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『ヤン・シュヴァンクマイエル短篇集』

『ヤン・シュヴァンクマイエル短篇集』を観ました。ある方が「これ、面白いよ~」とDVDを貸してくれたのです。シュヴァンクマイエルなんて聞いたこともない名前ですが、チェコのアニメ作家とのこと。まあ、とにかく観てみようかと。
ヤン・シュヴァンクマイエル短篇集.jpg このDVDには計8本の作品が収録されていますが、最後の「プラハからのものがたり」は作者へのインタビューと作品紹介や制作風景ですから、実質的には7本です。短いものは24秒、長くても17分(これは3本のオムニバス)。
 いやあ、楽しかったですね。作品の基本は実写とクレイ・アニメの合成で、セリフはほとんどありません。そんななかで、シュールでグロテスクで悪夢のような妄想世界が展開されます。それにブラック・ユーモアと風刺。シナリオもよく練られています。
 こういうの、好きですねえ。奇妙な世界を充分に堪能しました。
 あと2枚、シュヴァンクマイエル作品のDVDを貸してもらい、これも楽しみなのですが、続けて観るものではないですね。ゲップが出ます(笑)。
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