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森下一仁、神林長平のショートショート集

 もはや記憶は曖昧なのですが、SF専門誌「奇想天外」の発売日は毎月25日ではなかったか、と……。
 私が作家デビューしたのは、その「奇想天外」の1979年12月号――おそらく、ちょうど30年前の今日、発売された号です。
 え~、つまり今日は、私のデビュー30周年になるわけです。なんだか不思議な感慨を覚えます。

 同じ年、何人かのSF作家がデビューしました。もちろん、私以外にもショートショート集を出している作家がいます。岬兄悟、森下一仁、神林長平。
 私に関しては「ショートショートと私」に、岬兄悟に関しては「岬兄悟のショートショート集」に書きました。ほかの2人のショートショート集を紹介します。

◆森下一仁のショートショート集
『夢の咲く街』集英社文庫コバルトシリーズ(86)
『平成ゲマン語辞典』双葉社(92)
◆神林長平のショートショート集
『麦撃機の飛ぶ空』ヒヨコ舎(04)
夢の咲く街.JPG 平成ゲマン語辞典.JPG 麦撃機の飛ぶ空.JPG

 あのころの新人SF作家たち、みんなショートショートを書いていましたねえ。懐かしい時代です。
コメント(2) 

コメント 2

森下一仁

1日遅れですが、テビュー30周年おめでとうございます。

私も同様なのですが、この30年が人生の表舞台ということになるのでしょうかねえ。ま、お互い、もう少し頑張りましょう!

ショートショート集を紹介して下さり、ありがとうございます。どうもきちんとしたものか書けず、お恥ずかしいしだいです。
by 森下一仁 (2009-10-26 10:30) 

高井 信

 森下さん、いらっしゃいませ。
 お祝いコメントをありがとうございます。森下さんも、おめでとうございます。――って、実は、何がめでたいのか、よくわからないのですが(笑)、30年というのは長い年月であることは確かですね。
 森下さんにはデビュー直後くらいからお付き合いいただいていますから、これまた長いです。
>ま、お互い、もう少し頑張りましょう!
 は~い。
 これからもよろしくお願いします。

 森下さんのショートショートでは、野良オヤジの話(『平成ゲマン語辞典』に収録の「オヤジ」)が、もうずいぶん昔に読んだきりなんですが、強く印象に残っています。こういうの、大好きです。
by 高井 信 (2009-10-26 12:12) 

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