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『ロストワールド私家版』

 手塚治虫記念館の「星新一展~2人のパイオニア~」に行って以来、何かにつけて手塚治虫が気になっています。
 昨日、『ロストワールド私家版』講談社・手塚治虫文庫全集(10)を読みました。初読です。
ロストワールド私家版.jpg 解説(森晴路)には――
> この「ロストワールド私家版」は、手塚治虫が'46年1月に
>「マアチャンの日記帳」でプロのマンガ家としてデビューする
>前、'45(昭和20)年16歳のときに執筆した作品である。
 と書かれています。言わば習作ですね。
 昭和20年って、終戦の年ではありませんか。現在の目で見れば、物足りない点は多々ありますけれど、あの時代に16歳でこんな作品を描いた手塚治虫、その凄さを再認識しました。
 のちに出版された『ロストワールド』は、『メトロポリス』『来るべき世界』とともに、〈手塚治虫の初期SF三部作〉と言われているそうです。
 3作とも手塚治虫漫画全集版(講談社)で読みました。もうずいぶん昔ですね。
 本の奥付を見ると、『来るべき世界①』は1977年、『来るべき世界②』は1978年、『メトロポリス』は1979年、『ロストワールド』は1982年の発行となっています。
 30年ぶりに再読してみようかしらん。
来るべき世界①.jpg 来るべき世界②.jpg メトロポリス.jpg ロストワールド.jpg
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