『機械探偵クリク・ロボット』
昨日、カミ『機械探偵クリク・ロボット』ハヤカワ・ミステリ(10)を買いました。新刊を発売初日に買うなんて、滅多にないことです。発行情報を得て以来、首を長くして待っていました。
ショートショートの作家として、カミは微妙な位置を占めています(『ショートショートの世界』44ページ参照)。この本は中編2本を収めた作品集で、ショートショートとは無関係ですが、いやもう、カミの場合、ショートショート云々は関係ないですね。とにかくカミの新刊が出たというだけで、買わなければ! となります。
まさか、カミの新刊を手に取れる日が来ようとは……。古い表現をするならば、涙がちょちょぎれる、なのですよ。
いい機会ですから、カミの邦訳作品集をまとめておきます。
『世界珍探検』日本公論社(33)
『人生サーカス』白水社(36)/『ルーフォック・オルメスの冒険』出帆社(76)
『名探偵オルメス』大白書房(42)/『名探偵オルメス』芸術社・推理選書(56)/『怪盗幽鬼事件』審美社(59)/『名探偵オルメス 怪盗幽鬼事件』銀河文庫(60)
『ホルメス探偵』麦書房・雨の日文庫(58)
『機械探偵クリク・ロボット』ハヤカワ・ミステリ(10)
以上。書影をアップした本以外は未入手・現物未確認です。データはおもにネット情報に拠っています。データの間違いがありましたら、申しわけありません。
ついでに、長編も。――といっても、『エッフェル塔の潜水夫』が何度も再刊されているだけですが……。
『エッフェル塔の潜水夫』白水社(40)/筑摩書房・世界ユーモア文学全集(61)/筑摩書房・世界ユーモア文学選(69)/講談社文庫(76)/筑摩書房・世界ユーモア文庫(77)/ちくま文庫(90)
『アトランティード エッフェル塔の潜水夫』小山書店・世界大衆小説全集(55)*ピエール・ブノア『アトランティード』との合集
【追記】12月9日
関連記事を書きました。→こちら
【追記2】2011年1月28日
「翻訳ミステリー大賞シンジケート」の高野優「初心者のためのカミ入門 第1回(その2)」に『世界珍探検』の内容が紹介されています。
この本は現物を見たことがなく、カミ単独の作品集と思い込んでいました。しかし、高野優の記事によると、すべてがカミ作品ではなく、フィシェ兄弟やテオドル・シェーズとの合集とのこと。いやあ、驚きましたね。
私のリストでは、他作家との合集(アンソロジーなど)は省いてあります(長編『エッフェル塔の潜水夫』は別として)。つまり、『世界珍探検』はリストに入れるべきではなかったのですね。
いいかげんなリストを掲載して、申しわけありませんでした。
あ、そうそう。「翻訳ミステリー大賞シンジケート」の当該記事に、思わずコメントを寄せてしまいました。高野さん、ありがとうございます。
ショートショートの作家として、カミは微妙な位置を占めています(『ショートショートの世界』44ページ参照)。この本は中編2本を収めた作品集で、ショートショートとは無関係ですが、いやもう、カミの場合、ショートショート云々は関係ないですね。とにかくカミの新刊が出たというだけで、買わなければ! となります。
まさか、カミの新刊を手に取れる日が来ようとは……。古い表現をするならば、涙がちょちょぎれる、なのですよ。
いい機会ですから、カミの邦訳作品集をまとめておきます。
『世界珍探検』日本公論社(33)
『人生サーカス』白水社(36)/『ルーフォック・オルメスの冒険』出帆社(76)
『名探偵オルメス』大白書房(42)/『名探偵オルメス』芸術社・推理選書(56)/『怪盗幽鬼事件』審美社(59)/『名探偵オルメス 怪盗幽鬼事件』銀河文庫(60)
『ホルメス探偵』麦書房・雨の日文庫(58)
『機械探偵クリク・ロボット』ハヤカワ・ミステリ(10)
以上。書影をアップした本以外は未入手・現物未確認です。データはおもにネット情報に拠っています。データの間違いがありましたら、申しわけありません。
ついでに、長編も。――といっても、『エッフェル塔の潜水夫』が何度も再刊されているだけですが……。
『エッフェル塔の潜水夫』白水社(40)/筑摩書房・世界ユーモア文学全集(61)/筑摩書房・世界ユーモア文学選(69)/講談社文庫(76)/筑摩書房・世界ユーモア文庫(77)/ちくま文庫(90)
『アトランティード エッフェル塔の潜水夫』小山書店・世界大衆小説全集(55)*ピエール・ブノア『アトランティード』との合集
【追記】12月9日
関連記事を書きました。→こちら
【追記2】2011年1月28日
「翻訳ミステリー大賞シンジケート」の高野優「初心者のためのカミ入門 第1回(その2)」に『世界珍探検』の内容が紹介されています。
この本は現物を見たことがなく、カミ単独の作品集と思い込んでいました。しかし、高野優の記事によると、すべてがカミ作品ではなく、フィシェ兄弟やテオドル・シェーズとの合集とのこと。いやあ、驚きましたね。
私のリストでは、他作家との合集(アンソロジーなど)は省いてあります(長編『エッフェル塔の潜水夫』は別として)。つまり、『世界珍探検』はリストに入れるべきではなかったのですね。
いいかげんなリストを掲載して、申しわけありませんでした。
あ、そうそう。「翻訳ミステリー大賞シンジケート」の当該記事に、思わずコメントを寄せてしまいました。高野さん、ありがとうございます。
2010-06-11 10:17
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