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TV映画『コナン ザ・アドベンチャー』

 コナンが好きです。名探偵でも未来少年でもありません。キンメリアのコナンです。――ヒロイック・ファンタジーの巨匠ロバート・E・ハワードが創造した、英雄というか蛮人というか(笑)。
 前にも書いたと思いますが、私がSFファンになったばかりのころ、ハヤカワSF文庫が創刊されました。
 その第一回配本(1970年8月)の1冊が『征服王コナン』でした。当時、ハワードもコナンも知りませんでしたが、表紙絵を見ただけで震えましたね。創元推理文庫のE・R・バローズと同じく、武部本一郎の絵なのですよ。こんなの、読まないわけにはいきません。で、これがまた、めちゃ面白く……。続刊を楽しみに待つことになりました。
 翌年(1971年4月)からは創元推理文庫でも〈コナン・シリーズ〉の刊行がスタートします。第1巻『コナンと髑髏の都』の帯には――作者ハワードの未定稿をSF作家スプレイグ・ド・キャンプとリン・カーター、ビヨルン・ニューベリーの三人が加筆して完璧を期した「コナン・シリーズ」全12巻の決定版。
 もちろん、こちらも読んじゃいます。(残念ながら7冊しか刊行されませんでしたが)
 その後、アーノルド・シュワルツェネッガー主演の映画『コナン・ザ・グレート』(1982年)、その続編『キング・オブ・デストロイヤー コナンPART2』(1984年)も観ました。いやしかし、あれから30年近く経っていますか。時の流れの速さには唖然とするしかありません。
征服王コナン.jpg コナンと髑髏の都.jpg コナン・ザ・グレート.jpg
 以来、コナンのことは頭の片隅の奥の奥に埋もれていましたが、何を思ったか最近、TV映画『コナン ザ・アドベンチャー』のシリーズを観ています。全5巻で、計7時間半あまり。
 シュワルツェネッガーのコナンは肉体的には申し分ないのですが、顔が蛮人ぽくなくて――つまりは私のイメージとは違っていて、その点が不満でした。そういう意味で、テレビ版のコナン(ラルフ・モーラー)はいい感じですね。
 楽しく観ています。
コナン ザ・アドベンチャー.jpg コナン ザ・アドベンチャー2.jpg コナン ザ・アドベンチャー3.jpg
コナン&レッドソニア.jpg コナン ラスト・ウォリアーズ.jpg
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