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映画『オーメン』


 先日の映画『悪い種子』の結末は、いろんな意味でショッキング。賛否両論があるだろうなあと思いました。残念ながら、私は「否」です。
 今朝、起床した途端になぜか――
 惜しいなあ。あの結末さえ違っていたら、完全無欠の大傑作(もちろん、私の個人的な好みで)になったかもしれないのに……。たとえば……。たとえば、どんな結末……?
 ああ、そうだ。『オーメン』みたいな終わり方がいいなあ。驚きは少ないし派手さはないけれど、この映画にふさわしいと思うなあ。
『オーメン』は1976年公開。この映画、劇場で観た記憶はないなあ。テレビで何度も放映されていたから、それで何度か観たのは間違いないなあ。レンタルビデオでも観たことがあるような気がする。
 無性に『オーメン』を観たくなって、古いビデオテープごそごそ。無事に発見し、ビデオデッキにセットしました。だいぶ前、NHK-BSで3部作が一挙放映されたときのもの。そのときは録画しただけで、観てないと思います。
 最後に観たのがいつなのか覚えていませんが、まあ、30年ぶりくらいでしょう。
 で、お目当ての結末。――うん! やはり、よい!
 これですよ、これ。『悪い種子』の結末も。あの子役なら見事に演じて(笑みを浮かべて)くれるはず。
 まあ、57年も前に作られた映画のことを今さら言っても始まらないのですが……。

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