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映画『アメリカン・シビル・ウォー』

 映画『アメリカン・シビル・ウォー』を観ました。アンブローズ・ビアスの短編「ある将校」「良心の問題」「アウル・クリーク橋の事件」を原作とするオムニバス映画です。
アメリカン・シビル・ウォー.jpg 2006年のアメリカ映画なんですが、映像は古めかしく、それがプラスに作用しています。で、やはり何と言っても最後の「アウル・クリーク橋の事件」ですね。ショートショートの超傑作! 小説を初めて読んだときには、ラストで「ぎゃっ!」と声を上げそうになりました。原作を読んでいなければ、映画でも「ぎゃっ!」となったでしょう。ほんと、この結末には無条件降伏です。
 余談ながら、DVDのジャケットには「戦争アクション映画の新境地!!」なんて書かれています。――アクション映画!? 違うでしょう(笑)。
コメント(3) 

コメント 3

山本孝一

「アウル・クリーク橋の事件」って、昔、「ふくろうの河」の題名で短編映画になった、あの話ですね。
ロッド・サーリングが買いとって、「ミステリーゾーン」の一編として放映されたはずです。
「ミステリーゾーン」がレーザーディスクになったときに見ましたが、結末は衝撃的でした。

>「戦争アクション映画の新境地!!」
中身を見ずにキャッチコピーを書いたのでしょうか。
キャプテン・フューチャーを「哲学的SF」というのと変わりませんなぁ。

by 山本孝一 (2011-01-20 21:09) 

高井 信

 そうです、そうです。>「ふくろうの河」
 実は私、「ふくろうの河」は観てないんですよね。いつか機会があれば観たいと思っています。
>中身を見ずにキャッチコピーを書いたのでしょうか。
 まあ、DVDのジャケットでは、よくある話ですね(笑)。
by 高井 信 (2011-01-21 07:03) 

高井 信

 GYAO!にて『アメリカン・シビル・ウォー』が配信されていることに気がつきました。
http://gyao.yahoo.co.jp/player/00938/v00036/v0000000000000000075/
 配信期間は来年1月4日までです。
 ご覧になってない方は、ぜひ。
by 高井 信 (2014-12-19 21:02) 

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