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奥成達の怪談集

 先日の記事「ジョークのショートショート化」の補足です。
 ショートショート「占い」の元となったジョークの掲載されていた本ですが、『怪談のいたずら2』ではなくて、奥成達『怪談の仕掛人 ヒンヤリの恐怖を楽しむ』KKベストセラーズ・ワニの本(89)だったかもしれません。まあ、『怪談のいたずら2』は『怪談の仕掛人』の再刊本(少しだけ内容変更あり)ですから、どちらでもいいようなものですけれど……。
 ショートショート化したのは5~6年前でしょうか。どの本を読んだのか、よく覚えていないのです。すみません。

 書庫を眺めて、目についた奥成達の著作を取り出してみました。
◎奥成達『怪談のいたずら ゾーッとさせて楽しむ』KKベストセラーズ・ワニの本(77)/KKベストセラーズ・ワニ文庫(88)
◎奥成達『怪談の仕掛人 ヒンヤリの恐怖を楽しむ』KKベストセラーズ・ワニの本(89)/『怪談のいたずら2 ヒンヤリの恐怖を楽しむ本』KKベストセラーズ・ワニ文庫(90)
怪談のいたずら.JPG 怪談のいたずら(文庫).JPG 怪談の仕掛人.JPG 怪談のいたずら2.JPG
◎奥成達とその仲間『通勤電車で愉しむ! 退屈しのぎの笑える話』青春出版社・青春BEST文庫(94)
◎奥成達とフランケンシュタインズ『怪談50連発! 子どもの読めない童話』KKベストセラーズ・ワニ文庫(95)
退屈しのぎの笑える話.JPG 子どもの読めない童話.JPG
『退屈しのぎの笑える本』以外は怪談集なんですが、奥成達の作品にはユーモラスなものが多く、読者を怖がらせるというイメージは薄いです。で、オチがついていたりしますし、どれも短いですし……。おおっ、これはショートショートではありませんか。(誤解のないよう書き添えておきますと、「ジョークのショートショート化」で採り上げたのは付録的に挿入されていたジョークのひとつで、ほかの多くの作品は小説としての体をなしています)
『退屈しのぎの笑える本』では本領発揮で、ユーモア(というかギャグ)満載です。表紙には“乗り越し注意! 抱腹絶倒のショートショート劇場”とあり、1~3ページの作品が大量に(数える気にもならないほど)収録されています。
 要チェックですね。>奥成達

 書棚を見渡すと、同種の本がたくさん目につきます。古本屋で見かけると購入し、いつの間にか溜まってしまったものです。
 これらもショートショートであるか否か判断し、きっちりと分類しないといけないんでしょうね。けっこう大変な作業です。
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