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映画『執念のミイラ』『ミイラの呪い』

 昨日の記事で――
> 残るミイラ映画は『執念のミイラ』(1944年)、『ミイラの呪い』(1944年)です。ちょっと間を置いたほうがいいかな。
 と書きましたが、間をあけたら永久に放置しそうな気がして――しかもその公算が大きいような気がして(笑)、観ることにしました。
 ということで、まずは『執念のミイラ』(1944年)。

 仕切り直しかと思ったら、『ミイラの墓場』を受けたストーリーでした。前作と比べると、少しは持ち直しているかな。ストーリーもさほど悪くはないし、何より最後! まさかこんな結末が待っていようとは……。
 驚きの余韻に浸りつつ、引き続いて『ミイラの呪い』(1944年)。

 シリーズの掉尾を飾る本作。『執念のミイラ』から25年後の話です。
 ミイラの由来について語るシーンでは、またもフィルムの使い回しを延々と……。「もうわかった」と言いたくなります(笑)。まあ、ビデオもDVDもない時代の映画ですから、シリーズをまとめて観る人など想定していないのでしょうけれど。
 今回もストーリー展開は悪くなかったですし、最後は(一応の)大団円を迎えました。これで私も心おきなくミイラから離れることができます。
 正直、さすがにミイラに食傷気味だったんですよね。しかしまあ、毒を食らわば皿まで。――違うか(笑)。最後まで頑張って観ました。
 ちなみに、『執念のミイラ』も『ミイラの呪い』も60分です。で、このDVDボックスに収録されているミイラ映画5作、すべてを合わせても321分。5時間ちょっとです。
 大作映画となれば2時間超が当たり前の昨今、この短さは新鮮でありました。
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