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「やさいのなまえ」

 ちょっぴりのご無沙汰です。
 ここのところ忙しかったこともあるんですが、それより、特に書いておきたいことは書き終えてしまったということのほうが大きいですね。書誌リストに関しては、まだまだ掲載しておきたい作家は多いですけれど、そんなものばかりアップしてもつまらないでしょうし、そのときどきの記事に応じて……。
 無理をして記事を更新しても仕方がないので、ゆったりとしたペースで続けていこうと思っています。

 さて。
 ショートショートとはあまり関係ないのですが……。
 ネットサーフィンしていて、藤井青銅のブログ「やさいのなまえ」が目につきました。――変な名前をつけられている野菜を紹介するという趣旨のブログです。
 とんでもない名前がずらずらずらずら。命名者たち、どんなセンスをしているんでしょう。もう呆れるしかありません。
 個々の例については、ぜひ「やさいのなまえ」をお読みください。ほんと、面白いですよ~。

東洋一の本.JPG 藤井青銅は〈星新一ショートショート・コンテスト〉第1回の入選者です。「やさいのなまえ」に限らず、目のつけどころが実にユニークで、変な本をいろいろと出しています。
 ノンフィクションの著作を調べてみたところ――
『み~んながやってる宇宙の法則』徳間書店(91)
『宇宙の法則2 3Dステレオコラム集』徳間書店(93)
『超日本史』扶桑社(95)
『「超」日本史』扶桑社文庫(96)*上の文庫化と思いますが、現物未確認。
略語天国.JPG『TV・マスコミ「ことば」の真相』メディアファクトリー(01)
『団地になった男』朝日文庫(02)
『東洋一の本』小学館(05)
『略語天国』小学館(06)
『ラジオな日々-80's RADIO DAYS-』小学館(07)
『歴史Web』日本文芸社(08)
『あんまりな名前』扶桑社(08)

ラジオな日々.JPG 私が所有している(=読んだ)のは『東洋一の本』『略語天国』『ラジオな日々』の3冊だけですが、どれも面白かったです。『ラジオな日々』は自らの体験を小説化したもので、〈星新一ショートショート・コンテスト〉のことにも触れられています。
 リストを作成しているうちに無性に『あんまりな名前』が読みたくなり、思わずネットで注文してしまいました。届くのが楽しみです。


 藤井青銅のショートショート集については以前の記事で紹介しました。もう完全に本ブログの趣旨から外れますが、ついでに全小説リストも掲載しておきましょう。

『死人にシナチク』徳間書店・アニメージュ文庫(87)
『修学旅行狂躁曲 死人にシナチク2』徳間書店・アニメージュ文庫(88)
『楊大人の野望 死人にシナチク3』徳間書店・アニメージュ文庫(90)
死人にシナチク.JPG 修学旅行狂躁曲.JPG 楊大人の野望.JPG
『愛と青春のサンバイマン』トクマ・ノベルズ・ミオ(87)
『愛と青春のサンバイマン』徳間文庫パステルシリーズ(89)*上の文庫化。
『プリズム・ショット』徳間書店・アニメージュ文庫(88)*ショートショート集。
『超能力はワインの香り』富士見ファンタジア文庫(88)
愛と青春のサンバイマン.JPG 愛と青春のサンバイマン(文庫).JPG プリズム・ショット.JPG 超能力はワインの香り.JPG
『アロワナ・ガール』徳間書店・アニメージュ文庫(92)
『クール・ボイスでささやいて』徳間書店・アニメージュ文庫(92)
『笑う20世紀』実業之日本社・ジョイ・ノベルス(94)*ショートショート集。
『誰もいそがない町』ポプラ社(05)*ショートショート集。
アロワナ・ガール.JPG クール・ボイスでささやいて.JPG 笑う20世紀.JPG 誰もいそがない町.JPG
 特に『愛と青春のサンバイマン』は面白かったですね。読んでいて、引っくり返りそうになったことを思い出します。
あんまりな名前.JPG
【追記】6月19日
 ネット注文した『あんまりな名前』扶桑社(08)が届きました。
 ぱらぱらと眺めただけですが、とっても愉快な感じです。ブログ「やさいのなまえ」で採り上げられているキュウリ「さつきみどり」、この本ですでに採り上げられていたんですね。
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