映画『ネオン太平記』
映画『経営学入門 ネオン太平記』を観ました。1968年の作品。
風俗業界(アルサロ)を舞台にした映画なんですが、1968年って、私はまだ小学生。アルサロなんて、言葉を聞いたことがあるくらいで、実感は湧きません。ピンと来ないままにエンドロールを見ることになってしまいました。
といって、楽しめなかったかというと、そうではありません。ちょい役が無駄に豪華なんですよね。開始早々、桂米朝と小松左京がアルサロに遊びに来るし、終盤には野坂昭如がテレビ番組の司会者として登場。そのほか、渥美清や三國連太郎も……。いやもう、当たり前ですが、皆さん若い! ほんわかと楽しませてもらいました。
2020-11-18 21:06
コメント(6)
タイトルバックに登場するおふたりの役柄は医療機器セールスマン(桂米朝)と産婦人科医(小松左京)ですね。
6時までに入ればビール100円で、呑んで触って、200円払って「さあ行こ」「ケチッ!」
米朝師匠30代の貴重な映像です。
by 堀 晃 (2020-11-19 09:57)
堀さん、ご教示をありがとうございます。おふたりの役柄、まったく気がつきませんでした。というか、気にもしませんでした。
おふたりとも30代。若いです!
by 高井 信 (2020-11-19 12:31)
当時ラジオ番組(「題名のない番組」だったか)で小松さんが「産婦人科の医者で、(アルサロで)飲み逃げする役やねん」と話されていて、その映画を観たいなぁと思っていました。
正確には、飲み逃げではなかったけれど。
しかし「アルサロ」という言葉も、今や死語ではないでしょうか。
by 山本孝一 (2020-11-19 18:46)
へえ、ラジオで。しかし「当時」って……。山本さんの記憶力にはいつも驚かされます。
記事本文にも書きましたが、私も「アルサロ」、かろうじて言葉を知っているだけです。若い方は聞いたこともないでしょうね。
by 高井 信 (2020-11-19 19:39)
あ、間違いました。
米朝師匠43歳、小松左京36、7歳の映像ですね。
山本さんおっしゃる通り、当時「題なし」で話題にされてました。さすがに学生時代に100円でもあの大劇サロンには行けませんでしたね。
by 堀 晃 (2020-11-19 21:45)
あ、そうでしたか。なんとなくですが、米朝さんと小松さん、同年代かなと思っていました。いずれにしても、お若い。貴重な映像だと思います。
そういえば、小松さんが動いている(笑)のを初めて見たのは映画『日本沈没』だったような気がします。高校生のとき。
by 高井 信 (2020-11-20 07:05)