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映画『黒い蠍』

 映画『黒い蠍』を観ました。製作は1957年。おお、私が生まれた年ではありませんか。
“レイ・ハリーハウゼンの師匠ウィルス・H・オブライエンが特撮を担当したSFモンスター映画、幻の傑作!”だそうで……。ハリーハウゼンの特撮映画、好きですねえ。『アルゴ探検隊の大冒険』とか『シンドバッド』のシリーズとか、何度も観ました。いつだったか、NHK-BSでハリーハウゼンの映画を一挙に放映したことがあって、すべて録画したくらいです。
黒い蠍.jpg しかし、オブライエンの映画というと……。ちゃんと記憶に残っているのは『キングコング』だけです。
 ということで、『黒い蠍』です。巨大サソリが暴れ回る映画で、SFモンスター映画というより怪獣映画ですね。ストーリーは今ひとつでしたが、サソリには楽しませてもらいました。
 あ、そうそう。ジャケットの絵ですが……。ヘタクソな絵だなあと思っていたんですが、映画に出てくるサソリ、正面から見ると、まさにジャケットそのまんま。何とも言えずヒョーキンです。顔の正面アップも多く、そのたびに笑みがこぼれてしまいました。正面の顔以外はカッコいいんですけどね。>サソリ
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