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訃報:レイ・ハリーハウゼン

 つい先ほど、喜多哲士さんのブログで、レイ・ハリーハウゼンの逝去を知りました。享年92。大往生ですね。
 思い返せば今年の1月、『シンドバッド7回目の航海』『タイタンの戦い』を観ました。どちらも超久しぶりの再鑑賞です。その数ヶ月後の悲報……。もちろん偶然ではありましょうけれど、なんとも言えない気分に陥ります。
 レイ・ハリーハウゼンとレイ・ブラッドベリ(ふたりのレイ)は高校時代からの親友だったとのこと。昨年6月に他界したブラッドベリに続き、今度はハリーハウゼン……。天国での再会を祈らずにはいられません。
 そういえば……。ハリーハウゼンのデビュー作『原子怪獣現わる』(1953年)はレイ・ブラッドベリの短編「霧笛」が原作でしたねえ。どこが原作? というツッコミはさておき、楽しく観たことを思い出します。DVDには確か、ふたりのレイの対談が収録されていました。お互いを見る、嬉しそうな顔! 映画本編よりもこちらのほうが強く印象に残っています。

 ご冥福をお祈りいたします。
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コメント 2

山本孝一

私もさきほどアメリカの本屋Bud Plantから届いたメールで知りました。
別冊奇想天外「レイ・ブラッドベリ大全集」の「レイ・ブラッドベリ年譜」の1947年の項を見ると
「9月27日、ブラッドベリはマーガリートと結婚する。
花婿の付添人は、レイ・ハリーハウゼン」
とあります。
ブラッドベリとは最期まで仲が良かったのでしょうなぁ。
私が好きなのは「世紀の謎・空飛ぶ円盤地球を襲撃す」(1956)の円盤。いかにも「空飛ぶ円盤でございます」という造形でたまりません。
ご冥福をお祈りいたします。
by 山本孝一 (2013-05-11 08:49) 

高井 信

 75年くらいの付き合いになるんですね。気が遠くなるような年月です。山本さんと私との付き合い、まだその半分にも達していません。

 だいぶ前、NHK-BSでハリーハウゼンの作品が連続放映されたことがありました。
 すべてを録画したか定かではありませんが、うちには以下の録画が残っています。
『シンドバッド~』全3作、『アルゴ探検隊の大冒険』『ガリバーの大冒険』『SF巨大生物の島』『世紀の謎 空飛ぶ円盤地球を襲撃す』『地球へ2千万マイル』、そしてドキュメンタリー『特撮映画の開拓者 レイ・ハリーハウゼンのすべて』。
 う~~~ん、追悼映画大会を開きたくなってきました。もちろん自宅で個人的に、ですが。
by 高井 信 (2013-05-11 09:27) 

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