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『超短篇小説序論』

 今朝、ネット・サーフィンしていて、目に飛びこんできたイチローの言葉。
「何年かプロでレギュラーをやっていると(野球が)難しくなってくる。難しさだけが感触として残っていく。それがメンタルをむしばむというか、そういうことを体験する」
 うわあ。野球と小説は違うし、もちろんレベルも違うけれど、わかるような気がするなあ。
 胸に響きました。

 さて、本題です。
 昨夜、ふとしたことで中国の微型小説(ま、ショートショートですね)に思いが及びました。何気なくネット検索してみたら――
◎渡邊晴夫『超短篇小説序論―中国的微型小説与日本的掌篇、Short-short』DTP出版/2009年12月
 へえ。こんな本が出てたのか。知らなかったな。
 同じ著者の『超短編小説序論 中国の微型小説と日本の掌篇、ショートショート』白帝社(00)は持っています。ショートショート研究の貴重な資料です。(集英社新書『ショートショートの世界』にも、ちらっと書名を挙げています。66ページ)
 これの再刊かなあ。だとしても、こういう本は手元に置いておきたいなあ。もしかしたら増補されているかもしれないし。
 迷わずネット注文し、一夜が明けました。で、なんとなく詳細検索。
 あ、やっぱり白帝社版の再刊だったか(ちょっぴり残念)。おお、増補されているのか(嬉しい)。――と、ここまでは想定内でした。ところが!
 うぎゃ。もしかして、これ、中国語訳? よ、読めない……。
 ボーゼンとしております。いやまあ、それでも、手元にあれば嬉しい本ではあるので、よしとしましょう。こうしてブログのネタにもなりましたし(苦笑)。
 本が届いたら、この記事に【追記】を書きます。
超短編小説序論.jpg 中国幻想ものがたり.jpg 中国科学幻想文学館.jpg
 白帝社版を書棚から取り出してきました。ついでに、そのへんに並んでいた本も。
◎井波律子『中国幻想ものがたり』大修館書店・あじあブックス(00)
◎武田雅哉+林久之『中国科学幻想文学館(上下)』大修館書店・あじあブックス(01)
 いずれも、まさに労作・名著であります。
超短篇小説序論.jpg
【追記】10月3日
 届きました。思いっ切り漢字が並んでおります(苦笑)。
 読めませんけれど、人名くらいはわかります。日本語版では「都筑道夫」が「都築道夫」となっていて、気になっていました。確認したところ、「都筑道夫」と訂正されていて、ほっ。
 この本のこと、『日本ショートショート出版史』に付け加えました。
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