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古本まつり

 名古屋古書会館で本日スタートの即売会「古本まつり」に行ってきました。ここでの即売会は月に1~2度開かれているようですが、私はあまり足を運ぶことはなく、もしかすると今年は初めてかも。
 今回の目玉は1階フロアをまるまる使った100均コーナーです。まあ、これを目当てに行くわけですね(笑)。
 そんなわけで、100均コーナーで以下の3冊を購入。
◎モオパッサン『晩い初恋』建設社(46)
◎モーパッサン『頸飾り』太虚堂書房(48)
 モーパッサンの古い短編集についてはここに書きました。
◎戸板康二『ちょっといい話』文藝春秋(78)
晩い初恋.jpg 頸飾り.jpg ちょっといい話.jpg
 2階の本会場には買いたい本はなく、収穫はこれだけでしたが、もう充分に満足です。
 その後、そのへんの古本屋をふらふら覗きつつ帰途に。
◎原作・夏目漱石/漫画・桟敷美和『コミック版 夢十夜』ホーム社・MANGA BUNGOシリーズ(10)
「夢十夜」全10話のマンガ化。「夢十夜」のマンガ化というと、うちにはほかにも宮腰義勝『夢十夜 文鳥』ぎょうせい・文芸まんがシリーズ(92)もありますが、こちらは第一夜、第三夜、第四夜、第五夜、第六夜、第九夜のみのマンガ化。
夢十夜.jpg 文鳥・夢十夜.jpg
◎「ミステリマガジン」1999年9月号(522号)
 特集・ヒッチコック生誕100年記念。いい特集だなあ。
◎二階堂黎人監修『未発掘の玉手箱 手塚治虫』立風ベストムック(98)
 ショートショート(マンガ)も収録。
ミステリマガジン.jpg 手塚治虫.jpg
 新刊書店にも寄りました。
◎太田忠司『星町の物語』PHP文芸文庫(13)
 元版は理論社(10)です。書影はここに。
◎皿井垂『トラウマ日曜洋画劇場』彩図社(13)
 帯に“血まみれのスプラッター、残酷ドキュメンタリー、イタリアンエロス、女囚映画… 70~80年代のテレビでは、いまでは信じられないような映画をやっていた! 昭和の少年たちの度肝を抜いたすばらしきTV洋画劇場の世界”とあります。ほんと、そうでしたね。
 で、目次を見ますと、これまで拙ブログに書いたことのある映画もちらほら。著者との共有体験を楽しみたくて買いました。『ウィラード』(→この記事)も採り上げられています。こんなのを読むと、また観たくなったりして。 
◎野村恒彦『探偵小説の街・神戸』エレガントライフ(13)
『神戸70s青春古書街図』神戸新聞総合出版センター(09)の著者の新刊です。買うでしょ、これは。
星町の物語.jpg トラウマ日曜洋画劇場.jpg 探偵小説の街・神戸.jpg
 あ、そうそう。
 シマウマ書房(本山の古本屋)にも寄りました。店主の鈴木創さんは、今月末に発行予定の『なごや古本案内』風媒社の編著者です。ゲラを見せていただきつつ、裏話をあれこれ。
 写真満載の、とっても楽しい本です。本の形で手に取れる日を心待ちにしています。
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