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『古本の雑誌』

別冊本の雑誌16 古本の雑誌』本の雑誌社(12)を読んでいます。
古本の雑誌.jpg 気になるコラムや座談会から選んで適当に読んでいる段階ですが、いやあ、これは楽しい! 楽しすぎます。
 涙なくして読めない――というか、今後のことを大いに考えさせられたのが「蔵書二万冊売却突撃取材 西葛西にドナドナが響いた日」です。堺三保の蔵書一挙売却のドキュメンタリー! 
 SF&ミステリの専門古書店を呼び、4日間かけて売却。初日3000冊、2日目7~8000冊、3日目2~3000冊、最終日は9500冊。買い取り合計金額は約50万だったとのこと。
 2万冊超で50万ですか! これはかなりショッキングな数字ですねえ。
 うちの場合は……。想像すると、溜め息が出ます。
コメント(5) 

コメント 5

山本孝一

>『別冊本の雑誌16 古本の雑誌』
出版予告を見て、書店に注文したのですが届くのはもう少しかかりそうです。
楽しみな本です。
>2万冊超で50万ですか!
ため息が出ますねぇ。
私の場合だと数千円でしょうか。
私が死んだら、すべての本・雑誌は遺体とともに燃やしてほしい。
「花とひみつ」も「殺し屋ですのよ」もブラッドベリ、ハミルトン、
ジャック・ウィリアムスンのサイン本も全部盛大に燃やしてほしい。
「華氏四五一度」を再現してくれ!そんな気になりますねぇ。

by 山本孝一 (2012-10-28 14:16) 

高井 信

>私の場合だと数千円でしょうか。
『花とひみつ』だけでも1万円にはなると思いますよ。
>私が死んだら、すべての本・雑誌は遺体とともに燃やしてほしい。
 本を火葬場に運び入れるだけでも大変なような(笑)。
 安くても古本屋に売ってしまうのが最も現実的でしょうね。でも、古本屋が買い取ってくれない本も多そう(悲)。
by 高井 信 (2012-10-28 19:26) 

北原尚彦

 本の雑誌社へ挨拶に行ったら、たまたまやっていた編集会議に巻き込まれてしまい、おかげで色々と関わることになってしまいました>『古本の雑誌』。
 更には20年前の自分が出て来る記事が再録されていることを本が出来てから知り、うひゃーっとなってしまいました(笑)。
 堺さんの蔵書処分話は連載当時に読みましたが、胸が痛んで再読できません…。
by 北原尚彦 (2012-10-28 20:45) 

高井 信

 北原さん、大活躍ですよね。
 私も古本者の端くれではありますが、この雑誌に参加されている方々と比べると、塵芥です。皆さん、ディープすぎます。
 ショートショート関連だけでしたら負けないと思っていましたけれど、その自信も揺らいでしまいました。
by 高井 信 (2012-10-28 22:07) 

高井 信

 堺さんって、特にコレクターというわけではないですよね。それでも私より蔵書が多い……。
by 高井 信 (2012-10-28 22:26) 

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