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『SF雑誌 99の謎』特装版

 森田裕さんがとんでもないものを作ってくれました。
 先月末に私が発行した岡田正也『SF雑誌 99の謎』ネオ・ベム(14)の特装版(限定3部)です。
 なんとA5判のハードカバー! ともあれ、比較画像をご覧ください。
 上段・左が文庫版、右が軽装版(B6判/中綴じ冊子)。
 下段・左が特装版(A5判/ハードカバー)、中央が本体(布クロス装)。右が文庫と特装版の背です。高さはもちろん厚さも全然違いますが、特装版の製作には私がお送りした版下を使っていますので、割付けは文庫版と全く同じです。
各種.jpg
 いやあ、本当に素晴らしい。このまま書店に並べても、違和感を覚える人はいないのではないでしょうか。それほどの出来です。
 森田さん、ありがとうございました!
コメント(8) 

コメント 8

北原尚彦

ぎゃーっ!
これは凄い、というか本当に素晴らしいですね。
by 北原尚彦 (2014-04-22 15:23) 

高井 信

 私も現物を手にした途端、ぎゃーっ! となりました。まさか森田さんがこんな特技をお持ちとは……。
 驚愕、感嘆、感動、感銘、歓喜、感謝、であります。
by 高井 信 (2014-04-22 18:06) 

森田 裕

お褒めいただき恐縮です。ただの初心者です。初めに作ったものが一番出来が良いといいますから。

限定版の出来からすると、高井さんが作れば、多分もっと良いものが出来ます。
by 森田 裕 (2014-04-22 19:16) 

広島保生

はじめまして。
しばらく前から、こちらのブログを拝見しております、広島保生と申します。岡山県在住のSFファンで、何かのファンジンをキーワードにしてこちらにたどり着き、以来、興味深く拝読させていただいております。

海外SFファンですが、新しいものより古いものが好きで、この記事にあるような本は、まさにストライクど真ん中の好物です。

中身が読めないのが、大変残念です。

またお邪魔するかと思いますが、よろしくお願いいたします。
by 広島保生 (2014-04-22 19:31) 

高井 信

 森田さん、本当にありがとうございました。
 お世辞抜きで素晴らしいと思います。私も上製本を作ってみたい気持ちがないこともないのですが、見るからに面倒臭そうで(笑)、手を出しかねています。凝り性なので、ハマったら恐いということも。
by 高井 信 (2014-04-22 21:23) 

高井 信

 広島さん、いらっしゃいませ。
 森田さんからお名前は伺っています。
>中身が読めないのが、大変残念です。
 過去記事を読まれればわかりますが、もともと限定版や非売品にする気はなかったのですよ。ただ、記事で希望者を募っても反応が皆無に近くて、それならもう内輪向けに作ろうと思ったわけです。
 悪しからず、ご了承くださいね。
 それでも結局、文庫版、軽装版、特装版を合わせて30部以上が発行されているんですよ。手作りファンジンとしては普通では?

by 高井 信 (2014-04-22 21:33) 

山本孝一

森田裕さんといえばレイ・ブラッドベリファンで、SFアートにも詳しく頼りになる方ですが、このような技をお持ちだったとは。
ずいぶん前に私も手作り製本をやってみたいと思ったことがありますが、資料を取り寄せただけで不器用な私にはダメだとあきらめました。
このような豪華な本はとても無理ですが、市販の文庫本をバラして自分だけのハードカバー本にしてみたいという夢は今でもあります。
うーん、挑戦してみたくなりますねぇ。

by 山本孝一 (2014-04-22 23:44) 

高井 信

 私は昨年、豆本を作りたいなあと思って、『はじめての豆本』という本(豆本4冊分の材料付き)を買ったのですが、ざっと眺めただけで――めんどくせ~~~。
 結局、そのまんま放置してあります(苦笑)。
http://short-short.blog.so-net.ne.jp/2013-07-09

>市販の文庫本をバラして自分だけのハードカバー本にしてみたいという夢は今でもあります。
 いいですよねえ。
 私はまあ、友人(山本さんもよくご存じのYさん)に何冊も作ってもらいましたので、充分に満足しています。
http://short-short.blog.so-net.ne.jp/2011-10-28
by 高井 信 (2014-04-23 08:50) 

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