわけありませんでした。>石原さん
 さっそく図書館で借りて、読みました。記憶に残っている印象ほどは面白くありませんでしたが、それでも長年の疑問が解消して、大満足したものです。
太陽の東月の西.jpg 太陽の東月の西(改).jpg
 その後、ショートショートの資料を求めて古本屋を回るようになりまして……。
 現在、うちには岩波少年文庫の初刊本(初版は58年)と改版本(86年に改版)があります。
 カイ・ニールセン画の新書館版(79)もあり、できれば入手したいと思っていますが、お値段が……(涙)。
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