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藤井青銅の変な本

 最近、私のなかでは藤井青銅がプチ・ブームになっています。〈星新一ショートショート・コンテスト〉第1回の入選者にして、小説家、放送作家。(著作リストはこちら
文筆家ヒエラルキー.JPG 小説だけではなくて、変な本(笑)もたくさん出していまして、現在のプチ・ブームは変な本のほうです。

〔み~んながやってる〕宇宙の法則』徳間書店(91)
『宇宙の法則Ⅱ 3Dステレオコラム集』徳間書店(93)
 この2冊は藤井青銅版『パーキンソンの法則』です。文筆家ヒエラルキーなんてのも掲載されていて(Ⅱの211ページ)、う~~~ん、そうだったのか(笑)。

『TV・マスコミ「ことば」の真相』メディアファクトリー(01)
 実際に手に取るまではコラム集と思っていましたが、あらら、辞典だったのですね。現代日本のマスコミを対象にした『悪魔の辞典』と言ったところでしょうか。テレビのドラマやバラエティ番組、あるいはマスコミ報道に対して、私もしょっちゅう突っ込みを入れますが、この本は見事にそれを代弁してくれています。

『団地になった男 図らずも歴史に名を残した だいたい60人の男とほぼ5人の女の物語』朝日文庫(02)
 この本、『団地になった男』というタイトルだけを見ると、ショートショート集っぽいですが、そうではなくて雑学本です。人名に由来する言葉をずらららら~~~~と。「サンドイッチはサンドイッチ伯爵に由来する」なんてのは有名ですね。そんな言葉を集め、由来を詳細に解説しています。 
宇宙の法則.jpg 宇宙の法則Ⅱ.jpg TV・マスコミ「ことば」の真相.jpg 団地になった男.jpg
 オリジナリティという点では物足りませんが、いずれの本も藤井青銅ならではの視点で書かれていて、非常に楽しいです。
 このプチ・ブーム、もうしばらく続くかな。
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